Oracle Business Intelligenceのインストールの準備をするには、システムが基本要件を満たしていることを確認してから、正しいインストール・ソフトウェアを入手します。
このロードマップでは、Oracle Business Intelligenceの標準インストール・トポロジのインストールと構成に必要なステップを示します。
次の表では、標準インストール・トポロジのインストールのためのおおまかなステップを示します。
Oracle Fusion Middleware 12.2.1.4用Oracle Business Intelligence 12.2.1.4インストーラを使用したインストールのロードマップ
タスク | 説明 | ドキュメント |
---|---|---|
システム環境の確認。 |
インストールを開始する前に、Oracle Fusion Middleware 12.2.1.4.0の最小限のシステム要件およびネットワーク要件を満たしていることを確認します。 |
「システム環境の確認のロードマップ」を参照してください。 |
インストールの前に必要な必須パッチの確認。 |
インストールするソフトウェア製品に必要な必須パッチの有無については、Oracle Fusion Middleware Infrastructureのリリース・ノートを確認してください。 |
『Oracle Fusion Middleware Infrastructureリリース・ノート』のインストールと構成に関する項を参照してください。 |
適切なディストリビューションの入手。 |
Oracle BI EEは、既存のOracle Fusion Middleware Infrastructureのインストールを必要とします。また、Oracle Fusion Middleware Infrastructureと同じOracleホーム・ディレクトリにインストールする必要があります。したがって、 Oracle Fusion Middleware 12.2.1.4用Oracle Business Intelligence 12.2.1.4インストーラをダウンロードするには、My Oracle SupportドキュメントID 3004029.1でその手順を参照してください。 |
「製品ディストリビューションについて」を参照してください。 |
インストール・ディレクトリの決定。 |
インストーラが、必要なインストーラ・ディレクトリにアクセスまたは作成できることを確認します。また、最小限の要件を満たすシステムにディレクトリが存在することを確認します。 |
Oracle Fusion Middlewareの理解のOracle Fusion Middlewareの主要なディレクトリに関する項を参照してください。 |
前提条件ソフトウェアをインストールします。 |
Oracle Fusion Middleware 12.2.1.4用Oracle Business Intelligence 12.2.1.4インストーラを使用してOracle Business Intelligenceをインストールする場合は、Oracle Business Intelligenceをインストールする前にOracle Database Client 19cをインストールする必要があります。 p34761383_122140_Linux-x86-64.zip: 19cクライアント・インストーラの場合はこのパッチを適用します。 |
Oracle Fusion Middleware Infrastructureのインストールと構成のInfrastructureソフトウェアのインストール を参照してください。 Database Clientインストレーション・ガイドでOracle Database Clientのインストールを参照してください。 |
Oracle Business Intelligenceソフトウェアをインストールします。 |
ソフトウェアのインストールにより、使用しているシステムにソフトウェアが転送され、Oracleホーム・ディレクトリが作成されます。 |
|
必須パッチをインストールします。 |
Oracle Fusion Middleware 12.2.1.4用Oracle Business Intelligence 12.2.1.4インストーラを使用してOracle Business Intelligenceをインストールする場合は、次のパッチを適用する必要があります。
ノート: これらのパッチは、Oracleサポートのサイトからダウンロードできます。 最新のOracle Fusion Middleware 12.2.1.4パッチをダウンロードし適用する必要があります。 |
Oracle Business Intelligenceシステムへのパッチの適用を参照してください。 |
データベース・プロファイルの選択と、必要なカスタム変数の確認。 |
