23Dのメンテナンス・パック12月版

改訂履歴

本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。

日付	モジュール	機能	ノート
2023年11月22日			初版作成。

概要

HCM Cloudアプリケーションについては、このWhat's Newに記載されている次の2つのタイプのパッチを取得できます。

• リリース更新(23A、23B、23Cおよび23D)
• 各更新に対するオプションの月次メンテナンス・パック

環境で使用しているリリース更新を把握することが重要です。これはクラウド・ポータルで確認できます。

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お客様のアイデアをお聞かせください

オラクル社ではお客様の声を大切にしております。製品の改善についてご提案がございましたら、ぜひお聞かせください。Oracle Customer Connectのアイデア・ラボでお客様のアイデアを受け付けております。本書では、機能名の後に電球アイコンが表示されていれば、その機能はお客様のアイデアによるものです。

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全HCM製品に関して推奨される参照ドキュメントは次のとおりです:

• HCM共通の新機能 - この新機能の項では、アプリケーション全体で使用される機能を説明します。
• Human Resources What’s New – グローバル人事管理の項では、他のアプリケーションが基盤としているベース・アプリケーションの機能を確認できます。

ノート: すべてのグローバル人事管理機能が、タレントおよび報酬製品に使用できるわけではありません。

• Oracle Human Capital Management Cloud Functional Known Issues and Maintenance Packs (ドキュメントID 1554838.1)これらのドキュメントには、バグ修正および考えられる既知の問題が記載されています。また、現在使用しているか、今後移行するリリース更新バージョンに基づいて、次のドキュメントも参照することが必要になります。

• Oracle Help Center – ここでは、ガイド、ビデオおよび検索可能なヘルプを見つけることができます。
• リリース・レディネス – 新機能のサマリー、新機能、機能リスト・スプレッドシート、スポットライトおよびリリース・トレーニング

フィードバックをお寄せください

本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックは、oracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.comまでお送りください。HCM Cloudの新機能に関するお問い合せかフィードバックかを電子メールの本文または件名に明記してください。

オラクル社ではお客様の声を大切にしております。製品の改善についてご提案がございましたら、ぜひお聞かせください。Oracle Customer Connectのアイデア・ラボでお客様のアイデアを受け付けております。本書では、機能名の後に電球アイコンが表示されていれば、その機能はお客様のアイデアによるものです。

機能のサマリー

人事管理

グローバル人事管理

Oracle Global Human Resourcesでは、柔軟で拡張可能なベスト・プラクティスを使用してすべてのワークフォース・セグメントを計画、管理および最適化することで、コンプライアンスを確保し、全体的なワークフォース・エンゲージメントを強化しながら、大きなメリットを得られます。

グローバルHR置換または削除済機能

Oracleは、従来から現在の機能を新しい機能で置き換えるか、既存の機能を削除します。

置換された機能は削除のパスに配置される可能性があります。次の機能は、新しい機能に移動する必要がある更新を示します。ベスト・プラクティスとして、完全サポートのためにただちに新しい機能に移動し、製品に提供される最新の更新内容を維持する必要があります。

削除されたすべての機能には「更新」があり、その機能は使用できなくなります。「更新」に示された機能が使用できなくなるため、必要な計画を行ってその機能を除外してください。

更新24Dでジャーニと置換されるチェックリストおよびオンボーディング

更新24Dではオンボーディングが使用できなくなるため、更新21Aで導入されたRedwoodのジャーニをオンボーディング用に使用し始めることをお薦めします。この変更の理由は次のとおりです:

• デフォルトでは、ORA_PER_JOURNEYS_ENABLEDサイト・レベル・プロファイル・オプションがオンで提供されています。

• オンボーディングおよびチェックリスト・タスクのアプリケーションは使用できなくなります。

• レスポンシブな「チェックリスト・タスク」、「オンボーディング」および「割付チェックリスト」ページのサポートは提供されなくなります。

ホーム・ページ上のジャーニ

ジャーニを使用して、事前定義済でも、ユーザー定義でも、すべてのジャーニ・カテゴリを1か所から管理します。

有効化のステップ

ジャーニ・アプリケーションを使用するには、ORA_PER_JOURNEYS_ENABLEDプロファイル・オプションを有効にする必要があります。現在デフォルトでは、このプロファイル・オプションは提供時に無効になっています。

プロファイル・オプションを有効にするステップは、次のとおりです。

1. 「設定および保守」作業領域にナビゲートします。

2. 「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索してクリックします。

3. ORA_PER_JOURNEYS_ENABLEDプロファイル・オプションを検索して選択します。

4. 「レベル」として「サイト」を選択します

5. 「プロファイル値」フィールドに「Y」と入力します。

6. 「保存してクローズ」をクリックします。

主なリソース

ジャーニの実装の詳細は、Oracle Help CenterのHCMジャーニの実装ガイドを参照してください。

23Dのメンテナンス・パック11月版

改訂履歴

本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。

日付	モジュール	機能	ノート
2023年10月27日			初版作成。

概要

HCM Cloudアプリケーションには、この新機能要約に記載されている次の2つのタイプのパッチが提供されています。

• リリース更新(23A、23B、23Cおよび23D)
• 各更新に対するオプションの月次メンテナンス・パック

環境で使用しているリリース更新を把握することが重要です。これはクラウド・ポータルで確認できます。

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お客様のアイデアをお聞かせください

オラクル社ではお客様の声を大切にしております。製品の改善についてご提案がございましたら、ぜひお聞かせください。Oracle Customer Connectのアイデア・ラボでお客様のアイデアを受け付けております。本書では、機能名の後に電球アイコンが表示されていれば、その機能はお客様のアイデアによるものです。

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全HCM製品に関して推奨される参照ドキュメントは次のとおりです:

• HCM共通の新機能 - この新機能の項では、アプリケーション全体で使用される機能を説明します。
• Human Resources What’s New – グローバル人事管理の項では、他のアプリケーションが基盤としているベース・アプリケーションの機能を確認できます。

ノート: すべてのグローバル人事管理機能が、タレントおよび報酬製品に使用できるわけではありません。

• Oracle Human Capital Management Cloud Functional Known Issues and Maintenance Packs (ドキュメントID 1554838.1)これらのドキュメントには、バグ修正および考えられる既知の問題が記載されています。また、現在使用しているか、今後移行するリリース更新バージョンに基づいて、次のドキュメントも参照することが必要になります。

• Oracle Help Center – ここでは、ガイド、ビデオおよび検索可能なヘルプを見つけることができます。
• リリース・レディネス – 新機能のサマリー、新機能、機能リスト・スプレッドシート、スポットライトおよびリリース・トレーニング

フィードバックをお寄せください

本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックは、oracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.comまでお送りください。HCM Cloudの新機能に関するお問い合せかフィードバックかを電子メールの本文または件名に明記してください。

オラクル社ではお客様の声を大切にしております。製品の改善についてご提案がございましたら、ぜひお聞かせください。Oracle Customer Connectのアイデア・ラボでお客様のアイデアを受け付けております。本書では、機能名の後に電球アイコンが表示されていれば、その機能はお客様のアイデアによるものです。

機能のサマリー

人事管理

グローバル人事管理

Oracle Global Human Resourcesでは、柔軟で拡張可能なベスト・プラクティスを使用してすべてのワークフォース・セグメントを計画、管理および最適化することで、コンプライアンスを確保し、全体的なワークフォース・エンゲージメントを強化しながら、大きなメリットを得られます。

モバイル・デバイスでのジャーニのユーザー・エクスペリエンスの強化

モバイル・デバイスでジャーニを使用し、改善されたユーザー・インタフェースを利用してコンテンツを簡単に読めるようになりました。

モバイル・デバイスでの割当済ジャーニの表示

モバイル・デバイスでの「自分のタスク」タブの表示

モバイル・デバイスでのジャーニ・コンテンツのルック・アンド・フィールと読みやすさの向上

有効化のステップ

この機能を有効にするために必要な手順はありません。

ヒントと考慮事項

モバイル・デバイスでタスクを複数選択することはできません。

更新23D

改訂履歴

本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。

日付	モジュール	機能	ノート
2023年11月22日	グローバルHR /ワークフォース・ストラクチャ	ポジション予算計画の概要	文書の更新。機能情報の改訂。
2023年11月22日	グローバルHR /ジャーニ	ジャーニ・ページで就業者を選択したときに表示される追加属性	文書の更新。機能情報の改訂。
2023年10月30日	グローバルHR/Redwoodエクスペリエンス	雇用詳細の表示のRedwoodエクスペリエンス	文書の更新。機能情報の改訂。
2023年10月30日	グローバルHR/Redwoodエクスペリエンス	Redwood雇用情報ページに追加された処理メニュー	文書の更新。機能情報の改訂。
2023年10月30日	グローバルHR/Redwoodエクスペリエンス	ジョブの作成および複製のRedwoodエクスペリエンス	文書の更新。機能情報の改訂。
2023年9月29日	グローバルHR /雇用	Redwoodの労働協約で使用可能な拡張可能フレックスフィールド	文書の更新。機能情報の改訂。
2023年9月1日			初版作成。

概要

HCM Cloudアプリケーションについては、このWhat's Newに記載されている次の2つのタイプのパッチを取得できます。

• リリース更新(23A、23B、23Cおよび23D)
• 各更新に対するオプションの月次メンテナンス・パック

環境で使用しているリリース更新を把握することが重要です。これはクラウド・ポータルで確認できます。

____________________

お客様のアイデアをお聞かせください

オラクル社ではお客様の声を大切にしております。製品の改善についてご提案がございましたら、ぜひお聞かせください。Oracle Customer Connectのアイデア・ラボでお客様のアイデアを受け付けております。本書では、機能名の後に電球アイコンが表示されていれば、その機能はお客様のアイデアによるものです。

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全HCM製品に関して推奨される参照ドキュメントは次のとおりです:

• HCM共通の新機能 - この新機能の項では、アプリケーション全体で使用される機能を説明します。
• Human Resources What’s New ? グローバル人事管理の項では、他のアプリケーションが基盤としているベース・アプリケーションの機能を確認できます。

ノート: すべてのグローバル人事管理機能が、タレントおよび報酬製品に使用できるわけではありません。

• Oracle Human Capital Management Cloud Functional Known Issues and Maintenance Packs (ドキュメントID 1554838.1)これらのドキュメントには、バグ修正および考えられる既知の問題が記載されています。また、現在使用しているか、今後移行するリリース更新バージョンに基づいて、次のドキュメントも参照することが必要になります。
• Oracle Help Center – ここでは、ガイド、ビデオおよび検索可能なヘルプを見つけることができます。
• リリース・レディネス - 新機能のサマリー、新機能、機能リスト・スプレッドシート、スポットライトおよびリリース・トレーニング

フィードバックをお寄せください

本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックは、oracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.comまでお送りください。HCM Cloudの新機能に関するお問い合せかフィードバックかを電子メールの本文または件名に明記してください。

機能のサマリー

人事管理

グローバル人事管理

Oracle Global Human Resourcesでは、柔軟で拡張可能なベスト・プラクティスを使用してすべてのワークフォース・セグメントを計画、管理および最適化することで、コンプライアンスを確保し、全体的なワークフォース・エンゲージメントを強化しながら、大きなメリットを得られます。

文書レコード

文書レコードの一括ダウンロードの監査

一括ダウンロード・プロセス中に生成され、データベース表に格納されたログ・データにアクセスして、文書レコードの一括ダウンロードを監査します。このログ・データには、ダウンロードされた文書レコード、ダウンロードしたユーザー、ダウンロードに使用されたパラメータ、ダウンロードした各レコードのステータス、エラーがある場合はその詳細などの情報が含まれます。

一括ダウンロード監査データは、次の表で使用できます:

• hr_dor_mass_requests
• hr_dor_mass_request_params
• hr_dor_mass_request_lines

この機能により、一括ダウンロード・プロセス中に生成されたログ・データから、文書レコードの一括ダウンロードをレビューできるようになりました。

有効化のステップ

この機能を有効にするために必要な手順はありません。

ヒントと考慮事項

• 現在は、BIパブリッシャを使用して監査データをフェッチできます。

• 今後のリリースでは、この監査データをOTBIサブジェクト領域で使用できるようになります。

主なリソース

詳細は、Oracle Help Centerで次のリソースを参照してください。

• Human Resources Cloudグローバル人事管理の実装ガイド、文書レコード
• Human Resources Cloudグローバル人事管理の使用ガイド、文書レコード

雇用

レスポンシブ雇用フローでのマネージャとしての非就業者の追加

レスポンシブ雇用プロセスで非就業者をライン・マネージャとして追加できるようになりました。

就業者のライン・マネージャとして様々な就業者タイプを追加できるようになりました。

有効化のステップ

この機能を有効にするために必要な手順はありません。

主なリソース

詳細は、Oracle Help Centerで次のリソースを参照してください。

• グローバル人事管理の使用ガイド、アサイメント、雇用情報の章、雇用関係
• グローバル人事管理の使用ガイド、個人の採用、就業者の採用および管理の章、就業者タイプ

