すべて展開


  1. 更新24C
  1. 改訂履歴
  2. 概要
  3. 任意の新機能の導入(オプトイン)
  4. 機能概要
  5. サプライ・チェーン・オーケストレーション
    1. サプライ・チェーン・オーケストレーション
      1. Redwoodエクスペリエンス
        1. 再設計されたページを使用した供給要求明細の表示
  6. コラボレーション・メッセージング・フレームワーク
    1. コラボレーション・メッセージング・フレームワーク
        1. 顧客へのOracle B2B購買オーダー確認の送信
        2. サプライヤからのcXML購買オーダー確認の受信
        3. サプライヤ・サイトB2B設定の簡略化
      1. B2Bアカウント番号(Redwoodエクスペリエンス)
        1. 出荷先事業所へのB2Bアカウント番号の割当
  7. 調達共通
    1. 共通調達
        1. RESTリソースを使用した調達の統合および拡張
        2. Visual Builder Studioを使用した調達Redwoodアプリケーション・ページの拡張
        3. Redwoodページのガイド付きジャーニの作成
        4. 生成された品目データを使用した実行時トランザクションの単位換算の計算
  8. 調達
    1. 購買
        1. 品目ソースを使用した購買依頼明細の検索
        2. 特別処理を必要とする購買依頼および購買オーダーのインポート
        3. マッピング・セットを使用した購買文書の承認ルールの構成
        4. この更新で選択された購買不具合修正
      1. 外部購買価格
        1. 外部購買価格のインポート時における製造業者部品番号に対する変更の更新
    2. サプライヤ・モデル
        1. サプライヤ・プロファイルに対する内部変更の承認
        2. 次世代のサプライヤ・セルフサービス登録の拡張
      1. Redwoodエクスペリエンス
        1. 新規ユーザー・エクスペリエンスによるサプライヤの検索
    3. ソーシング
        1. 生成AIの使用によるネゴシエーション概要の作成
        2. ネゴシエーション落札付加フレックスフィールドの購買文書へのコピー
        3. 新規ラウンドで要件を保持するオプション
        4. 応答明細添付の非表示
      1. Redwoodエクスペリエンス
        1. 新規ユーザー・エクスペリエンスによるネゴシエーション要約の表示
        2. 新規ユーザー・エクスペリエンスによるサプライヤ・ポータルでのネゴシエーションの検索
    4. サプライヤ資格管理
        1. Oracle Analytics Publisherを使用した質問リストへの回答の構成および資格通知の評価
        2. 評価通知をすべてのチーム・メンバーに送信
  9. 重要な処理と考慮事項

更新24C

改訂履歴

本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。

日付 モジュール 機能 ノート
2024年6月7日     初版作成。

概要

お客様のアイデアをお聞かせください

ご意見をお待ちしています。クラウド・サービスをさらに改善する方法について提案がございましたらどうぞお教えください。アイデアを送信するにはいくつかの方法があります。たとえば、Oracle Customer ConnectのIdeas Labを使用します。機能名の後にこのアイコンが表示されている箇所は、お客様のアイデアを実現した機能です。

フィードバックをお寄せください

本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックは、oracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.comまでお送りください。

免責事項

この文書に記載された情報には、オラクルの製品開発プランに関する説明文が含まれていることがあります。オラクルの製品開発プランと、今後の製品リリースの本質および時期に対し、様々な要因が大きく影響を及ぼします。したがって、この情報はあくまで情報として提供されるものであり、マテリアルやコード、機能を提供することのコミットメント(確約)ではないため、購買決定を行う際の判断材料になさらないでください。記載されている機能の開発、リリースおよび時期については、オラクルの単独の裁量により決定されます。

この情報は、オラクルおよびその子会社や関連会社との契約を構成するものではありません。特にこの情報についてオラクルは一切の責任を負いかねます。詳細は、法律上の注意点および使用条件を参照してください。

任意の新機能の導入(オプトイン)

Oracle Cloudアプリケーションは、四半期ごとに新しい更新を提供します。つまり、ビジネスの効率的かつ効果的な管理に役立つ新しい機能を3か月ごとに受け取ります。一部の機能は使用可能な状態でされ、エンド・ユーザーが即時に使用できます。その他の機能はすぐ使用できない状態で提供され、使用可能にするために処理を実行する必要があります。無効化されている機能は、次の権限を使用して、次のステップでエンド・ユーザーに対してアクティブ化できます。

  • アプリケーション・オファリングのレビュー(ASM_REVIEW_APPLICATIONS_OFFERINGS_PRIV)
  • Oracle Fusion Applicationsオファリングの構成(ASM_CONFIGURE_OFFERING_PRIV)

新機能をオプト・インする方法を次に示します。

  1. 「ナビゲータ」→「自分の企業」→「新機能」をクリックします。
  2. 「機能概要」ページで、オファリングを選択してそれに固有の新機能をレビューします。または、デフォルトの選択である「すべての使用可能オファリング」をそのまま使用して、すべてのオファリングの新機能を確認できます。
  3. 「新機能」タブで、新機能を確認し、「使用可能」列で機能のオプトイン・ステータスを確認します。機能がすでに有効化されている場合は、チェック・マークが表示されます。そうでない場合は、機能を有効にするためのアイコンが表示されます。
  4. 「使用可能」列にあるアイコンをクリックし、機能を有効にするステップを完了します。

場合によっては、「新機能」作業領域に表示されていない機能をオプト・インする必要がある場合があります。オプト・インする方法を次に示します。

  1. 「ナビゲータ」→「自分の企業」→「オファリング」をクリックします。
  2. 「オファリング」ページで、オファリングを選択し、「オプトイン機能」をクリックします。
  3. 「オプトイン」ページで、オファリングまたは機能が含まれている機能領域の「機能の編集」(鉛筆)アイコンをクリックします。
  4. 「機能の編集」ページで、機能を有効化するためのステップを完了します。

オファリングに新機能をオプト・インする方法の詳細および詳細な手順は、オファリングの構成を参照してください。

オプト・イン失効

オプト・インを経由してすぐ使用できない状態で提供された機能は、将来の更新で自動有効化される場合があります。これはオプト・イン失効と呼ばれます。クラウド・サービスにオプト・イン失効がある場合、このドキュメントに関連タブが表示されます。このタブをクリックすると、最初に機能が無効状態で提供されたのはいつか、そしてこの機能のオプト・インがいつ失効し、自動で使用可能となる見込みかが表示されます。ここをクリックして、すべてのOracle Cloudアプリケーションのオプト・インが失効した機能を確認することもできます。

機能概要

列の定義:

レポート = 新規または変更され、Oracleで提供される、実行準備が完了したレポート。

UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は通常、フィールド、検証またはプログラムの小さな変更で構成されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は最小になります。

UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、より複雑に設計されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は高くなります。

すぐ使用できない状態で提供される機能 = エンド・ユーザーがこれらの機能を使用できるようにするには、処理が必要です。これらの機能は無効化されており、有効にするかどうかとその時期は自分で選択します。たとえば、a)新しいまたは拡張されたBIサブジェクト領域を最初にレポートに組み込む必要がある、b)新しいWebサービスを使用するには統合が必要である、c)機能にアクセスするには、ユーザー・ロールに機能を割り当てる必要があるなどです。

エンド・ユーザーがすぐに使用可能
(機能が使用可能な状態で提供)

レポートおよび小規模なUIまたはプロセスベースの新機能は、更新後のユーザーに対する影響を最小限に抑えます。したがって、顧客受入テストでは、大規模UIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当てる必要があります。

エンド・ユーザーによる使用の前に顧客はアクションが必要
(機能はすぐ使用できない状態で提供)

これらの機能を使用するために、膨大な作業は不要です。選択的に使用するよう選択すると、テストおよびロールアウトのタイミングを設定できます。

機能

レポート

UIまたは
プロセスベース:
小規模

UIまたは
プロセスベース:
大規模*

サプライ・チェーン・オーケストレーション

サプライ・チェーン・オーケストレーション

Redwoodエクスペリエンス

再設計されたページを使用した供給要求明細の表示

コラボレーション・メッセージング・フレームワーク

コラボレーション・メッセージング・フレームワーク

顧客へのOracle B2B購買オーダー確認の送信

サプライヤからのcXML購買オーダー確認の受信

サプライヤ・サイトB2B設定の簡略化

B2Bアカウント番号(Redwoodエクスペリエンス)

出荷先事業所へのB2Bアカウント番号の割当

調達共通

共通調達

RESTリソースを使用した調達の統合および拡張

Visual Builder Studioを使用した調達Redwoodアプリケーション・ページの拡張

Redwoodページのガイド付きジャーニの作成

生成された品目データを使用した実行時トランザクションの単位換算の計算

調達

購買

品目ソースを使用した購買依頼明細の検索

特別処理を必要とする購買依頼および購買オーダーのインポート

マッピング・セットを使用した購買文書の承認ルールの構成

この更新で選択された購買不具合修正

外部購買価格

外部購買価格のインポート時における製造業者部品番号に対する変更の更新

サプライヤ・モデル

サプライヤ・プロファイルに対する内部変更の承認

次世代のサプライヤ・セルフサービス登録の拡張

Redwoodエクスペリエンス

新規ユーザー・エクスペリエンスによるサプライヤの検索

ソーシング

生成AIの使用によるネゴシエーション概要の作成

ネゴシエーション落札付加フレックスフィールドの購買文書へのコピー

新規ラウンドで要件を保持するオプション

応答明細添付の非表示

Redwoodエクスペリエンス

新規ユーザー・エクスペリエンスによるネゴシエーション要約の表示

新規ユーザー・エクスペリエンスによるサプライヤ・ポータルでのネゴシエーションの検索

サプライヤ資格管理

Oracle Analytics Publisherを使用した質問リストへの回答の構成および資格通知の評価

評価通知をすべてのチーム・メンバーに送信

>>クリックして重要な処理と考慮事項を表示

サプライ・チェーン・オーケストレーション

サプライ・チェーン・オーケストレーション

Redwoodエクスペリエンス

これらの機能は、Oracleの次世代ユーザー・エクスペリエンスであるRedwoodで構築されました。Redwoodは、デバイス全体で最先端のコンシューマ・グレードのユーザー・エクスペリエンスを、Oracleが実現する高度なエンタープライズ・シナリオにもたらします。

再設計されたページを使用した供給要求明細の表示

再設計されたページを使用して、供給要求明細の詳細を表示します。各供給要求明細を履行する購買オーダー、作業オーダーまたは転送オーダーの詳細など、供給に関する詳細を取得します。オーケストレーション・プランを調べて、オーケストレーション・プロセスが実行しているタスクの現在の状態を取得します。各明細でサービス・マッピングが変更している属性を表示します。明細で処理を実行し、供給中断を解決します。

デスクトップ、タブレットまたはモバイル・デバイスを使用して、供給要求明細の供給中断を削除する処理を実行します。

有効化のステップ

この機能を有効にするために何もする必要はありません。

ヒントと考慮事項

演習:

  1. 「サプライ・チェーン・オーケストレーション」作業領域に移動し、供給要求を検索します。
  2. 検索結果で、供給要求をクリックし、「その他の処理」>「供給要求詳細の表示」をクリックします。
  3. 「供給要求」ページで、供給要求明細をクリックし、「その他の処理」>「供給要求明細詳細の表示」をクリックします。
  4. 「供給要求明細」ページで詳細を表示します。

ページの様々なセクションを使用して、供給要求明細について必要な詳細を取得します。

このセクションを使用 取得する詳細の内容
明細詳細

明細(要求数量、予想数量、要求日、予想日など)。

供給詳細

供給文書(購買依頼、購買オーダー、転送オーダー、作業オーダーなど)。

供給文書にドリルダウンして詳細を表示します。

オーケストレーション・プラン

オーケストレーション・プラン。プラン内の各タスクの現在のステータスを取得します。

サービス・マッピング詳細

サービス・マッピングが供給要求明細で変更する属性値を表示します。

供給要求明細に対して処理を実行します。

  • 供給中断を解決した後、明細を再発行します。
  • 供給が例外の場合、「元のソースから供給を再作成」処理または最適な代替ソースから供給を再作成処理を使用します。
  • 明細を取り消します。

