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Oracle® TimesTen In-Memory Databaseインストレーション、移行およびアップグレード・ガイド
リリース18.1
F16947-03
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新機能

この項では、このマニュアルで説明するOracle TimesTen In-Memory Databaseリリース18.1の新機能を説明します。また、詳細情報へのリンクを示します。

このドキュメントはTimesTen Classicのみを対象としています。TimesTen Scaleoutの詳細は、Oracle TimesTen In-Memory Database Scaleoutユーザーズ・ガイドのTimesTen Scaleoutの前提条件およびインストールを参照してください

リリース18.1.3.1.0の新機能

リリース18.1.2.1.0の新機能

  • インストール環境およびインスタンスに対する変更があります。詳細は、インストール環境およびインスタンスの概要を参照してください。

  • LinuxおよびUNIXでのインストール環境およびインスタンスの使用に関連する手順については、第2章「LinuxまたはUNIXでのTimesTen Classicのインストール」を参照してください。

  • Windowsでのインストール手順を確認するには、Windowsでのインストール環境およびインスタンスの管理およびWindowsでのインストール手順の概要を参照してください。

  • この表は、Linux、UNIXおよびmacOSホスト用のTimesTen Classicのメジャー・リリース(18.1)と以前のリリースのインストール環境の違いをまとめたものです。

    インストールの用語および処理 18.1リリース以降 18.1以前のリリース
    ディストリビューション Linux、UNIXおよびSolaris用の完全ディストリビューションがあります。この完全ディストリビューションには、クライアントが含まれます。macOSおよびLinux 32ビットには、クライアントのみのディストリビューションがあります。
    • クライアントのみ
    • Data Manager

    インストール インストール・ファイルは、ディストリビューションを解凍することによってインストールされます インストールおよびインスタンスの処理は、インストーラを実行することによって1ステップで完了しました。
    インスタンス 完全インスタンスは、ttInstanceCreateユーティリティの実行結果として起動されるデーモン・プロセスのセットです。

    クライアントのみのインスタンスは、TimesTenクライアントを使用するために必要な一連の構成ファイルおよびその他のサポート・ファイルです。クライアントのみのインスタンスは、ttInstanceCreateユーティリティを実行することによっても作成されます。

    インストールおよびインスタンスの処理は、インストーラを実行することによって1ステップで完了しました。
    インストールの作成 インスタンス管理者がディストリビューションを解凍します。 インスタンス管理者は、ディストリビューション・ファイルを解凍して、インストーラを実行します。
    インスタンスの作成 インスタンス管理者は、ttInstanceCreateユーティリティを実行します。LinuxおよびUNIX上のクライアントのみのインスタンスの場合は、ttInstanceCreate -clientonlyオプションが必要です。macOSまたはLinux 32ビットでは、ttInstanceCreate -clientonlyオプションは不要です。これらのプラットフォームの場合、使用できるオプションはTimesTenクライアントのみです。 インスタンスはインストール・プロセスの一部として作成されます。
    インスタンスの変更 インスタンス管理者は、ttInstanceModifyユーティリティを実行します。 インスタンス管理者は、ttmodinstallユーティリティを実行します。
    インスタンスの削除 インスタンス管理者は、ttInstanceDeleteユーティリティを実行します。 インスタンス管理者は、-uninstallオプションを指定してインストーラを実行し、インスタンスおよびインストール環境を削除します。
    インストール環境の削除 インスタンス管理者はインストール・ツリーを手動で削除します。 インスタンス管理者は、-uninstallオプションを指定してインストーラを実行し、インスタンスおよびインストール環境を削除します。
    /infoディレクトリ /infoディレクトリは次のように分割されました。
    • /conf: インスタンス管理者が構成可能なファイル

    • /diag: 診断出力を含むファイル

    • /info: インスタンス管理者が変更または調査しないようにする必要があるファイル

    1つの/infoディレクトリ
    TimesTenデーモンの構成ファイル /conf/timesten.conf /info/ttendaemon.options
    PL/SQL ファイルは常にディストリビューションに含まれており、インストール処理の一部として解凍されます。 ファイルはインストール時に省略される可能性があります。

  • Windowsでは、インストール処理は変更されていません。インストール環境ごとに1つのインスタンスがあり、インスタンスはインストール時に自動的に作成されます。インスタンスはクライアントのみです