15 ライブラリの保守

内容

関連項目

保守ユーザーとしてのログイン

保守ユーザーは、障害を検出したあとにライブラリが保守ユーザーを自動的に生成するか、または管理者が保守ユーザーを手動で作成するかの 2 つの方法のどちらかで作成されます。

ライブラリは障害を検出すると、「保守」ロールを持つユーザーを自動的に作成し (ユーザーロールを参照)、保守ロール鍵ファイルを含む暗号化されたサポートバンドルを生成します。ただし、その障害が 72 時間以内に解決されないか、またはより高いレベルの保守ロールを必要とする場合は、ライブラリの管理者が保守ユーザーを作成してから、Oracle に鍵ファイルを提供する必要があります (保守ユーザーの追加を参照)。Oracle の保守担当者はそのあと、保守ユーザー ID とパスワードを提供するこの鍵ファイルを復号化します (手順については、SL4000 の設置および保守ガイドを参照)。すべての保守ユーザーは、作成から 72 時間後に自動的に期限切れになります。

診断テストの実行

診断テストは、ライブラリまたはコンポーネントの問題を識別したり、取り付けを検証したりするのに役立ちます。診断テストは通常、Oracle の保守担当者によって実行されます。

重要:

テープを移動する診断テストは、一度に 1 つずつ実行するようにしてください。そうしないと、衝突によってテストのどちらかまたは両方が終了する可能性があります。
  1. GUI の左側のナビゲーション領域で「Diagnostics」をクリックします。

  2. 実行を予定している診断テストが中断を伴うかどうかをチェックします。中断を伴うテストを実行する前に、ホスト操作をすべて停止し、ライブラリをオフラインにします (ライブラリのオンラインまたはオフラインへの設定を参照)。

  3. リストから診断テストを選択し、「Run選択されたテストの「Run」アイコン をクリックします。

    ノート:

    「Run」がグレー表示されている グレー表示された「Run」アイコン 場合は、テストを実行する前にライブラリをオフラインにする必要があります。
  4. テストの値を入力し (下の 診断テストの説明を参照)、「OK」をクリックします。

  5. テストの進行状況を表示するには、「Diagnostics Results」タブをクリックします。

    詳細なテスト情報を表示するには、リスト内の診断を選択してから、「Actions」ドロップダウン (または右クリックメニュー) から「Request Details」を選択します。「Output Messages」タブをクリックします。

診断テストの説明

一部の診断テストでは、テストを実行する前に GUI からパラメータを取得する必要があります。必要な GUI 値を取得するには、次のリストを使用します。

allCaps (DISRUPTIVE TEST)

すべての適格な CAP を開いて閉じます。CAP が適格であるには、空であり、かつ閉じられている必要があります。このテストでは、開いた CAP、開いているか、または閉じている最中の CAP、カートリッジを含む CAP をすべてスキップします。このテストは、iterationCount または timeLimit (のどちらか早い方) に達すると終了します。このテストは、アクセスモジュールドアを物理的には開きません。このテストは、診断の期間中、既存の CAP 所有権をすべて上書きします。この診断が完了すると、ライブラリは所有権を以前の所有者に返します。

  • stopOnError (チェックボックス) - 選択されている場合は、エラーが発生するとこの診断テストは停止します。選択されていない場合は、テストでエラーが発生すると、iterationCount または timeLimit に達するまでテストは続行されます。

  • iterationCount - 実行する繰り返しの回数。1 回の繰り返しでは、適格な各 CAP を開いてから閉じます。

  • timeLimit - テストの合計時間の制限。1 回の繰り返しあたり、回転式 CAP ごとに約 100 秒が許可されます。

allDrives (DISRUPTIVE TEST)

診断テープをライブラリ内の適格な各ドライブにマウントしてからマウント解除します。ドライブが適格であるには、空である必要があります。このテストでは、ライブラリに互換性のある診断カートリッジがない場合を除き、テープを含むドライブまたは空であるドライブをすべてスキップします。このテストは、iterationCount または timeLimit (のどちらか早い方) に達すると終了します。

  • stopOnError (チェックボックス) - 選択されている場合は、エラーが発生するとこの診断テストは停止します。選択されていない場合は、テストでエラーが発生すると、iterationCount または timeLimit に達するまでテストは続行されます。

  • iterationCount - 実行する繰り返しの回数。各繰り返しでは、診断テープを各ドライブにマウントしてマウント解除します。

  • timeLimit - テストの合計時間の制限。1 回の繰り返しあたり、ドライブごとに約 25 秒が許可されます。

allLeds

すべてのデバイスのサポートされるすべての LED を holdTime の間 desiredLedState に設定します。一部の LED では瞬時に状態が変更されないため、すべてのデバイス LED の状態の変更が可能になるように、十分に長い holdTime (300 秒など) を選択します。

