このドキュメントで説明されているソフトウェアはサポートされていないか、拡張サポートが提供されています。
現在サポートされているリリースにアップグレードすることをお薦めします。

1.2.8 ソフトウェア・チャネルの同期化

ソフトウェア・チャネルの構成後、即時手動同期化を実行するか、定期同期化ジョブをスケジューリングすることで、ソフトウェアを同期化できます。

少なくとも、Oracle Linux 5およびOracle Linux 6の最新チャネルを毎日更新することをお薦めします。

Oracle Linux 5およびOracle Linux 6チャネルの初回の同期化は、完了までに数日かかる場合があります。 初回の手動同期化を実行してチャネルに移入してから、定期ジョブを構成して更新された状態を維持することをお薦めします。

Spacewalk Webインタフェースを使用したソフトウェア・チャネルの同期化

  1. 「Channels」、続いて「Software Channels」に移動し、必要なチャネルを選択します。

  2. 「Repositories」、続いて「Sync」を選択します。

  3. ソフトウェアを同期化します。

    即時手動同期を実行するには、「Sync now」ボタンをクリックします。

    定期同期化ジョブをスケジューリングするには、優先スケジュールを選択し、「Schedule」ボタンをクリックします。

コマンドラインを使用したソフトウェア・チャネルの同期化

spacewalk-repo-syncツールを使用して、ソフトウェア・チャネルを同期します。 このツールを使用するには、rootであることが必要です。 ツールは手動またはcronジョブで実行できます。 オプションの詳細は、spacewalk-repo-syncのmanページを参照してください。 cronジョブでツールを実行する場合は、必ず-qオプションまたは--quietオプションを含めてください。

チャネルを同期するための重要な情報は、チャネル・ラベルとリポジトリのURLです。 この情報を表示するには、spacewalk-repo-sync -lコマンドを使用します。

ULNリポジトリを使用してチャネルを同期するには、次の形式を使用します。

# spacewalk-repo-sync -t uln -c <Spacewalk channel label> -u uln:///<ULN channel label> 

次に例を示します。

# spacewalk-repo-sync -t uln -c oraclelinux6_x86_64_latest -u uln:///ol6_x86_64_latest 

チャネルをOracle Linux yumサーバー・リポジトリと同期するには、次の形式を使用します:

# spacewalk-repo-sync -c <Spacewalk channel label> -u http://<repo URL> 

次に例を示します。

# spacewalk-repo-sync -c oraclelinux6_x86_64_latest \
-u https://yum.oracle.com/repo/OracleLinux/OL6/latest/x86_64/