Redwoodの労働協約で使用可能な拡張可能フレックスフィールド

拡張可能フレックスフィールド(EFF)の情報をユーザーが追加できるようになり、労働協約の使用方法が強化されました。

この機能を使用すると、ビジネス要件に従って追加情報を追加できます。

有効化のステップ

この機能を有効にするために必要な手順はありません。

主なリソース

詳細は、Oracle Help Centerの次のリソースを参照してください:

•  グローバル人事管理の実装ガイドの労働協約フレックスフィールド。

ジャーニ

各ジャーニおよびタスクのジャーニ・タスク完了基準の構成

「完了基準の構成」オプションを利用して、ジャーニ・タスク完了のルールを定義する機能が拡張されました。サポート対象のアプリケーション・オブジェクトのデータに基づいてルールを定義できます。たとえば、新規採用者のジャーニ・タスクを完了とマークする前に、必要なデータが送信されていることを確認するルールを定義できます。

ジャーニ・タスク完了のルールの定義

ルールを定義するためのオブジェクト基準の編集

ルール定義時のエラー・メッセージの翻訳

ルールに指定されたオブジェクトのデータをユーザーが入力しないときに表示されるエラー・メッセージ

アプリケーション・タスクおよびサポート対象のビジネス・オブジェクトは次のとおりです:

アプリケーション・タスク	ビジネス・オブジェクト
連絡先情報	住所
連絡先情報	Eメール詳細
連絡先情報	電話番号詳細
家族および緊急連絡先	連絡先
家族および緊急連絡先	就業者連絡先住所
家族および緊急連絡先	就業者連絡先Eメール
家族および緊急連絡先	就業者連絡先国別仕様データ
家族および緊急連絡先	就業者連絡先名
家族および緊急連絡先	就業者連絡先電話番号
家族および緊急連絡先	就業者連絡先続柄
ID情報	市民権
ID情報	運転免許
ID情報	パスポート
ID情報	ビザおよび許可
支払方法	銀行口座
支払方法	支払方法
個人詳細	個人基礎情報
個人詳細	統計
個人詳細	障害情報
個人詳細	エスニシティ
個人詳細	国別識別子
個人詳細	宗教
個人詳細	就業者名

この機能により、ジャーニ・タスク完了に対する独自のルールの作成、および既存アプリケーションの拡張をお客様自身が実行して管理できるようになります。

有効化のステップ

この機能を有効にするために必要な手順はありません。

ヒントと考慮事項

• この機能では、ジャーニ・タスクが自動的に完了とマークされるのではなく、必要なデータが入力されているかどうかのみが検証されます。

• 完了基準を構成できるのは、この機能でサポートされているレスポンシブ・アプリケーション・タスクのみです。

• REST APIを使用してジャーニ・タスクを完了するときには、この構成が遵守されます。

• タスク完了基準の検証は、ユーザーがタスクを完了にマークした場合にのみ適用可能です。タスクを「適用不可」にマークしたり、ジャーニを強制完了するなど、他の処理ではバイパスされます。

• タスクが自動的に失効すると、タスク完了基準の検証はバイパスされます。

• HCMデータ・ローダーを使用してジャーニ・タスクを完了すると、タスク完了基準の検証はバイパスされます。

• 同じジャーニ・タスクに複数の完了基準があり、それらのすべてに個別の検証メッセージがある場合、1回に1つの検証メッセージのみが表示されます。

アクセス要件

ジャーニ・テンプレートを操作するには、ジャーニの管理(PER_MANAGE_CHECKLIST_TEMPLATE_PRIV)機能権限が付与されている必要があります。

ジャーニ・ページで就業者を選択したときに表示される追加属性

ジャーニを割り当てるときに、正しい就業者アサイメントを選択できるようになりました。「個人」値リスト(LoV)には、「個人番号」および「アサイメント・ステータス」の追加属性が表示されるので、適切な就業者アサイメントを選択するのに役立ちます。ただし、就業者の検索に使用できるのは個人名とビジネス・タイトルのみです。表示されている他の属性を使用して検索することはできません。

ジャーニを割り当てる個人を検索するときに表示されるアサイメント・ステータスおよび個人番号

正しくない就業者アサイメントをジャーニ・ページで選択するのを防げます。

有効化のステップ

この機能を使用するには、Oracle Searchで有効化された就業者値リスト機能をオンにする必要があります。設定の詳細は、23B HCM共通の新機能のOracle Searchで有効化された就業者値リスト機能を参照してください。

ヒントと考慮事項

「アサイメント・ステータス」および「個人番号」属性が「個人」値リストに表示されるのは、ジャーニを割り当てるときのみです。

ジャーニ・アラート・サポート・トークンの翻訳

ジャーニ・アラート通知の件名および本文テキストに、アラート受信者の希望言語に翻訳されたトークン値が表示されるようになりました。以前は、環境のベース言語のトークン値がデフォルトで表示されていました。たとえば、ユーザーの希望言語がフランス語の場合は、ジャーニ・アラート通知の件名と本文テキストのトークンもベース言語ではなくフランス語で表示されます。

ベース言語で表示されたジャーニ・アラート通知のトークン値

フランス語で表示されたジャーニ・アラート通知のトークン値

言語プリファレンスが異なるユーザーは、自分の希望言語に翻訳されたトークン値のアラート通知を受信します。

有効化のステップ

この機能を有効にするために必要な手順はありません。

ヒントと考慮事項

• ベース言語以外の言語でトークン値を表示する必要がある場合は、まずその言語でトークン値を翻訳する必要があります。たとえば、ジャーニ名をアラートのトークンとして使用する場合は、ジャーニ・テンプレート設定ページで、必要な言語にジャーニ名をまず翻訳する必要があります。

• アラートを生成する言語にアラート・テンプレートを翻訳する必要があります。

• トークン値は、アラートの生成時に受信者の希望言語に翻訳されます。希望言語が後で変更されても、すでに生成されたアラート・コンテンツには影響しません。

• 現在のセッションで使用されている言語は、生成されるアラートの言語には影響しません。

アクセス要件

この機能に関しては、次の権限を付与する必要があります:

• ジャーニ・テンプレートを操作するには、ジャーニの管理(PER_MANAGE_CHECKLIST_TEMPLATE_PRIV)機能権限。
• アラート・テンプレートを操作するには、アラート・コンポーザへのアクセス機能権限。

ジャーニ・ページからのコンテンツのコピー

ジャーニ・タスク・フィールドからテキスト・コンテンツを選択してコピーし、必要な場所に貼り付けて使用できるようになりました。

貼り付けるタスク・コンテンツの選択およびコピー

ジャーニ・タスクからコンテンツをコピーして、ワープロなどの他のアプリケーションにタスク関連情報を保存できます。

有効化のステップ

この機能を有効にするために必要な手順はありません。

ヒントと考慮事項

タスク名行は処理可能領域であるためコンテンツをコピーできません。

すべてのジャーニ・カテゴリのサブタイトル

ジャーニ・テンプレートの「メッセージ」タブを使用して、就業者のジャーニのサブタイトルを構成できるようになりました。サブタイトルは、就業者の割当済ジャーニ・ページに表示されます。

ジャーニのサブタイトルの構成

割当済ジャーニ・ページに表示されたサブタイトル

サブタイトルを使用して、ジャーニに関する詳細情報を提供します。

有効化のステップ

この機能を有効にするために必要な手順はありません。

ヒントと考慮事項

すべてのジャーニ・カテゴリで、この機能がサポートされるようになりました。以前は、「サーベイ」カテゴリのサブタイトルのみを構成できました。

アクセス要件

チェックリスト・テンプレートを操作するには、ジャーニの管理(PER_MANAGE_CHECKLIST_TEMPLATE_PRIV)機能権限が付与されている必要があります。

ジャーニ作成時のアーカイブ期間の指定

「検討」タブからジャーニを作成するときに、ジャーニ・テンプレートのアーカイブ期間の設定が必須になりました。

アーカイブ期間の設定

最終ステータスが完了、エラー、失効済または取下済のジャーニをアーカイブして、ジャーニ・ページの全体的なパフォーマンスを向上させます。

有効化のステップ

この機能を有効にするために必要な手順はありません。

ヒントと考慮事項

• 作成するジャーニのアーカイブ期間を指定する必要があります。
• 「次の月数後にアーカイブ」フィールドをオプションにすることはできません。
• 「次の月数後にパージ」フィールドは非表示になり、このフィールド値はORA_PER_JOURNEY_PURGE_DURATIONプロファイル・オプションからデフォルト設定されます。

主なリソース

詳細は、次のリソースを参照してください。

• 22Aグローバル人事管理の新機能の割付チェックリストおよび割当済ジャーニのアーカイブおよびパージ機能。

ジャーニ・タスク作成時のタスク失効の指定

ジャーニ・タスクの作成時に失効期間を指定する必要があります。これにより、失効期間に達すると、タスクがクローズ済ステータスに自動的に移動します。

タスク失効の設定

開いているタスクが少なくなると、ページ全体のパフォーマンスも向上します。

有効化のステップ

この機能を有効にするために必要な手順はありません。

ヒントと考慮事項

• 作成またはライブラリから追加するジャーニ・タスクの失効期間を指定する必要があります。

• この属性はオプションにできません。

主なリソース

詳細は、次のリソースを参照してください。

• 22Bグローバル人事管理の新機能の割当済ジャーニ・タスクの失効機能。

割当済ジャーニ・ページのクイック処理

新しい「割当済ジャーニ」クイック処理を使用して、就業者の「割当済ジャーニ」ページを直接開くことができるようになりました。このクイック処理は、アプリケーションのホーム・ページの「自分のチーム」タブと「自分のクライアント・グループ」タブで使用できます。

割当済ジャーニ・クイック処理

割当済ジャーニを表示する個人の検索

選択した個人の割当済ジャーニ

「割当済ジャーニ」ページのページ・ロード・パフォーマンスをが向上します。

有効化のステップ

「割当済ジャーニ」クイック処理はデフォルトで非表示であるため、「構造」メニューを使用して有効にする必要があります。これを行うには、次のステップに従います。

1. 「構造」ツールを選択して、サンドボックスをアクティブ化します。

2. 「ナビゲータ」メニューから「構成」 > 「構造」を選択します。

3. 「ナビゲーション構成」タブで、「自分のクライアント・グループ」をクリックします。

4. 「クイック処理」タブをクリックします。

5. 「雇用」カテゴリを展開します。

6. 「割当済ジャーニ」クイック処理をクリックします。

7. 「表示」ドロップダウン・リストで、「はい」を選択します。

8. 「保存してクローズ」を2回クリックします。

9. 「割当済ジャーニ」クイック処理が、アプリケーション・ホーム・ページの「自分のクライアント・グループ」 > 「雇用」の下に表示されます。

10. 「自分のチーム」タブに対してステップ3から8を繰り返します。

まだ実行していない場合は、有効化のための他のステップを実行します:

• 「割当済ジャーニ」クイック処理は、ORA_PER_JOURNEYS_ENABLEDプロファイル・オプションを使用してジャーニを有効にした場合にのみ使用できます。

• この機能を使用するには、Oracle Searchで有効化された就業者値リスト機能をオンにする必要があります。設定の詳細は、23B HCM共通の新機能のOracle Searchで有効化された就業者値リスト機能を参照してください。

主なリソース

詳細は、23B HCM共通の新機能のOracle Searchで有効化された就業者値リスト機能を参照してください。

アクセス要件

サンドボックスをアクティブ化するには、「人材管理アプリケーション管理者」ジョブ・ロールが必要です。

Redwoodエクスペリエンス

次に示すページやフローは、ユーザー・エクスペリエンスを向上させるためにRedwoodツール・セットのVisual Builder Studio (VB Studio)で再作成されました。これらのページやフローの外観および動作はRedwoodのページやフローと同様であるため、アプリケーション全体の一体感が高まります。

文書レコードの一括ダウンロード・ページのRedwoodエクスペリエンス

Redwoodツールセットを使用して開発された新しい「文書レコードの一括ダウンロード」ページでユーザー・エクスペリエンスを充実させます。このページはVisual Builder Studio (VBS)を使用して新たに構築され、Oracleアプリケーション固有の体験ができます。

「文書レコード」サブセクションの「自分のクライアント・グループ」セクションの「クイック処理」ペインから、新しい「文書レコードの一括ダウンロード」ページにナビゲートできます。

この新しいページには、送信済の一括ダウンロード要求のリストが表示されます。「文書レコードの一括ダウンロード」ページから、送信済の一括ダウンロード要求を検索、フィルタ、ソート、表示およびリフレッシュできます。

文書レコードの一括ダウンロード

文書レコードの一括ダウンロード要求

「文書レコードの一括ダウンロード」ページの「追加」ボタンをクリックして、文書レコードの新規一括ダウンロード要求を追加することもできます。

文書レコードの一括ダウンロード要求の追加

これにより、「文書レコードの新規一括ダウンロード」ページが開きます。ここで、プロセス名を追加し、関連する詳細を入力します。新規一括ダウンロード要求を送信するときに、個人値リスト(LoV)から個人を選択できます。さらに、複数のカテゴリ、サブカテゴリ、文書タイプ、作成元およびタグを選択できます。完了したら、「送信」をクリックします。