データベースに必要なスキーマをインストールする前に、Oracle Business Intelligenceのスキーマのために設定する必要のあるカスタム変数についての情報を確認します。 |
|
スキーマの作成。 |
リポジトリ作成ユーティリティを実行して、構成に必要なスキーマを作成します。 |
「データベース・スキーマの作成」を参照してください。 |
WebLogicドメインの作成。 |
構成ウィザード/アシスタントを使用して、WebLogicドメインを作成して構成します。 |
Oracle Business Intelligenceの標準トポロジを作成するには、「Configuration AssistantによるOracle BIドメインの構成」を参照してください。 |
高可用性のためのドメインの管理と準備。 |
ドメインを管理するための追加のツールおよびリソースを確認し、可用性が高くなるようにドメインを構成します。 |
「ドメイン構成後の次のステップ」を参照してください。 |
Oracle Fusion Middleware 12.2.1.3用Oracle Business Intelligence 12.2.1.4インストーラを使用したインストールのロードマップ
タスク | 説明 | ドキュメント |
---|---|---|
システム環境の確認。 |
インストールを開始する前に、最小限のシステム要件およびネットワーク要件を満たしていることを確認します。 |
「システム環境の確認のロードマップ」を参照してください。 |
インストールの前に必要な必須パッチの確認。 |
インストールするソフトウェア製品に必要な必須パッチの有無については、Oracle Fusion Middleware Infrastructureのリリース・ノートを確認してください。 |
『Oracle Fusion Middleware Infrastructureリリース・ノート』のインストールと構成に関する項を参照してください。 |
適切なディストリビューションの入手。 |
Oracle BI EEは、既存のOracle Fusion Middleware Infrastructureのインストールを必要とします。また、Oracle Fusion Middleware Infrastructureと同じOracleホーム・ディレクトリにインストールする必要があります。したがって、次のディストリビューションを取得する必要があります: fmw_12.2.1.3.0_infrastructure_generic.jar 、(UNIX) fmw_12.2.1.4.0_bi_platform_linux64.bin または(Windows) setup_fmw_12.2.1.4.0_bi_platform_win64.exe 。 |
「製品ディストリビューションについて」を参照してください。 |
インストール・ディレクトリの決定。 |
インストーラが、必要なインストーラ・ディレクトリにアクセスまたは作成できることを確認します。また、最小限の要件を満たすシステムにディレクトリが存在することを確認します。 |
Oracle Fusion Middlewareの理解のOracle Fusion Middlewareの主要なディレクトリに関する項を参照してください。 |
ソフトウェアのインストール。 |
Oracle Universal Installerを実行してOracle Business Intelligenceをインストールします。 ソフトウェアのインストールにより、使用しているシステムにソフトウェアが転送され、Oracleホーム・ディレクトリが作成されます。 |
|
必須パッチをインストールします。 |
Oracle Fusion Middleware 12.2.1.3用Oracle Business Intelligence 12.2.1.3インストーラを使用してOracle Business Intelligenceをインストールする場合は、次のパッチを適用する必要があります。
これらのパッチは、Oracleサポートのサイトからダウンロードできます。 |
Oracle Business Intelligenceシステムへのパッチの適用を参照してください。 |
データベース・プロファイルの選択と、必要なカスタム変数の確認。 |
データベースに必要なスキーマをインストールする前に、Oracle Business Intelligenceのスキーマのために設定する必要のあるカスタム変数についての情報を確認します。 |
|
スキーマの作成。 |
リポジトリ作成ユーティリティを実行して、構成に必要なスキーマを作成します。 |
「データベース・スキーマの作成」を参照してください。 |
WebLogicドメインの作成。 |
構成ウィザードを使用して、WebLogicドメインを作成して構成します。 |
Oracle Business Intelligenceの標準トポロジを作成するには、「Configuration AssistantによるOracle BIドメインの構成」を参照してください。 |