  • desiredLedState - 目的の LED テストの状態 — LIT、UNLIT、SLOWBLINK、FASTBLINK

  • holdTime - LED がその元の状態に戻る前に desiredLedState のままになる期間 (秒)。

cellCalibration

ロボットをカートリッジアレイまたはドライブに対して較正します。カートリッジアレイの場合は、アレイ内のいずれかのセルのセル ID を指定します。

  • deviceId - 較正するロボットの ID — ロボット ID の確認を参照してください。

  • cellId - 較正に使用するカートリッジアレイのセル ID、またはドライブのセル ID — セル ID の確認を参照してください。

  • isHandFull (チェックボックス) - 選択されている場合、ロボットは較正を実行する前にテープを選択します (この診断の実行中にそのテープがクライアントアプリケーションに必要になる場合は、通常の動作が妨げられる可能性があります)。この診断が完了すると、ロボットはテープをその元のセルに返します。選択されていない場合は、テスト中、ロボットハンドは空のままになります。

  • fetchOrPutCellId - 「isHandFull」が選択された場合、このパラメータは使用するテープを含むセル ID です。「isHandFull」が選択されなかった場合、このパラメータは無視されます — セル ID の確認を参照してください。

customerAcceptance (DISRUPTIVE TEST)

重要:

完全な顧客受け入れテストを実行するには、ライブラリのストレージセル内に少なくとも 8 個のテープが含まれている必要があります。

設置のあと、ただし顧客ハンドオフの前に、システムを適格にするための一連の診断テストを実行します。顧客受け入れテストは、次を順番に実行します。

  1. すべてのシステムバージョンを取得します

  2. すべてのデバイス状態を取得します

  3. すべての機能情報を取得します

  4. すべてのデバイスのサポートされるすべての LED を holdTime の間 desiredLedState に設定します。次に、LED をその元の状態に戻します。

  5. すべての閉じられた空の CAP を開いて閉じます

  6. テープをライブラリの各隅に、または各隅から移動します (合計 8 個)。

  7. ライブラリにそのドライブの種類の互換性のある診断テープが含まれている場合は、診断テープをすべてのドライブにマウントしてマウント解除します

  8. システムセルのテープをすべての CAP マガジンの最初と最後の各セルに移動します

  9. cellMoveType パラメータに基づいてテープを移動します

入力パラメータ:

  • stopOnError (チェックボックス) - 選択されている場合は、エラーが発生するとこの診断テストは停止します。選択されていない場合は、テストでエラーが発生すると、iterationCount または timeLimit に達するまでテストは続行されます。

  • iterationCount - 実行する繰り返しの回数。各繰り返しでは、上のテスト 6、7、8、および 9 を繰り返します。

  • timeLimit - テストの合計時間の制限 (分)。

  • holdTime - LED がその元の状態に戻る前に点滅する期間。約 4 分が許可されます。

  • cellMoveType - ライブラリは、移動の種類のパラメータに基づいて移動を実行します。

    MAGAZINES — テープをライブラリ内の各ストレージアレイのもっとも高いセルともっとも低いセルに、またはそれらのセルから移動します

    ALL — テープをライブラリ内のすべてのセルに、またはそれらのセルから移動します

    NONE — 移動を実行しません

devices

取り付けられているすべてのデバイス、およびデバイスを取り付けることのできる位置に関する情報を提供します。

この情報を表示するには、「Diagnostic Results」タブに移動します。「デバイス」テストを選択してから、「Actions」ドロップダウン (または右クリックメニュー) から「Request Details」を選択します。「Output Messages」タブをクリックします。

diagnosticMove

セルのペアの間でのセルからセルへの繰り返される移動を実行します。このテストは、繰り返しの回数または制限時間 (のどちらか早い方) に達すると終了します。

  • stopOnError (チェックボックス) - 選択されている場合は、エラーが発生するとこのテストは停止します。選択されていない場合は、テストでエラーが発生すると、iterationCount または timeLimit に達するまでテストは続行されます。

  • iterationCount - 実行する繰り返しの回数。1 回の繰り返しは、sourceCellId から destinationCellId への移動、および sourceCellId への戻しです。

  • timeLimit - 診断テストの合計時間の制限。1 回の繰り返しあたり、約 20 - 60 秒が許可されます。

  • suppressNotification (チェックボックス) - 選択されている場合、ライブラリは診断中に検出されたエラーをすべて無視します。これらのエラーによって障害は生成されません。

  • partitionId - 移動に使用するパーティションの ID — パーティション ID の確認を参照してください。

  • sourceCellId - ライブラリでセルが選択されるようにするには、「random」と入力します。または、指定されたパーティション内のテープを含むセル ID を入力します — セル ID の確認を参照してください。