「文書レコードの新規一括ダウンロード」ページ

新しいページはRedwoodツールセットを使用して作成されており、クリック数が減り、パフォーマンスが向上します。これらの新しいページまたはフローを使用すると、アプリケーションを介した一体性を活用できます。

有効化のステップ

新しい「文書レコードの一括ダウンロード」ページを使用するには、まずORA_HCM_VBCS_PWA_ENABLEDプロファイル・オプションを有効にする必要があります。さらに、ORA_PER_MASS_DOWNLOAD_DOR_REDWOOD_ENABLEDプロファイル・オプションを有効にする必要があります。デフォルトでは、プロファイル・オプションは無効として提供されます。新しい「文書レコードの一括ダウンロード」ページを使用する場合は、このプロファイル・オプションを「はい」に設定する必要があります。

プロファイル・オプションを無効化するには、「設定および保守」作業領域にナビゲートします。

1. 「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索してクリックします。
2. プロファイル・オプションORA_PER_MASS_DOWNLOAD_DOR_REDWOOD_ENABLEDを検索して選択します
3. 「レベル」として「サイト」を選択します。
4. 「プロファイル値」フィールドに「はい」と入力します。
5. 「保存してクローズ」をクリックします。

ヒントと考慮事項

• ガイド付きジャーニがサポートされています。

• このページの既存のディープ・リンクは、新しい「文書レコードの一括ダウンロード」ページにリダイレクトされます。

• 「文書レコードの一括ダウンロード」ページでは自動リフレッシュが有効になっていません。プロセス行を手動でリフレッシュして、文書レコードの一括ダウンロード要求のステータスを表示できます。

• 新しいRedwoodの「文書レコードの一括ダウンロード」ページを使用してダウンロード要求を送信する場合は、後でプロファイル・オプションORA_PER_MASS_DOWNLOAD_DOR_REDWOOD_ENABLEDを「いいえ」に変更した場合でも、「文書レコードの一括ダウンロード」レスポンシブ・ページは使用できません。

• 現在は、RedwoodページへのアクセスがPER_SENSITIVE_DATA_AUDIT表のログに記録されません。したがって、どのユーザーがRedwoodの「文書レコードの一括ダウンロード」ページにアクセスしたかをモニターすることはできません。

主なリソース

詳細は、Oracle Help Centerで次のリソースを参照してください。

• Human Resources Cloudグローバル人事管理の実装ガイド、文書レコード
• Human Resources Cloudグローバル人事管理の使用ガイド、文書レコード

再作成されたページのすべてのプロファイル・オプションのアプリケーション全体のリストは、My Oracle Supportの次のドキュメントを参照してください:

• HCM Redwood Pages with Profile Options – MOSドキュメント - 2922407.1

HCMでのRedwoodページの拡張の詳細は、Oracle Help Centerのこの機能のお知らせを参照してください。

• Visual Builder Studio (VBS)を使用したHCM Redwoodページの拡張

アクセス要件

新しいRedwoodの「文書レコードの一括ダウンロード」ページへのアクセスは、「文書レコードの一括ダウンロード」レスポンシブ・ページへのアクセスを制御するのと同じセキュリティ権限を使用して制御されます。

既存のセキュリティ権限の詳細は、Oracle Help Centerでこのリソースを参照してください。

• HCMのセキュリティ・リファレンス・ガイド、Cloud HCM

Redwood雇用契約ページでの文書レコードの追加

Redwoodの「雇用契約」ページで文書レコードを追加できるようになりました。

この機能を使用すると、契約に文書レコードを追加できます。

有効化のステップ

この機能を有効にするために必要な手順はありません。

ヒントと考慮事項

• 文書レコード・データ・セットが含まれるように、雇用契約承認通知のBIPデータ・モデルが更新されました。

• 初期状態では、雇用契約承認通知のBIPテンプレートに文書レコード・セクションは含まれていません。RTFテンプレートを変更して、対応するデータ・モデルで新しく定義したデータ・セットを使用して、文書レコード情報を含める必要があります。

• このページから追加した文書レコードは、「文書レコード」クイック処理を使用して表示および管理できます。このページからは表示および管理できません。

主なリソース

詳細は、Oracle Help Centerで次のリソースを参照してください。

• グローバル人事管理の使用ガイドの就業者の採用と管理の章の契約の概要のトピック

HCMでのRedwoodページの拡張の詳細は、Oracle Help Centerのこの機能のお知らせを参照してください。

• Visual Builder Studio (VBS)を使用したHCM Redwoodページの拡張

Redwood雇用情報ページに追加された処理メニュー

Redwoodの「雇用情報」ページが拡張されて、「処理」メニューからトランザクションを起動できるようになりました。

「雇用情報」ページに追加された「処理」メニュー

「雇用情報」ページの「処理」メニューから雇用トランザクションを開始して、追加情報を表示できるようになりました。

有効化のステップ

この機能を有効にするために必要な手順はありません。

ヒントと考慮事項

• Redwoodの「雇用情報」ページから起動されたページの「戻る」ボタンをクリックすると、Redwoodの「雇用情報」ページに戻ります。

• Redwoodの「雇用情報」ページの「処理」メニューから処理を起動すると、そのページのRedwoodプロファイル設定に基づいて、レスポンシブ・ページまたはRedwoodページのいずれかが表示されます。

主なリソース

詳細は、Oracle Help Centerで次のリソースを参照してください。

• グローバル人事管理の使用ガイドのアサイメントの章の雇用情報の雇用情報の表示および管理

アプリケーション間で再作成されたページのすべてのプロファイル・オプションのリストは、My Oracle Supportの次のドキュメントを参照してください。

• HCM Redwood Pages with Profile Options – MOSドキュメント - 2922407.1

HCMでのRedwoodページの拡張の詳細は、Oracle Help Centerのこの機能のお知らせを参照してください。

• Visual Builder Studio (VBS)を使用したHCM Redwoodページの拡張

雇用詳細の表示のRedwoodエクスペリエンス

Redwoodツール・セットを使用して開発された「雇用詳細の表示」ページでユーザー・エクスペリエンスを充実させます。このページはVisual Builder Studio (VBS)を使用して新たに構築され、Oracleアプリケーション固有の体験ができます。

次の機能により、「雇用詳細の表示」ページの使いやすさが向上しました:

1.「アサイメント」および「マネージャ」セクションへの追加フィールドの追加、およびページへの「ジョブ」セクションの追加。

• 「アサイメント」セクション
  • 交渉団体コード
  • 労働協約コード
  • 部門タイトル
  • 等級コード
  • ジョブ・コード
  • 事業所コード
  • ポジション・コード
  • 提示開始日(処理待ち就業者レコード専用)
• 「マネージャ」セクション
  • マネージャ・アサイメント番号
• ジョブ

「履歴変更」または「先日付の変更」セクションで必要なレコードを選択して、就業者の「雇用情報」ページからこのページを起動できます。

2.さらに、従業員は「雇用情報」ページから自分の雇用詳細を表示できます。

「削除」および「訂正」ボタンがない、自分の雇用詳細の表示

この新しいページでは、最新のルック・アンド・フィールでクリック数を減らして、パフォーマンスを向上しています。これらの新しいページまたはフローを使用すると、アプリケーションを介した一体性を活用できます。

有効化のステップ

この機能を有効にするために必要な手順はありません。

ヒントと考慮事項

• この新しいページには、「雇用情報」 > 「履歴変更」および「先日付の変更」セクションからのみアクセスできます。

• ガイド付きジャーニがサポートされています。

• ORA_PER_EMPL_COMBINED_CORRECTION_DELETIONプロファイル・オプションの設定に関係なく、給与詳細および文書レコードのセクションが表示されます。これらのセクションを非表示にする必要がある場合は、それぞれの集計セキュリティ権限を削除してください。

• 既存の「就業者アサイメント履歴詳細の表示」(ORA_PER_VIEW_WORKER_ASSIGNMENT_HISTORY_DETAILS)および「将来のアサイメント変更の表示」(ORA_PER_VIEW_FUTURE_ASSIGNMENT_CHANGES)集計権限により、「雇用情報」および「雇用詳細の表示」ページの「雇用履歴」セクションが引き続き保護されます。「雇用詳細の表示」ページへのアクセス権を従業員に付与しない場合は、カスタム従業員ロールから「就業者アサイメント履歴詳細の表示」集計権限を削除する必要があります。

• この新しいページではまだページ・レベルの処理がサポートされていません: 「退職の表示」および「給与の管理」処理に対して「雇用詳細の表示」ページを使用している場合は、この新しいページを使用しないでください。

• 「雇用詳細の表示」ページでは、拡張可能フレックスフィールド(EFF)がまだサポートされていません。

主なリソース

詳細は、Oracle Help Centerで次のリソースを参照してください。

• グローバル人事管理の使用ガイドの雇用情報の章の雇用情報の表示および管理のトピック

アプリケーション間で再作成されたページのすべてのプロファイル・オプションのリストは、My Oracle Supportの次のドキュメントを参照してください:

• HCM Redwood Pages with Profile Options – MOSドキュメント - 2922407.1

HCMでのRedwoodページの拡張の詳細は、更新23DのOracle Help Centerのこの機能のお知らせを参照してください。

• Visual Builder Studio (VBS)を使用したHCM Redwoodページの拡張

アクセス要件

新しいRedwoodの「雇用詳細の表示」ページへのアクセスは、「雇用詳細の表示」レスポンシブ・ページへのアクセスを制御するのと同じセキュリティ権限を使用して制御されます。

既存のセキュリティ権限の詳細は、Oracle Help Centerでこのリソースを参照してください。

• HCMのセキュリティ・リファレンス・ガイド、Cloud HCM

PersonタイプのRedwoodエクスペリエンス

Redwoodツールセットを使用して開発された新しい「Personタイプ」ページでユーザー・エクスペリエンスを充実させます。このページはVisual Builder Studio (VB Studio)を使用して新たに構築され、Oracleアプリケーション固有の体験ができます。

「Personタイプ」ページ

新しい「Personタイプ」ページについて注意する点がいくつかあります:

• このページには、すべてのシステムPersonタイプ、およびシステムPersonタイプのすべてのユーザーPersonタイプがリストされます。
• このページの必須フィールドは「アサイメントPersonタイプ」のみです。
• ユーザーは、システムPersonタイプに対して新規ユーザーPersonタイプを追加、変更または削除できます。
• デフォルトのユーザーPersonタイプを変更できます。ただし、システムPersonタイプに対しては、1つのユーザーPersonタイプのみをデフォルトとしてマークできます。

この新しいページでは、クリック数が減り、パフォーマンスが向上します。これらの新しいページまたはフローを使用すると、アプリケーションを介した一体性を活用できます。

有効化のステップ

この機能を有効にするために必要な手順はありません。

ヒントと考慮事項

ノート: 23D以降では、これが使用可能なデフォルト・ページになり、既存のページが置き換えられます。この新しいページはどのプロファイル・オプションでも制御されません。

主なリソース

詳細は、Oracle Help Centerで次のリソースを参照してください。

• グローバル人事管理の実装ガイド、個人の章、Personタイプ。

アプリケーション間で再作成されたページのすべてのプロファイル・オプションのリストは、My Oracle Supportの次のドキュメントを参照してください。

• HCM Redwood Pages with Profile Options – MOSドキュメント - 2922407.1

HCMでのRedwoodページの拡張の詳細は、Oracle Help Centerのこの機能のお知らせを参照してください。

• Visual Builder Studio (VBS)を使用したHCM Redwoodページの拡張

アクセス要件

既存のお客様の場合、カスタム・ロールを変更する必要はありません。

権限(コード)	ロール
Personタイプの管理(PER_MANAGE_PERSON_TYPE_PRIV)	人材管理アプリケーション管理者

個人名形式のRedwoodエクスペリエンス

Redwoodツールセットを使用して開発された新しい「個人名形式」ページでユーザー・エクスペリエンスを充実させます。このページはVisual Builder Studio (VB Studio)を使用して新たに構築され、Oracleアプリケーション固有の体験ができます。

「設定および保守」にナビゲートし、「個人名形式の管理」タスクを検索します。タスクをクリックして、「個人名形式」ページを表示します。個人名形式の検索ページに、既存のすべての個人名形式が国別に表示されます。国の個人名形式が存在しない場合は、「追加」または「複製」ボタンを使用して作成できます。

「個人名形式」ページ

特定の国のページを表示または編集するには、リスト内の対応するリンクをクリックします。

オランダの個人名形式

新しい「個人名形式」ページについて注意する点がいくつかあります:

• 名前形式の複製中に、設定データを追加、編集または削除できるようになりました。
• 名前形式を削除する前に、まず名前形式のすべての設定データを削除する必要があります。
• Oracleが提供する名前形式または名前設定のレコードは削除できません。

この新しいページでは、クリック数が減り、パフォーマンスが向上します。これらの新しいページまたはフローを使用すると、アプリケーションを介した一体性を活用できます。

有効化のステップ

この機能を有効にするために必要な手順はありません。

ヒントと考慮事項

ノート: 23D以降では、これが使用可能なデフォルト・ページになり、既存のページが置き換えられます。この新しいページはどのプロファイル・オプションでも制御されません。

