このドキュメントで説明されているソフトウェアはサポートされなくなったか、または拡張サポートされています。
Oracleでは、現在サポートされているリリースにアップグレードすることをお薦めします。
Spacewalkサーバーには、最低8 GBのメモリーが必要です。 SpacewalkサーバーがSpacewalkリポジトリを格納しているデータベースも実行している場合、このメモリー要件はデータベースを実行するのに「に加えて」必要なものでです。
エラータ・マッピングを維持するために、Spacewalkはデフォルトで、構成した各ソフトウェア・チャネルで使用可能なすべてのパッケージのすべてのバージョンを維持します。 その結果、Spacewalkサーバーの記憶域要件は、サポートするメジャー・バージョンとアーキテクチャの数によって大きくなります。 通常、Oracle Linuxバイナリ・リポジトリには、Oracle Linuxリリースとアーキテクチャの組み合わせごとに約60 GBが必要です。 ソース・パッケージには追加の40 GBが必要で、Oracle Linuxリリースとアーキテクチャの組み合わせごとにKsplice更新には80 GBが必要です。
Spacewalk 2.4を使用すると、spacewalk-repo-syncコマンドに--latestオプションを指定することにより、記憶域要件を大幅に削減することができます。これにより、サーバーは同期時に使用可能な最新のパッケージのみを同期させます。 古いパッケージは削除されません。 同期間隔が長い場合は、特定のバージョンのパッケージを見逃している可能性があります。この場合、エラータが特定のパッケージ・バージョンに関連付けられているエラータ処理に影響があります。 エラータの整合性が重要な場合は、--latestを使用しないことをお薦めします。 しかし、パッケージが常に累積的であるため、Kspliceチャネルで--latestを使用することは例外です。
パッケージはOracle Linuxリポジトリから削除されることはありません。そのため、各リポジトリに必要な領域が増えます。 Spacewalkサーバーで使用可能なディスク・スペースを積極的に監視する必要があります。
Spacewalkサーバーは、ホストするパッケージを/var/satellite/redhat
ディレクトリ階層の下に保管します。 Spacewalkをインストールする前に、/var
ファイルシステムを最適に構成する方法を計画する必要があります。 たとえば、/var
をLVM論理ボリュームにext4
ファイルシステムとして設定した場合は、必要に応じて記憶域を拡張できます。