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WebLogic のアプリケーション環境のアップグレード

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WebLogic ドメインのアップグレード

WebLogic Server 6.1、7.0、または 8.1 と互換性のある WebLogic ドメインが作成されている場合、WebLogic アップグレード ウィザードを使用して、ドメインを WebLogic Server 9.1 のアプリケーション環境で使用できるようアップグレードすることができます。

次の節では、WebLogic アップグレード ウィザードを使用して WebLogic ドメインをアップグレードする方法について説明します。

 


WebLogic ドメインのアップグレードの仕組み

WebLogic ドメインのアップグレードでは、アップグレードするドメインを指定し、いくつかのプロンプトに応答します。WebLogic アップグレード ウィザードは次のタスクを実行します。

  1. 必要に応じて、元のドメイン ディレクトリのバックアップを行います。
  2. バックアップが要求された場合、ウィザードはドメイン ディレクトリのみをバックアップするため、ファイル パーミッションは維持されません。「手順 2 : アプリケーション環境のバックアップの作成」で説明されているように、ドメイン、外部アプリケーション、およびアプリケーション データベース リソースをそれぞれ独立したプロセスでバックアップすることをお勧めします。

    注意 : ウィザードにより作成されるバックアップ ファイルは、機密情報を含んでいる可能性があるため、ユーザにより保護されなければなりません。

  3. 起動スクリプトは停止スクリプトなどのスクリプトを再作成し、元のスクリプトの名前を orig-scriptname.bak (orig-scriptname は元のスクリプトの名前で、.bak は拡張子) に変更します。
  4. 注意 : 元の起動スクリプトに対して行われたカスタマイズの内容は新しいスクリプトにコピーされません。たとえば、元のスクリプトで JAVA_OPTIONS 環境変数にデフォルト以外の値が指定されている場合、指定されている値は新しいスクリプトでは保持されません。

  5. 元のドメインをリストラクチャして、新しいディレクトリ構造を作成し、ドメインのコンポーネントを新しい場所に移動します。
  6. リストラクチャにおいて、必要なディレクトリがすでに存在する場合は、そのディレクトリとその中にあるファイルおよびサブディレクトリがそのまま維持されます。

    既存のサーバ ログ ファイルがドメイン内の servers/server_name/logs/pre-90-logs ディレクトリ (server_name はサーバの名前) にコピーされます。

    ドメイン ディレクトリ構造に対する変更を確認するには、「WebLogic ドメイン ディレクトリ構造の強化」を参照してください。

  7. コンフィグレーション ファイル (config.xml) に保存されている永続化されたコンフィグレーションに関する情報を config ディレクトリにアップグレードします。
  8. ウィザードでコンフィグレーション ファイル (config.xml) のアップグレード中にリソースの重複が検出されたら、進行状況を表すウィンドウにメッセージが表示されます。この場合、最後に検出されたリソース定義が変換中に使用されます。

  9. JMS ファイル ストア、JMS JDBC ストア、トランザクション ストアなどの永続データをアップグレードします。
  10. 注意 : JMS JDBC ストアがドメインで使用される場合は、「手順 5 : 環境の設定」を参照してください。

    JMS JDBC ストアがアップグレードされたら、元の JMS JDBC ストアは削除されます。キャパシティ プランニングを行うときは、この点を考慮に入れてください。元の JMS JDBC ストア テーブルは、アップグレードが正常に完了したら、削除することができます。.元の JMS JDBC ストア テーブルには PrefixNameJMSSTORE および PrefixNameJMSSTATE (PrefixName は JMS JDBC ストアの Prefix Name 属性の値) という名前が付けられます。

    保持されている JMS メッセージをアップグレードしない場合は、アップグレードを実行する前に JMS ファイル ストアまたは JMS JDBC ストア テーブルを削除します。この場合、コンフィグレーションは変更されず、JMS メッセージのみが削除されます。JDBC ストア テーブルの管理については、『WebLogic Server 環境のコンフィグレーション』の「JDBC ストア テーブルの管理」(http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wls/docs91/config_wls/store.html#managing_jdbc_store_tables) を参照してください。

    アップグレードが実行済みであることが検出されると、JMS JDBC またはファイル ストアはアップグレードされません。テスト シナリオなど、同一の永続ストアを使用してドメインのアップグレードを複数回実行する必要がある場合は、以下のようにアップグレードを実行するたびに JMS データを元に戻す必要があります。

  11. コンフィグレーションを保存します。
  12. 注意 : リモートの管理対象サーバをアップグレードするとき、コンフィグレーション情報は保持されません。

  13. さらなる検討を要するドメインのアップグレードに関する問題があれば、報告します。

 


ドメインのアップグレードに関する重要な注意事項

アップグレード プロセスには以下の重要な注意事項があります。

 