例:

キャプション

詳細

追加詳細

追加詳細

このページを使用するために機能をオプト・インする必要はありません。

「供給要求明細」ページでは、ビジネス・ルールおよびガイド付きジャーニを使用できます。

主なリソース

アクセス要件

ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。

  • 次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
    • サプライ・チェーン運用マネージャ(ORA_DOS_SUPPLY_CHAIN_OPERATIONS_MANAGER_JOB)
  • 次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
    • 供給オーダー・インタフェースの処理(DOS_PROCESS_SUPPLY_ORDER_INTERFACE_PRIV)
    • 供給オーダーの表示(DOS_VIEW_SUPPLY_ORDERS_PRIV)
    • 供給要求例外の管理(DOS_MANAGE_SUPPLY_REQUEST_EXCEPTIONS_PRIV)
    • 供給オーダー例外およびステータスの表示(DOS_VIEW_SUPPLY_ORDER_EXCEPTIONS_AND_STATUS_PRIV)

独自のジョブ・ロールを保守している場合、この機能をサポートするための新しい権限は導入されていません。

コラボレーション・メッセージング・フレームワーク

コラボレーション・メッセージング・フレームワーク

顧客へのOracle B2B購買オーダー確認の送信

Oracle B2Bの新しいメッセージOracle-1-0-B2B-Purchase-Order-Acknowledgment-OutおよびOracle-1-0-B2B-Purchase-Order-Change-Acknowledgment-Outを使用して、Oracle B2Bオブジェクト形式で顧客に確認を送信できます。

購買オーダー確認メッセージを使用すると、オーダー-入金プロセスの一環として受信した購買オーダーを確認できます。これらの確認により、オーダーの品目、数量、日付およびその他の条件が確認されます。その後、いずれかの条件が変更された場合は、購買オーダー変更確認メッセージを送信して、新しいオーダー詳細を確認できます。

有効化のステップ

上位レベルでは、次のメッセージ定義を有効にする2つのステップがあります。

  1. サービス・プロバイダまたは取引先を使用して、メッセージ定義を直接設定します。
  2. 顧客を取引先に関連付けます。

サービス・プロバイダまたは取引先によるメッセージ定義の設定

  1. 「タスク」パネル・タブから「コラボレーション・メッセージング・サービス・プロバイダの管理」または「B2B取引先の管理」を選択し、設定するサービス・プロバイダまたは取引先を検索します。
  1. 「アウトバウンド・コラボレーション・メッセージ」タブで、顧客に送信する新しい購買オーダー確認メッセージ定義を選択します。
  • Oracle-1-0-B2B-Purchase-Order-Acknowledgment-Out 
  • Oracle-1-0-B2B-Purchase-Order-Change-Acknowledgment-Out 
  1. 配信方法をメッセージ定義に関連付け、ステータスを「アクティブ」に設定します。

アウトバウンド・コラボレーション・メッセージのスクリーン・ショット。

アウトバウンド・コラボレーション・メッセージ

顧客と取引先の関連付け

顧客と取引先の関連付けのスクリーン・ショット。

顧客と取引先の関連付け

  1. 「タスク」パネル・タブから「顧客コラボレーション構成の管理」を選択し、購買オーダー確認の送信先顧客を検索します。
  1. 顧客を選択し、「コラボレーション構成の編集」を選択します。
  1. 顧客コラボレーション構成の編集ページの「関連サービス・プロバイダ」セクションでサービス・プロバイダ(使用している場合)および取引先を選択します。
  1. 「サービス・プロバイダ用のコラボレーション文書」セクションで、「購買オーダー確認 - アウトバウンド」および「購買オーダー変更確認 - アウトバウンド」文書を選択します。
  1. 「保存してクローズ」を選択します

主なリソース

  • Oracle Help CenterにあるOracle Fusion Cloud SCMのB2Bメッセージングの構成および管理ガイドを参照してください。

アクセス要件

次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。

  • サービス・プロバイダの管理(CMK_MANAGE_SERVICE_PROVIDER_PRIV)
  • B2B取引先の管理(CMK_B2B_TRADING_PARTNERS_PRIV)
  • Manage B2B Customer Trading Partners (CMK_B2B_CUSTOMER_TRADING_PARTNERS_PRIV)

これらの権限は、この更新よりも前から使用可能でした。

サプライヤからのcXML購買オーダー確認の受信

新しいOracle Business Network (OBN) cXML購買オーダー確認メッセージOBN-cXML-1-2-011-ConfirmationRequest-Inを使用して、OBNを介してcXML購買オーダー確認を受信できます。

購買オーダー確認メッセージの詳細を示すスクリーン・ショット。

OBN-cXML-1-2-011-ConfirmationRequest-In

調達-支払プロセスにOBNを使用するサプライヤは、cXML標準形式に準拠した購買オーダー確認を送信できます。コラボレーション・メッセージング・フレームワークでは、これらのメッセージを受信して処理し、調達システムの購買オーダー・ステータスを更新できます。

有効化のステップ

次に、このメッセージ定義を使用する方法の概略を示します。

  1. OBNサービス・プロバイダで、メッセージ定義をインバウンド・メッセージとしてアクティブ化します。
  2. サプライヤを取引先に関連付け、インバウンド購買オーダー確認文書を選択します。

OBNサービス・プロバイダでのメッセージ定義のインバウンド・メッセージとしてのアクティブ化。

  1. 「タスク」パネル・タブで「コラボレーション・メッセージング・サービス・プロバイダの管理」を選択します。
  1. Oracle Business Networkサービス・プロバイダを検索して選択します。
  1. 「コラボレーション・メッセージング・サービス・プロバイダの編集」ページで、「インバウンド・コラボレーション・メッセージ」タブを選択し、OBN-cXML-1-2-011-ConfirmationRequest-Inメッセージのステータスを「アクティブ」に設定します。
  1. 「保存」をクリックします。

OBN-cXML-1-2-011-ConfirmationRequest-Inをアクティブに設定する方法を示すスクリーン・ショット。

OBN-cXML-1-2-011-ConfirmationRequest-Inの「アクティブ」への設定

取引先へのサプライヤの関連付けとインバウンド購買オーダー確認文書の選択

  1. 「タスク」パネル・タブで、「サプライヤB2B構成の管理」を選択します。
  1. 購買オーダー確認を受け取るサプライヤを検索して選択します。
  1. 「サプライヤB2B構成の編集」ページで、「取引先割当」タブを選択し、「処理」>「行の追加」をクリックします。
  1. 「取引先ID」フィールドから使用可能な検索オプションを使用して、OBNから取引先を検索して選択します。「保存」をクリックします。

取引先割当を示すスクリーン・ショット。

取引先割当

  1. 「文書設定」タブを選択して、「購買オーダー確認 - インバウンド」文書を追加し、関連ステータスを「使用可能」に設定します。

文書設定を示すスクリーン・ショット。

文書設定

  1. 「保存」をクリックします。

ヒントと考慮事項

  • OBNで、バイヤー・アカウントに購買オーダー確認を追加する必要があります。
  • 「サプライヤ」作業領域の「サプライヤの管理」タスクを使用して、サプライヤと取引先を関連付けることができます。

主なリソース

アクセス要件

次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。

  • サービス・プロバイダの管理(CMK_MANAGE_SERVICE_PROVIDER_PRIV)
  • B2Bサプライヤ取引先の管理(CMK_B2B_SUPPLIER_TRADING_PARTNERS_PRIV)

これらの権限は、この更新よりも前から使用可能でした。

サプライヤ・サイトB2B設定の簡略化

調達-支払のサプライヤ・サイトのB2B設定を単一のステップで完了できるようになりました。

この簡略化されたプロセスにより、取引先および取引先と交換するB2B文書を一度に選択できるため、調達-支払取引関係の設定と管理にかかる時間が節約されます。

有効化のステップ

この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。

オファリング: 製造およびサプライ・チェーン資材管理

オプト・インした後、次のステップを実行して、調達-支払プロセスにサプライヤと取引先を関連付けます。

  1. 「サプライヤ」作業領域で、「タスク」パネルから「サプライヤの管理」を選択します。
  2. 「サプライヤの管理」ページで、サプライヤを検索して選択します。
  3. 「処理」>「編集」をクリックします。「サプライヤの編集」ページが表示されます。
  4. 「サイト」タブを選択し、サイトを選択します。
  5. 「サイトの編集」ページで、下にスクロールし、「一般」タブが選択されていない場合は選択します。
  6. 「B2Bメッセージング使用可能」フィールドで「はい」を選択します。

「B2Bメッセージング使用可能」のスクリーン・ショット

B2Bメッセージング使用可能

  1. 「文書」セクションで「B2B文書の選択」をクリックします。
    1. 「B2B文書の選択」ウィンドウで、取引先を検索します。
    2. 取引先を選択し、サプライヤに関連付ける文書を選択します。Oracle Business Network (OBN)サプライヤを検索する場合、サプライヤがOBNでサポートしているメッセージとOBNサービス・プロバイダのコラボレーション・メッセージングで設定されている内容に基づいて「文書」セクションが移入されます。OBNから取引先が選択されると、その取引先が存在しない場合はコラボレーション・メッセージング・フレームワークに取引先が追加され、その取引先がOBNに接続されていない場合は、その取引先に対する接続が要求されます。
    3. 複数の取引先およびサービス・プロバイダをサプライヤに関連付ける場合は、「文書」セクションでこれらの追加の列の非表示を解除できます。
    4. 「OK」をクリックします。
    5. 文書の名前、ステータスおよびステータスの日付は、デフォルトで「文書」セクションに表示されます。メッセージ・ステータスは、「ステータス」フィールドのドロップダウン・リストから新しいステータスを選択することで変更できます。
  1. 「保存」をクリックします。

「B2B文書の選択」のスクリーン・ショット。

B2B文書の選択

ヒントと考慮事項

次のステップを使用して、「B2B文書の選択」ダイアログのデフォルトのサービス・プロバイダを設定できます。

  1. 「設定および保守」作業領域で、「コラボレーション・メッセージング構成の管理」タスクを選択します。
  1. 「一般設定」タブの「取引先検索構成」セクションで、デフォルトのサービス・プロバイダを選択します。 「B2B文書の選択」ダイアログにアクセスするたびに、これがデフォルトのサービス・プロバイダになります。

「デフォルト・サービス・プロバイダ」のスクリーン・ショット

デフォルト・サービス・プロバイダ

主なリソース

  • Oracle Help CenterにあるOracle Fusion Cloud Procurement調達の実装ガイドを参照してください。

アクセス要件

次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。

  • 関連付けられた外部パートナの管理(CMK_ MANAGE_ASSOCIATED_EXTERNAL_PARTNER_PRIV)

この権限は、この更新よりも前から使用可能でした。

B2Bアカウント番号(Redwoodエクスペリエンス)

この機能は、Oracleの次世代ユーザー・エクスペリエンスであるRedwoodで構築されました。Redwoodは、デバイス全体で最先端のコンシューマ・グレードのユーザー・エクスペリエンスを、Oracleが実現する高度なエンタープライズ・シナリオにもたらします。

出荷先事業所へのB2Bアカウント番号の割当

新しいB2Bアカウントのインポート・ユーティリティを使用して、各サプライヤの出荷先事業所にB2Bアカウント番号を割り当てることができます。これらのアカウント番号は、GHXサービス・プロバイダを介してサプライヤに送信する購買オーダーに含まれます。必要な編集は、「B2Bアカウント番号」タスクを使用して実行できます。

これに加えて、GHXサービス・プロバイダの新しいバージョンの購買オーダー・メッセージ定義には、「請求のみ」特別処理タイプの購買オーダーのデータ要素も組み込まれています。