高可用性のためのドメインの管理と準備。 |
ドメインを管理するための追加のツールおよびリソースを確認し、可用性が高くなるようにドメインを構成します。 |
「ドメイン構成後の次のステップ」を参照してください。 |
インストールおよび構成プロセスを開始する前に、システム環境を検証する必要があります。
表2-1に示された重要なタスクおよびチェックを実行することにより、Oracle Business Intelligenceのインストールと構成のために環境が適切に準備されているかどうかを確認できます。
表2-1 システム環境の検証ロードマップ
タスク | 説明 | ドキュメント |
---|---|---|
動作保証とシステム要件の確認。 |
対象のオペレーティング・システムが動作保証されていて、インストールと構成に備えて構成されていることを確認します。 |
動作保証、システムおよび相互運用性の要件の確認を参照してください。 |
適切なインストール・ユーザーの特定。 |
インストール・ユーザーが、ソフトウェアをインストールおよび構成するための必要な権限を持っていることを確認します。 |
「インストール・ユーザーの選択」を参照してください。 |
システム上のインストール・ディレクトリと構成ディレクトリの選択。 |
推奨ディレクトリ構造に従って、ソフトウェアのインストールと構成に必要なディレクトリを作成できるかどうかを確認します。 |
インストールおよび構成のためのディレクトリについてを参照してください。 |
動作保証されたJDKのインストール。 |
配布のインストール・プログラムは、ご使用のシステムで動作保証されたJDKを必要とします。 |
|
中間層のスキーマのデータベースのインストールと構成。 |
WebLogicドメインを構成するには、Oracle Business Intelligenceに必要なスキーマのために構成された動作保証済のデータベースへのアクセス権が必要です。 |
.jar
ファイル形式で配布されます。これらの配布にJDKは含まれていません。.jar
配布インストーラを実行するには、動作保証されたJDKがすでにシステムにインストールされている必要があります。ご使用の環境がインストールに必要な要件を満たしていることを確認するには、動作保証マトリックスおよびシステム要件のドキュメントをあわせて使用することをお薦めします。
環境が動作保証要件を満たしていることの確認:
サポートされているハードウェア構成またはソフトウェア構成で製品をインストールしていることを確認します。
Oracleでは、動作保証済のすべてのシステムおよび環境で製品のパフォーマンスをテストおよび検証しています。新しい動作保証要件がリリースされると、それらはすぐに動作保証に関するドキュメントに追加されます。新しい動作保証は随時リリースされる場合があります。そのため、動作保証のドキュメントはドキュメント・ライブラリとは別に管理され、Oracle Technology Networkで利用できます。
動作保証情報を確認するためのシステム要件ドキュメントの使用:
Oracle Fusion Middlewareのシステム要件と仕様に関するドキュメントを使用して、動作保証要件が満たされていることを確認することをお薦めします。システム要件は、将来的に変更されることがあります。そのため、システム要件情報のドキュメントは、ドキュメント・ライブラリとは別に作成され、Oracle Technology Networkで利用できます。
複数の製品間での相互運用性の確認:
同じリリースまたは異なるリリースが混在する複数のFusion Middleware製品をインストールおよび実行する方法を学習するには、『相互運用性および互換性の理解』のOracle Fusion Middlewareの相互運用性および互換性に関する項を参照してください。
親トピック: システム環境の確認のロードマップ
システムをインストールおよび構成するユーザーには、必要な権限が付与されている必要があります。
親トピック: システム環境の確認のロードマップ
Fusion Middleware製品をインストールするユーザーは、そのファイルを所有し、そのファイルに対する特定の権限を持ちます。
実行可能ファイル以外(.jar
、.properties
、.xml
など)のすべてのファイルに対する読取り権限と書込み権限。その他の同じグループのすべてのユーザーにはファイル所有者として読取り権限のみがあります。
すべての実行可能ファイル(.exe
、.sh
または.cmd
)に対する読取り、書込みおよび実行権限。同じグループのその他のすべてのユーザーにはファイル所有者として読取り権限および実行権限のみがあります。
これは、ソフトウェアをインストールしたユーザー以外のユーザーが、Oracleホーム・ディレクトリにインストールされているバイナリを使用して、ドメインやFusion Middleware製品を構成できることを意味します。
