Oracle Service Bus Console の使い方

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XSL トランスフォーメーション

トランスフォーメーション マップは、2 つのデータ型の間のマッピングを記述したものです。eXtensible Stylesheet Language Transformation (XSLT) マップでは、XML から XML へのマッピングを記述します。

XSL トランスフォーメーションの検索

  1. 以下のいずれかの操作を行います。
  2. リストの項目数を制限するために、名前、パス、またはその両方でフィルタできます。[検索] にある [名前] および [パス] フィールドに検索対象の名前またはパス (またはその両方) を入力し、[検索] ボタンをクリックします。
  3. このパスは、プロジェクト名、および XSLT が格納されるフォルダの名前になります。

    ワイルドカード文字「*」と「?」を使用できます。検索は大文字と小文字を区別します。

    [すべて表示] をクリックして、ドメインにあるすべての XSLT を表示します。これにより、前回の検索で使用した検索パラメータが解除されます。

    表 12-1 XSL トランスフォーメーションの詳細 
    プロパティ
    説明
    XSLT 名
    XSL トランスフォーメーションに割り当てられた名前。名前をクリックして、XSL トランスフォーメーションの詳細の表示ページを表示する。
    XSL トランスフォーメーションの編集」を参照してください。
    パス
    プロジェクト名、および XSL トランスフォーメーションが格納されるフォルダの名前、たとえば MyProject/MyFolder/MyResource となる。
    XSLT のパスをクリックすると、このパスを含む [プロジェクト ビュー] ページまたは [フォルダ ビュー] ページが表示されます。
    アクション
    [テスト コンソールの起動] アイコン をクリックすると、テスト コンソールが起動される。テスト コンソールは、サービスおよびトランスフォーメーションの設計の検証とテストに使用する。XSL トランスフォーメーションの場合、セッション内で作業しているかセッション外で作業しているかに関わらずテスト コンソールを使用できる。詳細については、「トランスフォーメーションのテスト」を参照してください。
    オプション
    セッションの作成または編集をまだ行っていない場合は、[作成] をクリックして新しいセッションを作成するか、[編集] をクリックして既存のセッションに入る。「Change Center の使用」を参照してください。
    [削除] アイコン をクリックすると XSLT が削除される。他のリソースがこのリソースを参照している場合、削除の警告アイコン が表示される。リソースを削除することはできますが、確認のための警告が出されます。これにより、削除対象リソースへの未解決の参照が原因で、衝突が発生する可能性があります。詳細については、「XSL トランスフォーメーションの削除」を参照してください。

XSL トランスフォーメーションの追加

  1. セッションの作成または編集をまだ行っていない場合は、[作成] をクリックして新しいセッションを作成するか、[編集] をクリックして既存のセッションに入ります。「Change Center の使用」を参照してください。
  2. [プロジェクト エクスプローラ] を選択して、[プロジェクト ビュー] ページまたは [プロジェクト ビュー] ページまたは [フォルダ ビュー] ページを表示します。
  3. XSL トランスフォーメーションを追加するプロジェクトまたはフォルダに移動します。
  4. [リソースの作成] リストから [XSLT] を選択して、[新しい XSLT の作成] ページを表示します。
  5. [リソース名] フィールドにこの XSL トランスフォーメーションのユニークな名前を入力します。
  6. [リソースの説明] フィールドに XSL トランスフォーメーションの説明を入力します。
  7. [XSLT] フィールドで、以下のいずれか 1 つを実行します。
    • 新しい XSL トランスフォーメーション用のテキストを入力する。
    • [参照] をクリックして既存の XSL トランスフォーメーションを検索し、インポートする。
    • 既存の XSL トランスフォーメーションのテキストをコピーしてこのフィールドに貼り付ける。
  8. [保存] をクリックして、現在のセッションで更新をコミットします。
  9. セッションを終了してコンフィグレーションをランタイムにデプロイするには、[Change Center] の [アクティブ化] をクリックします。