購買オーダー・ヘッダーの要素には次のものがあります。

  •  
  • 主治医名
  • 参照番号
  • サービスの日付

購買オーダー明細レベルの要素には次のものがあります。

  •  
  • ロット
  • シリアル番号

取引先は、オーダーの受領時にアカウント番号を使用して顧客の出荷先事業所を識別できるため、オーダーの計画および履行プロセスが簡略化されます。

有効化のステップ

この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。

オファリング: 製造およびサプライ・チェーン資材管理

オプト・インの後、次のステップに従ってB2Bアカウント番号を設定および使用します。

  1. B2Bアカウント番号をインポートします。
  1. B2Bアカウント番号をレビューして編集します。
  1. GHXサービス・プロバイダのアウトバウンド・コラボレーション・メッセージを更新して、GHX-OAGIS-10.1-Purchase-Order-Collaboration-Message-Out-V2メッセージ定義を使用します。

B2Bアカウント番号のインポート

  1. 「タスク」パネル・タブからB2Bアカウントを選択します。
  2. 「インポート」をクリックし、B2Bアカウント番号情報が含まれているファイルを選択します。
  3. 「送信」をクリックします。

インポート・ファイルには、次の情報が指定された順序で含まれている必要があります。

  • アカウント番号
  • サプライヤ名
  • サプライヤ番号
  • サイト
  • 調達BU
  • 出荷先事業所コード

「B2Bアカウント番号のインポート」画面を示すスクリーン・ショット。

B2Bアカウント番号のインポート

B2Bアカウント番号のレビューおよび編集

  1. 「タスク」パネル・タブからB2Bアカウントを選択します。
  2. 特定のB2Bアカウント番号をアカウント番号、サプライヤ、サイト、調達BUまたは事業所で検索します。
  3. 「B2Bアカウント番号」ページで「作成」 をクリックして、B2Bアカウント番号を手動で作成します。

B2Bアカウント番号の作成画面を示すスクリーン・ショット。

B2Bアカウント番号の作成

  1. 「編集」アイコンをクリックして、B2Bアカウント・ページにアクセスします。ここでは、B2Bアカウント番号に関連付けられている出荷先事業所をレビューし、事業所を追加または削除できます。

B2Bアカウント番号の編集画面を示すスクリーン・ショット。

B2Bアカウント番号情報の編集

GHXサービス・プロバイダのアウトバウンド・コラボレーション・メッセージの更新

  1. 「タスク」パネル・タブから「コラボレーション・メッセージング・サービス・プロバイダの管理」を選択します。
  1. GHXサービス・プロバイダを検索して選択します。
  1. 「処理」>「編集」を選択し、サービス・プロバイダ: GHXページで「アウトバウンド・メッセージ設定」タブを選択します。
  1. GHX-OAGIS-10.1-Purchase-Order-Collaboration-Message-Out-V2メッセージ定義が選択されていない場合は、「購買オーダーの処理」文書タイプの現在のメッセージ定義のステータスを「非アクティブ」に設定します。 「コラボレーション・メッセージ定義」ドロップダウンからGHX-OAGIS-10.1-Purchase-Order-Collaboration-Message-Out-V2を選択し、ステータスを「アクティブ」に設定します。
  1. 「保存してクローズ」を選択します。

GHX-OAGIS-10.1-Purchase-Order-Collaboration-Message-Out-V2メッセージ定義を示すスクリーン・ショット。

GHX-OAGIS-10.1-Purchase-Order-Collaboration-Message-Out-V2

ヒントと考慮事項

  • B2Bアカウント番号を使用することを希望し、GHXをサービス・プロバイダとして使用していない場合は、アウトバウンド購買オーダーのXSLを変更してB2Bアカウント番号を含めることができます。
  • 特別な処理タイプの購買オーダーを組み込む場合は、購買オーダーXSLを変更できます。

主なリソース

  • Oracle Help CenterにあるOracle Fusion Cloud SCMのB2Bメッセージングの構成および管理ガイドを参照してください。

アクセス要件

次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。

  • Webサービスによるアカウント番号の管理(CMK_MANAGE_B2B_ACCOUNT_NUMBERS_WEB_SERVICE_PRIV)

この権限は、この更新で新しく追加されました。

調達共通

共通調達

RESTリソースを使用した調達の統合および拡張

この更新では、Oracle Fusion Cloud ProcurementおよびOracle Fusion Cloud Self Service Procurementで、外部システムと簡単に統合できるようにする新規および修正版のRESTリソースを提供します。

この更新で導入された新規のRESTリソースは次のとおりです。

  • 購買明細タイプ値リスト

次のRESTリソースは以前に使用でき、更新されました。

  • 購買依頼
    • 「緊急」属性を使用して、購買依頼明細を緊急搬送要求として設定または更新します。
    • ソース契約参照ではPATCHがサポートされているため、包括購買契約参照または購買契約参照のいずれかを使用して購買依頼明細を更新できるようになりました。
    • 承認者チェックアウトの開始カスタム処理を使用して、現在の承認者による購買依頼変更フローを開始し、承認者が承認プロセス中に購買依頼の変更をPOSTおよびPATCHできるようにします。
    • 承認待ちの購買依頼を変更する承認者に対してPOST、PATCHおよびDELETEがサポートされます。
    • SUBMIT処理で、承認プロセス中に承認者によって変更された求人がサポートされるようになりました。
    • 承認待ちの購買依頼を変更する承認者に対して、次のヘッダー・カスタム処理がサポートされています: 税および会計の計算、ソース文書および振替価格の取得、デフォルト配分の作成、振替価格および税の取得、現在の承認者の取得、購買依頼の送信、取消、すべての明細の更新、パンチアウト・ショッピング・カートの処理、資金のチェック。
    • 承認待ちの購買依頼を変更する承認者に対して、次の明細カスタム処理がサポートされています: 振替価格および税の取得、税金の計算、税および会計の計算、手数料勘定の導出、取消。
    • POSTおよびPATCHは、購買依頼発行ビジネス・ユニットのプライマリ元帳通貨以外の通貨で購買または内部転送されたマスター品目に対してサポートされます。
    • EPPLineId属性を使用して、延長契約品目を参照する購買依頼明細を作成します。次の属性は、要求ペイロードでEPPLineIdが使用可能な場合、常に外部購買価格明細から導出されます: カテゴリ名、品目摘要、価格、通貨、単位、サプライヤ、サプライヤ・サイト、サプライヤ品目番号、製造業者名、製造業者部品番号。
  • 購買依頼ライフサイクル詳細
    • アクセス可能な購買依頼発行ビジネス・ユニットの購買依頼に対する購買依頼の表示 - すべて権限を持つユーザーに対してGETがサポートされるようになりました。
  • 下書き購買オーダー
    • 特別処理属性では、GET、POSTおよびPATCHがサポートされています。
  • 購買オーダー
    • 特別処理属性では、GETがサポートされています。
  • サプライヤ・ネゴシエーション
    • 「修正の作成」カスタム処理を使用して、ネゴシエーションの修正を作成します。
    • 「新規ラウンドの作成」カスタム処理を使用して、新しいネゴシエーション・ラウンドを作成します。

これらの新しいRESTリソースおよび変更されたRESTサービスを使用して統合を簡略化し、他のアプリケーションや外部システムとの標準ベースの相互運用性をサポートできます。

有効化のステップ

REST APIガイドのRESTサービス定義を確認して利用します(Oracle Help Center関心のあるアプリケーション・サービス領域→「APIおよびスキーマ」から使用可能)。OracleのRESTサービスを初めて利用する場合は、クイック・スタートに関する項から開始してください。

主なリソース

アクセス要件

Oracle Help Centerで入手可能なOracle Fusion Cloud Procurement REST APIドキュメントの権限の項を参照してください。

Visual Builder Studioを使用した調達Redwoodアプリケーション・ページの拡張

OracleのVisual Builder Studio (VB Studio)を使用して、シームレスなエクスペリエンスを社内ユーザー向けに調整します。VB StudioのExpressモードでビジネス・ルールを使用して、次のことを実行できます:

  • ページ上のフィールドおよびリージョンを必須またはオプションにします
  • ページ上のフィールドおよびリージョンを読取り専用または編集可能にします
  • 特定の基準に応じてフィールドおよびリージョンを表示または非表示にします

ページに適用できる変更のタイプはページによって異なります。

ノート: この更新では、ビジネス・ルールはすべての調達Redwoodページではまだサポートされていません。

VB Studioを使用して特定のページを拡張できるかどうかを確認するには、ページに移動して「設定およびアクション」メニューを開きます。「Visual Builder Studioでページを編集」タスクを探します:

「設定およびアクション」メニュー

「設定およびアクション」メニュー

「Visual Builder Studioでページを編集」タスクが表示されない場合、VB Studioでページを編集するために必要な権限が割り当てられていないか、または現在VB Studioでページを編集できないため、VB Studioを使用してページを編集することはできません。

VB Studioでページを開く際は、「Express」モードを使用してページを拡張します。「Advanced」モードはサポートされていません。VB Studioでページを開いたときにExpressモードを使用できない場合は、VB Studioでページを拡張できません。「Express」モードはVB Studioヘッダー・リージョンにあります:

Visual Builder Studioのヘッダー・リージョン

Visual Builder Studioのヘッダー・リージョン

Expressモードでアプリケーション・ページを拡張する方法の詳細は、Visual Builder Studio ExpressモードでのOracle Cloud Applicationsの拡張を参照してください。

有効化のステップ

Visual Builder Studioを活用して、アプリケーションを公開します。Visual Builderを使用したアプリケーションの拡張の詳細は、Oracle Help Center関心のあるアプリケーション・サービス領域→「Books」→「Configuration and Extension」を参照してください。

VB Studioの使用を開始するには、事前にシステム管理者がいくつかの初期設定を完了している必要があります。手順については、Oracle Cloudアプリケーションを拡張するためのVB Studioの設定を参照してください。

ヒントと考慮事項

VB Studio Expressモードで作業している間は、「Pages」リストを閉じたままにします。リストを閉じておくことで、すっきりとした表示でページを拡張できます。

主なリソース

VB Studioでアプリケーション・ページの拡張を開始するには、Visual Builder Studioへのアクセスの手順に従います。作業中は、次のリソースで追加情報を確認できます。

アクセス要件

VB Studioを使用してアプリケーション・ページを拡張するには、次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられている必要があります:

  • サンドボックスの管理(FND_ADMINISTER_SANDBOX_PRIV)

この権限は、この更新よりも前から使用可能でした。

Redwoodページのガイド付きジャーニの作成

ガイド付きジャーニは、ユーザーがビジネス・プロセスを促進してタスクを完了するのに役立ちます。管理者は、ガイド付きジャーニを作成して、チュートリアル、会社のポリシーおよびベスト・プラクティスをページ・レベルまたはセクション・レベルで埋め込むことができます。たとえば、従業員が販売オーダーを配置できるようにガイド付きジャーニを作成できます。

ノート: この更新では、ガイド付きジャーニはすべてのRedwoodページではまだサポートされていません。

購買依頼を作成する従業員のユースケース・シナリオを見てみましょう。たとえば、従業員が要求を送信する前に確認するためのトレーニング・ビデオを埋め込んだガイド付きジャーニを作成できます。テキストは、特定のユース・ケースおよび会社のニーズに合わせて入力できます。次の例では、パネルが開いて視聴できるビデオを示します。追加のガイダンスのために外部のWebサイトにリンクしたり、チェックリストを追加することもできます。

管理者指定のヘルプ・テキストのガイド付きジャーニの例

管理者作成ビデオのガイド付きジャーニの例

次の例では、ガイド付きジャーニ・タスクをページ・レベルおよびセクション・レベルで確認できます。ページレベルのガイド付きジャーニ・タスクは、「この要求の入力方法」ガイド付きジャーニ・ヘッダーの下にトレイン・ストップとして表示され、ジャーニ内の2つのタスクに対応する2つのドットが表示されます。セクションレベルのガイド付きジャーニ・タスクは、「ソース」セクション・ヘッダーの下にあります。