ドメインのアップグレード

ウィザードでは、次のどちらかのモードでアップグレードを行うことができます。

注意 : 暗黙モードを使用して、管理サーバの起動時に自動的にドメインをアップグレードすることもできます。詳細については、「管理サーバ起動時におけるドメインのアップグレード (暗黙モード)」を参照してください。

ドメイン内のすべてのマシンのドメインをアップグレードする必要があります。リモートの管理対象サーバのドメイン ディレクトリの準備については、「手順 4 : リモートの管理対象サーバのドメイン ディレクトリの準備」を参照してください。

以下の節では、両方のモードでのアップグレード方法について説明します。

ドメインのグラフィカル モードでのアップグレード

以下の節では、グラフィカル モードで WebLogic アップグレード ウィザードを使用して WebLogic ドメインをアップグレードする方法について説明します。

注意 : グラフィカル モードでアップグレード ウィザードを実行するのに使用するコンソールでは、Java ベースの GUI がサポートされていなければなりません。グラフィカル表示をサポートしていないシステム上でアップグレード ウィザードをグラフィカル モードで起動しようとすると、エラー メッセージが表示されます。

ドメインをアップグレードするためグラフィカル モードで WebLogic アップグレード ウィザードを起動する方法

Windows プラットフォーム上で WebLogic アップグレード ウィザードをグラフィカル モードで開始して WebLogic ドメインをアップグレードするには、Windows の [スタート] メニューの BEA プログラム グループを選択し、[Domain Upgrade Wizard] オプションを選択します。

スタートプログラムBEA ProductsToolsDomain Upgrade Wizard

注意 : 手順 5 : 環境の設定」の手順 3 で説明されているように、JDBC ドライバ クラスを指定するため環境をカスタマイズする必要がない場合に限り、このオプションを使用することができます。

Windows コマンド プロンプトから、または UNIX プラットフォーム上で WebLogic アップグレード ウィザードをグラフィカルモードで開始して WebLogic ドメインをアップグレードするには、次の手順に従います。

注意 : WebLogic アップグレード ウィザードを起動する前に、「アップグレードの準備」の手順がすでに実行されていなければなりません。また、「ドメインのアップグレードに関する重要な注意事項」で説明されている重要な注意事項を確認してください。

  1. WebLogic ドメインが稼動していないことを確認します。
  2. MS-DOS コマンド プロンプト ウィンドウ (Windows) またはコマンド シェル (UNIX) を開き、「手順 5 : 環境の設定」の説明に従って環境を設定します。
  3. コマンド プロンプトで、次のコマンドを入力します。
  4. java weblogic.Upgrade [-type domain] [-out file]

    -type 引数と -out 引数は省略可能です。この 2 つの引数は、次の設定のデフォルト値をオーバーライドする場合に含めます。

    -out 引数は省略可能です。これにより、すべての標準出力 (stdout) とエラー メッセージが書き込まれるファイルを指定することができます。デフォルトでは、これらのメッセージはコマンド ウィンドウに書き込まれ、アップグレード プロセスの終了時にそのサマリが表示されます。

    このコマンドを実行すると、次の図のように WebLogic アップグレード ウィザードが起動されます。

    WebLogic アップグレード ウィザード - ドメインのアップグレード


     
  5. JMS JDBC ストアがドメインで使用される場合は、対応するデータベースを起動する必要があります。
  6. [次へ] をクリックして、次のウィンドウに進みます。

WebLogic ドメインをアップグレードする手順

次の表に、WebLogic アップグレード ウィザードを使用してドメインをアップグレードする手順の概要を示します。

表 5-1 WebLogic ドメインをアップグレードする手順 

手順

実行する操作

WebLogic バージョンの選択

次の例に示すように、アップグレードする WebLogic ドメインのバージョンを選択する。

ドメインのアップグレード - WebLogic バージョンの選択


 

注意 : WebLogic Server 6.1 のドメインをアップグレードする場合、WL_HOME\config ディレクトリに含められるドメインは 1 つのみである。複数のドメインを含めると、アップグレードは正常に実行されない。

[次へ] をクリックして、次のウィンドウに進む。

アップグレードするドメインの選択

次の例に示すように、ローカルのディレクトリ階層を移動して、アップグレードする WebLogic ドメインが格納されているディレクトリを選択する。

ドメインのアップグレード - アップグレードするドメインの選択


 

注意 : WebLogic Server 6.1 のドメインをアップグレードする場合は、config ディレクトリを含むディレクトリを選択する必要がある。たとえば、ドメインが c:/bea/user_projects/config/mydomain にある場合は、WebLogic ドメインのディレクトリとして c:/bea/user_projects を選択する必要がある。別のディレクトリ (c:/bea/user_projects/config/mydomain など) を選択すると、予期しない結果が生じる。

