単一ノードでのBDDのインストール

BDD前提条件のすべてを満たしたら、ソフトウェアをダウンロードしインストールできます。

インストールする前に、次の項目を確認します。
  • 前提条件で説明した、すべての要件が満たされています。
  • bddユーザーは、OSユーザー要件で説明した要件を満たしています。
  • Studioデータベースおよびワークフロー・マネージャ・サービス・データベース(ユーザー名、パスワードおよびスキーマを含む)をセットアップします。
  • 次のHadoopコンポーネントが稼働しています。
    • Cloudera Manager/Ambari/MCS
    • ZooKeeper
    • HDFS
    • Hive
    • Spark on YARN
    • YARN
    • Hue

BDDをインストールするには、次の手順を実行します。

  1. マシンで、インストール・ソース・ディレクトリとなるディレクトリを新たに作成するか、既存のものを選択します。
    このディレクトリには少なくとも10GBの空き領域が必要です。
  2. インストール・ソース・ディレクトリ内にpackagesという名前の新しいディレクトリを作成します。
  3. Oracle Software Delivery Cloudから、BDDメディア・パックをダウンロードします。
    メディア・パック内のすべてのパッケージを確実にダウンロードします。各ファイルの部品番号は後で識別する際に必要になるため、書き留めておいてください。
  4. BDDインストーラ、BDDバイナリおよびWebLogic Serverパッケージを、ダウンロードした場所からpackagesディレクトリに移動します。
  5. 最初のBDDバイナリ・パッケージbdd1.zipおよび2番目のbdd2.zipの名前を変更します。
    これにより、インストーラはそれらを認識します。
  6. WebLogic Serverパッケージを抽出します。
    これにより、WebLogic Serverインストーラを含むfmw_12.1.3.0.0_wls.jarというファイルが作成されます。
  7. インストール・ソース・ディレクトリに戻り、BDDインストーラ・パッケージを抽出します。
    unzip packages/<BDD_installer_package>.zip
    これにより、installerという名前の新規ディレクトリが作成され、これには、インストール・スクリプトおよび他の必要なファイルが含まれます。
  8. BDDの構成ファイル(bdd.conf)をテキスト・エディタで開き、必須設定セクションを更新します。
    手順の詳細は、「単一ノード・インストールの構成」を参照してください。
  9. 前提条件チェッカを実行して、システムがすべてのインストール要件を満たしているかどうかを確認します。
    手順の詳細は、「前提条件チェッカの実行」を参照してください。
  10. installerディレクトリに移動し、次を実行します。
    ./setup.sh
  11. プロンプトが表示されたら、次を入力します。
    • クラスタ・マネージャのユーザー名およびパスワード。
    • WebLogicサーバー管理者のユーザー名およびパスワード。パスワードには8文字以上(そのうちの1文字は数字)含まれる必要があり、数字で始めることはできません。
    • データベースのユーザー名とパスワード。
    • Studio管理者のパスワード。8文字以上(そのうちの1文字は英数字以外の文字)含まれる必要があります。
スクリプトが成功した場合、BDDはマシンにインストール済となり、使用の準備が完了したことになります。インストールの状況およびその確認方法の詳細は、「インストール後のタスク」を参照してください。

スクリプトが失敗した場合、「失敗したインストールのトラブルシューティング」を参照してください。