ページ・レベルおよびセクション・レベルでのガイド付きジャーニ・タスクの例

ページ・レベルおよびセクション・レベルでのガイド付きジャーニ・タスクの例

ガイド付きジャーニの作成

概要レベルでは、ガイド付きジャーニの作成は2ステップのプロセスです。

  1. ガイド付きジャーニ・テンプレートを作成します。
  2. VB StudioをExpressモードで使用して、ガイド付きジャーニ・タスクをページ・レベルまたはセクション・レベルで関連付けます。

ガイド付きジャーニ・テンプレートの作成

  1. 「自分のクライアント・グループ」>「詳細を表示」>「雇用」セクション>「チェックリスト・テンプレート」にナビゲートします。  
  2. 「作成」をクリックして、すべての必須フィールドに入力します。いくつかのフィールドについて、次の重要なヒントに注意してください。
    フィールド ヒント
    チェックリスト・コード

    フィールドをクリックすると、入力した名前に基づいてジャーニ・コードが自動移入されます。コードは必要に応じて変更できますが、ジャーニ間で一意である必要があります。このコードは、後でVB StudioをExpressモードで使用してガイド付きジャーニをページに関連付けるために使用します。後で使用するためにチェックリスト・コードを書き留めます。

    カテゴリ

    「ガイド付きジャーニ」を選択します。現在サポートされているのは、ガイド付きジャーニのみです。

  1. 「一般」タブをクリックし、ガイド付きジャーニの摘要を入力します。「下書き」「ステータス」フィールドに表示されることに注意してください。
  2. 「タスク」タブをクリックし、「作成」をクリックして、タスクをガイド付きジャーニに追加します。
  3. (オプション)「メッセージ」タブをクリックし、ガイド付きジャーニにタイトルを追加します。
  4. (オプション)「セキュリティ」タブをクリックして、データ・セキュリティを有効にするか、ロールに基づいてアクセスを制限します。
  5. 「保存してクローズ」をクリックします。
  6. 「一般」タブで、ステータスを「下書き」から「アクティブ」に変更して、テンプレートをアクティブ化します。ジャーニを使用する準備ができました。

ページの関連付け

Oracle Visual Builder Studio (VB Studio)を使用して特定のページを拡張できるかどうかを判断するには、ページに移動して「設定およびアクション」メニューを開きます。「Visual Builder Studioでページを編集」タスクを探します。

「設定およびアクション」メニュー

「設定およびアクション」メニュー

「Visual Builder Studioでページを編集」タスクが表示されない場合、VB Studioでページを編集するために必要な権限が割り当てられていないか、現在VB Studioでページを編集できないため、VB Studioを使用してページを編集することはできません。

VB Studioでページを開く場合、Expressモードを使用してのみページを拡張できます。「Advanced」モードはサポートされていません。 ExpressモードはVB Studioヘッダー・リージョンに表示されます。

Expressモードが表示されているVB Studioのヘッダー・リージョン

Expressモードが表示されているVB Studioのヘッダー・リージョン

ガイド付きジャーニをVB Studio Expressモードでページに関連付けるには:

  1. ガイド付きジャーニに関連付けるページにナビゲートします。
  1. 「設定およびアクション」メニューで「Visual Builder Studioでページを編集」タスクを選択します。
  1. 「ページ・プロパティ」セクション(以前の「定数」タブ)にナビゲートします。ページが完全にロードされるのを待ってから、次のステップに進みます。
  1. 変更するジャーニ・コード・プロパティを検索し、ガイド付きジャーニからVB Studioのプロパティ・フィールドにページレベルまたはセクションレベルのコードを入力します。
    VB Studioでのプロパティ名 ガイド付きフィールド名 説明
    journeyCode チェックリスト・コード ページレベルのジャーニ・コード・フィールド。

    sectionNameJourneyCode

    コード

    セクションレベルのジャーニ・コード・フィールド。sectionNameはセクションのキャメルケース名です。

次のスクリーンショットは、ページレベル(左)およびセクションレベル(右)のジャーニ・コード・フィールドを示しています。特定のページまたはページ・セクションのジャーニ・コード・プロパティが表示されない場合、そのページまたはセクションにガイド付きジャーニを埋め込むことはできません。

VB Studioのページレベル(左)およびセクションレベル(右)のジャーニ・コード・フィールド

VB Studioのページレベル(左)およびセクションレベル(右)のジャーニ・コード・フィールド

  1. 公開する前に、「プレビュー」をクリックしてガイド付きジャーニを表示します。
  1. 変更の終了後、「公開」をクリックします。

作業例については、Visual Builder Studioを使用したHCMおよびSCM向けRedwoodアプリケーションの拡張ガイドのページ・プロパティを使用したガイド付きジャーニ構成の項を参照してください。

有効化のステップ

Visual Builder Studioを活用して、アプリケーションを公開します。Visual Builderを使用したアプリケーションの拡張の詳細は、Oracle Help Center関心のあるアプリケーション・サービス領域→「Books」→「Configuration and Extension」を参照してください。

前提条件

VB Studioの使用を開始するには、事前にシステム管理者がいくつかの初期設定を完了している必要があります。手順については、Oracle Cloudアプリケーションを拡張するためのVB Studioの設定を参照してください。

サイト・レベルでORA_PER_JOURNEYS_ENABLEDおよびORA_PER_GUIDED_JOURNEYS_ENABLEDプロファイル・オプションが「Y」に設定されていることを確認するには、「設定および保守」作業領域で「管理者プロファイル値の管理」タスクを使用します。これらのプロファイル・オプションにより、ジャーニが有効になります。

ヒントと考慮事項

次のことが可能です。

  • ページ・レベルまたはセクション・レベルでガイド付きジャーニを作成します。
  • ガイド付きジャーニをVB Studio Expressモードでのみ関連付けます。拡張モードのVB Studioは、ジャーニではサポートされていません。
  • Oracle Fusion Cloud SCMおよびOracle Fusion Cloud Procurementのガイド付きジャーニのみを作成します。コンテキストやサーベイなど、その他のタイプのジャーニはサポートされていません。
  • 「設定および保守」作業領域の「管理者プロファイル値の管理」タスクを使用して、使用可能なプロファイル・オプションのリストを表示します。
  • 「設定および保守」作業領域で「チェックリスト参照」タスクを使用して、使用可能な参照のリストを表示します。

主なリソース

アクセス要件

次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。

  • ジャーニの管理(ORA_PER_MANAGE_JOURNEY_TEMPLATE)
  • 管理者のサンドボックス(FND_ADMINISTER_SANDBOX_PRIV)

これらの権限は、この更新よりも前から使用可能でした。

生成された品目データを使用した実行時トランザクションの単位換算の計算

換算表から生成されたデータを使用して、単位(UOM)を含むトランザクション要求を計算します。表には、すべてのプライマリ単位(パッケージや箱など)の一連の換算が含まれており、親クラスの基本単位(個など)ではなく、品目のプライマリ単位への換算がモデル化されます。この機能を使用可能にすると、品目に関連付けられている適格な単位の値リストが、設定データから計算されるのではなく、表から取得されます。

この新しいオプト・イン機能を使用して、パフォーマンスを改善します。トランザクションの使用を高速化するために、各品目のプライマリ単位に対するすべての有効な計算が保存されます。この機能を有効にすると、生成された換算データの表を使用して構築された追加機能も提供されます。オプト・インすると、品目へのパッケージ文字列の割当によって、その品目の区分内換算が自動的に設定され、パッケージ文字列に含まれる単位のみを使用するように単位選択肢がフィルタされます。

有効化のステップ

この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。

オファリング: 製造およびサプライ・チェーン資材管理

アクセス要件

この機能は、単位の値リストと、複数の製品にわたる単位間の換算に影響します。この機能へのアクセスは、それらの製品へのアクセスに必要な権限によって制御されます。

調達

購買

品目ソースを使用した購買依頼明細の検索

品目ソース(ローカル・カタログ、パンチアウト・カタログ、カタログ外要求、延長契約品目など)に基づいて購買依頼明細を検索します。

この機能を使用すると、様々な品目ソースから作成された購買依頼明細をすばやく識別し、適切な値を使用してネゴシエーションまたは購買オーダーに処理できます。

購買依頼明細を品目ソースで検索するには、「購買依頼のプロセス」ページの「拡張検索」オプションを使用します。

このスクリーン・キャプチャは、この機能を示しています。

延長契約品目を参照する購買依頼明細の検索

品目ソースを使用した購買依頼明細の検索

有効化のステップ

  • この機能を有効にするために何もする必要はありません。
  • 延長契約品目を品目ソースとして使用するには、「延長契約品目の調達」機能をオプト・インする必要があります。

主なリソース

  • 拡張契約品目の詳細は、「延長契約品目の調達」機能(Oracle Fusion Cloud Self Service Procurementの新機能、更新24C)を参照してください。

アクセス要件

次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。

  • 購買依頼明細の処理(POR_PROCESS_REQUISITION_LINE_PRIV)

この権限は、この更新の前から使用可能でした。

特別処理を必要とする購買依頼および購買オーダーのインポート

ファイルベース・データ・インポートを使用して購買依頼および購買オーダーをインポートする場合は、特別処理タイプおよび特別処理詳細を含めます。

特別処理購買依頼をインポートするには、購買依頼インポート・テンプレートに特別処理タイプ・コードを入力します。特別処理オーダーをインポートするには、購買オーダー・インポート・テンプレートに特別処理タイプを入力します。

購買依頼ヘッダー、購買依頼明細、購買オーダー・ヘッダーおよび購買オーダー明細に共通する、ファイルベース・データ・インポート・テンプレート内の特別処理関連属性のリストを次に示します。

  • SH_ATTRIBUTE1からSH_ATTRIBUTE20
  • SH_ATTRIBUTE_NUMBER_1からSH_ATTRIBUTE_NUMBER_10
  • SH_ATTRIBUTE_DATE1からSH_ATTRIBUTE_DATE10
  • SH_ATTRIBUTE_TIMESTAMPE1からSH_ATTRIBUTE_TIMESTAMP10

これらのスクリーン・キャプチャは、次の機能を示しています。

購買依頼ヘッダーのFBDIテンプレートの特別処理タイプ・コードおよび特別処理詳細

購買依頼ヘッダーのFBDIテンプレートの特別処理タイプ・コードおよび特別処理詳細

購買依頼明細のFBDIテンプレートの特別処理詳細

購買依頼明細のFBDIテンプレートの特別処理詳細

購買オーダー・ヘッダーのFBDIテンプレートの特別処理タイプおよび特別処理詳細

購買オーダー・ヘッダーのFBDIテンプレートの特別処理タイプおよび特別処理詳細

購買オーダー明細のFBDIテンプレートの特別処理詳細

購買オーダー明細のFBDIテンプレートの特別処理詳細

有効化のステップ

この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。

オファリング: 調達

「特別処理を必要とする購買依頼および購買オーダーのインポート」機能を使用するには、その親機能である「特別処理を必要とする購買依頼および購買オーダーの作成」にオプト・インする必要があります。この親機能をすでにオプト・インしている場合、再度オプト・インする必要はありません。

ヒントと考慮事項

アプリケーションは、アプリケーションで作成された特別処理オーダーと同じ動作を使用して、インポートされた特別処理オーダーのフィールドを導出および検証します。たとえば、インポートされた特別処理オーダーの「B2B通信の上書き」は、サプライヤ・サイトの「特別処理オーダーのB2B通信の上書き」設定に従って設定されます。

主なリソース

  • 特別処理文書の構成および使用の詳細は、Oracle Fusion Cloud Procurementの「新機能」(更新24B)の特別処理を必要とする購買依頼および購買オーダーの作成機能を参照してください。

アクセス要件

これらの権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、レスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーションで特別処理購買依頼を作成できます。

  • レスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーションを使用した購買依頼の管理(POR_MANAGE_REQ_WITH_PWA_PRIV)

この権限は、この更新よりも前から使用可能でした。

  • 特別処理による購買依頼の作成(POR_CREATE_REQUISITION_WITH_SPECIAL_HANDLING)

この権限は、この更新で新しく追加されました。

次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、購買でこの機能にアクセスできます。

  • 購買オーダーの作成(PO_CREATE_PURCHASE_ORDER_PRIV)

この権限は、この更新よりも前から使用可能でした。

マッピング・セットを使用した購買文書の承認ルールの構成

マッピング・セット属性を使用して、購買文書の承認ルールを構成します。マッピング・セットを使用して、1つ以上のディメンションの属性を関連付けることによって承認権限を構成し、構成で定義されている承認者に承認のために購買文書をルーティングできます。

承認ルールの構成のサンプル・ユースケース

この承認権限マトリックスに基づいて購買文書を承認のためにルーティングするには:

カテゴリ 搬送先事業所 部門 限度額(USD) 承認者
医療/外科用品 84Houston 神経学 1,000 10,000 Terry Smith
医療/外科用品 84Orlando 神経学 1,000 10,000 Tracy Davis
その他の医療/外科 84Houston 神経学 10,000 20,000 Scott Campbell
その他の医療/外科 84Orlando 神経学 10,000 20,000 Anne Balmer
その他の医療/外科 84Houston 心臓病学 10,000 20,000 Bob Boyle
その他の医療/外科 84Orlando 心臓病学 10,000 20,000 Alister Cook

以前はこれを設定するには、事業所数、部門、カテゴリなど、承認パラメータの個別の組合せごとに1つの承認ルールを作成する必要がありました。これには、多数の承認ルーティング・ルールを構成する必要がありました。

この機能を使用すると、マッピング・セットを使用して承認権限マトリックスを構成し、単一の承認ルールを作成することで、承認権限に対して承認のために購買文書をルーティングできるようになりました。これにより、多数のルールの管理に関連する保守間接費が大幅に削減されます。

次のステップを実行して、この要件をモデル化します。

  1. PO_APPROVAL_MAPPING_SET_XおよびPO_APPROVAL_DATA_SET_Xマッピング・セットを作成します。
  2. 適切なマップ済承認属性Xを使用して承認ルールを作成します。

X = マッピング・セット承認構成の数。この機能を使用して5つを超えるマッピング・セット承認構成を作成することはできません。

マップ済承認属性1-5は、属性が承認ルールで使用されたときに各マッピング・セットの承認構成が実行されるように、マッピング・セットのペアに関連付けられています。

属性 承認構成の実行元
マップ済承認属性1 PO_APPROVAL_MAPPING_SET_1およびPO_APPROVAL_DATA_SET_1
マップ済承認属性2 PO_APPROVAL_MAPPING_SET_2およびPO_APPROVAL_DATA_SET_2
マップ済承認属性3 PO_APPROVAL_MAPPING_SET_3およびPO_APPROVAL_DATA_SET_3
マップ済承認属性4 PO_APPROVAL_MAPPING_SET_4およびPO_APPROVAL_DATA_SET_4
マップ済承認属性5 PO_APPROVAL_MAPPING_SET_5およびPO_APPROVAL_DATA_SET_5

ステップ1: マッピング・セットの作成

PO_APPROVAL_MAPPING_SET_1

このマッピング・セットを定義するには、使用可能な入力ソースのリストから任意の4つの入力ソースを選択します。入力ソースは、次の列を表します。

  • 購買オーダー・ヘッダー属性1: このマッピングで指定された属性が、PO_APPROVAL_DATA_SET_Xマッピング・セットで指定された対応するデータ値とともにマップされる順序を示します。
  • 購買オーダー・ヘッダー属性2: 属性の技術別名をTableAlias.Column_Name形式で示します。
    • データ・モデルで使用可能な属性に加えて、マッピング・セットで次の一時属性を使用できます。
      属性 属性の技術別名
      文書オーダー金額 PoHeader.PO_ORDERED_AMOUNT
      文書合計金額 PoHeader.PO_TOTAL_AMOUNT
      機能オーダー金額 PoHeader.FUNCTIONAL_ORDERED_AMOUNT
      機能合計金額 PoHeader.FUNCTIONAL_TOTAL_AMOUNT
      文書オーダー金額の変更 PoHeader.CHANGE_IN_DOCUMENT_ORDERED_AMOUNT
      文書合計金額の変更 PoHeader.CHANGE_IN_DOCUMENT_TOTAL_AMOUNT
      文書合計変更パーセント PoHeader.DOCUMENT_TOTAL_CHANGE_PERCENT
      契約金額 PoHeader.AGREEMENT_AMOUNT
      契約金額変更 PoHeader.AGREEMENT_AMOUNT_CHANGE

    次の表の属性を使用できます。

    製品 表の別名 属性名の例
    調達 PO_HEADERS_ALL PoHeader PoHeader.PRC_BU_ID
    調達 PO_LINES_ALL PoLine PoLine.CATEGORY_ID
    調達 PO_LINE_LOCATIONS_ALL PoSchedule PoSchedule.SHIP_TO_LOCATION_ID
    調達 PO_DISTRIBUTIONS_ALL PoDistribution PoDistribution.DELIVER_TO_LOCATION_ID
    財務 GL_CODE_COMBINATIONS ChargeAccount ChargAccount.SEGMENT1
  • 購買オーダー・ヘッダー属性3: 属性がルール評価の入力変数か出力変数かを示します。
  • 購買オーダー・ヘッダー属性4 - ルールの検証に使用される演算子を示します。
    • サポートされている演算子のリスト
      データ型 演算子 意味
      文字列、数値 = 次と等しい
      <> 次と等しくない
      数値、日付 > 次より大きい
      >= 次以上
      < 次より小さい
      <= 次以下

このスクリーン・ショットは、PO_APPROVAL_MAPPING_SET_1マッピング・セットの構成を示しています。

PO_APPROVAL_MAPPING_SET_1マッピング・セット

PO_APPROVAL_MAPPING_SET_1マッピング・セット

PO_APPROVAL_DATA_SET_1

このマッピング・セットを定義するには、PO_APPROVAL_MAPPING_SET_1マッピング・セットで構成した承認属性の数と同じ数の入力ソースを選択する必要があります。この場合、PO_APPROVAL_MAPPING_SET_1には6つの承認属性があるため、6つの入力ソースを選択する必要があります。属性値は、ID (一意の識別子)で入力することも、わかりやすい値(ビジネス・キー)を使用してデータを入力するように値セットを構成することもできます。

PO_APPROVAL_DATA_SET_1マッピング・セット

PO_APPROVAL_DATA_SET_1マッピング・セット

ステップ2: 承認ルールの構成

マッピング・セットを作成した後、マップ済承認属性1属性を使用して承認ルールを構成します。

マップ済承認属性1を使用した設定および保守を使用して構成された単一承認者ルーティング

マップ済承認属性1を使用した設定および保守を使用して構成された単一承認者ルーティング

監督階層またはジョブレベルのルーティングでマップ済承認属性Xを使用するには、Oracle BPM Worklistアプリケーションを使用して承認ルールを構成します。

BPMワークリスト・アプリケーションから構成された監督階層ルーティングを使用した承認ルール

BPMワークリスト・アプリケーションから構成された監督階層ルーティングを使用した承認ルール

有効化のステップ

この機能を有効にするために何もする必要はありません。

ヒントと考慮事項

  • 最大5つのマッピング・セット承認構成を作成できます。
  • PO_APPROVAL_MAPPING_SET_X形式の短縮名を使用して、購買補助元帳アプリケーションのマッピング・セットを構成します。
    • 事前定義済書式を使用して属性名を参照し、サポートされている演算子のみを使用する必要があります。
  • 承認ルールで、検証するマッピング・セットに対応する正しいマップ済承認属性X (Xは1から5の値になります)を使用します。
  • PO_APPROVAL_MAPPING_SET_Xマッピング・セットの最初の列にシリアル番号を指定する必要があります。
  • PO_APPROVAL_MAPPING_SET_Xマッピング・セットごとに1つの出力属性のみを構成します。出力属性にはAPPROVERSという名前を付け、常にPO_APPROVAL_MAPPING_SET_Xセットの最後の行として追加する必要があります。
  • 承認者のユーザー名を指定する必要があります。購買文書に複数の承認者がいる場合は、そのユーザー名をカンマ区切りリストで指定する必要があります。
    • PO_APPROVAL_DATA_SET_X内で複数のデータ行が一致する場合、購買文書は連結された承認者のリストに承認のためにルーティングされます。
  • 「文書承認 - 検証」証診断レポートで、マッピング・セットからの承認構成が実行時にどのように評価されるかを示すことができるようになりました。この機能を使用すると、この診断レポートを実行して承認設定の問題をトラブルシューティングできます。

  • マッピング・セットを構成する場合は、スプレッドシートを使用して大きなデータ・セットを処理します。

  • マップ済承認属性1-5がNULL値を返した場合の処理を指定する承認ルールを常に構成する必要があります。次の場合は、NULL値が返されます。

    • 購買文書データが、PO_APPROVAL_DATA_SET_Xマッピング・セットで定義されている値と一致しません。

    • 属性名が正しくないか、属性名または演算子名の後に余分なスペースがあるなど、データ入力エラーのため、マッピング・セットから条件を評価中にエラーが発生しました。

マップ済承認属性1がNULLを返す場合に購買オーダーを自動的に否認する承認ルールの例

マップ済承認属性1がNULL値を返す場合に購買オーダーを自動的に否認する承認ルールの例

主なリソース

アクセス要件

次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能を設定できます。

  • 承認タスクの管理(POR_MANAGE_APPROVAL_TASK_PRIV)

この権限はこの更新の前から使用可能でした。 

この更新で選択された購買不具合修正

この更新には、Oracle Purchasingの動作を変更する可能性がある不具合修正が含まれています。これは、この更新に関するすべての不具合修正の完全なリストではありません。このリストには、アプリケーションの動作に顕著な変化をもたらす可能性のある不具合修正が含まれています。

落札フロー使用時の購買依頼ヘッダー付加フレックスフィールドの購買オーダー・ヘッダーへのコピー

この更新の前は、購買依頼がネゴシエーションに追加され、ネゴシエーション落札結果から購買オーダーが作成されたときに、購買依頼ヘッダー付加フレックスフィールドが購買オーダー・ヘッダーにコピーされませんでした。この更新後、これらの購買依頼ヘッダー付加フレックスフィールドは結果の購買オーダーにコピーされます。

Oracleリファレンス: 36353267

有効化のステップ

この機能を有効にするために何もする必要はありません。

外部購買価格
外部購買価格のインポート時における製造業者部品番号に対する変更の更新

対応する取引先関係がOracle Product Hubですでに更新されている場合は、変更された製造業者部品番号(MPN)を使用して外部購買価格をインポートし、変更したMPNで既存のレコードを更新します。

品目に関連付けられたMPNが変更されると、Oracle Product Hubで更新されますが、外部購買価格は引き続き古いMPNを参照します。グループ購買組織またはソース・システムから、改訂された製造業者部品番号を使用してこのような契約の更新が送信されると、「外部購買価格のインポート」スケジュール済プロセスによって外部購買価格明細が新しいMPNで更新されます。

この更新の前は、変更されたMPNがソース・システムによって送信された場合、新しいMPNで新しい外部購買価格明細が作成され、古いMPNの既存の外部購買価格明細を取り消す必要がありました。この機能により、システムは更新されたMPNを含む契約明細を受信し、古いMPNが新しいMPNに置き換えられ、既存の外部購買価格明細を取り消す必要がなくなります。

有効化のステップ

この機能を有効にするために何もする必要はありません。

ヒントと考慮事項

この機能は、MPNが変更された品目ベースの外部購買価格明細にのみ適用されます。品目が新しいMPNに関連付けられるように、最初にOracle Product HubでMPN変更を行う必要があります。