[次へ] をクリックして、次のウィンドウに進む。

ドメインの調査

ウィザードによるドメインの調査の進行状況を確認する。次の例に示すように、進行状況を通知するメッセージがウィンドウに表示される。

ドメインのアップグレード - ドメインの調査


 

カスタム セキュリティ プロバイダが使用されているドメインをアップグレードする場合、最初にカスタム セキュリティ プロバイダをアップグレードすることなくドメインをアップグレードしようとすると、エラー メッセージが表示され、ウィザードが終了する。表示されるエラー メッセージは次のとおり。

ドメインのアップグレード - セキュリティ プロバイダ エラー


 

このエラー メッセージが表示された場合は、「セキュリティ プロバイダのアップグレード」の説明に従ってセキュリティ プロバイダをアップグレードしてから、ドメインのアップグレードをやり直す。

調査が完了したら (そしてエラーが検出されなければ)、次のウィンドウが自動的に表示されます。

管理サーバの選択

次の例に示すように、新しいドメインで管理サーバとして機能するサーバを選択する。

ドメインのアップグレード - 管理サーバの選択


 

注意 : ドメインで定義されているサーバが 1 つしかない場合、このウィンドウは表示されない。

[次へ] をクリックして、次のウィンドウに進む。

ノード マネージャ資格の入力

次の例に示すように、ノード マネージャの認可に使用するユーザ名とパスワードを入力する (およびパスワードを確認のため再入力する) 。

ドメイン ウィザード - ノード マネージャ資格の入力


 

WebLogic Server 9.1 の場合、ドメインごとにノード マネージャのユーザ名とパスワードを指定する必要がある。デフォルトでは、ユーザ名とパスワードは weblogic に設定されている。ノード マネージャを使用しない場合は、デフォルト値を変更せずにそのままにしておく。

[次へ] をクリックして、次のウィンドウに進む。

アップグレード オプションの選択

以下のアップグレード オプションを 1 つまたは複数選択する。

  • 現在のドメインのバックアップ (推奨) : これを選択すると、元のドメイン ディレクトリのバックアップが zip ファイルに保存される。このオプションはデフォルトで選択されている。

注意 : ウィザードはドメイン ディレクトリのみをアーカイブするため、ファイル パーミッションは維持されない。「手順 2 : アプリケーション環境のバックアップの作成」で説明されているように、ドメイン、外部アプリケーション、およびアプリケーション データベース リソースをそれぞれ独立したプロセスでバックアップすることを勧める。

  • ログ ファイルをバックアップ用の zip に追加 : これを選択すると、バックアップ用の zip ファイルにログ ファイルが含められる。ログ ファイルの数と容量は多大になるおそれがあるため、このオプションを無効にしてログ ファイルがバックアップ ファイルに含められないようにすることを勧める。デフォルトでは、ログ ファイルはバックアップ ファイルに含められる。

  • 下位互換性フラグを設定しない : 以前サポートされていた動作の一部が、WebLogic Server 9.0 から J2EE 1.4 に準拠するよう変更されている。デフォルトでは、以前サポートされていた動作が新しいドメインで有効になるようフラグが設定される。このオプションを選択すると、この下位互換性フラグは設定されない。下位互換性フラグの詳細については、「下位互換性フラグ」を参照。

ドメインのアップグレード - アップグレード オプションの選択


 

[次へ] をクリックして、次のウィンドウに進む。

ディレクトリ選択の解析と任意のタスク

ウィザードによるドメイン情報とオプション設定の処理の進行状況を確認する。次の例に示すように、進行状況を通知するメッセージがウィンドウに表示される。

ドメインのアップグレード - ディレクトリ選択の解析と任意のタスク


 

処理が完了したら、次のウィンドウが自動的に表示される。

ドメインのバックアップ

ウィザードによるドメインのバックアップの準備状況を確認する。次の例に示すように、進行状況を通知するメッセージがウィンドウに表示される。

注意 : 次の図のように、この手順に関連しないメッセージは淡色表示される。

ドメインのアップグレード - ドメインのバックアップ


 

準備が完了したら、次のウィンドウが自動的に表示される。

ドメインのバックアップ ディレクトリの選択

注意 : アップグレード オプションの選択」で [現在のドメインのバックアップ] オプションを選択しなかった場合は、「ドメイン ディレクトリのリストラクチャ」に進む。

このウィンドウで、次の値を設定する。

  • バックアップ ディレクトリ : ローカルのディレクトリ階層を移動して、バックアップ用の zip ファイルの保存先のディレクトリを選択する。デフォルトでは、元のドメイン ディレクトリが使用される。

  • バックアップ ファイル名 : バックアップ ファイルの名前をテキスト ボックスに入力する。デフォルトのファイル名は weblogic-domain-backup-domain.zip (domain はドメインの名前) である。