構成中に構成処理で生成されたファイルの所有権は、構成ウィザードを実行するユーザーに属します。このユーザーは、前述のインストール・ユーザーと同じ権限を持ちます。ただし、セキュリティ・センシティブなファイルは、グループ権限では作成されません。ドメインを作成したユーザーのみが読取りおよび書込み権限を持ち、ドメインを管理できます。
次に例を示します。
例1: 1人のユーザーがソフトウェアをインストールしてドメインを構成する場合
図2-1では、同じユーザーがソフトウェアをインストールしドメインを構成する場合のファイル権限を説明します。
すべてのファイルに対して適切な権限があるようにするには、同じ所有者が構成ウィザードを使用してOracle Fusion Middleware製品のインストールとWebLogic Serverドメインの構成の両方のタスクを実行することをお薦めします。
図2-1 製品インストールを管理するとき(単一のユーザーがソフトウェアをインストールしドメインを構成する)のディレクトリ構造
ドメインを作成するユーザーがソフトウェアをインストールしたユーザーと異なる場合、次の例に示すように、どちらのユーザーにも同じ権限が必要です。
例2: Oracleホーム・ディレクトリとドメインを別のユーザーが作成する場合
図2-2では、あるユーザーがOracleホームを作成し別のユーザーがドメインを構成する場合のファイル権限を説明します。
図2-2 様々なユーザーがソフトウェアをインストールしてドメインを構成する場合のディレクトリ構造
ノート:
特定のドメイン・ファイルには、グループ権限がありません。たとえば、cwallet.sso
です。インストーラを実行する前に、次の点について考慮してください。
UNIXオペレーティング・システムでは、ソフトウェアをインストールする前にumask
を027
に設定することをお薦めします。これにより、インストール時にファイルの権限を適切に設定できます。以下のコマンドを使用します。
umask 027
このコマンドは、製品のインストーラと同じ端末ウィンドウで実行する必要があります。
UNIXオペレーティング・システムでは、インストール・プログラムをroot
ユーザーで実行しないでください。rootユーザーとしてインストーラを実行すると、起動検証に失敗し、インストールを続行できなくなります。
製品のインストールを管理する際(パッチ適用)は、製品インストールに使用したものと同じユーザーIDを使用します。
ドメインを管理する際(管理対象サーバーの起動など)は、ドメイン作成に使用したものと同じユーザーIDを使用します。
Windowsオペレーティング・システムでは、製品のインストールに管理者権限が必要です。「Windowsオペレーティング・システムでのインストール・ユーザーの管理者権限の確認」を参照してください。
親トピック: インストール・ユーザーの選択
デフォルトの権限の設定を変更すると、インストールおよびシステムのセキュリティが低下します。デフォルトの権限の設定を変更することはお薦めしません。
他のユーザーが特定のファイルまたは実行可能ファイルにアクセスする必要がある場合は、LinuxまたはUNIXのsudo
コマンド(または他の同様のコマンド)を使用してファイルのアクセス権を変更してください。
さらにサポートが必要な場合は、ご使用のLinuxまたはUNIXオペレーティング・システムに付属している管理者ガイドを参照するか、オペレーティング・システムのベンダーに問い合せてください。
親トピック: インストール・ユーザーの選択
インストールとドメイン構成のプロセス中に、Oracleホーム、ドメイン・ホームおよびアプリケーション・ホームのディレクトリの場所の指定について計画する必要があります。
親トピック: システム環境の確認のロードマップ
Oracleホーム、ドメイン・ホームおよびアプリケーション・ホームには、推奨される特定の場所があります。
図2-3に推奨するディレクトリ構造を示します。
システムでベースの場所(Oracleベース)を決めます(/home/oracle
など)。このベースの場所から、product
ディレクトリおよびconfig
ディレクトリの2つの別々のブランチを作成します。product
ディレクトリには、製品のバイナリ・ファイルとすべてのOracleホーム・ディレクトリを含めます。config
ディレクトリにはドメイン・データとアプリケーション・データを格納します。
Oracleホーム・ディレクトリには構成データを保存しないようにすることをお薦めします。製品を別のメジャー・リリースにアップグレードする場合は、バイナリ・ファイル用にOracleホームを作成する必要があります。また、構成データは、Oracleホーム内のバイナリ・ファイルからアクセスできる場所に置く必要があります。
このドキュメント全体の例を通じて、/home/oracle/product
ディレクトリ(Oracleホーム)と/home/oracle/config
