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Oracle® Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイド
リリース5.1
E83810-03
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24.5.2 レガシー・コンポーネント・ビューでのカレンダの管理

重要:

レガシー・コンポーネント・ビューはデフォルトで無効化されています。レガシー・コンポーネント・ビューを有効化するには、ユーザー・プリファレンスを編集します。

作成したレガシー・カレンダは、属性を編集することで表示を変更できます。各カレンダには、2セットの編集可能な属性(リージョン属性とカレンダ属性)があります。リージョン属性は、カレンダのコンテナとして機能するページの領域を定義します。カレンダ属性は、テンプレート、日付列および一般的なカレンダ書式設定を指定します。

トピック:

24.5.2.1 コンポーネント・ビューでのカレンダ属性の編集

作成したカレンダは、属性を編集することで表示を変更できます。各カレンダには、2セットの編集可能な属性(リージョン属性とカレンダ属性)があります。リージョン属性は、カレンダのコンテナとして機能するページの領域を定義します。カレンダ属性は、テンプレート、日付列および一般的なカレンダ書式設定を指定します。

ヒント:

カレンダの表示を無効にするには、カレンダ・ページで、「毎月」、「毎週」または「毎日」ボタンを削除する必要があります。

カレンダ属性にアクセスするには、次のステップを実行します。

  1. 適切なページにナビゲートします。次を参照してください。
  2. リージョン定義ページにアクセスします。「リージョン」で、リージョン名を選択します。

    リージョン定義が表示されます。これらの属性を使用して、リージョン・タイトルを含め、カレンダを保持するコンテナを変更します。

  3. 「カレンダ属性」をクリックします。

    カレンダ属性ページが表示されます。

  4. 対象となる属性を編集します。

    属性の詳細は、フィールドレベル・ヘルプを参照してください。

  5. 「変更の適用」をクリックします。

24.5.2.2 追加および編集機能を含めるように既存のカレンダを編集

デスクトップ・アプリケーションのカレンダのリンクの作成およびリンクの編集を定義する場合、2つの異なるページを定義することをお薦めします。新規カレンダ・エントリの作成に使用するページでは、ページ・アクセス保護を「制限なし」として定義する必要があります。ただし、既存のカレンダ・エントリの編集に使用するページでは、ページ・アクセス保護を「引数にチェックサムが必要」に設定する必要があります。

追加および編集機能を含めるように既存のカレンダを編集するには、次のステップを実行します。

  1. 該当するカレンダ属性ページにナビゲートします。
  2. 「リンクの作成」または「リンクの表示/編集」まで下にスクロールします。URLを入力します。

    たとえば、ページ3にナビゲートする期間ベース・イベントの「リンクの作成」は次のとおりです。

    f?p=&APP_ID.:3:&SESSION.::&DEBUG.:RP,3:P3_START_DATE,P3_END_DATE:#APEX$NEW_START_DATE#,#APEX$NEW_END_DATE#:
    

    たとえば、主キー列のROWIDを使用し、ページ4にナビゲートする「リンクの表示/編集」は次のとおりです。

    f?p=&APP_ID.:4:&SESSION.::&DEBUG.:RP,4:P4_ROWID:&ROWID.:

    ヒント:

    選択した日付列にはRRRRMMDDHH24MISSという書式マスクが必要です(カレンダはこの書式で日付を渡すため)。

    日付アイテムの書式マスクを変更しない場合は、前述の書式マスクを持つ非表示のアイテムをフォーム・ページに作成する必要があります(この非表示のアイテムは、日付値を受け入れる日付アイテムとして選択してください)。

  3. 「カレンダ表示」まで上にスクロールします。

    「主キー列」で、カレンダ・データの編集時に渡す値を選択します。この値は、前述のステップで指定した#PRIMARY_KEY_VALUE#に置換されます。

  4. 「変更の適用」をクリックします。

24.5.2.3 既存のレガシー・カレンダでのデータのドラッグ・アンド・ドロップの有効化

新しいページでレガシー・カレンダを作成する場合は、「ドラッグ・アンド・ドロップ」オプションは表示されません。この機能を有効化するには、オンデマンド・プロセスを作成し、レガシー・カレンダ・ページを作成してから、ページを編集してドラッグ・アンド・ドロップを有効化する必要があります。ベスト・プラクティスとして、カレンダの作成前にこのプロセスを作成しておくことをお薦めします。

カレンダ・データのドラッグ・アンド・ドロップのサポートを有効化するには、次のステップを実行します。

  1. オンデマンド・アプリケーション・プロセスを作成します。

    このプロセスは、カレンダ・データがドラッグ・アンド・ドロップされたときに実行される必要があります。これには、次の例のようなコードが必要です。

    declare
        l_date_value         varchar2(32767) := apex_application.g_x01;
        l_primary_key_value  varchar2(32767) := apex_application.g_x02;
    begin
        update EMP set HIREDATE = to_date(l_date_value,'YYYYMMDD HH24MISS') 
         where ROWID = l_primary_key_value;
    end;
    
  2. 「カレンダ属性」にナビゲートします。

  3. 「ドラッグ・アンド・ドロップ」まで下にスクロールします。

  4. 「プロセス」で、ステップ1で作成したカスタム・ページ・プロセスを選択します。

  5. 「変更の適用」をクリックします。