| Oracle Application Server インストレーション・ガイド 10gリリース2(10.1.2) for HP-UX Itanium and Linux Itanium B15936-01 |
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この章の内容は次のとおりです。
Oracle Application ServerをインストールするディレクトリをOracleホームと呼びます。インストール中に、このディレクトリのフルパスとOracleホームの名前を指定します。
/opt/oracle/OraHome_j2ee_10_1_2
Oracleホームの名前は最大128文字で、英数字およびアンダースコアのみを使用できます。
既存のOracleホームにOracle Application Serverをインストールすることはできません。
Oracle Application Serverは、いくつかのファイルがすでに含まれているディレクトリにはインストールできません。たとえば、インストールを取り消した場合やインストールに失敗した場合は、ディレクトリをクリーンアップしてから、そのディレクトリにOracle Application Serverを再インストールする必要があります。また、インストーラはインストールを修復することもできません。
インストーラの画面の1つで、Oracleホーム・ディレクトリ(インストール先のディレクトリ)およびOracleホームの名前の入力を要求されます。このOracleホームの名前はディレクトリ名と同じである必要はありません。
Oracleホームの名前には英数字およびアンダースコア(_)を使用でき、最大128文字です。
Oracle Application Serverが、コンピュータにインストールする最初のOracle製品である場合、インストーラにより、インベントリ・ディレクトリ(oraInventoryディレクトリとも呼ばれる)を指定するための画面が表示されます。インベントリ・ディレクトリは、インストーラがコンピュータ上にインストールされている全Oracle製品を把握するために使用します。
インベントリ・ディレクトリは、Oracle Application ServerのOracleホーム・ディレクトリとは別のものです。
oinstallグループの他のユーザーがインベントリ・ディレクトリにアクセスできるように(Oracle製品をインストールできるように)、oracleユーザーのホーム・ディレクトリをインベントリ・ディレクトリとして使用しないでください。ホーム・ディレクトリには、oinstallグループのための適切な権限が設定されていないことがあるためです。そのかわり、インベントリ・ディレクトリを/opt/oracleディレクトリ(/opt/oracle/oraInventoryなど)に置くことはできます。
コンピュータにすでにOracle製品をインストールしている場合、インストーラは既存のインベントリ・ディレクトリを使用します。このディレクトリに対する書込み権限を持っていることを確認してください。最も確実な方法は、既存のOracle製品をインストールしたオペレーティング・システム・ユーザーとしてインストーラを実行することです。
Oracle製品のインストールに関連するすべてのタスクを実行するためのオペレーティング・システム・ユーザーを作成することをお薦めします。詳細は、2.6項「オペレーティング・システム・ユーザー」を参照してください。
デフォルトでは、インストーラによって、英語およびオペレーティング・システムの言語のテキストでOracle Application Serverがインストールされます。追加の言語が必要な場合は、「インストールする製品の選択」画面の「製品の言語」をクリックします。
インストールする追加の言語を選択すると、選択した言語でテキストがインストールされます。また、その言語の表示に必要なフォントもインストールされます。
一部のコンポーネントでは、インストール時に選択した場合にのみ、その言語がインストールされます。この場合、使用できない言語でアプリケーションにアクセスすると、サーバーのロケール言語に戻されます。
その他のコンポーネントでは、インストール時に選択した言語に関係なく使用可能な言語がインストールされます。ただし、この場合、フォントは明示的に選択した言語用のみがインストールされます。アプリケーションにアクセスすると、言語はインストールされているため、ご使用の言語でテキストが使用されます。ただし、テキストをレンダリングするための適切なフォントがない場合は、テキストは四角いボックスで表示されます。通常、これは中国語、日本語および韓国語に適用されます。フォントはインストール後にインストールできます。
すべての必要な言語はイントール中にインストールする必要があります。インストールしていない言語を使用する環境でOracle Application Serverを実行すると、ユーザー・インタフェースはその言語または英語で表示されます。または、(フォントがないために)テキストのかわりに四角いボックスが表示される場合もあります。
インストーラにより、ias_adminユーザーのパスワードを指定するように求められます。ias_adminユーザーは、Oracle Application Serverインスタンスの管理ユーザーです。Application Server Controlを使用してOracle Application Serverインスタンスを管理するには、ias_adminとしてログインします。