ディレクトリ(アプリケーション・データと構成データ)を使用していますが、これらのディレクトリはご使用のシステムの実際のディレクトリに読み替えてください。
親トピック: インストールおよび構成のディレクトリについて
Oracle Fusion Middleware製品をインストールする場合は、Oracleホーム・ディレクトリを使用する必要があります。
このディレクトリは、同じマシンにインストールされた複数のFusion Middleware製品で使用される共通ファイルのリポジトリです。これらのファイルにより、Fusion Middlewareがシステムで正しく動作するようになります。これらによって、インストール時の製品間の依存関係のチェックが容易になります。このためOracleホーム・ディレクトリは、システムにインストールされるすべてのOracle Fusion Middleware製品の中心的なサポート・ディレクトリとみなすことができます。
Oracleホーム・ディレクトリは、Fusion MiddlewareドキュメントでORACLE_HOMEと呼ばれています。
Oracleホームの考慮事項
Oracleホーム・ディレクトリを作成してFusion Middleware製品をインストールするときには、次の点に注意してください。
Oracleホーム・ディレクトリの名前に空白を含めないでください。Oracleホーム・ディレクトリのパスに空白が含まれていると、インストーラによってエラー・メッセージが表示されます。
単一のOracleホーム・ディレクトリには、Oracle Fusion Middlewareの各製品に1つのインスタンスのみインストールできます。異なるバージョンの製品を同じマシンにインストールするには、それぞれのバージョンを専用のOracleホーム・ディレクトリに格納する必要があります。
単一のOracleホームに複数の異なる製品をインストールすることもできますが、Oracleホームには各製品で1つのバージョンのみをインストールできます。
複数のホーム・ディレクトリ
ほとんどの場合、Oracleホームは1つで十分ですが、複数のOracleホーム・ディレクトリを作成する場合もあります。たとえば次の場合に、複数のOracleホーム・ディレクトリを作成する必要があります。
それぞれ製品のスタックが別々の開発と本番環境を別々に管理する場合。2つのディレクトリを使用するこのにより、準備ができるまで本番環境を変更せずに、開発環境を更新できるようになります。
2つのバージョンのFusion Middleware製品を同時に保持する場合。たとえば製品の既存のバージョンを残したまま新しいバージョンをインストールする必要がある場合。この場合、製品の各バージョンを専用のOracleホーム・ディレクトリにインストールする必要があります。
相互に互換性のない複数の製品をインストールする必要があります。相互運用性および互換性の理解 のOracle Fusion Middlewareの相互運用性および互換性を参照してください。
ノート:
複数のOracleホーム・ディレクトリを作成する場合は、各製品の構成段階で重複しないポート範囲を指定する必要があります。親トピック: インストールおよび構成のディレクトリについて
ドメイン・ホームは、構成するドメインが作成されるディレクトリです。
デフォルトのドメイン・ホームの場所は、ORACLE_HOME/user_projects/domains/domain_name
です。ただし、このデフォルトの場所を使用しないことをお薦めします。ドメイン・ホームは、Oracleホーム・ディレクトリの外部に置きます(たとえば、/home/oracle/config/domains
)。config
ディレクトリには、ドメインとアプリケーションのデータが含まれている必要があります。新規インストール、パッチの適用およびその他の操作によって、ORACLE_HOMEのみが更新され、ドメインの構成は更新されないように、ドメイン専用のディレクトリをお薦めします。
推奨ディレクトリ構造およびドメイン・ホームの配置の詳細は、「推奨ディレクトリ構造について」を参照してください。
Fusion Middlewareドキュメントで、ドメイン・ホーム・ディレクトリはDOMAIN_HOMEと呼ばれ、ドメイン名を含むそれ以下のすべてのフォルダが含まれます。たとえば、ドメイン名がexampledomain
で、/home/oracle/config/domains
ディレクトリにドメイン・データを配置する場合、ドキュメントでのDOMAIN_HOMEは/home/oracle/config/domains/exampledomain
を指します。
親トピック: インストールおよび構成のディレクトリについて
アプリケーション・ホームは、構成するドメインのアプリケーションが作成されるディレクトリです。