次の例では、これらの値の設定方法を示す。

ドメインのアップグレード - ドメインのバックアップ ディレクトリの選択


 

[次へ] をクリックして、次のウィンドウに進む。

ドメインのバックアップ

ウィザードによるドメインのバックアップの進行状況を確認する。次の例に示すように、バックアップ プロセスの進行状況をパーセント単位で表すバーと進行状況を通知するメッセージがウィンドウに表示される。

注意 : 次の図のように、この手順に関連しないメッセージは淡色表示される。

ドメインのアップグレード - ドメインのバックアップ


 

注意 : ウィザードにより作成されるバックアップ ファイルは、機密情報を含んでいる可能性があるため、ユーザにより保護されなければならない。

バックアップ プロセスが完了したら、次のウィンドウが自動的に表示される。

ドメイン ディレクトリのリストラクチャ

ウィザードによるドメイン ディレクトリのリストラクチャの進行状況を確認する。次の例に示すように、進行状況を通知するメッセージがウィンドウに表示される。

ドメインのアップグレード - ドメイン ディレクトリのリストラクチャ


 

リストラクチャ プロセスが完了したら、次のウィンドウが自動的に表示される。

コンフィグレーション設定のアップグレード

ウィザードによるコンフィグレーション設定のアップグレードの進行状況を確認する。次の例に示すように、進行状況を通知するメッセージがウィンドウに表示される。

注意 : 次の図のように、この手順に関連しないメッセージは淡色表示される。

ドメインのアップグレード - コンフィグレーション設定のアップグレード


 

コンフィグレーション情報は、後で実行する手順まで保持されない。

コンフィグレーションのアップグレードが完了したら、次のウィンドウが自動的に表示される。

保存されているメッセージおよびトランザクション ログ フォーマットのアップグレード

ウィザードによるドメイン内の永続メッセージ (JMS ファイルと JDBC ストア) とトランザクション (JTA) ログのアップグレードの進行状況を確認する。次の例に示すように、進行状況をパーセント単位で表すバーと進行状況を通知するメッセージがウィンドウに表示される。

ドメインのアップグレード - 保存されているメッセージおよびトランザクション ログ フォーマットのアップグレード


 

永続メッセージとトランザクション ログのアップグレード プロセスが完了したら、次のウィンドウが自動的に表示される。

ドメイン アップグレードの最終処理

ウィザードの進行状況 (アップグレードされたコンフィグレーションの保存やアップグレード プロセス中に作成された一時ファイルの削除) を確認する。進行状況を通知するメッセージがウィンドウに表示される。

注意 : リモートの管理対象サーバをアップグレードするとき、コンフィグレーション情報は保持されない。

次に例を示す。

注意 : 次の図のように、この手順に関連しないメッセージは淡色表示される。

ドメインのアップグレード - ドメイン アップグレードの最終処理

このプロセスが完了したら、[次へ] をクリックして、次のウィンドウに進む。

アップグレード完了

次の例に示すように、アップグレードが完了したら表示されるアップグレード結果を確認する (さらなる検討を要する重要なメッセージなど)。  

ドメインのアップグレード - アップグレード完了


 

[完了] をクリックして WebLogic アップグレード ウィザードを閉じる。


 

ドメインのサイレント モードでのアップグレード

たとえば、ドメインがリモート マシンにある場合などに、WebLogic アップグレード ウィザードをグラフィカル モードで使用するのは合理的ではありません。このような場合、ウィザードをサイレント モードで使用して、WebLogic ドメインをアップグレードすることができます。

注意 : WebLogic アップグレード ウィザードを起動する前に、「アップグレードの準備」の手順がすでに実行されていなければなりません。

サイレント モードで WebLogic アップグレード ウィザードを起動して WebLogic ドメインをアップグレードするには、次の手順に従います。

  1. WebLogic ドメインが稼動していないことを確認します。
  2. MS-DOS コマンド プロンプト ウィンドウ (Windows) またはコマンド シェル (UNIX) を開き、「手順 5 : 環境の設定」の説明に従って環境を設定します。
  3. (省略可能) アップグレード要件を定義する XML スクリプトを作成します。詳細については、「サイレント アップグレード用 XML スクリプト リファレンス」を参照してください。
  4. アップグレードする WebLogic ドメインが格納されているディレクトリに移動します。次に例を示します。
  5. cd c:\bea\user_projects\domains\domain

    domain はドメインの名前です。

  6. コマンド プロンプトで、次のコマンドを入力します。
  7. java weblogic.Upgrade -mode silent -type domain [-responses xmlfile] [-out file]

    -responses 引数と -out 引数は省略可能です。この 2 つの引数は、次の設定のデフォルト値をオーバーライドする場合に含めます。

 

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