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Oracle® Fusion Middleware Oracle Data Visualizationユーザーズ・ガイド
12c (12.2.1.4.0)
E96107-02
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1 データ・ビジュアライゼーションのスタート・ガイド

このトピックは、Data Visualizationを理解するために役立ちます。

Oracle Data Visualizationについて

Oracle Data Visualizationを使用すると、分析データを視覚的に個別ベースで探索できます。

Oracle Data Visualizationでは、関心のあるデータ・パターンの探索に集中できるように、データを簡単にビジュアル化できます。データ・ファイルをアップロードするか、Oracle Applicationsまたはデータベースに接続して関心のある要素を選択するだけで、Oracle Data Visualizationで最善のビジュアル化方法が見つかります。様々なビジュアライゼーションから選択して、特定の方法でデータを確認します。

Oracle Data Visualizationのメリットには、次のようなものがあります。

  • 個人用のシングルユーザー・アプリケーションである。

  • オフラインで使用可能。

  • 完全にプライベートな分析。

  • データ・ソース接続の完全な制御。

  • オンプレミス・データ・ソースへの直接アクセス。

  • 軽量の単一ファイル・ダウンロード。

  • リモート・サーバー・インフラストラクチャはありません。

  • 管理タスクなし。

Data Visualizationホーム・ページとは

Data Visualizationホーム・ページを使用して、Data Visualizationのプロジェクト、ダッシュボードまたは分析を作成、編集または表示できます。

Oracle BI EEでは、Visual Analyzerホーム・ページは新規ホーム・ページとも呼ばれます。「クラシック・ホームを開く」をクリックして、Data Visualizationホーム・ページからOracle BI EEホーム・ページ(別名Oracle Business Intelligenceホーム・ページ)に切り替えることができます。クラシック・ホーム・ページを使用して、アラート、プロンプト、Oracle Business Intelligence Publisherレポートなど、その他のビジネス・インテリジェンス・オブジェクトを作成できます。『Oracle Business Intelligence Enterprise Editionユーザーズ・ガイド』のOracle BI EEホーム・ページの概要に関する項を参照してください。

このホーム・ページはデータ・ビジュアライゼーション・タスクを開始する場所です。次の各項では、実行可能なタスクの概要を説明します。

データ・セットの作成および使用

「データ」領域には、ビジュアライゼーションの作成に使用できるデータ、接続、データ・フローおよびシーケンスが含まれています。データ・ソースは、サブジェクト領域または別のデータ・ソースのいずれかです。データ・セットを作成するには、Excelファイルをアップロードするか、Oracle BI Applicationsまたはデータベースへの接続を作成します。データを分析および探索するためのデータ・ソースの追加を参照してください。

プロジェクトの検索

「プロジェクト」領域には、格納されたビジュアライゼーション・プロジェクトをすばやく探せるように、いくつかのカテゴリが用意されています。参照するには、「マイ・フォルダ」または「共有フォルダ」を使用します。または、最近表示したプロジェクトをすばやく見つけるには、「プロジェクト」「お気に入り」の順にクリックします。

プロジェクトの検索

キーワードを使用してプロジェクトを検索できます。「プロジェクトの検索」フィールドに検索用語を入力し、虫めがねアイコンをクリックして、検索基準に一致するプロジェクトのリストを表示し、「ソート基準」セクション内のドロップダウン・ウィンドウの行をクリックしてソート基準を選択します。保存済プロジェクトおよびビジュアライゼーションの検索を参照してください。

BI質問でのデータのビジュアル化

BI質問を使用して、既存のデータ・オブジェクトをビジュアライゼーションにすばやく結合できます。「何に関心がありますか?」フィールドに検索用語を入力して、検索基準に一致するオブジェクトのリストを表示し、データ属性アイコン(ドロップダウン・ウィンドウの「次を使用してデータをビジュアル化します」セクションにある)がある行をクリックしてビジュアライゼーションの作成を開始します。BI質問でのデータのビジュアル化を参照してください。

オブジェクトの作成

ホーム・ページの「作成」領域から様々なオブジェクトを作成できます。

詳細情報の取得方法

ホーム・ページの機能の詳細を確認するには、「アカデミ」をクリックして、Oracle BI Data Visualizationの使用に役立つ追加情報のソースにアクセスしてください。

サンプルのスタート・ガイド

サンプルを使用して、ビジュアライゼーションの作成方法と使用方法を知り、ベスト・プラクティスを学習します。

サンプルでは、トレンド、ビン化、予測、クラスタリングなどのビジネス機能を使用しているため、ビジュアライゼーションの作成時にクイック・リファレンスとして使用できます。

サンプル・データ・セットは売上オーダーに基づいており、有効なディメンション、分布、データ・ラングリングの例、計算列などが含まれています。

インストール時に、オプションでサンプルをダウンロードできます。インストール時にサンプルをダウンロードしなかった場合は、Oracle Data Visualization Desktopをアンインストールして再インストールすると取得できます。Oracle Data Visualization Desktopをアンインストールして再インストールしても、個人データは削除されません。