主なリソース

詳細は、Oracle Help Centerで次のリソースを参照してください。

• グローバル人事管理の実装ガイド、個人の章、個人名形式。

アプリケーション間で再作成されたページのすべてのプロファイル・オプションのリストは、My Oracle Supportの次のドキュメントを参照してください。

• HCM Redwood Pages with Profile Options – MOSドキュメント - 2922407.1

HCMでのRedwoodページの拡張の詳細は、Oracle Help Centerのこの機能のお知らせを参照してください。

• Visual Builder Studio (VBS)を使用したHCM Redwoodページの拡張

アクセス要件

既存のお客様の場合、カスタム・ロールを変更する必要はありません。

権限(コード)	ロール
個人名形式の管理(PER_MANAGE_PERSON_NAME_STYLE_PRIV)	人材管理アプリケーション管理者

ジョブの作成および複製のRedwoodエクスペリエンス

Redwoodツールセットを使用して開発された新しいジョブの作成および複製ページでユーザー・エクスペリエンスを充実させます。これらのページはVisual Builder Studio (VB Studio)を使用して新たに構築され、Oracleアプリケーション固有の体験ができます。

ジョブの作成

Redwoodでは、次の方法でジョブを作成できます:

• 「自分のクライアント・グループ」 > 「詳細表示」 > 「ワークフォース・ストラクチャ」セクションで、「ジョブ」オプションをクリックします。ジョブ検索ページで、「ジョブの追加」ボタンをクリックします。

           

              ジョブ検索ページ

• 「新規ジョブ」ページで、必要に応じて詳細を入力し、「送信」をクリックして新規ジョブを作成します。

                      

             「新規ジョブ」ページ

ジョブの複製

既存のジョブを複製できます。ジョブ検索ページでジョブを検索し、複製するジョブをクリックします。読取り専用ジョブ・ページの「処理」ドロップダウン・メニューで「複製」オプションをクリックします。

ジョブ読取専用ページ

ステータス、ジョブ・セットおよび名前が既存のジョブからすでにコピーされた「新規ジョブ」ページが表示されます。有効開始日、処理事由、コードおよび添付はコピーされません。必要に応じて他の詳細を入力し、「送信」をクリックしてジョブを複製します。

「ジョブの複製」ページ

この新しいページでは、クリック数が減り、パフォーマンスが向上します。これらの新しいページまたはフローを使用すると、アプリケーションを介した一体性を活用できます。

有効化のステップ

Redwoodのジョブ・ページを使用するには、まず次のプロファイル・オプションを有効にする必要があります。デフォルトでは、これらはすべて無効になっています。

プロファイル・オプション	次のように、サイト・レベルのプロファイル値を設定します
ORA_HCM_VBCS_PWA_ENABLED	Y
HRC_ELASTIC_SEARCH_ENABLED	Y
ORA_PER_ORACLE_SEARCH_JOBSLOV_ENABLED	Y
ORA_PER_JOBS_REDWOOD_ENABLED	はい

プロファイル・オプションを有効化するには、「設定および保守」作業領域にナビゲートします:

1. 「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索してクリックします。
2. 表にリストされている各プロファイル・オプションを1つずつ検索して選択します。
3. 「レベル」として「サイト」を選択します。
4. 「プロファイル値」フィールドに、「はい」または「Y」(表の説明に従って該当する方)を入力します。
5. 「保存してクローズ」をクリックします。

このプロファイル・オプションを有効にした後、「スケジュール済プロセス」ページから、表に示されているのと同じ順序で次のプロセスを実行する必要があります。各プロセスは、前のプロセスが正常に完了した後にのみ実行してください。

ジョブ名	パラメータ名	パラメータ値
索引定義を作成してOSCSへの初期取込みを実行するESSジョブ	再取込みする索引名	fa-hcm-job
索引定義を作成してOSCSへの初期取込みを実行するESSジョブ	再取込みする索引名	fa-hcm-acl
ユーザーのACLの計算	対象ユーザー	すべてのユーザー

ここで説明するように、次のプロセスを定期的に実行するようにスケジュールしてください。

ジョブ名	パラメータ名	パラメータ値	頻度
イベント別ユーザーのACLの計算			15 - 60分ごと
ユーザーのACLの計算	対象ユーザー	ログイン・ユーザー	30 - 120分ごと

ノート: HCM共通機能の更新23BでOracle Searchによって拡張されたジョブ値リストの新機能を参照してください。Oracle Searchが有効な場合は、ジョブ値リスト(LoV)検索も自動的に有効になります。

ヒントと考慮事項

• ガイド付きジャーニがサポートされています。

• 等級ラダーは、ジョブの作成および複製ページではまだ使用できません。

• 企業で「ワークフォース・ストラクチャ構成」に「デフォルト有効開始日」が指定されている場合、この値が新規ジョブ作成時の有効開始日に使用されます。これは、ジョブを複製するときには該当しません。

• ジョブのRedwoodページに加えられた変更に関する通知を受信するには、以前にカスタマイズしたジョブのBIP通知を再構成する必要があります。

• フレックスフィールドをRedwoodページに表示するには、リフレッシュして再度デプロイする必要があります。

• Visual Builder Studio (VBS)を使用して、Redwoodページをパーソナライズできます。編集、作成、複製および読取り専用ページを個別にパーソナライズする必要があります。

• 既存のADFページをすでにパーソナライズしている場合は、Redwoodで再度パーソナライズする必要があります。

主なリソース

詳細は、Oracle Help Centerで次のリソースを参照してください。

• グローバル人事管理の実装ガイドのジョブおよびポジションのトピック

アプリケーション間で再作成されたページのすべてのプロファイル・オプションのリストは、My Oracle Supportの次のドキュメントを参照してください。

• HCM Redwood Pages with Profile Options – MOSドキュメント - 2922407.1

HCMでのRedwoodページの拡張の詳細は、Oracle Help Centerのこの機能のお知らせを参照してください。

• Visual Builder Studio (VBS)を使用したHCM Redwoodページの拡張

アクセス要件

新しいRedwoodの「ジョブの作成」および「ジョブの複製」ページへのアクセスは、「ジョブの作成」および「ジョブの複製」レスポンシブ・ページへのアクセスを制御するのと同じセキュリティ権限を使用して制御されます。

既存のセキュリティ権限の詳細は、Oracle Help Centerでこのリソースを参照してください。

• HCMのセキュリティ・リファレンス・ガイド

ポジションの作成および複製のRedwoodエクスペリエンス

Redwoodツールセットを使用して開発された新しいポジションの作成および複製ページでユーザー・エクスペリエンスを充実させます。これらのページはVisual Builder Studio (VB Studio)を使用して新たに構築され、Oracleアプリケーション固有の体験ができます。

ポジションの作成

Redwoodでは、次の方法でポジションを作成できます:

• 「自分のクライアント・グループ」 > 「詳細表示」 > 「ワークフォース・ストラクチャ」セクションで、「ポジション」をクリックします。ポジションのVB Studio検索ページで、「ポジションの追加」ボタンをクリックします。
• ポジションのVB Studio検索ページで、空の状態メッセージとともに表示される「ポジションの追加」ボタンをクリックします。

           

• ポジションのVB Studio検索ページで、ポジションに対して有効な問合せを実行する場合は、検索結果とともに表示される「ポジションの追加」ボタンをクリックします。

           

「新規ポジション」ページで、必要に応じて詳細を入力し、「送信」をクリックして新規ポジションを作成します。

ノート: 「企業HCM情報の管理」ページの「デフォルト有効開始日」が構成されていない場合、デフォルトではポジション作成時の「有効開始日」が空白に設定されるようになりました。ユーザーが必要に応じて有効開始日を更新できます。

ポジションの複製

既存のポジションを複製できます。ポジション検索ページでポジションを検索します。ポジションの表示ページで、「処理」ドロップダウン・メニューの「複製」オプションをクリックします。

「新規ポジション」ページが表示され、ほとんどの属性が既存のポジションからコピーされます。有効開始日、処理事由、コード、添付、資金調達ポジション、評価基準および関連プロファイルはコピーされません。コピーされた属性を変更することもできます。必要に応じて他の詳細を入力し、「送信」をクリックしてポジションを複製します。

ノート: ポジションの複製時には、有効開始日はデフォルトで空白になります。ユーザーが必要に応じて日付を選択できます。

この新しいページでは、クリック数が減り、パフォーマンスが向上します。これらの新しいページまたはフローを使用すると、アプリケーションを介した一体性を活用できます。

有効化のステップ

Redwoodのポジションの作成または複製ページを使用するには、まずこれらのプロファイル・オプションを有効にする必要があります。デフォルトでは、これらはすべて無効になっています。

プロファイル・オプション	次のように、サイト・レベルのプロファイル値を設定します
ORA_PER_POSITIONS_REDWOOD_ENABLED	はい
ORA_HCM_VBCS_PWA_ENABLED	Y
HRC_ELASTIC_SEARCH_ENABLED	Y
ORA_PER_ORACLE_SEARCH_POSITIONSLOV_ENABLED	Y

プロファイル・オプションを有効化するには、「設定および保守」作業領域にナビゲートします:

1. 「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索してクリックします。
2. 表にリストされている各プロファイル・オプションを1つずつ検索して選択します。
3. 「レベル」として「サイト」を選択します。
4. 「プロファイル値」フィールドに、「はい」または「Y」(表の説明に従って該当する方)を入力します。
5. 「保存してクローズ」をクリックします。

ノート: また、ポジション検索ページを使用するには、Oracle Searchを有効にする必要もあります。HCM共通機能の更新23BでOracle Searchによって拡張されたポジション値リストの新機能を参照してください。Oracle Searchが有効な場合は、ポジション値リスト(LoV)検索も自動的に有効になります。

拡張性の制限事項

ノート: 現時点では、「ジョブ」ページを拡張するためのVB Studioの使用は、ナッジとガイド付きジャーニを設定する変数に制限されます。ガイド付きジャーニをすでに構成しており、新しいRedwoodページを使用している場合は、ガイド付きジャーニを再構成する必要があります。ナッジとガイド付きジャーニの設定については、次を参照してください。

• 23B HCM Common What’s New - 再作成されたRedwoodページのガイド付きジャーニの有効化
• 23B HCM Common What’s New -  ユーザーにタスクの完了を促すナッジ

ヒントと考慮事項

• ガイド付きジャーニは新しい「ポジション」ページで使用できます。

• ナッジも新しいページで使用できます。

• 現在、等級ラダーはポジションの作成または複製ページでは使用できません。

• 企業で「ワークフォース・ストラクチャ構成」に「デフォルト有効開始日」が指定されている場合、この値が新規ポジション作成時の有効開始日に使用されます。これは、ポジションを複製するときには該当しません。

• 新しいポジションを作成するには、「新規ポジションの要求」権限がユーザーにすでにある場合でも、「ポジションの作成」権限がユーザーに必要です。

• 新しいポジションの作成ページでは、次はまだサポートされていません:

  • 拡張可能フレックスフィールド。ポジションに対して拡張可能フレックスフィールドを使用する場合は、新しいページを有効にしないでください。

  • トランザクション設計スタジオ。HCMエクスペリエンス設計スタジオでトランザクション設計スタジオを使用して「ポジション」ページを変更し、新しいページにそれらの変更を転送する必要がある場合は、新しいページを有効にしないでください。

  • 求人。レスポンシブ・ポジション・ページを使用してポジションの求人を管理する場合は、新しいページを有効にしないでください。

  • HCMポジション階層。レスポンシブ・ポジション・ページを使用してHCMポジション階層にナビゲートする場合は、新しいページを有効にしないでください。

  • 「プロファイルの作成」オプション。ポジションに対して「プロファイルの作成」オプションを使用する場合は、新しいページを有効にしないでください。

  • オプション機能。プロファイル・オプションによって有効になっているいずれかのオプション機能を使用する場合は、新しいページを有効にしないでください。

  • オートコンプリートのルール。Redwoodで再作成された新しい「ポジション」ページでは、オートコンプリートのルールはサポートされていません。Redwoodページを有効にする場合は、このページの基礎となるビジネス・オブジェクトに基づいて作成されたすべてのルールを無効にする必要があります。ビジネス・オブジェクトでルールを無効にすると、Redwoodページおよびレスポンシブ・ページの両方でオートコンプリートが無効になることに注意してください。

                      ポジション・ビジネス・オブジェクトは、Redwoodで再作成された新しいページの影響を受けます。

主なリソース

詳細は、Oracle Help Centerで次のリソースを参照してください。

• グローバル人事管理の実装ガイドのジョブおよびポジションの章のジョブおよびポジションの使用に関する考慮事項のトピック。
• グローバル人事管理の実装ガイドのジョブおよびポジションの章のジョブおよびポジション体系のトピック。