これにより、更新がグループ購買組織またはソース・システムから送信される外部購買価格明細のMPNのみが更新されます。同じ古いMPNを持つ他の明細については、その明細の更新が送信されるまでそのまま残ります。

主なリソース

  • Oracle Help CenterのOracle Fusion Cloud調達の使用ガイドの外部購買価格を参照してください。

アクセス要件

次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。

  • 外部購買価格のインポート(SCH_UPDATE_BPA_FROM_EXTERNAL_PURCHASE_PRICES_PRIV)

これらの権限は、この更新よりも前から使用可能でした。

サプライヤ・モデル

サプライヤ・プロファイルに対する内部変更の承認

監査コンプライアンスと不正防止は、重要なサプライヤ情報の整合性を維持するために不可欠な最優先事項です。機密性の高いプロファイル・データに対する変更を事後に監視するのでは、不正を未然に防止し、コンプライアンスを強化することはできません。

サプライヤ・プロファイルの更新に対する変更管理を、組織詳細、所得税データ、銀行口座、住所およびサプライヤ・サイトに適用できます。内部ユーザーがこのサプライヤ情報を更新すると、変更を有効にする前に承認を必要とする内部サプライヤ・プロファイル変更要求が生成されます。承認要件は、柔軟性の高い承認ルーティング・ルールを使用して定義されます。この変更管理機能により、重要なサプライヤ情報が正しく取得され、不正がなく、サプライヤ・データ管理プロセスが監査コンプライアンス要件を満たしていることが保証されます。

この機能は、サプライヤ・プロファイル監査機能とともに、サプライヤ・プロファイル変更管理ソリューションを引き続き強化します。

ノート: 次の内部変更管理は以前の更新で使用可能になっています: 銀行口座(更新18A)、組織詳細および所得税(更新20D)、住所(更新21D)。

新規サイトの作成および既存のサイトの編集が、内部変更管理および承認ルーティングに対して使用可能になりました。サイト名、非アクティブ日、添付、サプライヤ・サイト付加フレックスフィールド(追加情報)などのコア・サイト属性に加え、「一般」、「購買」、「受入」および「請求」タブの下にあるほとんどの属性を変更すると、承認のための変更要求が生成されます。

追加承認属性がこの機能の一部として導入され、サプライヤ・サイト固有の変更に対して承認ルールを構成できるようになりました。たとえば、「変更済サイト目的」承認属性を使用して、既存のサイトのサイト目的(ソーシングのみ、購買調達カード、支払、プライマリ支払)に対する変更を検出できます。同様に、「変更済保留管理」承認属性を使用して、既存のサイトの次のサイト属性に対する変更を検出できます: 「全新規購買文書の保留」、「保留事由」(「購買」タブ)、「すべての請求書の保留」、「未照合請求書の保留」、「未検証請求書の保留」、「支払保留事由」(「請求」タブ)。

サイトの編集

サイトの編集

新しく作成されたサイトまたは更新されたサイトがプロファイル変更要求に追加され、承認のためにルーティングされます。 承認者は「詳細」をクリックして特定の変更を表示できます。

プロファイル変更要求でのサイト変更の表示

プロファイル変更要求でのサイト変更の表示

有効化のステップ

この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。

オファリング: 調達

この機能を有効にするには:

  1. 「オファリング」作業領域で、「調達」オファリングを選択し、オプト・イン機能をクリックします。
  2. オプト・イン調達ページで、「サプライヤ」機能領域の「機能」アイコンをクリックします。
  3. 機能の編集ページで、「サプライヤ・プロファイルに対する内部変更の承認」機能の「使用可能」アイコンをクリックします。
  4. 機能の選択肢「サイト」を選択します。「保存してクローズ」をクリックします。

承認ルールを構成するには:

  • 「設定および保守」作業領域で、「内部サプライヤ・プロファイル変更承認の管理」タスクを使用して承認ルールを構成します。
    • オファリング: 調達
    • 機能領域: 承認管理

ヒントと考慮事項

  • 一般に、サプライヤ・プロファイル変更管理が必要なプロファイル領域を有効にします。有効になっていない、または変更管理でサポートされていないプロファイル領域に対する変更は、即時に適用されます。

  • サプライヤ・サイトの次の領域は変更管理されません: サイト割当、支払方法および支払属性(「支払」タブで使用可能)、グローバル付加フレックスフィールドおよびB2B通信関連属性。そのため、新しいサイトが承認された後、必要に応じてこれらのサイト詳細を設定する必要があります。同様に、サイトを更新すると、これらのサイト詳細に対する変更は即時に適用されます。

  • 住所とサイトの両方で変更管理を有効にすると、1つの変更要求で住所とその住所のサイトを作成できます。

  • サプライヤ銀行口座などの他の領域に内部変更管理をすでに使用していて、サイトの追加を計画している場合は、既存の承認ルールを評価します。サイト更新の追加ルーティング・ルールが必要な場合は、承認設定タスクを使用します。

  • 組織詳細および所得税、住所またはサイトが使用可能であり、内部ユーザーからの変更要求が承認待ちである場合、「編集」処理を実行して変更要求を取り消し、さらに変更を取得できます。以前の変更は失われません。承認のために変更を再送信すると、ワークフローが再度開始されます。

  • サプライヤ・プロファイルの変更は、内部と外部の両方のサプライヤ・ユーザーから行うことができます。それぞれのサプライヤについて、一度に存在できる待ち状態のプロファイル変更要求は1つのみです。

  • FBDIインポート、SOAP WebサービスまたはREST API (アプリケーション統合ユース・ケースの場合)からのサプライヤ・サイトの作成および更新では、内部プロファイル変更要求は発生しません。

主なリソース

アクセス要件

次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。

  • サプライヤの保守(POZ_MAINTAIN_SUPPLIER_PRIV)
  • サプライヤ・サイトの管理(POZ_MAINTAIN_SUPPLIER_SITES_PRIV)
  • サプライヤ・サイト購買情報の保守(POZ_MAINTAIN_SUPPLIER_PURCHASING_INFORMATION_PRIV)
  • サプライヤ・サイト受入情報の保守(POZ_MAINTAIN_SUPPLIER_RECEIVING_INFORMATION_PRIV)
  • サプライヤ・サイト請求情報の保守(POZ_MAINTAIN_SUPPLIER_INVOICING_INFORMATION_PRIV)
  • サプライヤ添付の保守(POZ_MAINTAIN_SUPPLIER_ATTACHMENT_PRIV)

これらの権限は、この更新よりも前から使用可能でした。

次世代のサプライヤ・セルフサービス登録の拡張

サプライヤ・セルフサービス登録は、国や業種などの要因に基づいて独自の要件を持つことができます。登録フローで要求された情報がこれらのタイプの要因を使用して調整されていない場合、わかりにくく、サポート・コストが高くなり、登録成功率が低くなります。

Oracle Visual Builder Studioのビジネス・ルールを使用して、次世代のサプライヤ・セルフサービス登録でサプライヤに合わせてシームレスなエクスペリエンスを調整します。「会社詳細」、「担当者」および「住所」の各ページを構成して、フィールドを必須またはオプション、読取り専用または編集可能、表示または非表示にし、国などの特定の基準に基づいてデフォルトを設定できます。ビジネス・ルールにより、サプライヤはサポートを減らしながら、よりカスタマイズされた登録エクスペリエンスを得ることができ、サプライヤのオンボーディング結果が向上します。

「会社詳細」(「国」、「組織タイプ」、「サプライヤ・タイプ」および「承認者へのノート」)で、これらの属性のデフォルト値を指定できます。次の3つの属性には、デフォルト値としてコードを使用します。コード値を検索するには、「設定および保守」作業領域の設定タスクにアクセスします。

  • 国: タスク「地域の管理」。例: US
  • 組織タイプ: タスク「税組織タイプ参照の管理」。例: CORPORATION
  • サプライヤ・タイプ: タスク「サプライヤ・タイプ参照の管理」。例: SUPPLIER

この例では、調達BUに基づいて会社詳細属性のデフォルト値を構成できます。ユーザーがVision Operations調達BUに登録すると、「国」、「組織タイプ」および「サプライヤ・タイプ」のデフォルト値が表示されます。

Vision Operationsの会社詳細属性に構成されたデフォルト値

Vision Operationsの会社詳細属性に構成されたデフォルト値

「会社詳細」ステップ・ページでデフォルト設定される値

「会社詳細」ページでデフォルト設定される値

「担当者」ページでは、「管理担当」および「ユーザー・アカウント要求」のデフォルト値を設定できます。trueまたはfalseの値を使用します。これらの2つの属性の値は、サプライヤ登録デフォルト組込みルールでtrueになります。これは拡張ルールで変更できます。

担当者属性に構成されたデフォルト値

担当者属性に構成されたデフォルト値

値をfalseに設定すると、デフォルトで選択なしが選択されます。

「担当者」ページでデフォルト設定される値

「担当者」ページでデフォルト設定される値

「住所」ページでは、「見積依頼の入札」、「支払の受入」および「購買オーダーの受入」という住所目的値のデフォルトを設定できます。trueまたはfalseの値を使用します。デフォルトでは、これらの値はfalseに設定されています。ただし、必要に応じて拡張でtrueに変更できます。

住所属性に構成されたデフォルト値

住所目的に構成されたデフォルト値

値をtrueに設定すると、対応する住所目的チェック・ボックスがデフォルトで選択されます。

「住所」ページでデフォルト設定される値

「住所」ページでデフォルト設定される値

有効化のステップ

この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。

オファリング: 調達

この機能を有効にするには、「サプライヤ」の下にある「サプライヤ・セルフサービス登録における次世代ユーザー・エクスペリエンス」機能にオプト・インする必要があります。すべての設定ステップを実行します。

ヒントと考慮事項

以前の更新でサポートされている拡張機能の詳細は、次世代セルフサービス・サプライヤ登録ページの拡張を参照してください。

主なリソース

  • 次世代のサプライヤ・セルフサービス登録機能の概要は、Oracle Fusion Cloud Procurementの新機能(23C更新)およびTOIを参照してください。
  • サプライヤ登録のビジネス・ルールを使用した拡張機能の詳細は、Oracle Fusion Cloud Procurementの新機能(更新24A更新24B)を参照してください。
  • Visual Builder Studioの使用の詳細およびサプライヤ登録の拡張に使用される拡張コンポーネントを理解するには、Oracle Help Centerを参照してください。

アクセス要件

次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、VB Studioにアクセスして拡張できます。

  • サンドボックスの管理(FND_ADMINISTER_SANDBOX_PRIV)

Redwoodエクスペリエンス

これらの機能は、Oracleの次世代ユーザー・エクスペリエンスであるRedwoodで構築されました。Redwoodは、デバイス全体で最先端のコンシューマ・グレードのユーザー・エクスペリエンスを、Oracleが実現する高度なエンタープライズ・シナリオにもたらします。

新規ユーザー・エクスペリエンスによるサプライヤの検索

組込みのファジー・マッチおよびフィルタを使用してサプライヤ全体の検索可能な属性をサポートする、エラスティックベースのスマート検索を使用してサプライヤを検索し、検索結果を段階的に絞り込みます。この改善された検索エクスペリエンスは、Redwood設計システムを利用しています。

「サプライヤ」、「購買契約」および「購買オーダー」作業領域に新しい「サプライヤ」タスクが追加され、新しい検索ページにアクセスできるようになりました。

サプライヤ新規ページ

サプライヤ(新規)ページ

サプライヤ名、サプライヤ番号、カナ名、親サプライヤ名およびD-U-N-S番号属性を使用して、サプライヤを検索します。入力を開始すると、検索候補が自動的に表示され、選択によってサプライヤ・プロファイルが直接開きます。それ以外の場合は、作成日、国、ステータスなど、様々なフィルタを使用して検索を段階的に絞り込むことができます。または、特定の基準を満たすサプライヤのグループについてレポートする場合は、検索を実行するかわりにフィルタを使用して直接開始できます。

