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Oracle Application Serverインストレーション・ガイド
10g リリース3(10.1.3.2.0) for Linux x86

E05049-01
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4 基本インストール

この章では、Oracle Application Serverの基本インストールを実行する方法について説明します。内容は次のとおりです。

4.1 インストールされるコンポーネント

基本インストールでは、すべてのコンポーネントをインストールする必要があります。一部のコンポーネントをインストールしない場合は、第5章「拡張インストール」を参照してください。

基本インストールでインストールされるコンポーネントは、次のとおりです。

4.2 基本インストールの手順

この項では、Oracle Application Serverの基本インストールを実行する手順について説明します。内容は次のとおりです。

4.2.1 インストール前の確認事項

Oracle Application Serverのインストールを開始する前に、第2章「要件」および第3章「インストールを開始する前に知っておく必要のあること」を必ずお読みください。これらの章には、インストールを開始する前に理解しておく必要のある、インストール時に回避するべき潜在的な問題についての重要な情報が記述されています。

Oracle Application Serverの基本インストールを開始する前にOracleデータベースをインストールする必要があることに注意してください。Oracleデータベースの要件の詳細は、2.5項「Oracle Content Databaseの要件」を参照してください。

4.2.2 インストール手順

Oracle Application Serverを基本インストールでインストールするには、次の手順を実行します。

  1. Oracle Universal Installerを起動します。

    詳細は、3.11項「Oracle Universal Installerの起動」を参照してください。

  2. 「Oracle WebCenter Suite 10.1.3.2.0インストレーション」画面

    図4-1    「Oracle WebCenter Suite 10.1.3.2.0インストレーション」画面


    画像の説明

    インストール・ディレクトリ: Oracle Application Serverをインストールするディレクトリを入力します。

    基本インストール」を選択します。

    ASインスタンス名: このインスタンス名により、このOracle Application Serverインスタンスを識別します。同じホスト上に複数のOracle Application Serverインスタンスがある場合、インスタンス名は一意である必要があります。

    AS管理者のユーザー名: Oracle Application Serverインスタンスの管理ユーザー名はoc4jadminに設定されており、変更できません。Oracle Enterprise Manager 10g を使用してOracle Application Serverインスタンスを管理するには、oc4jadminユーザーとしてログインします。

    AS管理者パスワード」および「パスワードの確認」: oc4jadminユーザーのパスワードを入力します。

    データベース接続情報: データベースのホスト名、リスナー・ポート番号およびサービス名を入力します。サービス名には、データベース・ドメイン名を含める必要があることに注意してください。この情報は、次の形式で入力します。

    hostname:port_number:service_name
    
    


    注意:

    基本インストールでは、Real Application Clustersデータベースはサポートされていません。Real Application Clustersデータベースを使用する場合は、拡張インストールを実行する必要があります。詳細は、第5章「拡張インストール」を参照してください。 


    DBA権限を持つユーザー: DBAユーザーはSYSに設定されており、変更できません。Oracle Workflowスキーマをインストールするには、インストーラにSYS権限が必要です。

    データベース・ユーザー・パスワード: SYSユーザーのパスワードを入力します。

    次へ」をクリックします。

  3. 「Oracle Universal Installer: Content Databaseスキーマ・パスワードの指定」画面

    図4-2    「Content Databaseスキーマ・パスワードの指定」画面


    画像の説明

    Content Databaseスキーマ・パスワードを入力し、確認します。詳細は、5.3.6項「「Content Databaseスキーマ・パスワードの指定」画面」を参照してください。

    次へ」をクリックします。

  4. 「Oracle Universal Installer: ユーザー・リポジトリの指定」画面

    図4-3    「ユーザー・リポジトリの指定」画面


    画像の説明

    ファイルベースのリポジトリを使用するか、ディレクトリベースのリポジトリを使用するかを選択します。詳細は、5.3.7項「「ユーザー・リポジトリの指定」画面」を参照してください。

    次へ」をクリックします。

  5. 「Oracle Universal Installer: インストール」画面

    図4-4    「Oracle Universal Installer: インストール」画面


    画像の説明

    この画面には、インストールの進捗状況が表示されます。

  6. 「Oracle Universal Installer: コンフィギュレーション・アシスタント」画面

    図4-5    「Oracle Universal Installer: コンフィギュレーション・アシスタント」画面


    画像の説明

    この画面には、Configuration Assistantの進捗状況が表示されます。

  7. 「Oracle Universal Installer: インストール終了」画面

    図4-6    「Oracle Universal Installer: インストール終了」画面


    画像の説明

    この画面には、インストールが成功したかどうかが示され、製品リリース・ノートのリンクが表示されます。

4.3 次の作業

インストールが完了したら、次のことを行ってください。


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