アプリケーション間で再作成されたページのすべてのプロファイル・オプションのリストは、My Oracle Supportの次のドキュメントを参照してください。

• HCM Redwood Pages with Profile Options – MOSドキュメント - 2922407.1

HCMでのRedwoodページの拡張の詳細は、Oracle Help Centerのこの機能のお知らせを参照してください。

• Visual Builder Studio (VBS)を使用したHCM Redwoodページの拡張

アクセス要件

既存のお客様の場合、カスタム・ロールを変更する必要はありません。新しいお客様が新しい「ポジション」ページにアクセスするには、カスタム・ロールに次の機能権限を割り当てる必要があります。

権限(コード)	ロール
ポジションの検索(PER_SEARCH_POSITION_PRIV)	人事担当者
ポジションの作成(PER_CREATE_POSITION_PRIV)	人事担当者
ポジションの更新(PER_UPDATE_POSITION_PRIV)	人事担当者
ポジションの削除(PER_DELETE_POSITION_PRIV)	人事担当者

等級のRedwoodエクスペリエンス

Redwoodツール・セットを使用して開発された新しい「等級」ページでユーザー・エクスペリエンスを充実させます。このページはVisual Builder Studio (VB Studio)を使用して新たに構築され、Oracleアプリケーション固有の体験ができます。

名前またはコードに基づいて等級を検索できます。有効日、等級名、等級コード、アクティブ・ステータス、等級セット名、等級セット・コード、および等級にステップが含まれているかどうかでフィルタします。この例では、ステップ付き等級が表示されるように結果がフィルタされています。名前またはコードに基づいて検索結果をソートします。

等級名で検索し、ステップ付き等級でフィルタされた等級検索ページ

等級名をクリックして詳細ページをオープンします。このページから有効日レコードを更新、訂正、削除したり、等級全体を削除できます。また、変更の履歴を表示できます。

等級詳細

この新しいページでは、クリック数が減り、パフォーマンスが向上します。これらの新しいページまたはフローを使用すると、アプリケーションを介した一体性を活用できます。

有効化のステップ

新しい「等級」ページを使用するには、最初にORA_HCM_VBCS_PWA_ENABLEDプロファイル・オプションを有効にする必要があります。さらに、ORA_PER_GRADES_REDWOOD_ENABLEDプロファイル・オプションも有効になっているかどうかを確認します。

デフォルトでは、ORA_PER_GRADES_REDWOOD_ENABLEDプロファイルオプションは無効で提供されます。新しい「等級」ページを使用する場合は、プロファイル・オプションを「はい」に設定する必要があります。

ORA_PER_GRADES_REDWOOD_ENABLEDプロファイル・オプションを有効化するには、「設定および保守」作業領域にナビゲートします:

1. 「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索してクリックします。
2. プロファイル・オプションORA_PER_GRADES_REDWOOD_ENABLEDを検索して選択します。
3. 「レベル」として「サイト」を選択します。
4. 「プロファイル値」フィールドに「はい」と入力します。
5. 「保存してクローズ」をクリックします。

ヒントと考慮事項

• 新しい「等級」ページでは、ガイド付きジャーニを使用できます。
• ナッジがサポートされています。ただし、ナッジの表示はデフォルトでは有効になっていません。デフォルト設定を変更するには、VB Studioを使用する必要があります。
• 新しいページでは、まだ次のサポートはありません。
  • 承認。等級に対して承認を使用する場合は、新しいページを有効にしないでください。

主なリソース

詳細は、Oracle Help Centerで次のリソースを参照してください。

• グローバル人事管理の実装ガイドの等級、等級レートおよび等級ラダーの章の等級のトピック。

アプリケーション間で再作成されたページのすべてのプロファイル・オプションのリストは、My Oracle Supportの次のドキュメントを参照してください。

• HCM Redwood Pages with Profile Options – MOSドキュメント - 2922407.1

HCMでのRedwoodページの拡張の詳細は、Oracle Help Centerのこの機能のお知らせを参照してください。

• Visual Builder Studio (VBS)を使用したHCM Redwoodページの拡張

アクセス要件

既存のお客様の場合、カスタム・ロールを変更する必要はありません。新しいお客様が新しい「等級」ページにアクセスするには、カスタム・ロールに次の機能権限を割り当てる必要があります。

権限(コード)	ロール
アサイメント等級の管理 (PER_MANAGE_ASSIGNMENT_GRADE_PRIV)	ワークフォース・ストラクチャ管理職務 人事担当者 人材管理アプリケーション管理者 人事管理マネージャ     報酬管理者

Redwoodのジョブおよびポジション・ページの関連プロファイル・セクション

「関連プロファイル」セクションを使用して、次のRedwoodページでプロファイルの関連付けを管理できます:

• ジョブ
• ポジション

Redwoodの「ジョブ」ページの「関連プロファイル」セクション

この機能を使用すると、ジョブおよびポジションのRedwoodページのプロファイルの関連付けを簡単に管理できます。

有効化のステップ

この機能を有効にするために必要な手順はありません。

ヒントと考慮事項

この機能は、Redwoodページにのみ適用されます。

主なリソース

Redwoodで再作成されたページのすべてのプロファイル・オプションのアプリケーション全体のリストは、My Oracle Supportの次のドキュメントを参照してください:

• HCM Redwood Pages with Profile Options – MOSドキュメント - 2922407.1

ワークフォース・ストラクチャのRedwoodページのユーザーのロールに基づく処理事由のフィルタ

ログイン・ユーザーのロールに基づいて「処理事由」ドロップダウン・リストをフィルタできるようになりました。この値リストは、クライアント側値リストに変更されました。

この機能は、ワークフォース・ストラクチャの次のRedwoodページで使用できます:

• ポジション
• ジョブ
• ジョブ・ファミリ
• 事業所
• 部門

この機能では、ロールに関連する処理事由を表示することで、ワークフォース・ストラクチャのRedwoodページで作業する際のユーザー・エクスペリエンスが向上します。

有効化のステップ

処理事由は「処理の構成」ページで関連付ける必要があります。これらのステップでは、新しい処理事由を作成し、ロールを関連付けます。ロールを関連付けると、ジョブや事業所などのオブジェクトを更新するときに、関連する処理事由を表示できます。ジョブの更新の例を考えてみましょう。

1. ホーム・ページで、「自分のクライアント・グループ」>「ワークフォース・ストラクチャ」をクリックします。

2. 「ワークフォース・ストラクチャ」ページで、「その他のプロセス」領域の「処理事由」をクリックします。

3. 「追加」をクリックします。

4. 「処理事由の追加」ページで、処理の「名前」、「コード」および「摘要」を入力します。

   

5. 「送信」をクリックします。

6. ホーム・ページで、「自分のクライアント・グループ」>「ワークフォース・ストラクチャ」をクリックします。

7. 「その他のプロセス」領域の「処理の構成」をクリックします。

8. 「処理の構成」ページで、特定の処理事由を関連付ける処理を検索してクリックします。たとえば、「更新」です。

9. 「処理の編集」ページで、「処理」セクションの「続行」をクリックします。

10. 「関連付け」をクリックします。

11. 作成した処理事由を選択します。

12. 関連の開始日を入力します。

13. 関連付けるロールを選択します。 

    

14. 「送信」をクリックします。

15. ホーム・ページで、「自分のクライアント・グループ」 > 「ワークフォース・ストラクチャ」 > 「ジョブ」をクリックします。

16. 更新するジョブを検索します。

17. 「更新」をクリックします。

「処理事由」ドロップダウン・リストには、ログイン・ユーザーに対して新しく関連付けられた処理事由が表示されます。

ノート: すべてのユーザーが使用でき、どのロールにも関連付けられていない処理事由も表示できます。

ヒントと考慮事項

• この機能は、HCMデータ・ローダー(HDL)またはHCMスプレッドシート・データ・ローダー(HSDL)には影響しません。
• 処理事由を複数のロールに関連付けることができますが、関連する処理事由を表示するには、ユーザーに少なくとも1つのロールが必要です。
• キーワード検索では、アクションの設定ページでアクション・タイプは検索されません。適切なアクションを簡単に見つけるには、特定のフィルタ・アクション・タイプを使用する必要がある場合があります。
• どのロールにも関連付けられていない処理事由は、すべてのユーザーが使用できます。
• 処理事由は削除処理でサポートされていません。
• 最初の有効日レコードを訂正する場合は、作成処理の処理事由が「処理事由」値リストにリストされます。
• レコードを複製する際には、作成処理に関連する処理事由が「処理事由」値リストにリストされます。

主なリソース

詳細は、Oracle Help Centerで次のリソースを参照してください。

• アクション・フレームワーク(グローバル人事管理の実装ガイドの雇用の章)

Redwoodワークフォース・ストラクチャ・ページへの読取り専用アクセス

次のRedwoodのワークフォース・ストラクチャ・ページを読取り専用で表示するオプションが提供されるようになって、ユーザー・エクスペリエンスが向上しました:

• 部門
• ジョブ・ファミリ
• ジョブ
• 事業所
• ポジション

読取り専用アクセスで表示されたRedwoodの「ジョブ」ページ

読取り専用アクセス権が設定されたこれらのRedwoodワークフォース・ストラクチャ・ページは、次のように表示されます:

• 読取り専用権限のみを持つユーザーがRedwoodのワークフォース・ストラクチャ・ページのクイック処理を選択すると、読取り専用バージョンのページが表示されます。
• このページには、「更新」、「訂正」、「複製」および「削除」処理がありません。
• 読取り専用権限とともに、ワークフォース・ストラクチャ・ページを管理する権限もユーザーに付与されている場合、ページは編集可能になります。たとえば、「HRジョブの管理」権限と「HRジョブの表示」権限の両方を持つユーザーは、ジョブを編集できます。
• Redwoodのワークフォース・ストラクチャ検索ページには「+追加」ボタンが表示されますが、読取り専用権限を持つユーザーは、そのボタンを使用してワークフォース・ストラクチャを追加できません。現在は、かわりにホーム・ページがユーザーに表示されます。

Redwoodのワークフォース・ストラクチャ・ページを読取り専用モードで表示することもできます。

有効化のステップ

この機能を有効にするために必要な手順はありません。

主なリソース

詳細は、Oracle Help CenterのHCMの保護ガイドを参照してください

Redwoodで再作成されたページのすべてのプロファイル・オプションのアプリケーション全体のリストは、My Oracle Supportの次のドキュメントを参照してください:

• HCM Redwood Pages with Profile Options – MOSドキュメント - 2922407.1

アクセス要件

次の表に、Redwoodのワークフォース・ストラクチャ・ページの読取り専用機能をサポートする集計権限または機能権限と、それらを継承する事前定義済ロールを示します:

集計または機能権限名	ジョブ・ロールまたは抽象ロール
部門の表示 ORA_PER_VIEW_DEPARTMENT	人事管理アナリスト
ロケーションの表示 ORA_PER_VIEW_LOCATION	人事管理アナリスト
HRジョブの表示 ORA_PER_VIEW_HR_JOB	人事管理アナリスト
HRジョブ・ファミリの表示 PER_VIEW_HR_JOB_FAMILY_PRIV	人事管理アナリスト
ポジションの表示 ORA_PER_POSITION_VIEW_DUTY	人事管理アナリスト ライン・マネージャ ワークフォース・ストラクチャ管理職務

ワークフォース・ストラクチャ

ポジション予算計画の概要

ポジション予算計画が導入されて、予算額を取得して執行できるようになりました。予算期間を定義し、これらの値と比べてアクティビティを計測できるようになりました。

ポジション予算表、予算構成オプション、およびHCMデータ・ローダー(HDL)を使用してポジション予算をロードおよび保存するメカニズムが提供されています。この予算情報を使用して、予算を超過したときにユーザーに警告できるようになりました。

次のものに対してポジション予算を定義できます:

• FTE (常勤換算)

• ヘッドカウント

• 予算金額

ポジション予算は、次のレベルで定義できます:

• ビジネス・ユニット

• 部門

• 事業所

• 前述のいずれかの組合せ

ノート:ポジション予算のロードを開始する前に、企業情報の管理ページで次のポジション予算計画設定を構成する必要があります。

始める前に

1. ORA_PER_POSITION_BUDGETING_ENABLEDプロファイル・オプションを「Y」に設定して、ポジション予算計画を有効にします。

2. 次のように、「ポジション予算計画構成を取得します。」拡張可能フレックスフィールド・コンテキストを関連コンテキストおよびページ・セクションに追加します:

   1. 「設定および保守」作業領域にナビゲートします。

   2. 「拡張可能フレックスフィールドの管理」タスクを検索してクリックします。

   3. 「拡張可能フレックスフィールドの管理」ページで、「組織情報EFF」フレックスフィールドを検索して「編集」をクリックします。

   4. 「拡張可能フレックスフィールドの編集: 組織情報EFF」ページの「カテゴリ」セクションで、「組織」を展開します。

   5. 「企業」を選択し、「企業詳細」セクションまで下にスクロールします。

   6. 「関連コンテキスト」タブで、「選択して追加」をクリックします。

   7. 「選択して追加: コンテキスト」ダイアログ・ボックスで、「ポジション予算計画構成」を検索して選択します。

   8. 「適用」をクリックします。

   9. 「ページ」タブの、「企業詳細: 関連コンテキストの詳細」セクションで、「選択して追加」をクリックします。

   10. 「選択して追加: コンテキスト」ダイアログ・ボックスで、「ポジション予算計画構成」を検索して選択します。

   11. 「適用」をクリックします。

   12. 「保存してクローズ」をクリックします。

   13. フレックスフィールドを再デプロイします。

ポジション予算計画の構成

会社のHCM情報の管理

属性	必要な処理	この属性を構成したときの処理	動作の例
割付基準	「ビジネス・ユニット」、「部門」、「事業所」またはこれらの属性の組合せを、予算レベルとして選択します。たとえば: ビジネス・ユニットおよび部門 ビジネス・ユニット、部門および事業所	ポジション予算を定義する場合は常に、企業レベルで指定されている「割付基準」の値に、定義が準拠していることを確認する必要があります。	たとえば、「割付基準」が、企業レベルで「ビジネス・ユニットおよび部門」に選択されているとします。しかし、予算表では、ビジネス・ユニットのみを使用してデータがロードされます。その場合は、企業レベルで選択されたものとHDLを使用してロードされている内容との間に不一致があるため、同じになるように訂正するための検証が実行されます。
予算金額通貨	金額ベースの予算計画に使用する通貨を選択します。	ポジションの予算セクションの通貨は、企業レベルで選択した通貨にデフォルトで設定されます。	米ドル(USD)が、企業の予算金額通貨として定義されています。「ポジション」ページの通貨はデフォルトでUSDに設定され、属性は読取専用になります。
予算期間開始日	予算期間の開始日	この開始日は、データのロード時に予算期間開始日および予算期間終了日を識別するために使用されます。	予算期間が4月1日に開始すると仮定すると、予算期間開始日は1になり、予算期間開始月は4月になります。つまり、期間の終了日は3月31日になります。
予算期間開始月	予算期間の開始月。	この開始月は、データのロード時に予算期間開始日および予算期間終了日を識別するために使用されます。	予算期間が4月1日に開始すると仮定すると、予算期間開始日は1になり、予算期間開始月は4月になります。つまり、期間の終了日は3月31日になります。
常勤換算超過の伝達形式	警告またはエラーのどちらを検証に使用するかを構成します。	ここで「エラー」を選択すると、予算を超えるとユーザーが続行できなくなります。 ここで「警告」を選択すると、予算を超えてもユーザーが「許可」をクリックすれば続行できます。	企業レベルでの構成内容に応じて、ユーザーにエラーまたは警告が表示されます。
ヘッドカウント超過の伝達形式	警告またはエラーのどちらを検証に使用するかを構成します。	ここで「エラー」を選択すると、予算を超えるとユーザーが続行できなくなります。 ここで「警告」を選択すると、予算を超えてもユーザーが「許可」をクリックすれば続行できます。	企業レベルでの構成内容に応じて、ユーザーにエラーまたは警告が表示されます。
金額超過の伝達形式	警告またはエラーのどちらを検証に使用するかを構成します。	ここで「エラー」を選択すると、予算を超えるとユーザーが続行できなくなります。 ここで「警告」を選択すると、予算を超えてもユーザーが「許可」をクリックすれば続行できます。	企業レベルでの構成内容に応じて、ユーザーにエラーまたは警告が表示されます。

予算定義は、HDLのPositionBudget.datファイルを使用してロードできます。予算データがアプリケーションにロードされると、ポジションの作成または更新時に、常勤換算、ヘッドカウントおよび金額の検証が有効になります。

次の表は、予算定義の例を示しています。この予算は1つのポジションのみで利用されていると仮定します。

ビジネス・ユニット	部門	事業所	割付済常勤換算 (予算期間に割り付けられた常勤換算。該当するすべてのポジションの常勤換算の合計がこの値を超えないようにする必要があります)	割付済ヘッドカウント (予算期間に割り付けられたヘッドカウント。該当するすべてのポジションのヘッドカウントの合計がこの値を超えないようにする必要があります。)	割付済金額 (予算期間に割り付けられた金額。該当するすべてのポジションの金額の合計がこの値を超えないようにする必要があります)
Vision Corporation Enterprise	Cardiology	Vision University	200	200	200,000
Vision Corporation Enterprise	Cardiology	Redwood Shores	200	100	100,000
Vision Corporation Enterprise	General Surgery	Redwood Shores	50	50	300,000

この例でわかるように、前述の表1と一致するビジネス・ユニット、部門、事業所を組み合せて、ユーザーがポジションを作成しています。

ポジションの作成

ユーザーは、ヘッドカウントに220、常勤換算に220、予算金額に250,000の値を入力しました。超過した予算値は、それぞれの「残り」フィールドにマイナスで表示されます。

予算値を超過したヘッドカウントおよび常勤換算

予算値を超過した金額

ノート: この例では、1つのポジションのみを考慮しました。このビジネス・ユニット、部門および事業所の組合せに対して複数のポジションが存在する場合は、行1で指定された予算の累積使用が残りの割付計算で考慮されます。

企業構成の「ヘッドカウント超過の伝達形式」フィールドで「エラー」が選択されているため、ヘッドカウントが予算を超過したことを示すエラー・メッセージが表示されます。

ヘッドカウントが予算を超えた場合に表示されるエラー・メッセージ

常勤換算および予算金額が予算を超過したことを示す警告メッセージが表示されます。これは、企業構成の「常勤換算超過の伝達形式」および「金額超過の伝達形式」フィールドで「警告」が選択されているためです。次に、同様の別のシナリオに対する警告メッセージの例を示します。

常勤換算および予算金額が予算を超過した場合に表示される警告メッセージ

いずれかの値が予算を超えたときに、承認のためにトランザクションをルーティングする承認ルールを作成できます。次の属性を使用して承認ルールを作成できます:

• 常勤換算の予算超過率
• ヘッドカウントの予算超過率
• 金額の予算超過率

たとえば、率が特定の限度内である場合に、承認通知を通常の承認者にルーティングするか、別の承認者にルーティングするかを指定して承認ルールを作成できます。

承認ルールの作成

承認通知には、承認者が承認前にレビューするための残りのポジション予算詳細も表示されます:

承認通知

この機能を使用すると、ポジションの予算を作成または更新する際に、ポジションの予算額を取得して執行できます。

有効化のステップ

ポジション予算計画を有効にするには、まずORA_PER_POSITION_BUDGETING_ENABLEDプロファイル・オプションを有効にする必要があります。

プロファイル・オプションを有効化するには、「設定および保守」作業領域にナビゲートします。

1. 「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索してクリックします。   
2. プロファイル・オプションORA_PER_POSITION_BUDGETING_ENABLEDを検索して選択します。  
3. 「レベル」として「サイト」を選択します。   
4. 「プロファイル値」フィールドに「はい」と入力します。   
5. 「保存してクローズ」をクリックします。

ヒントと考慮事項

• 予算定義がすでに存在する場合、企業の「割付基準」は変更できません。

• ORA_PER_POSITION_BUDGETING_ENABLEDプロファイル・オプションが「いいえ」に設定されている場合は、HDLを使用して予算データをロードできません。

• ORA_PER_POSITION_BUDGETING_ENABLEDプロファイル・オプションが「はい」に設定されている場合は、指定した予算期間に予算データが存在しない場合にのみ、HDLを使用して予算データをロードできます。

• 現在の予算期間は1カレンダ年です。

• 予算年はHDLファイルの入力となり、予算期間開始日を識別して移入するために、企業の予算期間開始日セグメントおよび予算期間開始月セグメントとともに使用されます。

• 予算期間終了日は、常に予算期間開始日の1カレンダ年後になります。

• 予算期間の間に予算定義を更新する場合は、割付のみを変更できます。

• 現在の予算期間の予算定義は、次のカレンダ年に自動的にロール・オーバーされません。

• 常に最大で2つの予算期間の予算定義データ(過去と現在、現在と将来、現在のみ)が表に存在できます。

• 特定の時点で2つの予算期間のデータが予算表にある場合に、3番目の期間の予算定義をロードするには、1つの期間の予算データを削除する必要があります。

• ポジションの「予算金額通貨」は、企業レベルで指定した予算金額通貨からデフォルト設定され、編集できません。

• ポジションに対して「予算計画済ポジション」フラグが有効で、「割付基準」に事業所が含まれる場合は、ポジションの「事業所」フィールドが必須になります。

• 残りの予算値の計算については、予算期間終了日時点で、承認済採用ステータス、または少なくとも1人の在職者が含まれる凍結採用ステータスのアクティブ・ポジションおよび予算計画済ポジションのみが考慮されます。

• すべてのRedwoodおよびレスポンシブのポジション・ページに検証が適用されます。

• 残りの割付の検証と計算は、現在の日付が含まれるカレンダ年に予算定義が存在する場合にのみ実行されます。

• 「残存予算、「残存常勤換算」および「残存ヘッドカウント」属性は、ポジション詳細セクションのRedwood UIでのみ使用できます。

• 次の予算期間の割付が、現在の予算期間ですでに使用している割付より少ない場合、次の予算期間が開始すると、ポジションの作成または編集中に警告またはエラーが表示されます。たとえば、2022-23会計年度の常勤換算の割付が200で、150をすでに使用したとします。次の2023-24会計年度の常勤換算の新しい割付が120ならば、常勤換算が予算を30超過します。そのため、ポジションの作成または編集中に警告やエラーが表示されます。

• 承認通知には、常勤換算、ヘッドカウントまたは予算金額の変更提案に対する残高パーセントが常に表示されます。

• 機能設定マネージャ(FSM)のエクスポート/インポート機能を使用して企業構成を移行すると、予算計画に関連する企業構成も移行されます。

• ポジション予算データは、機能設定マネージャ(FSM)のエクスポート/インポート機能を使用しても移行されません。

• データベース・アイテム(DBI)とユーザー・エンティティ(UE)は、ポジション予算データではまだ使用できません。

主なリソース

詳細は、Oracle Help Centerで次のリソースを参照してください。

• Human Resources Cloudグローバル人事管理の実装ガイド、ジョブおよびポジションの章

アプリケーション間で再作成されたRedwoodページのすべてのプロファイル・オプションのリストは、My Oracle Supportの次のドキュメントを参照してください:

• HCM Redwood Pages with Profile Options - MOSドキュメント - 2922407.1

HCMでのRedwoodページの拡張の詳細は、Oracle Help Centerのこの機能のお知らせを参照してください。

• Visual Builder Studio (VBS)を使用したHCM Redwoodページの拡張。

ジョブのスケジューリング・グループ属性の追加

「スケジューリング・グループ」属性を使用すると、ワークフォース・スケジューリングの目的で、同様のスキルを必要とするジョブをグループ化できます。たとえば、ヘルスケアでは、Registered Nurse (RN)のスキル・セットに、Registered Nurse (RN)、Charge Nurse (CN)、およびCertified Nurse Assistant (CNA)のようなHCMの複数の職務が含まれる場合があります。Registered Nurseの求人は、HCMで定義されているこれらの異なる職務のいずれでも履行できます。

ジョブのスケジューリング・グループ

この機能を使用すると、特にワークフォース・スケジュールの目的で、同様のスキルを必要とするジョブをグループ化できます。

有効化のステップ

この機能を有効にするために必要な手順はありません。

ヒントと考慮事項

• スケジューリング・グループは、ORA_PER_SCHEDULING_GROUP参照タイプでサポートされています。

• これは、デフォルト値がnullまたは空白の属性で、必須ではありません。

• 「ジョブの複製」フローでは、この属性の値がソース・ジョブからコピーされます。

• この属性の既存の値に対して、有効日更新および訂正を実行できます。

• HCMデータ・ローダー(HDL)およびHCMスプレッドシート・データ・ローダー(HSDL)を使用して、この属性のデータをアップロードできます。

• 機能設定マネージャ(FSM)のエクスポート/インポート機能を使用してジョブ構成を移行すると、「スケジューリング・グループ」属性も移行されます。

• 「スケジューリング・グループ」属性がManageJobsデータ・モデルに追加されています。必要に応じて、BIPテンプレートをカスタマイズすることで、UpdateJobReport、CreateJobReportおよびDTDeleteJobReportにこの属性を追加できます。

• この属性値は承認ペイロードで使用できないため、この属性値を使用してルールを作成できません。

• 今後のリリースでは、この属性をOTBIサブジェクト領域で使用できます。

• 「スケジューリング・グループ」属性の監査はまだ有効にできません。

主なリソース

詳細は、Oracle Help Centerで次のリソースを参照してください。

• Human Resources Cloudグローバル人事管理の実装ガイド、ジョブおよびポジションの章

Redwoodで再作成されたページのすべてのプロファイル・オプションのアプリケーション全体のリストは、My Oracle Supportの次のドキュメントを参照してください:

• HCM Redwood Pages with Profile Options – MOSドキュメント - 2922407.1

HCMでのRedwoodページの拡張の詳細は、Oracle Help Centerのこの機能のお知らせを参照してください。

• Visual Builder Studio (VBS)を使用したHCM Redwoodページの拡張。

ジョブのOracle検索に対するスケジューリング・グループおよびジョブ機能の追加

スケジューリング・グループとジョブ機能をOracle Searchに追加することにより、ジョブの検索時の検索エクスペリエンスが向上しています。ジョブ機能はジョブの既存の属性であり、このリリースではスケジューリング・グループ属性が追加されました。これらの属性は両方とも拡張フィルタとしてジョブ検索ページに追加されており、デフォルトでは表示列で無効になっています。