検索結果は検索語との関連性に基づいてソートされ、最適な一致が上部に表示されます。デフォルトを変更して、サプライヤ名または作成日でソートすることもできます。サプライヤが見つかったら、サプライヤ名または親サプライヤ名をクリックしてサプライヤ・プロファイルを開き、詳細を表示できます。

有効化のステップ

この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。

オファリング: 調達

サプライヤ検索索引は、索引名fa-prc-suppliersを使用してスケジュール済プロセス索引定義を作成し、OSCSへの初期収集を実行するESSジョブを実行することで構成する必要があります。

これは、1回かぎりのタスクです。

ヒントと考慮事項

  • 新しい「サプライヤ」ページに移動したときに、デフォルトの保存済検索に関連付けられたレコードが表示されるように、保存済検索を作成できます。たとえば、保存済検索を作成して、特定の国に属する日付範囲内に作成されたサプライヤを表示できます。

  • グローバル検索を使用してサプライヤを検索する場合は、索引名fa-prc-suppliersを使用して、スケジュール済プロセス索引定義を作成し、OSCSへの初期収集を実行するESSジョブを再度送信して検索索引を更新する必要があります。新しいサプライヤ検索をサポートするためにこの索引に変更が加えられたため、この機能をオプト・インしない場合でも、グローバル検索が期待どおりに機能することを保証するためにこのステップは必須です。

主なリソース

  • Oracle Visual Builder Studioを使用したRedwoodアプリケーション・ページの拡張の詳細は、この文書のVisual Builder Studioを使用した調達Redwoodアプリケーション・ページの拡張およびRedwoodページのガイド付きジャーニの作成機能を参照してください。

アクセス要件

この権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、Redwoodサプライヤ・ページにアクセスできます。

  • サプライヤの検索(POZ_SEARCH_SUPPLIERS_PRIV)。

この権限は、この更新よりも前から使用可能でした。

次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、VB Studioにアクセスして拡張できます。

  • サンドボックスの管理(FND_ADMINISTER_SANDBOX_PRIV)

ソーシング

生成AIの使用によるネゴシエーション概要の作成

生成人工知能(AI)を使用してネゴシエーションを要約し、概要を作成します。ネゴシエーション・タイプ、タイトル、結果、品目カテゴリなどの主要詳細を入力したら、AIアシストを使用して概要テキストを生成します。AIは、下書きネゴシエーションの情報を使用し、レビュー用のコンテンツを提案します。コンテンツを編集することも、そのまま受け入れることもできます。提案が気に入らない場合は、新しい概要を再生成するオプションがあります。

この機能を有効にすると、レビュー前の最後のステップとしてカバー・ページに概要が表示されます。

AI支援を使用した概要の生成

AI支援を使用した概要の生成

AI支援によって概要テキストが作成されるため、ネゴシエーションの作成および公開に必要な時間が最小限に抑えられます。

有効化のステップ

この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。

オファリング: 調達

「設定および保守」作業領域で、「ネゴシエーション形式の管理」タスクに移動します。

  • オファリング: 調達
  • 機能領域: ソーシング
  • タスク: ネゴシエーション形式の管理

「ネゴシエーション形式の管理」ページで、既存のネゴシエーション形式のいずれかを選択して編集するか、新しいネゴシエーション形式を作成します。(事前定義済ネゴシエーション形式は編集できません。)

「コントロール」セクションの「カバー・ページ」で、「AI支援」チェック・ボックスを選択します。

ネゴシエーション形式のネゴシエーション管理

ネゴシエーション形式のネゴシエーション管理

ヒントと考慮事項

人工知能によって生成された概要テキストの提示には誤りが含まれる場合があり、ネゴシエーションに追加する前にレビューする必要があります。

主なリソース

アクセス要件

次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。

  • サプライヤ・ネゴシエーションの作成(PON_CREATE_SUPPLIER_NEGOTIATION_PRIV)
  • サプライヤ・ネゴシエーションの編集(PON_EDIT_SUPPLIER_NEGOTIATION_PRIV)

これらの権限は、この更新よりも前から使用可能でした。

ネゴシエーション落札付加フレックスフィールドの購買文書へのコピー

落札時にネゴシエーションから購買文書に付加フレックスフィールド(DFF)値を渡すことができるようになりました。ネゴシエーション・ヘッダーのDFF値は、購買文書ヘッダーに渡され、ネゴシエーション明細から購買文書明細に渡されます。

次のDFFの値は、ネゴシエーションから結果の購買オーダーまたは購買契約に渡すことができます。

  • 名前: サプライヤ・ネゴシエーション・ヘッダー
    • 摘要: サプライヤ・ネゴシエーション・ヘッダーの追加情報を取得するためのフィールド。これらは、サプライヤに表示されない内部DFF値です。
  • 名前: サプライヤに対するサプライヤ・ネゴシエーション・ヘッダー
    • 内部および外部の両方のパーティに対して表示されるサプライヤ・ネゴシエーション・ヘッダーの追加情報を取得するためのフィールド。
  • 名前: サプライヤ・ネゴシエーション明細
    • 摘要: サプライヤ・ネゴシエーション明細の追加情報を取得するためのフィールド。

ネゴシエーション・ヘッダーDFFの購買オーダー・ヘッダーへのコピー

ネゴシエーション・ヘッダーDFFの購買オーダー・ヘッダーへのコピー

ネゴシエーション明細DFFの購買オーダー明細へのコピー

ネゴシエーション明細DFFの購買オーダー明細へのコピー

付加フレックスフィールドは、他の方法では取得されないビジネスに固有の重要な追加情報を追跡するために使用されます。DFF値の自動転送により、ネゴシエーションと購買文書の間のギャップを埋めるための手動作業がなくなります。

有効化のステップ

「設定および保守」作業領域で、「管理者プロファイル値の管理」タスクに移動し、DFF値をコピーするために次のプロファイル・オプションを有効にする必要があります。

プロファイル・オプション・コード: ORA_PON_COPY_NEG_HDR_DFF_TO_PO_HDR

名前: ネゴシエーション・ヘッダー付加フレックスフィールドの購買オーダー・ヘッダーへのコピー

摘要: 落札済ネゴシエーション・ヘッダーから結果の購買オーダー・ヘッダーに付加フレックスフィールドをコピーできるようにします。

値:

  • いいえ
  • 内部サプライヤ・ネゴシエーション・ヘッダーDFFのコピー
  • サプライヤDFFに対する外部サプライヤ・ネゴシエーション・ヘッダーのコピー

プロファイル・オプション・コード: ORA_PON_COPY_NEG_LINE_DFF_TO_PO_LINE

名前: ネゴシエーション明細付加フレックスフィールドの購買オーダー明細へのコピー

摘要: 落札済ネゴシエーション明細から対応する購買オーダー明細に付加フレックスフィールドをコピーできるようにします。

値:

  • はい
  • いいえ

プロファイル・オプション・コード: ORA_PON_COPY_NEG_HDR_DFF_TO_BPA_HDR

名前: ネゴシエーション・ヘッダー付加フレックスフィールドの包括購買契約ヘッダーへのコピー

摘要: 落札済ネゴシエーション・ヘッダーから結果の包括購買契約ヘッダーに付加フレックスフィールドをコピーできるようにします。

値:

  • いいえ
  • 内部サプライヤ・ネゴシエーション・ヘッダーDFFのコピー
  • サプライヤDFFに対する外部サプライヤ・ネゴシエーション・ヘッダーのコピー

プロファイル・オプション・コード: ORA_PON_COPY_NEG_LINE_DFF_TO_BPA_LINE

名前: ネゴシエーション明細付加フレックスフィールドの包括購買契約明細へのコピー

摘要: 落札済ネゴシエーション明細から対応する包括購買契約明細に付加フレックスフィールドをコピーできるようにします。

値:

  • はい
  • いいえ

プロファイル・オプション・コード: ORA_PON_COPY_NEG_HDR_DFF_TO_CPA_HDR

名前: ネゴシエーション・ヘッダー付加フレックスフィールドの購買契約ヘッダーへのコピー

摘要: 落札済ネゴシエーション・ヘッダーから結果の購買契約ヘッダーに付加フレックスフィールドをコピーできるようにします。

値:

  • いいえ
  • 内部サプライヤ・ネゴシエーション・ヘッダーDFFのコピー
  • サプライヤDFFに対する外部サプライヤ・ネゴシエーション・ヘッダーのコピー

設定 - プロファイル・オプション

設定 - プロファイル・オプション

ヒントと考慮事項

  • この機能は、関連購買依頼とのネゴシエーションではサポートされていません。このようなネゴシエーションの場合、DFF値は購買文書にコピーされません。
  • DFF値は、ネゴシエーションDFF構造が結果の購買オーダーまたは購買契約のDFF構造と同一である場合のみ、落札済ネゴシエーションから購買文書に渡されます。

アクセス要件

次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、「設定および保守」でこの機能を有効にできます。

  • すべてのアプリケーション・プロファイル値の管理(FND_APP_MANAGE_ALL_PROFILE_VALUES_PRIV)

次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます

  • 購買オーダーの作成(ORA_PO_CREATE_PURCHASE_ORDER_PRIV)
  • 購買契約の作成(ORA_PO_CREATE_PURCHASE_AGREEMENT_PRIV)

これらの権限は、この更新よりも前から使用可能でした。

新規ラウンドで要件を保持するオプション

新規ラウンドの作成時に、要件を保持することを選択できるようになりました。要件を保持するオプションの選択を解除すると、前のラウンド要件はいずれも新しいラウンドにコピーされません。これにより、すでに回答およびスコア付けされている要件を含め、柔軟にスキップできます。

サプライヤは、新規ラウンドの明細の価格設定情報の提供のみに集中できるようになりました。落札分析および承認中に、いつでもサプライヤの前回のラウンドの要件スコアを表示し、前回のラウンド・スコアおよび新規ラウンド価格設定に基づいて情報に基づいた落札決定を行うことができます。

新規ラウンドで要件を保持するオプション

新規ラウンドで要件を保持するオプション

この機能により、カテゴリ・マネージャは、新規ラウンドとその再評価に対する要件のコピーを柔軟に制御できます。

有効化のステップ

この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。

オファリング: 調達

ヒントと考慮事項

この機能は、カテゴリ・マネージャが落札分析中にサプライヤの前回のラウンドの要件スコアを表示できる「落札中に前回のラウンド・スコアを表示」とともに使用するのが最適です。

主なリソース

アクセス要件

次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。

  • サプライヤ・ネゴシエーションの作成(PON_CREATE_SUPPLIER_NEGOTIATION_PRIV)
  • サプライヤ・ネゴシエーションの編集(PON_EDIT_SUPPLIER_NEGOTIATION_PRIV)

これらの権限は、この更新よりも前から使用可能でした。

応答明細添付の非表示

サプライヤは、ネゴシエーションの明細に応答するときに、追加の文書やリンクを添付することがよくあります。これらの添付には、品目情報または価格表を含めることができます。ただし、封印ネゴシエーション、または個別の技術評価または商用評価を必要とするネゴシエーションでは、スコアリングのみのチーム・メンバーである特定の評価者に価格設定情報を公開することはできません。

価格を表示できないスコアリングのみのメンバーに対して、応答明細添付を非表示にできるようになりました。

この機能を有効にすると、価格を表示できないスコアリングのみのチーム・メンバーは、応答詳細を表示できるUIページから応答明細添付を表示またはダウンロードできなくなります。また、Visual BuilderアドインまたはREST APIを使用してこれらの添付をExcelでダウンロードすることもできません。

価格を表示できないスコアリングのみのメンバー

価格を表示できないスコアリングのみのメンバー

価格を表示できないスコアリングのみのメンバーに対する応答明細添付の非表示

価格を表示できないスコアリングのみのメンバーに対する応答明細添付の非表示

価格を表示できないスコアリングのみのメンバーに対して、機密価格設定情報が含まれる可能性がある応答明細添付を非表示にすると、要件応答が偏りなく評価されることになります。

