Oracle® Enterprise Manager HP Service Manager Version 9 Connectorインストレーションおよび構成ガイド for Enterprise Manager Cloud Control 13c リリース2 E94906-02 |
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この項では、通知スクリプトをコールするHP Service Managerを構成するために必要な手順を示します。
通知スクリプトをコールするようにHP Service Managerを構成する手順は、次のとおりです。
管理権限を持つアカウントを使用して、HP Service Managerクライアントにログインします。
次のサブステップを実行して、EM CLIコールのパラメータを生成するスクリプト・ライブラリを作成します。
「Menu Navigation」を展開し、「System Navigator」ペインの「Tailoring」を展開します。
「Script Library」をダブルクリックします。
「Script Library」パネルが表示されます。
「Name」にOracleServicesと入力し、「Package」にOracleScriptsと入力します。
通知スクリプト・ファイルのエクスポートに記載されているOracleOMSPost.jsファイルの内容をスクリプト・パネルにコピーします。図6-6に、フィールドが指定された後の「Script Library」パネルを示します。
6行目のユーザー名の値を、oms_userからEnterprise ManagerがService Manager Webサービスにアクセスするために使用するユーザー名に変更します。詳細は、接続設定でService Managerのユーザー名を参照してください。
「Add」をクリックします。
図6-6 「Script Library」パネル
次のサブステップを実行して、スクリプト・ライブラリをコールするスクリプト・パネルを作成します。
「System Navigator」パネルで「Scripts」をダブルクリックします。
「Script Panel Definition」パネルが表示されます。
スクリプト名としてOracleScriptと入力します。
「Pre RAD Statements」タブをクリックします。
最初の行をクリックし、次のテキストを入力します。ここで、<emcli_dir>はEM CLIツールがインストールされているパスです。
$L.command="<emcli_dir>\\emcli.bat;"+jscall("OracleServices.OracleOMSPost", $script)
注意:
パスのバックスラッシュは、2つ続けて入力する必要があります。たとえば、C:\tools\em\emcli.batはC:\\tools\\em\\emcli.batのように入力します。
図6-7に、フィールドが指定された後の「Script Library」パネルを示します。
「RAD」タブをクリックし、「Application」をus.launch.externalに設定します。
「Names」列の最初の行をクリックし、nameと入力します。
「Values」列の最初の行をクリックし、$L.commandと入力します。
「Add」をクリックしてスクリプト・パネルを作成します。
図6-7 「Script Panel Definition」
次のサブステップを実行して、チケットの作成または更新時にスクリプトを起動するようにFormat Controlを更新します。
「System Navigator」パネルで「Format Control」をダブルクリックします。
「Search Format Control Records」パネルが表示されます。
「Name」フィールドにprobsummaryと入力し、「Search」をクリックします。
「Format Control: probsummary」パネルが表示されます。
「Name」がprobsummaryの行をクリックします。
「Subroutines」をクリックして「Subroutines」タブを開きます。
1つ以上のサブルーチンがすでに定義されている場合があります。
最後の空のエントリまで画面を下にスクロールし、次のデータを入力します。
「Add」を「true」に設定します。
「Upd」を「true」に設定します。
「Names」を、1行目は「file」に設定し、2行目は「name」に設定します。
「Values」を、1行目は「$file」に設定し、2行目は「OracleScript」に設定します。
図6-8に、フィールドを指定した後の「Format Control」パネルを示します。
「Save」をクリックします。
図6-8 「Format Control」パネル