これらの属性は集計をサポートしています。これらの属性を使用してジョブ検索をフィルタすると、これらの値を持つジョブの数がカッコ内に表示されます。

「スケジューリング・グループ」および「ジョブ機能」属性を使用して検索をフィルタする方法を見てみましょう。

「自分のクライアント・グループ」 > 「詳細の表示」 > 「ジョブ」の順にクリックします。

「ジョブ」ページで、まず空白の検索を実行します。

拡張フィルタ・アイコンをクリックして、表示列の「ジョブ機能」および「スケジューリング・グループ」属性を有効にします。

ジョブ機能およびスケジューリング・グループの表示列

拡張フィルタのリストで、「スケジューリング・グループ」フィルタを展開します。

「スケジューリング・グループ」複数選択値リスト・テキスト・ボックスが表示されます。この属性に設定できる現在のデータおよびその値も表示できます。

データおよび値が表示された「スケジューリング・グループ」値リスト・テキスト・ボックス

この例に示すように、スケジューリング・グループの値が「Registered Nurse」であるレコードが7個あり、「Traveling Nurse」という値のレコードが2個あります。

「Registered Nurse」をクリックし、「結果の表示」をクリックします。

Registered Nurseのスケジューリング・グループを選択

スケジューリング・グループが「Registered Nurse」であるすべてのレコードが表示されます。

スケジューリング・グループが「Registered Nurse」であるレコード

複数選択値リストであるため、2番目のフィルタも追加できます。「Traveling Nurse」スケジューリング・グループも追加すると、それらのレコードも表示されます。

スケジューリング・グループが「Registered Nurse」または「Traveling Nurse」であるレコード

ノート: 名前またはコードでのみレコードをソートできます。スケジューリング・グループ、ジョブ機能またはその他の属性ではソートできません。

次に、拡張フィルタのリストで、「ジョブ機能」フィルタを展開します。「ジョブ機能」複数選択値リスト・テキスト・ボックスが表示されます。この属性に設定できる現在のデータおよびその値も表示できます。

データおよび値が表示された「ジョブ機能」値リスト・テキスト・ボックス

たとえば、ジョブ機能の値に「Chief Nursing Officer」を選択してデータを表示するとします。「Chief Nursing Officer」をクリックし、「結果の表示」をクリックします。

「Chief Nursing Officer」ジョブ機能を選択

ジョブ機能の値に「Chief Nursing Officer」が指定された「Cardiology Nurse」のデータが表示されます。

ジョブ機能が「Chief Nursing Officer」のレコード

「Digital Assistant」などの別のフィルタを追加できます。ジョブ機能が「Digital Assistant」であるレコードが2行目に表示されます。これには、スケジューリング・グループが割り当てられていないことに注意してください。

ジョブ機能が「Chief Nursing Officer」または「Digital Assistant」であるレコード

この機能を使用すると、スケジューリング・グループとジョブ機能の2つの新しい検索フィルタを使用して、ジョブ検索をさらに絞り込むことができます。

有効化のステップ

Redwoodのジョブ・ページを使用するには、まず次のプロファイル・オプションを有効にする必要があります。デフォルトでは、これらはすべて無効になっています。

プロファイル・オプション	次のように、サイト・レベルのプロファイル値を設定します
ORA_HCM_VBCS_PWA_ENABLED	Y
HRC_ELASTIC_SEARCH_ENABLED	Y
ORA_PER_ORACLE_SEARCH_JOBSLOV_ENABLED	Y
ORA_PER_JOBS_REDWOOD_ENABLED	はい

プロファイル・オプションを有効化するには、「設定および保守」作業領域にナビゲートします:

1. 「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索してクリックします。
2. 表にリストされている各プロファイル・オプションを1つずつ検索して選択します。
3. 「レベル」として「サイト」を選択します。
4. 「プロファイル値」フィールドに、「はい」または「Y」(表の説明に従って該当する方)を入力します。
5. 「保存してクローズ」をクリックします。

ノート: また、ジョブ検索ページを使用するには、Oracle Searchを有効にする必要もあります。HCM共通機能の更新23BでOracle Searchによって拡張されたジョブ値リストの新機能を参照してください。Oracle Searchが有効な場合は、ジョブ値リスト(LoV)検索も自動的に有効になります。

主なリソース

詳細は、Oracle Help Centerで次のリソースを参照してください。

• グローバル人事管理の実装ガイド、ジョブおよびポジションの章

アプリケーション間で再作成されたページのすべてのプロファイル・オプションのリストは、My Oracle Supportの次のドキュメントを参照してください。

• HCM Redwood Pages with Profile Options – MOSドキュメント - 2922407.1

HCMでのRedwoodページの拡張の詳細は、Oracle Help Centerのこの機能のお知らせを参照してください。

• Visual Builder Studio (VBS)を使用したHCM Redwoodページの拡張

アクセス要件

既存のお客様の場合、カスタム・ロールを変更する必要はありません。新規顧客が新しい「ジョブ」ページにアクセスするには、カスタム・ロールに次の機能権限を割り当てる必要があります。

権限(コード)	ロール
機能権限: HRジョブの管理(PER_MANAGE_HR_JOB_PRIV)	職務ロール: ワークフォース・ストラクチャ管理職務
集計権限: HRジョブの表示(ORA_PER_VIEW_HR_JOB)	ジョブ・ロール: 人事管理アナリスト

「ポジション」、「ジョブ」および「事業所」ページの値リスト選択時のユーザー・エクスペリエンスの向上

「ジョブ」、「事業所」および「ポジション」レスポンシブ・ページのクライアント側の値リストから「最近の項目」機能を削除して、値リストの値を簡単に選択できるようになりました。これらのページの値リストが拡張されて、アクセス権があるすべての項目が表示されるようになりました。値リストには、一致する最初の25個の値のみが表示されることに注意してください。追加の値を検索するには、検索基準を調整する必要があります。

フローおよび項目のリストを次に示します:

ジョブ詳細

• ベンチマーク・ジョブ
• 等級ラダー
• ジョブ・ファミリ
• ジョブ・セット
• 昇格先のジョブ
• 求人テンプレート
• 有効等級

事業所詳細

• Fax地域コード
• 地理的階層
• その他電話地域コード
• 電話国コード
• タイムゾーン

ポジション詳細

• 処理事由
• 交渉団体
• ビジネス・ユニット
• 労働協約
• コスト・センター
• 委任ポジション
• 部門
• 資金調達ポジション
• 等級ラダー
• 等級
• ジョブ
• 事業所
• マネージャ
• 親ポジション
• 求人テンプレート
• 組合

「ジョブの作成」フローの拡張処理事由値リスト

「ジョブの更新」フローの拡張処理事由値リスト

この機能を使用すると、最近の項目に限定されず、リスト全体を表示できるため、値リストのドロップダウン・リストから値を簡単に選択できます。

有効化のステップ

この機能を有効にするために必要な手順はありません。

共通

チームに関するFusion Analyticsの表示

ライン・マネージャが他の場所に移動しなくても、自分のチームに関連するFusion Analyticsを「自分のチーム」ページに表示できるようになりました。すべてのFusion Analyticsダッシュボードにアクセスできる新しいタブ「Fusion Analytics」がホーム・ページに追加されています。

Fusion Analyticsは、チームに関するインサイトを得て、情報に基づいた意思決定をするのに役立ちます。これらの分析には、採用、組織から退職する個人、希望ジョブ・ファミリ、オープンなジョブ求人などの数が含まれます。この数は、1年間の組織内のアクティビティに基づいて表示されます。

この分析はバナー・メッセージとして表示され、メッセージ上のボタンをクリックすると、関連するFusion Analyticsダッシュボードにナビゲートできます。

有効化のステップ

この機能が使用可能かどうかを確認するには、My Oracle Supportでサービス・リクエスト(SR)を登録する必要があります。

主なリソース

• Fusion Analyticsについて
• Oracle Fusion Analytics Warehouseスタート・ガイド
• Oracle Analytics Cloudスタート・ガイド

非本番環境でのEメール・アラート通知の抑制

アラート・コンポーザ・ツールでEメールのコミュニケーション方法を使用している場合、非本番環境でEメール・アラート通知をテストできます。BPMワークリスト・アプリケーション・プリファレンスを構成して、テスト通知のEメール・アドレスを指定します。このEメール設定をnullのままにすると、非本番環境でEメール通知が送信されません。

Eメールのコミュニケーション方式の場合、非本番環境では、個々のアラート・テンプレートに指定された受信者にEメール通知は送信されません。

ワークリストのコミュニケーション方法の場合、既存の動作は変更されません。BPMワークリストのEメール・アドレスのプリファレンスに指定したEメール・アドレスには、本番環境と非本番環境の両方で通知が送信されます。このアドレスが指定されていないと、個々のアラート・テンプレートに指定された受信者にEメール通知が送信されます。

BPMワークリストのプリファレンスにテスト通知のEメール・アドレスを指定すれば、非本番環境でアラート通知をテストするときに、テスト通知のジャンクEメールが社員に届くのを防げます。

有効化のステップ

BPMワークリストにテストEメール通知を指定するには、次のステップに従います。

1. BPMワークリストの「アプリケーション・プリファレンス」に移動します。
2. 「テスト通知Eメール・アドレス」フィールドにテストEメールアドレスを入力します。
3. 変更を保存します。

BPMワークリストのプリファレンス

人事管理の置き換えられた機能または削除された機能

Oracleは、従来から現在の機能を新しい機能で置き換えるか、既存の機能を削除します。

置換された機能は削除のパスに配置される可能性があります。次の機能は、新しい機能に移動する必要がある更新を示します。ベスト・プラクティスとして、完全サポートのためにただちに新しい機能に移動し、製品に提供される最新の更新内容を維持する必要があります。

削除されたすべての機能には「更新」があり、その機能は使用できなくなります。「更新」に示された機能が使用できなくなるため、必要な計画を行ってその機能を除外してください。

更新24Bでの個人情報の共有のサポート終了のための準備

個人情報の共有のサポートは24Bの更新で終了します。ビジネス・プロセスを再設計するときに、短期間は引き続き使用できますが、修正のサポートはありません。この機能へのアクセスは、今後の更新で削除されます。

個人情報の共有は、雇用検証に使用されている場合があります。雇用検証ビジネス・プロセスを評価して、代替方法を実装する必要があります。

「個人情報の共有」タスクを削除すると、従業員情報への外部アクセスが減少します。

有効化のステップ

この機能を有効にするために必要な手順はありません。

フランスの人材管理

Oracle HRMS (フランス)は、フランス固有の機能をサポートしています。これによって、ユーザーは、フランスのビジネス・プラクティスに従い、法定要件に準拠できます。

契約タイプ、契約サブタイプおよび採用事由の新しい値

フランス固有の次の契約関連詳細を取得することにより、規制要件に準拠できます:

• 契約タイプ: 固定期間高齢者雇用(フランス語: Emploi Senior CDD)
• 契約サブタイプ: 試用期間(フランス語: Période d'Apprentissage)。

採用事由(Motif de recours): このフィールドは「従業員の採用」フローにあります:

「自分のクライアント・グループ」 > 「従業員の採用」

新しい事由の値は、次のとおりです:

• 固定期間雇用サポート契約(CDDI)
• 一時パートタイム補償
• ポジション終了の一時補償
• 資格のためのトレーニング

フランスのビジネス・プラクティスに従い、法定要件にユーザーが準拠できます。

有効化のステップ

この機能を有効化するうえで必要なステップはありません。

ただし、事由の追加を設定して処理にリンクする必要があります。これは、「処理構成」セクションで実行できます:

「自分の企業」 > 「処理の構成」 > 処理(採用)の選択 > 事由の関連付け

事由の値が処理に関連付けられた後、「従業員の採用」ページで選択できるようになります。

米国の人材管理

Oracle HRMS (米国)は、アメリカ合衆国固有の機能をサポートしています。これによって、ユーザーは、米国のビジネス・プラクティスに従い、法定要件に準拠できます。

US HRレポートの事業所の管理タスクの機能改善

EEO-1、VETSおよびCalifornia Pay Dataレポートを簡単に実行できるようになりました。「事業所」タスクに新しい表が追加されたので、複数のユニット番号を含むレポート情報を税レポート・ユニット(TRU)に関連付けることができます。この機能が提供される前は、1つの事業所に関連付けられた複数のユニット番号がTRUにある場合は、個別の場所を定義する必要がありました。

この表は、「事業所の管理」タスクの「米国レポート情報」セクションにあります。

「米国レポート情報」表

変更を掲載します。この要件を満たすために、お客様が重複する事業所を作成する必要はありません。

有効化のステップ

この機能を有効にするために必要な手順はありません。

ヒントと考慮事項

• パッチの適用時に、「事業所」ページの既存のユニット番号情報が、「事業所の管理」タスクのこの新しいセグメントに自動的に移行されます。
• これらの新しいフィールドの中には、検証されないものがあります。ユーザーの責任で値を正しく入力してください。