  • destinationCellId - ライブラリでセルが選択されるようにするには、「random」と入力します。または、指定されたパーティション内の空のセルのセル ID を入力します — セル ID の確認を参照してください。

features

アクティベーションファイルを使用して有効にされる可能性のあるすべての機能を一覧表示します。現在アクティブなすべての機能を一覧表示します。

この情報を表示するには、「Diagnostic Results」タブに移動します。「機能」テストを選択してから、「Actions」ドロップダウン (または右クリックメニュー) から「Request Details」を選択します。「Output Messages」タブをクリックします。

libraryCalibration

ライブラリ全体のロボットの較正を実行します。

  • deviceId - 較正されるロボットの ID — ロボット ID の確認を参照してください。

  • isHandFull (チェックボックス) - 選択されている場合、ロボットは較正を実行する前にテープを選択します (この診断の実行中にそのテープが必要になる場合は、通常の動作が妨げられる可能性があることに注意してください)。選択されていない場合は、較正中、ロボットハンドは空のままになります。

  • fetchOrPutCellId - 「isHandFull」が選択されている場合は、テープを含むセルの ID を入力します (この診断が完了すると、ロボットはテープをその元のセルに返します)。「isHandFull」が選択されていない場合、このパラメータは無視されます — セル ID の確認を参照してください。

mountDismountDrives (DISRUPTIVE TEST)

すべてのドライブをマウントするか、またはすべてのドライブをマウント解除します。このテストは、ほかのテストのためにすべてのドライブにテープが必要なときに使用することを目的にしています。

ノート:

このテストを使用する前に、ライブラリの自動クリーニングを無効にしてください。このテストでは、テストの開始時にマウントされているクリーニングテープが正しく処理されません。
  • isOperationMount (チェックボックス) - 選択されている場合、このテストはテープをすべてのドライブにマウントします。空のドライブの場合、ライブラリは、そのドライブによってサポートされるもっとも高いメディア世代のテープをマウントします。そのドライブ用のもっとも高いメディア世代のテープが不足している場合、ライブラリは一部のドライブを空のままにする可能性があります。すでに占有されている (「Mounted」または「Tape Present」状態にある) ドライブの場合、ライブラリはそのテープをマウント解除してから、元のドライブに再マウントします。

    選択されていない場合、このテストはすべてのドライブをマウント解除します。ライブラリは、占有されている (「Mounted」または「Tape Present」状態にある) ドライブをすべて強制的にアンロードします。ライブラリは、そのドライブと同じモジュール内のセルにテープを移動します (可能な場合)。

moveInRange (DISRUPTIVE TEST)

テープを指定された範囲内の各セルに、およびそれらのセルから移動します。テストは startCellId から開始したあと、行を 1 ずつ増やします。セルの列のいちばん下で、テストはサイドを 1 増やし、セルの新しい列の最初の行から開始します。テストが列 (最初に背面、次に前面) を完了すると、テストは次の列に移動します。テストは、endCellId に達すると終了します。

ストレージおよびシステムセルをテストしている場合 — 空のテストセルの場合、ライブラリは別のセルからテープを選択し、そのテープを空のテストセルに移動してからその開始セルに戻します。占有されているテストセルの場合、ライブラリはテープを取り外し、それを空のセルに配置してからテストセルに戻します。

ドライブセルをテストしている場合 — このテストに対して適格であるには、ドライブは空である必要があり、ライブラリには互換性のある診断テープが含まれている必要があります。ライブラリは、システムセルの診断テープをマウントしてからマウント解除し、それをシステムセルに返します。

  • startCellId - 範囲内の最初のセルの ID — セル ID の確認を参照してください

  • endCellId - 範囲内の最後のセルの ID (最初に列、次にサイド、次に行の順序に基づいて、開始セルのあとである必要があります) — セル ID の確認を参照してください

  • stopOnError (チェックボックス) - 選択されている場合は、エラーが発生するとこのテストは停止します。選択されていない場合は、テストでエラーが発生すると、iterationCount または timeLimit に達するまでテストは続行されます。

  • timeLimit - テストの合計時間の制限。

moveToAllCells (DISRUPTIVE TEST)

テープをライブラリ内のすべてのシステム、ストレージ、およびドライブセルに、およびそれらのセルから移動します。これにより、子の moveInRange 診断テストが作成されます (詳細は、moveInRange (DISRUPTIVE TEST)を参照)。

  • stopOnError (チェックボックス) - 選択されている場合は、何らかのエラーが検出されるとこの診断テストは停止します。選択されていない場合は、timeLimit に達するか、または範囲内のすべてのセルがテストされるまでテストは続行されます。

  • timeLimit - 診断テストの合計時間の制限。

moveToCapMagazines (DISRUPTIVE TEST)

テープを各 CAP マガジンのいちばん上といちばん下のセルの間で移動します。CAP セルが空である場合、ライブラリは別のセルからテープを選択し、そのテープを CAP セルに移動してからその開始セルに戻します。CAP セルが占有されている場合、ライブラリはテープを空のセルに移動してから CAP セルに戻します。テストが制限時間に達したり、エラーが発生したりした場合でも、ライブラリは常にテープをその元のセルに返します (可能な場合)。