ias_adminユーザーのパスワードには、次の制限があります。
_)、ドル記号($)およびシャープ記号(#)のみを使用できます。
_)、ドル記号($)またはシャープ記号(#)から始めることはできません。
パスワードは、Oracle Application Serverを管理するためにias_adminユーザーでApplication Server Controlにログインするときに入力する必要があるため、覚えておく必要があります。
「構成オプションの選択」画面でコンポーネントを選択すると、インストーラにより、選択したコンポーネントがインストールされ、構成されます。選択していないコンポーネントもインストールされますが、構成されません。
ほとんどの場合、「構成オプションの選択」画面で選択しなかったコンポーネントは、インストール後にApplication Server Controlを使用して構成できます。
インストーラは、次のディレクトリにファイルを書き込みます。
| ディレクトリ | 説明 |
|---|---|
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Oracleホーム・ディレクトリ |
このディレクトリにはOracle Application Serverのファイルが入っています。このディレクトリは、Oracle Application Serverのインストール時に指定します。 |
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インベントリ・ディレクトリ |
コンピュータに最初にOracle製品をインストールするときにこのディレクトリを指定します。このディレクトリは、インストーラがコンピュータ上にインストールされているOracle製品を把握するのに使用します。それ以降のインストールでも、インストーラは同じインベントリ・ディレクトリを使用します。 |
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このディレクトリには、コンピュータ上のOracleホームの場所に関する情報が含まれます。 |
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インストーラは、インストール時のみに必要なファイルを一時ディレクトリに書き込みます。デフォルトでは、一時ディレクトリは |
インストール中に1回以上は、インストーラにより、rootユーザーとしてログインしてスクリプトを実行するように求められます。rootである必要があるのは、スクリプトにより/var/opt/oracleまたは/etcディレクトリ内のファイルを編集するためです。
インストーラにより、root.shスクリプトを別のウィンドウで実行するように求められます。このスクリプトにより、ローカルのbinディレクトリ(デフォルトでは/usr/local/bin)にファイルが作成されます。
同じ名前のファイルが検出された場合、スクリプトにより既存のファイルを上書きするかどうかを尋ねられます。これらのファイルのバックアップを作成してから(別のウィンドウでできます)、上書きする必要があります。
次の行に、root.shスクリプトにより表示されるプロンプトを示します。デフォルト値は大カッコに囲まれて表示されます。
Enter the full pathname of the local bin directory: [/usr/local/bin]: The file "dbhome" already exists in /usr/local/bin. Overwrite it? (y/n)[n]: y Copying dbhome to /usr/local/bin ... The file "oraenv" already exists in /usr/local/bin. Overwrite it? (y/n)[n]: y Copying oraenv to /usr/local/bin ... The file "coraenv" already exists in /usr/local/bin. Overwrite it? (y/n)[n]: y Copying coraenv to /usr/local/bin ...
Oracle Application ServerのCD-ROMは、RockRidgeフォーマットです。ディスクを手動でマウントまたはアンマウントするには、root権限が必要です。ディスクをドライブから取り出す前に、必ずアンマウントしてください。
最初のディスクをマウントするには、rootユーザーとしてログインし、使用するプラットフォームに応じて次のいずれかのセクションの手順に従います。
最初のディスクをマウントするには、次の手順に従います。
/SD_CDROMディレクトリを作成します。
# /usr/bin/mkdir /SD_CDROM
# /usr/sbin/mount -F cdfs -o rr /dev/dsk/cxdytz /SD_CDROM
前の例では、/SD_CDROMがディスクのマウント・ポイント・ディレクトリであり、/dev/dsk/cxdytzがディスク・デバイスのデバイス名(たとえば/dev/dsk/c0d2t0など)です。
ほとんどのLinuxシステムでは、ディスクはディスク・ドライブに挿入されると自動的にマウントされます。最初のディスクをマウントするには、次の手順に従います。
oracleユーザーとしてログインします。
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