主なリソース

詳細は、Help Centerにある次のトピックを参照してください:

• EEO-1報告組織電子レポート

アクセス要件

該当なし

グローバル給与インタフェース

Oracle Global Payrollインタフェースは、個人給与情報を第三者給与プロバイダに送信し、給与明細および処理済給与データをOracle HCM Cloudにインポートします。「グローバル給与インタフェース」テンプレートを使用して給与インタフェースを構成し、サードパーティの給与システムへのデータ・フィードを拡張および強化できます。第三者給与プロバイダから処理済の給与データまたは給与明細をインポートすると、そのデータをレポートおよび分析に使用できます。

ADPグローバル給与V2に対する給与インタフェースのベースライン抽出の実行

ADPグローバル給与の給与インタフェースV2のベースライン抽出を実行して、この更新の適用後にファイル全体が抽出されないようにします。

正しい支払方法名を抽出するために、基礎となるビジネス・ルールの変更が提供されています。

ノート: すべてのファイルを抽出しなくてすむようにするには、このパッチを適用した後にベースライン抽出を実行する必要があります。

ベースライン抽出後に通常のデータ変更および抽出を実行してください。

これにより、ADPクローバル給与V2の給与インタフェースでファイル全体が抽出されなくなります。

有効化のステップ

この機能を有効にするために必要な手順はありません。

休暇欠勤のグローバル給与インタフェース・テンプレートの事前休暇欠勤タイプのサポート

拡張された休暇欠勤のグローバル給与インタフェース・テンプレートを使用して給与インタフェースを生成し、日単位およびアサイメント単位の個人休暇欠勤レコードをサードパーティの給与ベンダーと統合します。

休暇欠勤のグローバル給与インタフェース・テンプレートを使用した給与インタフェースの構成方法は次のとおりです。

1. 「ホーム」ページで、「自分のクライアント・グループ」タブの「データ交換」クイック処理をクリックします。
2. 「データ交換」ページで「抽出定義」を検索して選択します。
3. 「+」記号をクリックし、値リストから「テンプレートから作成」を選択します。
4. 「休暇欠勤のグローバル給与インタフェース」というソース・テンプレートを選択し、次のフィールドに入力します:
   1. 名前: インタフェースの名前を指定します。この名前のフローが生成されます。たとえば、名前が「ABC Payroll Interface」であれば、フローは「Run ABC Payroll Interface」として生成されます。
   2. 開始日: 抽出定義を作成するための開始日を指定します。
   3. コンシューマ: 値リストから適切な値を選択します。
   4. 変更のみ: このチェック・ボックスを選択したことを確認してください。
   5. 国別仕様データ・グループ: 適切な国別仕様データ・グループを検索して選択します。
5. 「OK」をクリックします。使用可能なデフォルトのオブジェクトと属性のリストが表示されます。
6. 「アサイメント休暇欠勤」を選択します。使用可能な属性は、「属性」にあります。
7. 属性を選択したら、左端のペインで「レビュー」をクリックして選択内容を確認します。
8. 「保存」をクリックして構成を送信し、ステータスが「準備完了」になるまで待機します。

この機能は、日単位およびアサイメント単位の休暇欠勤レコードの統合をサポートしています。個人レベルの休暇欠勤レコードのサポートは、以前のリリースで提供されました。今回は、アサイメント・レベルの休暇欠勤のサポートを拡張するように機能強化されました。

有効化のステップ

この機能を有効にするために必要な手順はありません。

人事管理のトランザクション・ビジネス・インテリジェンス

Oracle Transactional Business Intelligenceは、Oracle® Cloudアプリケーションのすべてのユーザーが、日常的な意思決定のための非定型レポートを作成し、分析するために使用できるリアルタイムのセルフサービス・レポート作成ソリューションです。  Oracle Transactional Business Intelligenceは、人事マネージャ、人事担当者、企業幹部およびライン・マネージャに、ワークフォース原価、要員配置、報酬、パフォーマンス管理、タレント管理、後任プランおよび従業員福利厚生を分析するための重要なワークフォース情報を提供します。

レポートや分析を最初から作成する必要はありません。「Customer Connect」のレポート共有センターで、すべての製品のサンプル・レポートのライブラリを確認してください。

人事管理

サーベイ・ジャーニについてレポートする新しいサブジェクト領域

新しいサブジェクト領域「ワークフォース管理 - サーベイ・ジャーニ応答リアルタイム」を利用すれば、ジャーニ・サーベイ質問リストおよび就業者の応答についてレポートできます。これらの質問リストは、「サーベイ」カテゴリのジャーニを介して就業者に割り当てられます。

ジャーニを介して就業者に割り当てられたすべてのサーベイについて、質問および就業者の応答をレポートできます。サーベイが就業者に割り当てられる頻度についてもレポートできます。

有効化のステップ

新しいサブジェクト領域は、既存のレポートに追加して使用するか、新しいレポートで使用します。レポートの作成および編集の詳細は、分析およびレポートの作成および管理のブック (「Oracle Help Center」 > 目的のアプリケーション・サービス領域 > 「Books」 > 「Administration」)を参照してください。

アクセス要件

この新しいサブジェクト領域は、次の職務ロールによって保護されています:

• FBI_WORKFORCE_TRANSACTION_ANALYSIS_DUTY

レコード文書サブジェクト領域の機能改善

次のサブジェクト領域の「文書タイプ」フォルダに、「タグ」という新しい属性が追加されています。この列には、1つまたは複数のカンマ区切り値を含めることができます。

• ワークフォース管理 - レコード文書リアルタイム
• ワークフォース管理 - レコード文書アーカイブ・リアルタイム

ノート: この属性タグは同じレコード内に複数の値を持つことができるため、参照表を使用して解決できません。

文書タイプに関連付けられたタグについてレポートするこの新しい属性を含めることで、サブジェクト領域のレポートを改善できます。

有効化のステップ

この機能を有効にするために必要な手順はありません。

レコード文書アーカイブ・サブジェクト領域に追加されたフレックスフィールド

「ワークフォース管理 - レコード文書アーカイブ・リアルタイム」のレポートで、次のフレックス・フィールドを使用できます:

• PER_DOCUMENTS_OF_RECORD_DFF   
• PER_DOC_OF_RECORD_LEG_DDF

これは、「レコード文書アーカイブ詳細」フォルダで使用できます。

「ワークフォース管理 - レコード文書アーカイブ・リアルタイム」サブジェクト領域で使用可能なフレックスフィールドを使用してレポートを拡張できます。

有効化のステップ

この機能を有効にするために必要な手順はありません。

職責範囲サブジェクト領域の新しい属性

「ワークフォース管理 - 職責範囲」サブジェクト領域の「職責範囲設定」フォルダに、次の属性が追加されています:

• 承認に使用
• 承認コードに使用
• チェックリストに使用
• チェックリスト・コードに使用

職責範囲が承認に使用されるか、ジャーニに使用されるかを決定する属性を追加して、職責範囲設定情報に関するレポートを拡張できます。

有効化のステップ

この機能を有効にするために必要な手順はありません。

ポジション・ディメンションの新しいフレックスフィールド

この共通ディメンションを持つすべてのサブジェクト領域のポジション・ディメンションで、フレックス・フィールドPER_EVALUATION_CRITERIA_DFFをレポート用に使用できます。

PER_EVALUATION_CRITERIA_DFFという名前のジョブ評価に関連するフレックスフィールドがサポートされたので、すべてのHCM OTBIサブジェクト領域でポジション・ディメンションに関するレポートを拡張できます。

有効化のステップ

この機能を有効にするために必要な手順はありません。

人事管理の重要な処理と考慮事項

置き換えられた機能または削除された機能

Oracleは時々、既存のクラウド・サービスの機能を新しい機能で置き換えるか、既存の機能を削除します。機能が置き換えられた場合、古いバージョンがすぐに削除されることも、将来削除されることもあります。ベスト・プラクティスとして、新しいバージョンが使用可能になったらすぐに、置換後の新しいバージョンの機能を使用するようにしてください。

製品	削除された機能	削除予定	置換後の機能	置換時期	追加情報
グローバルHR	更新24Bでの個人情報の共有のサポート終了のための準備	未定			ビジネス・プロセスを再設計するときに、短期間は引き続き使用できますが、更新24Bの時点で修正のサポートはなくなります。この機能へのアクセスは、今後の更新で削除されます。
グローバルHR	更新23Dでの従業員RESTリソースのサポート終了のための準備	23D			就業者(/workers)およびユーザー・アカウント(/userAccounts) RESTリソース。
グローバルHR	「職責範囲の管理」クラシック・ページの削除(予定)	24A	職責範囲の再設計	19C
グローバルHR	人事管理の制限付提供 - 次の可能性の高いアクションに関するニュース・フィードの提案の取得	23D	生成AI機能	23D以降の更新	オラクルは、23Dへのアップグレード時に、この制限付提供機能を廃止します。この機能に対する投資はこれ以上行われません。かわりに、より大きな価値を提供する生成AI機能にオラクルは注力していきます。この機能を無効にする方法の詳細は、Fusion Applications: AI Newsfeed Suggestions - End of Life in Release 23D (文書ID 2969200.1)を参照してください

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既知の問題/メンテナンス・パック・スプレッドシート

Oracleは各更新における既知の問題に関するドキュメントを公開することにより、お客様が遭遇する可能性のある問題について啓発し、回避策があればそのドキュメントにおいてその回避策を提供します。

Oracleは、月次または法定パッチ適用により修正された不具合のメンテナンス・パックおよび法定メンテナンス・パックのドキュメントも公開します。

これらのドキュメントを参照するには、My Oracle Supportにアクセスできる必要があります。

Oracle Human Capital Management Cloud Functional Known Issues and Maintenance Packs (ドキュメントID 1554838.1)

人事管理の制限付提供

次に、制限付提供プログラムが提供する制限付提供機能のリストを示します。

ノート: 現時点では、これらの機能をすべてのお客様がご利用いただけるわけではありません。これらは制限付提供プログラムを介してのみ使用可能であり、この機能プログラムに参加するには承認が必要になります。これらのプログラムに参加するには、テストに参加して、フィードバックを返していただく必要があります。プログラムによっては、他のご協力が必要な場合もあります。

これらの初期段階のプログラムに参加する時間がない場合、ご心配はいりません。すべてのお客様向けの一般提供が始まった時点で、この機能をご利用ください。すべてのお客様がこれらの機能をご利用いただけるようになると、通常どおり製品見出しの下に機能が表示されます。

ぜひ機能のリストをご覧になり、機能のリリース・スケジュールより前に実装する必要がある機能があるかどうかをご確認ください。機能のサインアップに関する情報は、次の表をご覧ください。これらのプログラムの参加者数は限られており、一部は特定のお客様向けのプログラムであるため、早めにサインアップしてください。

次の表に、使用可能な機能とサインアップ方法の簡単な説明を示します。提供される機能が多い場合は、この表の下にある「新機能」に機能の詳細が説明されている場合もあります。

制限付提供プログラムにご参加いただき、お客様のご意見やアイデアをお聞かせいただけることを楽しみにしています。

製品	機能名	機能の説明	テストが必要なお客様のタイプ	サインアップ方法	制限付提供リリース	現在参加可能
グローバル人事管理	職責範囲(AOR)の自動プロビジョニング	ユーザー定義AORテンプレート基準に基づいて、就業者職責を自動的に割当または削除します。ユーザー・エクスペリエンスを改善し、本番環境での自動プロビジョニング・プロセスを簡素化するための拡張が行われました。	職責テンプレートへの移動を希望するHCM AOR顧客	My Oracle Supportでサービス要求をオープンし、AOR-Autoprovisionのタグを含めます My Oracle Support - Fusion Global HR: How to Apply for Autoprovision Areas of Responsibilities Feature Under Controlled Availability (ドキュメントID 2765388.1)を参照してください。	21B	はい
すべてのHCM製品	次の可能性の高いアクションに関するニュース・フィードの提案の取得	ニュース・フィード・レイアウトの次の可能性の高いアクションに関する提案を取得します。この機能は現在、制限付提供中であり、Oracle Fusion Cloud HCM、財務、プロジェクト管理、調達で使用できます。人工知能と機械学習アルゴリズムは、セッション中に各ユーザーが行う可能性が最も高いアクションを予測して提案します。このアルゴリズムでは、各ユーザーおよび各ユーザーの履歴ナビゲーション動作とパターンを使用して、どのナビゲーション・ターゲットにアクセスする可能性が最も高いかを判断します。	ニュースフィードのすべてのお客様	My Oracle Supportでサービス・リクエスト(SR)を登録し、プロモーション・コードを要求する必要があります。	23A	クローズ済。オラクルは、23Dへのアップグレード時に、この制限付提供機能を廃止します。この機能に対する投資はこれ以上行われません。かわりに、より大きな価値を提供する生成AI機能にオラクルは注力していきます。この機能を無効にする方法の詳細は、Fusion Applications: AI Newsfeed Suggestions - End of Life in Release 23D (文書ID 2969200.1)を参照してください