デフォルトのアプリケーション・ホームの場所は、ORACLE_HOME/user_projects/applications/domain_name
です。ただし、アプリケーション・ホームをOracleホーム・ディレクトリ外に置くことをお薦めします。製品を別のメジャー・リリースにアップグレードする場合は、バイナリ・ファイル用にOracleホームを作成する必要があります。
推奨ディレクトリ構造およびアプリケーション・ホームの配置の詳細は、「推奨ディレクトリ構造について」を参照してください。
Fusion Middlewareドキュメントでは、アプリケーション・ホーム・ディレクトリのことをAPPLICATION_HOME
と呼び、ドメイン名を含むそれ以下のすべてのフォルダが含まれます。たとえば、ドメインexampledomain
という名前を付けて、/home/oracle/config/applications
ディレクトリにアプリケーション・データを置いた場合、ドキュメントでは/home/oracle/config/applications/exampledomain
を示すためにAPPLICATION_HOME
を使用します。
親トピック: インストールおよび構成のディレクトリについて
1つのドメインに複数の製品をインストールして構成するには、2つの方法があります。これは、ドメインの拡張とも呼ばれます。
方法1
スキーマの作成やドメイン内の全サーバーの起動によるドメイン構成の成功の確認も含めて、製品Aのインストールと構成を行います。
これは、Fusion Middlewareライブラリのすべてのインストール・ガイドで使用される方法です。製品の数に応じて、必要なだけこの手順を繰り返すことができます。この方法では、一度に1つの製品を検証し、製品を段階的に追加することができます。
製品Aと同じドメインに製品Bをインストールするには:
新しい製品を追加する間、すべてのサーバーを停止して、ドメインが更新されないようにします。
『Oracle Fusion Middlewareの管理』のOracle Fusion Middlewareの起動と停止に関する項を参照してください。
製品Bについて、必要なスキーマの作成など、インストレーション・ガイドの手順に従います。
構成ウィザードを実行してドメインを構成します。
構成中、構成ウィザードはインストールされているコンポーネントを自動的に検出し、製品Bを含めるように既存の製品Aドメインを拡張するオプションを提供します。
方法2
必要なすべての製品をインストールしてから、すべての製品のスキーマを作成します。スキーマの作成後、必要な製品テンプレートを使用してドメインを構成してから、すべてのサーバーを起動します。
この方法で複数の製品のドメインを作成すると方法1より若干高速になる場合がありますが、Fusion Middlewareライブラリのインストール・ガイドには、この方法でのドメイン作成についての具体的な手順は示されていません。
関連項目:
WebLogicドメインを更新するには、『構成ウィザードによるWebLogicドメインの作成』のWebLogicドメインの更新に関する項を参照してください。
他のOracle Fusion Middlewareの前のバージョン、Oracleまたはサードパーティ製品と動作するOracle Fusion Middleware製品の機能に関する重要な情報は、『相互運用性および互換性の理解』のOracle Fusion Middlewareの相互運用性および互換性を参照してください。
親トピック: インストールおよび構成のディレクトリについて
Oracle Fusion Middlewareでは、1つのOracleホームから複数のWebLogic Serverドメインを構成できます。これにより、共有ボリューム上の1つの場所にOracleホームをインストールすることや、複数のホストのインストールにOracleホームを再利用することができます。
ご使用の環境で共有記憶域を使用する場合は、詳細について高可用性ガイドの共有記憶域の使用に関する説明を参照してください。
親トピック: インストールおよび構成のディレクトリについて
ほとんどのFusion Middleware製品は、.jar
ファイル形式で配布されます。これらの配布にJDKは含まれていません。.jar
配布インストーラを実行するには、動作保証されたJDKがすでにシステムにインストールされている必要があります。
JDKがOracleホームの外部にインストールされていることを確認してください。Oracleホームの下にJDKをインストールすると、将来タスクを実行しようとしたときに、問題が発生する可能性があります。Oracle Universal Installerは、Oracleホーム・ディレクトリが空であるかどうかを検証し、空のディレクトリが指定されるまで、インストールを進めません。JDKのインストールは、/home/oracle/products/jdk
ディレクトリに配置することをお薦めします。
