インストール後のタスク
次の項では、インストールの確認、Linuxファイル記述子の増加などのBDDのインストール後に実行するタスクについて説明します。
インストールの確認
インストーラが完了したら、主なBDDコンポーネントが適切にインストールされ、稼働していることを確認します。
BDDディレクトリ構造への移動
BDDインストールは
$BDD_HOME
と
$DOMAIN_HOME
の2つのメイン・ディレクトリで構成されます。
ロード・バランシングの構成
Studioおよび変換サービスでは、複数ノードにインストールする場合にはロード・バランシングが必要です。
DP CLIホワイトリストおよびブラックリストの更新
既存のHive表からデータ・セットを作成するためには、データ処理によって処理される表を定義するDP CLIホワイトリストおよびブラックリストを更新する必要があります。
Studioに管理者としてサインイン
BDDのインストールとデプロイメントの完了後、Studioに管理者としてサインインし、必要に応じて新規ユーザーの作成、データ・セットの探索、Studio設定の再構成などを開始できます。
クラスタのバックアップ
デプロイ後、ただちにBDDクラスタをバックアップすることをお薦めします。
証明書の置換
Studioに対してSSLを有効にすると、WebLogic Serverのデフォルトのデモ・アイデンティティおよびデモ・トラスト・キーストアがアクティブ化されます。その名前が示すとおり、これらのキーストアは信頼できず、デモ用途専用です。デプロイメント後に独自の証明書に置き換えます。
Linuxファイル記述子の増加
ファイル記述子の数をデフォルトの1024より増やす必要があります。
WebLogic JVMのヒープ・サイズのカスタマイズ
デプロイメントの要件に合わせてデフォルトのJVMのヒープ・サイズを変更することができます。
Studioデータベース・キャッシングの構成
すべてのStudioインスタンスは、あるインスタンスでキャッシュされた情報を他のインスタンスで利用できるように、同期化されたデータベース・キャッシングを使用するよう自動的に構成されます。