  • inputCapId - テストする CAP の ID — CAP ID の確認を参照してください

  • stopOnError (チェックボックス) - 選択されている場合は、エラーが発生するとこのテストは停止します。選択されていない場合は、テストでエラーが発生すると、iterationCount または timeLimit に達するまでテストは続行されます。

  • iterationCount - 実行する繰り返しの回数。1 回の繰り返しでは、CAP の各マガジン内のいちばん上といちばん下のセルをテストします。

  • timeLimit - テストの合計時間の制限。

moveToCorners (DISRUPTIVE TEST)

テープをライブラリ内の隅の各セルに、およびそれらのセルから移動します。隅のセルは、ライブラリの各壁面にある最初と最後の列のいちばん上といちばん下のストレージセルです (合計 8 個のセル)。隅のセルが空である場合、ライブラリは隣接するセルからテープを選択し、そのテープを隅のセルに移動してからその開始セルに戻します。隅のセルが占有されている場合、ライブラリはテープをそのセルから移動してからそのセルに戻します。テストが制限時間に達したり、エラーが発生したりした場合でも、ライブラリは常にテープをその元のセルに返します (可能な場合)。

  • stopOnError (チェックボックス) - 選択されている場合は、エラーが発生するとこのテストは停止します。選択されていない場合は、テストでエラーが発生すると、iterationCount または timeLimit に達するまでテストは続行されます。

  • iterationCount - 実行する繰り返しの回数。1 回の繰り返しは、隅の各セルへの移動、およびそれらのセルからの移動です。

  • timeLimit - テストの合計時間の制限。

robotToStorageMagazines (DISRUPTIVE TEST)

テープをライブラリ内の各カートリッジアレイのいちばん上といちばん下のセルの間で移動します。セルが空である場合、ライブラリは隣接するセルからテープを選択し、そのテープをそのセルに移動してからその開始セルに戻します。セルが占有されている場合、ライブラリはテープをそのセルから移動してからそのセルに戻します。テストが制限時間に達したり、エラーが発生したりした場合でも、ライブラリは常にテープをその元のセルに返します (可能な場合)。

  • stopOnError (チェックボックス) - 選択されている場合は、エラーが発生するとこのテストは停止します。選択されていない場合は、テストでエラーが発生すると、iterationCount または timeLimit に達するまでテストは続行されます。

  • iterationCount - 実行する繰り返しの回数。1 回の繰り返しでは、ライブラリ内のすべてのカートリッジアレイをテストします。

  • timeLimit - 診断テストの合計時間の制限。

robotCellToCellMove (DISRUPTIVE TEST)

ロボットを 2 つのセルの間で移動します (どのテープも移動しません)。このテストの実行中、指定されたロボットは 2 つのセルの間を移動します。ライブラリに 2 番目のロボットがある場合、そのロボットは邪魔にならないように移動するため、この診断の実行中にほかのアクションは実行できません。

  • robotId - 移動するロボットの ID — ロボット ID の確認を参照してください。

  • sourceCellId および destinationCellId - ロボットがその間を移動する 2 つのセルのセル ID (それらのセル内のテープには影響を与えません) — セル ID の確認を参照してください。

  • numberOfMoves - 実行するサイクルの数。各サイクルは、ソースセルから宛先セルまでとその戻りの往復です。

robotMove

ロボットを指定されたセルに移動します (どのテープも移動しません)。ライブラリに 2 番目のロボットがある場合、そのロボットは邪魔にならないように移動しますが、この診断が完了するとすぐに動作を再開します。

robotMoveToLocation (DISRUPTIVE TEST)

「ミル」を使用して目的の位置を指定することによって、ロボットメカニズムを移動します。このテストは主に、製造を目的にしています。

注意:

このテストを誤って実行すると、ロボットが別のロボットまたはライブラリの内部と衝突する場合があります。このテストを実行する前に、自由な移動が可能になるように、ほかのロボットやほかのメカニズムを移動する必要があります。
  • deviceId - 移動するロボットの ID — ロボット ID の確認を参照してください

  • mechName - 移動するメカニズムの名前: TRACK、ZMECH、WRIST、REACH、GRIP — ロボットメカニズムを参照してください

  • expectedFinalMilsPosition - 選択されたメカニズムの最後のミル位置。動作制限の間の値のみを使用してください — ロボット範囲の確認を参照してください。

robotMoveToTachCount (DISRUPTIVE TEST)

「タコカウント」を使用して目的の位置を指定することによって、ロボットメカニズムを移動します。このテストは主に、製造を目的にしています。

注意:

このテストを誤って実行すると、ロボットが別のロボットまたはライブラリの内部と衝突する場合があります。このテストを実行する前に、自由な移動が可能になるように、ほかのロボットやほかのメカニズムを移動する必要があります。
robotSweep (DISRUPTIVE TEST)

ロボットメカニズムをその運動範囲全体に移動します。

注意:

このテストを誤って実行すると、ロボットが別のロボットまたはライブラリの内部と衝突する場合があります。このテストを実行する前に、自由な移動が可能になるように、ほかのロボットやほかのメカニズムを移動する必要があります。
singleCap (指定された CAP では DISRUPTIVE)

指定された CAP を開いて閉じます。この CAP は、テストの開始時に閉じられていて、かつ空である必要があります。アクセスモジュールでこのテストを使用した場合、ドアは物理的には開きません。

  • inputCapId - テストする CAP の ID — CAP ID の確認を参照してください

  • iterationCount - 実行する繰り返しの回数。1 回の繰り返しでは、CAP を開いてから閉じます。

  • timeLimit - 診断テストの合計時間の制限。1 回の繰り返しあたり、約 100 秒が許可されます。

singleDrive (指定されたドライブでは DISRUPTIVE)

診断テープを指定されたドライブにマウントしてからマウント解除します。ライブラリは、システムセルの互換性のある診断テープを使用し、ドライブをマウントしてからマウント解除し、テープをその元のセルに返します。

  • inputDriveId - テストするドライブの ID — ドライブ ID の確認を参照してください。

  • stopOnError (チェックボックス) - 選択されている場合は、エラーが発生するとこのテストは停止します。選択されていない場合は、テストでエラーが発生すると、iterationCount または timeLimit に達するまでテストは続行されます。

  • iterationCount - 実行する繰り返しの回数。1 回の繰り返しは、診断テープのマウントおよびマウント解除です。

  • timeLimit - 診断テストの合計時間の制限。1 回の繰り返しあたり、約 25 秒が許可されます。

singleLed

デバイスのすべての LED を指定された時間だけ指定された状態に設定します。指定された期間が経過すると、LED はその以前の状態に戻ります。

  • deviceId - デバイスの ID — デバイス ID の確認を参照してください。

    有効なデバイスは、アクセスモジュールコントローラ、アクセスモジュールの保守パネル、基本モジュールの保守パネル、CAP、ライブラリコントローラ、DC コンバータ、ドライブコントローラ、ドライブスイッチ、ファン構成部品、電源装置、レールコントローラ、ロボットコントローラ、ルートスイッチ、安全コントローラ、安全ドア、ストレージカード、およびビデオカードです。

    ノート:

    ドライブを選択するには、ドライブコントローラの deviceId を使用します。
  • desiredLedState - 目的の LED テストの状態 — LIT、UNLIT、SLOWBLINK、FASTBLINK

  • holdTime - LED がその元の状態に戻る前に desiredLedState のままになる期間 (秒)。

versions

ライブラリコントローラ、Web ロジック、ADF、データベース、オペレーティングシステム、Java、およびテープドライブを除くすべてのデバイスのソフトウェアおよびファームウェアバージョン情報を収集します。

この情報を表示するには、「Diagnostic Results」タブに移動します。「バージョン」テストを選択してから、「Actions」ドロップダウン (または右クリックメニュー) から「Request Details」を選択します。「Output Messages」タブをクリックします。

診断テスト値を見つける方法

下のリストは、GUI を使用して一般に必要な診断テスト値を見つける方法を示しています (診断テストの説明も参照してください)。

セル ID の確認

  1. GUI の左側のナビゲーション領域の「Cells/Tapes」をクリックします。

  2. テープカートリッジを見つけるには「Tapes」を、空のセルを見つけるには「All Cells」タブを選択します。セル ID は、「Cell ID」列にある整数値 (666 など) であり、セルアドレス (1,F,1 など) ではありません。

デバイス ID の確認

  1. GUI の左側のナビゲーション領域で「Hardware」をクリックします。

  2. デバイスに対応するタブを選択します。

  3. 「ID」列は、デバイス ID を示します。

CAP ID の確認

  1. GUI の左側のナビゲーション領域の「CAPs」をクリックします。

  2. CAP」タブを選択します。「ID」列は、CAP ID を示します。

ドライブ ID の確認

  1. GUI の左側のナビゲーション領域の「Drives」をクリックします。

  2. 「Drive ID」列は、ドライブ ID を示します。

ロボット ID の確認

  1. GUI の左側のナビゲーション領域で「Robots」をクリックします。

  2. 「ID」列は、ロボット ID を示します。

パーティション ID の確認

  1. GUI の左側のナビゲーション領域で「Partitioning」をクリックします。

  2. Partitions」タブを選択します。「ID」列は、パーティション ID を示します。

ロボット範囲の確認

  1. GUI の左側のナビゲーション領域で「Robots」をクリックします。

  2. Actions」ドロップダウン (または右クリックメニュー) から「Robot Diagnostics」を選択してから、「Get Robot Ranges」を選択します。

    重要:

    動作制限の間の値のみを使用してください。物理的な制限内にはあるが、動作制限を外れた値を使用すると、大量の電流が流れロボットが破損する可能性があります。

ロボットメカニズム

  • TRACK — レールに沿ったロボットの水平運動。

  • WRIST — ハンドの回転運動により、奥側の壁面から手前側の壁面に移動できます。

  • REACH — グリッパをハンドから移動させて、テープを取得したり、セルまたはドライブに配置したりするメカニズム

  • GRIP — テープカートリッジをつかみ、ハンドへの移動またはハンドからの移動の間それを保持するメカニズム。

ミルから tach への変換係数

  • TRACK - 0.552024828 tach/ミル

  • WRIST - 0.3669 tach/ミル

  • ZMECH - 1.3503 tach/ミル

  • REACH - 0.8128 tach/ミル

  • GRIP - 20.48 tach/ミル

デバイスファームウェアアップグレードのブロック、許可、または強制

ライブラリファームウェアを自動的に更新すると、新しいファームウェアがデバイスにプッシュされます。まれなケースでは、Oracle の保守担当者が、特定のデバイスに対する自動ファームウェア更新をブロックすることが必要になる場合があります。

ノート:

デバイスにプッシュされないようにファームウェアアップグレードをブロックできるのはエスカレーションユーザーだけです (ユーザーロールを参照)。
  1. GUI の左側のナビゲーション領域で「Firmware」をクリックします。

  2. Device Locations」タブをクリックします。「Code Load Enabled」列は、自動ファームウェアアップグレードが許可されているかどうかを示します。

  3. デバイスを選択し、「Block Upgrade「Block Firmware Upgrades」アイコン、「Allow Upgrade「Allow Upgrade」アイコン、または「Force Upgrade「Force Firmware Upgrade」アイコン (これは即座のアップグレードを強制し、将来のアップグレードを許可します) をクリックします。

関連項目

サポートバンドルの作成、ダウンロード、または削除

サポートバンドルには、Oracle の保守担当者が障害診断に使用する暗号化されたログファイルが含まれています。Oracle の保守担当者は、SL4000 の設置および保守ガイドでこれらのファイルの復号化に関する手順を参照できます。

ライブラリで障害が検出されると、サポートバンドルが自動的に生成されます。ただし、サポートバンドルはいつでも作成できます。このバンドルは最新のデータのみを取得するため、調査対象のイベントが発生したら、できるだけ早くバンドルを作成するようにしてください。

  1. GUI の左側のナビゲーション領域の「Reports」をクリックします。

  2. Support Bundles」タブをクリックします。

  3. Create新しいサポートバンドルの作成アイコン をクリックするか、またはバンドルを選択してから「Download「Download」アイコン または「Deleteサポートバンドルの削除アイコン をクリックします。

    ノート:

    新しいバンドルの生成には時間がかかる場合があります。ダウンロードの前に、「Refresh「Refresh」ボタン をクリックし、バンドルの状態が「Completed」になるまで待ちます。1 回につき 1 つのサポートバンドルしか作成できません。
  4. サポートバンドルをダウンロードしたら、それを Oracle に送信します。

デバイスのロギングレベルの変更

重要:

ロギングレベルは、Oracle サポートから指示された場合にのみ変更するようにしてください。それ以外の場合は、ロギングレベルをデフォルトのままにしてください。
  1. GUI の左側のナビゲーション領域で「Hardware」をクリックします。

  2. デバイスツリーで次のいずれかのデバイスを選択します。

    • ロボットコントローラ

    • ライブラリコントローラ

    • ドライブコントローラ

    • ルートスイッチ

    • レールコントローラ

    • ドライブスイッチ

    • アクセスモジュールコントローラ

    • ファイバポート

  3. 右クリックメニューから、「Device Logging...」を選択します。

  4. ロギングレベルを選択します (ロギングレベルのオプションを参照)。

ライブラリコントローラ上の Java コードのロギングレベルの変更

  1. GUI の左側のナビゲーション領域で「Service」をクリックします。

  2. Logging Levels」タブをクリックします。

  3. ライブラリの各ロガーのロギングレベルを選択します (ロギングレベルのオプションを参照)。

  4. Save」をクリックします。

ロギングレベルのオプション

  • SEVERE — ライブラリでユーザーの介入を必要とする回復不可能なエラーが検出された状況でのみ使用されます。重大レベルのメッセージは通常、ASR を生成します。

  • WARNING — ライブラリで問題が検出された異常な状況で使用されますが、ユーザーの即座の介入は必要ありません。ライブラリは回復して操作を続行できます。

  • INFO — 特定のロガーに関するライブラリアクションのサマリーを提供します。

  • CONFIG — ライブラリ構成への何らかの変更をログに記録するために使用されます。これは、SCI または GUI コマンド (パーティションの変更や LDAP サーバーの再構成など)、あるいはハードウェアの変更 (FRU の追加や取り外しなど) から発生する場合があります。