プラットフォーム固有のディストリビューションには、.bin
(Linuxオペレーティング・システムの場合)または.exe
(Windowsオペレーティング・システムの場合)インストーラが含まれています。この場合は、プラットフォーム固有のJDKがディストリビューションに含まれており、JDKを別途インストールする必要はありません。ただし、認定されたJDKのバージョンによっては、より新しいバージョンにそのJDKをアップグレードする必要があります。
Oracle Fusion Middlewareについて、Oracle Fusion Middlewareでサポートされるシステム構成のページで動作保証情報を参照することで、必要なJDKバージョンを必ず確認してください。
必要なJDKをダウンロードするには、次のURLにアクセスしてJava SE JDKをダウンロードします。
http://www.oracle.com/technetwork/java/javase/downloads/index.html
親トピック: システム環境の確認のロードマップ
多くのOracle Fusion Middleware製品は、構成の前にデータベース・スキーマが必要です。このようなスキーマをインストールできるデータベースがない場合は、動作保証されたデータベースをインストールして構成する必要があります。
オペレーティング・システムで動作保証されているデータベースを調べるには、Oracle Technology Network (OTN)のOracle Fusion Middlewareのサポートされるシステム構成ページで、ご使用のリリース向けの動作保証情報のドキュメントを参照してください。
スキーマ作成用にデータベースが適切に構成されていることを確認するには、Oracle Fusion Middlewareのシステム要件と仕様に関するドキュメントのリポジトリ作成ユーティリティの要件に関する項を参照してください。
データベースが正しく構成されたら、Repository Creation Utility(RCU)を使用してデータベースに製品スキーマを作成する必要があります。このツールはOracle Fusion Middleware製品のOracleホームに用意されています。『リポジトリ作成ユーティリティによるスキーマの作成』のリポジトリ作成ユーティリティに関する項を参照してください。
親トピック: システム環境の確認のロードマップ
Oracle Fusion Middleware InfrastructureおよびOracle Business Intelligenceのディストリビューションは、Oracle Technology Networkで入手できます。
Oracle Fusion Middleware 12.2.1.4用Oracle Business Intelligence 12.2.1.4インストーラをダウンロードするには、My Oracle SupportドキュメントID 3004029.1でその手順を参照してください。
Oracle Fusion Middleware InfrastructureおよびOracle Business Intelligenceのインストールを準備するには:
コマンドラインでjava -version
と入力して、動作保証されたJDKがシステムにインストールされていることを確認します。12c (12.2.1.4.0)では、動作保証されたJDKは1.8.0_341以降です。
Oracle Fusion Middleware InfrastructureおよびOracle Business Intelligenceソフトウェアを探してダウンロードします。
Oracle Fusion Middlewareのインストールのプランニングの製品ディストリビューションの入手を参照してください。
ソフトウェアのインストールおよび構成の準備が完了したら、第3章: Business Intelligenceソフトウェアのインストールと構成に進みます。
Oracle Fusion Middleware Infrastructureディストリビューションを使用して、Oracle WebLogic ServerソフトウェアおよびOracle Java Required Files (JRF)ソフトウェアの両方を含む初期Oracle Business Intelligenceドメインを作成します。
Oracle JRFソフトウェアは、次のものから構成されています。
Oracle Web Services Manager。
Oracle Application Development Framework (Oracle ADF)
Oracle Enterprise Manager Fusion Middleware Control。
リポジトリ作成ユーティリティ(RCU)
Oracle Fusion Middleware製品をサポートするために必要な、その他のライブラリとテクノロジ