このドキュメントで説明されているソフトウェアはサポートされなくなったか、または拡張サポートされています。
Oracleでは、現在サポートされているリリースにアップグレードすることをお薦めします。

4.2 spacewalk-sync-setupコマンドを使用したマスターSpacewalkサーバーおよびスレーブSpacewalkサーバーの構成

ISSを構成する前に、マスター・サーバーとスレーブ・サーバーの両方でSpacewalkをインストールして実行する必要があります。

spacewalk-sync-setupコマンドは、spacewalk-utilsパッケージで使用できます。

いずれかのSpacewalkサーバーで、spacewalk-sync-setupコマンドを実行します。

# spacewalk-sync-setup --apply --create-templates \
  --ms=master_swksvr_FQDN --ml=master_swadm --mp=master_swadm_passwd \
  --ss=slave_swksvr_FQDN --sl=slave_swadm --sp=slave_swadm_passwd

master_swksvr_FQDNはマスター・サーバーとして機能するSpacewalkサーバーの完全修飾ドメイン名で、master_swadmmaster_swadm_passwdの値はそのサーバーのSpacewalk管理者ユーザー名とパスワードを指定します。

slave_swksvr_FQDNは、スレーブ・サーバーとして動作するSpacewalkサーバーの完全修飾ドメイン名です。slave_swadmおよびslave_swadm_passwdは、そのサーバーのSpacewalk管理者ユーザー名およびパスワードです。

このコマンドを実行したときに表示される一般的な出力は次のとおりです:

# spacewalk-sync-setup --apply --create-templates \
  --ms=swksvr.mydom.com --ml=swadm --mp=swpass \
  --ss=swksvr2.mydom.com --sl=swadm2 --sp=swpass2 
INFO: Connecting to swadmin@swksvr.mydom.com
INFO: Connecting to swadmin@swksvr2.mydom.com
INFO: Generating master-setup file /root/.spacewalk-sync-setup/master.txt
INFO: Generating slave-setup file /root/.spacewalk-sync-setup/slave.txt
INFO: About to wget master CA cert: [wget -q -O 
/usr/share/rhn/swksvr.mydom.com_RHN-ORG-TRUSTED-SSL-CERT 
http://swksvr.mydom.com/pub/RHN-ORG-TRUSTED-SSL-CERT]
INFO: Applying master-setup /root/.spacewalk-sync-setup/master.txt
INFO: Applying slave-setup /root/.spacewalk-sync-setup/slave.txt

マスターCA証明書のコピーは、/usr/share/rhn/swksvr.mydom.com_RHN-ORG-TRUSTED-SSL-CERTとしてスレーブに格納されます。

次に、スレーブ・サーバーのローカル組織を、マスター・サーバーがエクスポートする組織にマップできます。 第4.5項、「Spacewalk Webインタフェースを使用したエクスポート済組織へのローカル組織のマッピング」を参照してください。