6 Oracle RAC用にインストールされた構成の理解
Oracle Real Application Clusters (Oracle RAC)用にインストールされた構成のグループおよび環境設定を理解します。
- Oracle RACに構成された環境の理解
 Oracle Net Configuration Assistant (NETCA)およびDatabase Configuration Assistant (DBCA)は、Oracle RACデータベースの作成およびOracle Enterprise Manager検出に必要な要件を満たすように環境を構成します。
- オペレーティング・システム権限のグループの理解
 Oracle DatabaseまたはOracle Automatic Storage Management (Oracle ASM)の管理に必要なシステム権限については、この情報を確認します。
- クラスタ・ノードでのタイムゾーン設定の理解
 Oracle RACでは、すべてのクラスタ・ノードのタイムゾーン設定が同じである必要があります。
- Oracle RACのサーバー・パラメータ・ファイルについて
 データベースを作成すると、指定したファイルの場所にSPFILEが作成されます。Oracle ASMディスク・グループまたはクラスタ・ファイル・システムをこの場所に指定できます。
- Oracle RACのORATABの構成について
 Oracleでは、oratab構成ファイルに各Oracle RACデータベースのエントリが作成されます。
- Database Configuration Assistantで作成したデータベース・コンポーネント
 DBCAによって作成されたデータベース・コンポーネントを理解します。
- Oracle RACでのUNDO表領域の管理
 Oracle Databaseは、UNDO表領域に、ロールバック情報やUNDO情報を格納します。UNDO表領域を管理するには、自動UNDO管理を使用することをお薦めします。
- 初期化パラメータ・ファイルについて
 Oracle Databaseの初期化パラメータの保存には、サーバー・パラメータ・ファイル(SPFILE)を使用することをお薦めします。
- Oracle RACデータベース用のOracle Net Services構成
 ユーザーは、クライアント/サーバー構成を使用するか、または接続プーリングを任意に使用し、1つ以上の中間層を介してOracle RACデータベースにアクセスします。
- Oracle Net ServicesおよびOracle RACのパフォーマンス機能
 Oracle RACデータベースは、接続時ロード・バランシング機能とフェイルオーバー機能に重要なメリットを提供します。
- Oracle Net Servicesの構成ファイルおよびパラメータ
 簡易接続以外のネーミング・メソッドを使用する場合は、Oracle Net Servicesの追加の構成が必要となる場合があります。