XSL トランスフォーメーションの編集

  1. セッションの作成または編集をまだ行っていない場合は、[作成] をクリックして新しいセッションを作成するか、[編集] をクリックして既存のセッションに入ります。「Change Center の使用」を参照してください。
  2. XSL トランスフォーメーションの検索」の説明に従って、XSL トランスフォーメーションを検索します。
  3. XSL トランスフォーメーション名をクリックします。XSL トランスフォーメーションの詳細の表示ページに、デフォルトで XSLT の構造ビューが表示されます。これには表 12-2 に示す情報が含まれています。
  4. 表 12-2 XSL トランスフォーメーション リソースの詳細
    プロパティ
    説明
    最終変更者
    この XSL トランスフォーメーションを作成したか、コンフィグレーションにインポートしたユーザ。
    最終変更日
    ユーザがこの XSL トランスフォーメーションを作成したか、コンフィグレーションにインポートした日時。このリソースの変更履歴を表示するには、日時のリンクをクリックする。「[変更履歴の表示] ページ」を参照してください。
    参照先
    この XSL トランスフォーメーションが参照するオブジェクトの数。該当する参照がある場合は、数字のリンクをクリックするとオブジェクトのリストが表示される。詳細については、「リソースへの参照の表示」を参照してください。
    参照元
    この XSL トランスフォーメーションを参照するオブジェクトの数。該当する参照がある場合は、数字のリンクをクリックするとオブジェクトのリストが表示される。たとえば、この XSL トランスフォーメーションを特定のプロキシ サービスのメッセージ フロー内の変数に割り当てた場合に、このリンクをクリックすると、そのプロキシ サービスが参照として表示される。詳細については、「リソースへの参照の表示」を参照してください。
    説明
    この XSL トランスフォーメーションの説明。
    対象ネームスペース
    XSL トランスフォーメーションに含まれる定義を修飾するために使用されるネームスペース。
    XSLT の依存関係
    XSLT に関連付けられている以下の属性とグループ。
    • XSLT の場所
    状態
    以下の XSL トランスフォーメーションの状態。
    • 有効
    • 現在の XSL トランスフォーメーションに含まれているすべての XSL トランスフォーメーションの場所が指定され、有効である。ネストされた XSL トランスフォーメーション (含まれている XSL トランスフォーメーションがさらに内包する XSL トランスフォーメーション) についてもすべての場所が指定され、有効な状態。

    • 無効
    • 現在の XSL トランスフォーメーションに含まれている XSL トランスフォーメーションの 1 つまたは複数の場所が指定されていないか、これらが有効ではない。また、1 つまたは複数のネストされた XSL トランスフォーメーション (含まれている XSL トランスフォーメーションがさらに内包する XSL トランスフォーメーション) が指定されていない場合や、有効でない場合もある。無効な XSL トランスフォーメーションを解決するには、[参照の編集] をクリックする。詳細については、「未解決の XSL トランスフォーメーションの参照の解決」を参照。

  5. [テキスト ビュー] をクリックして、XSL トランスフォーメーションの詳細をテキストで表示します。テキスト ビューには、表 12-3 に示す情報が表示されます。
  6. 表 12-3 XSL トランスフォーメーション テキストの詳細 
    プロパティ
    説明
    対象ネームスペース
    XSL トランスフォーメーションに含まれる依存関係を修飾するために使用されるネームスペース。
    XSLT
    XSL トランスフォーメーションのフル テキスト。

  7. [編集] をクリックして、フィールドを変更します。各フィールドの説明については、「XSL トランスフォーメーションの追加」を参照してください。
  8. [リソース名] フィールドは変更できません。

  9. [保存] をクリックして、現在のセッションで更新をコミットします。

XSL トランスフォーメーションの削除

  1. セッションの作成または編集をまだ行っていない場合は、[作成] をクリックして新しいセッションを作成するか、[編集] をクリックして既存のセッションに入ります。「Change Center の使用」を参照してください。
  2. [プロジェクト エクスプローラ|XSLT] を選択して、[XSLT の概要] ページを表示します。
  3. 削除したい XSLT トランスフォーメーションのある行で [削除] アイコン をクリックします。XSL トランスフォーメーションは現在のセッション内で削除されます。他のリソースがこのリソースを参照している場合、削除の警告アイコン が表示されます。リソースを削除することはできますが、確認のための警告が出されます。これにより、削除対象リソースへの未解決の参照が原因で、衝突が発生する可能性があります。
  4. セッションを終了してコンフィグレーションをランタイムにデプロイするには、[Change Center] の [アクティブ化] をクリックします。

未解決の XSL トランスフォーメーションの参照の解決

  1. セッションの作成または編集をまだ行っていない場合は、[作成] をクリックして新しいセッションを作成するか、[編集] をクリックして既存のセッションに入ります。「Change Center の使用」を参照してください。
  2. [プロジェクト エクスプローラ|XSLT] を選択して、[XSLT の概要] ページを表示します。
  3. [XSLT 名] カラムで、適切な XSLT 名をクリックして、未解決の参照の詳細を表示します。XSL トランスフォーメーションの詳細の表示ページが表示されます。
  4. [参照の編集] をクリックして、[XSL トランスフォーメーション リソースの参照の編集] ページを表示します。
  5. [リソースの種類] フィールドで [XSLT] を選択します。
  6. [参照] をクリックします。[XSLT ブラウザ] が表示されます。
  7. [XSLT ブラウザ] で [XSLT] を選択し、[依存関係] ペインで依存関係を選択します。
  8. [送信] をクリックします。[リソース名] フィールドに選択した XSLT が表示されます。
  9. [保存] をクリックします。XSLT の詳細の表示 ページが表示されます。
  10. [OK] をクリックします。XSL トランスフォーメーションの状態が有効になります。
  11. セッションを終了してコンフィグレーションをランタイムにデプロイするには、[Change Center] の [アクティブ化] をクリックします。

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