有効化のステップ

「設定および保守」作業領域で、「管理者プロファイル値の管理」設定タスクに移動し、次のようにプロファイル値を追加します。

  • 次を検索するための「プロファイル・オプション・コード」フィールドの使用: ORA_PON_HIDE_RESP_LINE_ATTACHMENTS
  • プロファイル・レベルの追加: サイトおよびプロファイル値: はい
  • 「保存してクローズ」をクリックします。

アクセス要件

次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。

  • サプライヤ・ネゴシエーション応答の表示(ORA_PON_VIEW_SUPPLIER_NEGOTIATION_RESPONSE_PRIV)
  • RESTサービスによるサプライヤ・ネゴシエーション応答の表示(ORA_PON_VIEW_NEGOTIATION_RESPONSE_REST_SERVICE_PRIV)

これらの権限は、この更新よりも前から使用可能でした。

Redwoodエクスペリエンス

これらの機能は、Oracleの次世代ユーザー・エクスペリエンスであるRedwoodで構築されました。Redwoodは、デバイス全体で最先端のコンシューマ・グレードのユーザー・エクスペリエンスを、Oracleが実現する高度なエンタープライズ・シナリオにもたらします。

新規ユーザー・エクスペリエンスによるネゴシエーション要約の表示

Redwoodページで「ネゴシエーション要約」リストを有効にできるようになりました。再設計されたページは、追加機能によって強化された最新の直感的なユーザー・エクスペリエンスを提供します。

要約は、購買組織の外部Webサイトで公開されるネゴシエーション要約です。サプライヤは、ソーシング・アプリケーションにログインしなくても、ネゴシエーションを簡単に検出し、詳細をレビューし、参加に関心があるかどうかを判断できます。

次の機能が用意されています。

会社固有のコンテンツを含むヘッダーおよびフッターを構成して、サプライヤ向けの主要な情報、リンクまたは指示を含めることができます。サプライヤは、ページ・ヘッダーの上部にある処理を使用して、ページから簡単にサイン・インまたは登録できます。

さらに、

  • サプライヤは、最近のネゴシエーション機会をすべて表示し、オープンまたはクローズ済のネゴシエーションをフィルタできるようになりました。デフォルトでは、オープン・ネゴシエーションとアクティブなネゴシエーションが表示されます。
  • クローズ間近のネゴシエーションにソートを使用できます。
  • リスト全体をExcelにエクスポートできます。
  • 調達BUも検索フィルタとしてサポートされています。
  • ネゴシエーションをクリックすると、詳細にドリルダウンします。
  • サプライヤはすべてのネゴシエーション修正を詳細ページで表示できます。
  • サプライヤはすべての添付を表示し、詳細ページからワン・クリックでダウンロードできます。

ネゴシエーション要約リスト

ネゴシエーション要約リスト

ネゴシエーション要約詳細

ネゴシエーション要約詳細

有効化のステップ

この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。

オファリング: 調達

「新規ユーザー・エクスペリエンスによるネゴシエーション要約の表示」をオプト・インすることで有効にできます。

会社詳細の表示を構成するには、次のステップに従います。

  1. 「設定および保守」作業領域で、「調達ビジネス機能の構成」タスクを使用します。

    オファリング: 調達

    機能領域: 調達ファウンデーション

    タスク: 調達ビジネス機能の構成

  2. 「調達ビジネス機能の構成」ページで、「要約リストの構成」ボタンをクリックします。
  1. 「ネゴシエーション要約のリストの構成」設定ページにナビゲートして、会社名、ロゴ、ヘッダー、フッター・コンテンツなどの会社詳細を含めます。
  2.  

ネゴシエーション要約のリストの構成

ネゴシエーション要約のリストの構成

ヒントと考慮事項

  1. サプライヤは、ネゴシエーション・タイプ、タイトルまたはバイヤー名で検索できます。バイヤー名フィルタは、Visual Builderのビジネス・ルール・フレームワークを使用して表示するように構成できます。

  2. OracleのVisual Builder (VB) Studioのビジネス・ルールを使用して、プリファレンスに従って要約リストの検索ページおよび詳細ページを調整できます。

  3. 構成要約のリスト・ページの既存の設定変更は影響を受けません。

主なリソース

アクセス要件

次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、ネゴシエーション要約を投稿できます

  • サプライヤ・ネゴシエーションの作成(PON_CREATE_SUPPLIER_NEGOTIATION_PRIV) 
  • サプライヤ・ネゴシエーションの編集(PON_EDIT_SUPPLIER_NEGOTIATION_PRIV)

ネゴシエーション要約公開ページを表示できるユーザーには、次の権限があります。

  • 匿名ユーザー(ORA_FND_ANONYMOUS_USER_ABSTRACT)

新規ユーザー・エクスペリエンスによるサプライヤ・ポータルでのネゴシエーションの検索

サプライヤは、Redwoodページで、最新の簡易ユーザー・エクスペリエンスでネゴシエーションを検索できます。「サプライヤ・ポータル」タスク・メニューの「ネゴシエーションの表示」からアクセスすると、デフォルトですべてのオープン・ネゴシエーションがサプライヤに表示されます。

サプライヤは、検索フィルタを使用してすべてのオープン・ネゴシエーションまたはクローズ済ネゴシエーションを検索できます。オープン・ネゴシエーションでは、応答したかどうかに基づいてさらにフィルタできます。クローズ済フィルタを使用すると、落札済ネゴシエーションおよび落札待ちのネゴシエーションにすばやくアクセスできます。また、新規メッセージを受信したネゴシエーションをフィルタすることもできます。

新規ユーザー・エクスペリエンスによるサプライヤ・ポータルでのネゴシエーションの検索

新規ユーザー・エクスペリエンスによるサプライヤ・ポータルでのネゴシエーションの検索

「処理」メニューを使用すると、参加依頼されたサプライヤは、参加依頼されたネゴシエーションへの参加を簡単に確認できます。

ネゴシエーションへの参加の確認

ネゴシエーションへの参加の確認

この充実した検索エクスペリエンスにより、サプライヤ入札者はネゴシエーション(公共部門およびすべてのステータスのネゴシエーションを含む)を簡単に検索してアクセスできます。

有効化のステップ

この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。

オファリング: 調達

ヒントと考慮事項

サプライヤ・ポータルのランディング・ページおよびウォッチリストのクイック検索からインフォレットURLを使用してネゴシエーションにアクセスすると、将来Redwoodに変換されるまで、引き続き古い検索ページに移動します。

アクセス要件

次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。

  • サプライヤとしてのサプライヤ・ネゴシエーションの表示(PON_VIEW_SUPPLIER_NEGOTIATION_SUPPLIER_FACING_PRIV)

これらの権限は、この更新よりも前から使用可能でした。

サプライヤ資格管理

Oracle Analytics Publisherを使用した質問リストへの回答の構成および資格通知の評価

Oracle Analytics Publisherを使用した質問リストへの新しい回答および資格通知の評価により、ルック・アンド・フィールと拡張性が向上します。ビジネス・ニーズに応じて、通知のコンテンツ、レイアウトおよびスタイルを構成できます。続行方法や詳細情報の入手先について、独自の具体的な指示を提供したり、企業ブランドに基づいてルック・アンド・フィールを変更したりできます。全体的に、通知は組織をより適切に表すことができるようになりました。

次のスクリーンショットに、「質問リストに応答」通知を示します。

質問リストに応答通知

質問リストに応答通知

次のスクリーンショットに、「資格の評価」通知を示します。

資格の評価通知

資格の評価通知

有効化のステップ

この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。

オファリング: 調達 オプションではなくなった開始バージョン: 更新25B

オプションで、次のステップに従って通知テンプレートを構成できます。

  1. 「ナビゲータ」で、「レポートおよび分析」をクリックします。
  1. サプライヤ資格ビジネス・インテリジェンス・カタログで、次のテンプレートを見つけ、「カスタマイズ」をクリックして「カスタム」フォルダにレポートのコピーを作成します。
  • 質問リストに応答する参加依頼通知には、「質問リストに応答通知レポート」テンプレートを使用します。
  • 資格の評価または査定の評価通知には、「評価の準備完了通知レポート」テンプレートを使用します。
  1. コピーしたテンプレートを「カスタム」フォルダ内で編集します。
  1. テンプレートをアップロードします(インスタンスに適切なロケールを選択します)。

主なリソース

アクセス要件

次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、「質問リストに応答」通知にアクセスできます。

  • サプライヤとしてのサプライヤ資格質問リスト応答の表示(POQ_VIEW_SUPP_QUAL_QUESTIONNAIRE_RESPONSE_AS_SUPPLIER_PRIV_OBI)
  • 内部としてのサプライヤ資格質問リスト応答の表示(POQ_VIEW_SUPP_QUAL_QUESTIONNAIRE_RESPONSE_AS_INTERNAL_PRIV_OBI)

これらの権限は、この更新よりも前から使用可能でした。

次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、「資格の評価」通知にアクセスできます。

  • サプライヤ資格の評価(POQ_EVALUATE_SUPPLIER_QUALIFICATION_PRIV_OBI)
  • サプライヤ査定の評価(POQ_EVALUATE_SUPPLIER_ASSESSMENT_PRIV_OBI)

これらの権限は、この更新で新しく追加されました。

この職務ロールを含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、Oracle Analytics Publisherを使用して通知を構成できます。

  • BI管理者(BIAdministrator)

評価通知をすべてのチーム・メンバーに送信

サプライヤ資格を評価する準備ができたら、すべてのチーム・メンバーに通知します。以前は、資格所有者のみが通知を受け取っていました。

資格を評価する準備ができたらすぐにすべてのチーム・メンバーに通知することで、余裕がある評価者はすぐに作業を開始できます。これにより、全体的な評価時間が短縮され、資格所有者が続行するのを待機する必要がなくなります。

有効化のステップ

この機能を有効にするために何もする必要はありません。

ヒントと考慮事項

  • これらの変更は、査定にも適用されます。査定を評価する準備が整ったら、すべてのチーム・メンバーに通知されます。 
  • この機能はデフォルトでは有効になります。この機能をオフにする場合は、「設定および保守」作業領域で「サプライヤ資格管理の構成」設定タスクにアクセスし、「評価通知をすべてのチーム・メンバーに送信」チェック・ボックスの選択を解除します。

アクセス要件

この権限を含むジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、「サプライヤ資格管理の構成」設定タスクにアクセスできます。

  • サプライヤ資格管理の構成(POQ_CONFIGURE_SUPPLIER_QUALIFICATION_CONTROLS_PRIV)

この権限は、この更新よりも前から使用可能でした。

重要な処理と考慮事項

交換および削除された機能

オラクル社は、既存のクラウド・サービスの機能を新しい機能に置き換えたり、既存の機能を削除することがあります。置換された機能は、削除するパスに配置されることがあります。新しいバージョンが使用可能になり次第、置き換えられた機能の新しいバージョンを使用することがベスト・プラクティスとなります。

この項では、削除されるこのクラウド・サービスの機能を示します。

モジュール 削除される機能 削除予定 置換後の機能 置換時期 追加情報
サプライヤ・モデル

サプライヤ・セルフサービス登録(当初バージョン)

25A

次世代サプライヤ・セルフサービス登録

23C

更新25Aでは、Oracle Fusion Cloud Procurementの当初バージョンのサプライヤ・セルフサービス登録が廃止され、使用できなくなります。当初バージョンのサプライヤ・セルフサービス登録を使用している場合は、できるだけ早く次世代サプライヤ・セルフサービス登録に移行する必要があります。詳細は、Oracle Cloud Customer ConnectのOracle Fusion Cloud Procurement - 25Aで廃止される当初のサプライヤ登録フローに関するお知らせを参照してください。