  • FINE — 詳細なデバッグ情報を取得するために使用されます。「FINE」は、どのロガーでもデフォルト設定ではありません。ただし、Oracle サポートは、問題をトラブルシューティングするために「FINE」を有効にできます。「FINE」メッセージはトラブルシューティング中に数時間、場合によっては数日にわたって取得されるため、十分低い頻度にするようにしてください。

  • INHERITED — 親ロガーの設定を使用します。たとえば、deviceInterface.Controller が「INHERITED」に設定されている場合は、deviceInterface (deviceInterface.Controller の親) と同じロギングレベルになります。

データベースのクリア

問題をトラブルシューティングする場合、ライブラリデータベースのクリアが必要になることがあります。これは、Oracle の保守担当者から指示された場合にのみ実行するようにしてください。

注意:

データベースをクリアできるのは、管理者と保守ユーザーだけです。管理者は、Oracle の保守担当者から指示された場合にのみデータベースをクリアするようにしてください。
  1. GUI の左上隅にある電源ボタン 「Restart」または「Shutdown」アイコン をクリックします。

  2. Restart Library」を選択します。

  3. Clear Database」を選択します。

  4. Restart」をクリックします。ライブラリはモジュール識別ブロックをスキャンし、完全な監査を実行します。

データベースの変更

注意:

データベースを変更できるのはエスカレーションユーザーだけです (ユーザーロールを参照)。この機能は、Oracle 技術サポートの指示の下での診断および修復にのみ使用してください。データベースを誤って変更すると、ライブラリが動作不能になる場合があります。
  1. GUI の左側のナビゲーション領域で「Service」をクリックします。

  2. Database」タブをクリックします。

  3. SQL コマンドを入力し、「Execute」をクリックします。

    INSERT、UPDATE、DELETE、CREATE、ALTER、DROP、SELECT の各コマンドのみがサポートされています。

ライブラリファイルシステムの表示および変更

注意:

ファイルシステムにアクセスできるのはエスカレーションユーザーだけです (ユーザーロールを参照)。この機能は、Oracle 技術サポートの指示の下での診断および修復にのみ使用してください。ファイルを誤って変更すると、ライブラリが動作不能になる場合があります。
  1. GUI の左側のナビゲーション領域で「Service」をクリックします。

  2. File System」タブをクリックします。

  3. ファイルを選択し、「Download「Download」アイコン (ファイルをローカルに保存する場合)、または「Modifyファイルの表示/変更アイコン (ファイルをテキストエディタで開く場合) をクリックします。

ライブラリを開いて内部に入る

ノート:

基本またはドライブモジュールのドアを開くと、ライブラリ設定で監査の省略を選択していないかぎり、ライブラリがオンラインに戻ったときに完全な監査がトリガーされます (ライブラリ設定のオプションを参照)。

ライブラリ内に入るときの安全上の注意事項

警告:

ライブラリ内に居るときは、けがをしないように、アクセスドアを開いた状態でロックし、鍵を保持するようにしてください。


  • ライブラリがオフラインであることを確認します。ロボットがオンになっている疑いがある場合は、ライブラリ内に入ったり、ロボットメカニズムを動かしたりしないでください。

  • ライブラリ内に居るときは、常にアクセスドアを開いた状態のままにしてください。

  • メカニカルドアリリース (アクセスドアの内側にある黄色のハンドル) を探します。ライブラリ内に居るときにドアが閉じた場合は、メカニカルリリースを押してロックを解除し、ドアを開けてください。

  • 物理的な制限を把握しておきます。体をぶつけたり、アレイに衣服を引っかけたりしないでください (通路のすき間はわずか 0.4 m (18 インチ) です)。

  • 手動でロボットを動かすときは、ロボットの機械的または電子的なコンポーネントの損傷を回避してください。

ライブラリに入る

  1. あらゆる安全上の注意事項を遵守します (下の ライブラリ内に入るときの安全上の注意事項を参照)。

  2. すべてのドライブをオフラインにします (ドライブのオンラインまたはオフラインの設定を参照)。

  3. ライブラリをオフラインにします (ライブラリのオンラインまたはオフラインへの設定を参照)。

  4. ドアのロックを解除します。

  5. ドアラッチを引き上げて、ドアを開けます。

ライブラリから出る

  1. ライブラリから出る前に、ライブラリ内にゆるんだ部品がないことを確認します。

  2. ドアを閉めて、ラッチをかけます。

  3. ドアをロックし、鍵を安全な場所に置きます。

  4. ライブラリをオンラインにします (ライブラリのオンラインまたはオフラインへの設定を参照)。

ロックをオーバーライドしてアクセスモジュールドアを開く

この手順により、内部のアクセスモジュール安全ドアの機能が低下することはありません。

注意:

ロックをオーバーライドしてアクセスモジュールドアを開くと、ライブラリには、基本またはドライブモジュールの前面ドアを開くことと同じ影響を与えます。これにより、ライブラリアクティビティーが突然中断されます。ライブラリ設定で監査の省略を選択していないかぎり、ドアを閉めると、ライブラリはライブラリの完全な監査を実行します (ライブラリ設定のオプションを参照)。
  1. アクセスモジュールの保守鍵を「Door Lock Override」に回します。鍵がロック解除の位置にある間は、鍵をロックから取り外すことはできません。

  2. アクセスモジュールドアのラッチを持ち上げて、ドアを開けます。ドアを無理に開けないでください。

    ロボットの電源が失われ、進行中のジョブがすべて停止され、ライブラリがロボットとアクセスモジュールをオフラインにします。

  3. アクセスモジュールドアを閉めるには、閉めてラッチをかけます。ドアを無理に閉めないでください。

  4. ドアをロックし、鍵を保持します。

    ドアが閉じられると、ライブラリが再初期化され、ロボットが初期化され、ライブラリが完全な監査を実行し、ライブラリがアクセスモジュールをオンラインにします。

ホストへの ping の発行

ホスト接続の問題が発生している場合は、ホストに ping を発行できます。ping を発行すると、ホスト IP アドレスがライブラリから到達可能かどうかを判定したり、ライブラリとホストの間の接続速度をテストしたりできます。

  1. GUI の左側のナビゲーション領域で「Service」をクリックします。

  2. Network Tools」タブをクリックします。

  3. Ping」をクリックします。

  4. ホスト IP アドレスと最大試行回数 (デフォルトは 4) を入力します。「OK」をクリックします。

ホストへのルートのトレースの実行

ホスト接続の問題が発生している場合は、ホストへのルートをトレースできます。

  1. GUI の左側のナビゲーション領域で「Service」をクリックします。

  2. Network Tools」タブをクリックします。

  3. Trace Route」をクリックします。

  4. ホスト IP アドレスと最大ホップ数 (デフォルトは 20) を入力します。「OK」をクリックします。

ローカルオペレータパネルのタッチスクリーンの較正

タッチスクリーンの位置合わせは、工場出荷時に較正されます。タッチスクリーンの位置合わせがおかしくなった場合は、それを再較正できます。

  1. オペレータパネルでローカルに SL4000 GUI にログインします。

  2. GUI の左側のナビゲーション領域で「Configuration」をクリックします。

  3. Touch Panel」タブをクリックします。

  4. Run Calibration」をクリックします。

  5. タッチパネルで一連のターゲットをタップします。較正が完了すると、パネルはライブラリインタフェースの表示に戻ります。

ローカルオペレータパネルのタッチスクリーンの再起動

ライブラリオペレータパネルのタッチスクリーンが応答しなくなった場合は、タッチパネルの再起動が必要になることがあります。

  1. 画面が消えている場合は、表示のソースが背面の VGA ポートに設定されている可能性があります。オペレータパネルの下の SOURCE ボタンを押し、2 - 3 秒待ちます。

    SOURCE ボタンは、背面の VGA 出力とコントローラまたは機能カードの間で表示を切り替えます。現在、表示が VGA ポートにある場合は、最初に押すと前面タッチスクリーンに切り替えられ、そのあとに押すとコントローラ間で表示が切り替えられます。L1 と L2 はライブラリコントローラです。F1 と F2 は機能カードです。

  2. オペレータパネルがまだ応答しない場合は、リモートで、または直接の Ethernet 接続経由で SL4000 GUI にログインします。

  3. GUI の左側のナビゲーション領域で「Configuration」をクリックします。

  4. Touch Panel」タブをクリックします。

  5. Restart Touch Panel」をクリックします。

ライブラリの出荷時のデフォルトへのリセット

ライブラリを出荷時のデフォルトにリセットすると、ドライブ、テープ、パーティション、通知の宛先、ログ、日付と時間の設定、ネットワーク設定、およびその他のすべてのライブラリ設定に関する格納済みの情報がすべて消去されます。ライブラリが再起動されるため、インストーラロールは、初期のインストールウィザードを実行してライブラリを再構成する必要があります。

注意:

ライブラリのデフォルトへのリセットは、取り消したり、元に戻したりできません。リセット後は、Oracle の保守担当者のみがインストーラの資格証明を使用してログインし直すことができます (ユーザーロールを参照)。
  1. GUI の左側のナビゲーション領域で「Service」をクリックします。

  2. Reset」タブをクリックします。

  3. Reset to Factory Default Settings」をクリックします。

  4. ライブラリがリセットを完了するまで待ちます。画面が数分間消えたままになったら、手動で PDU ブレーカーを切断してから投入し直します。