ヘッダーをスキップ
Oracle TimesTen In-Memory Databaseオペレーション・ガイド
リリース7.0
E05167-03
  目次へ
目次
索引へ
索引

前へ
前へ
次へ
次へ
 

TimesTen ClientおよびTimesTen Serverの構成

TimesTen ClientおよびTimesTen Serverを構成する前に、「TimesTenデータ・ストアの作成」「TimesTenのODBCおよびJDBCドライバ」および「データソース名」の項を参照してください。TimesTen ClientおよびTimesTen Serverを使用して、TimesTenアプリケーションをTimesTenデータ・ストアに接続するには、次の手順を実行します。

同一リリースのTimesTen ClientおよびTimesTen Serverの構成方法

TimesTen ClientとTimesTen Serverが同一リリースの場合にTimesTenを構成するには、次の手順を実行します。

  1. TimesTenデータ・ストアが存在するマシンにTimesTen Serverをインストールします。このマシンは「サーバー・マシン」と呼ばれます。TimesTen Serverのインストール方法については、『Oracle TimesTen In-Memory Databaseインストレーション・ガイド』を参照してください。インストール時に、TimesTen Serverが自動的に起動するように設定してください。
  2. クライアント・アプリケーションが存在するマシンに、TimesTen Clientをインストールします。このマシンは「クライアント・マシン」と呼ばれます。TimesTen Clientのインストール方法については、『Oracle TimesTen In-Memory Databaseインストレーション・ガイド』を参照してください。
  3. JDBCの場合は、Javaアプリケーションが稼働して環境変数(CLASSPATHおよびLIBRARY PATH)を設定するクライアント・マシンにJava Development Kit(JDK)をインストールします。詳細は、『Oracle TimesTen In-Memory Database Java開発者およびリファレンス・ガイド』のJava環境変数の設定に関する説明を参照してください。
  4. サーバー・マシン上で、TimesTenデータ・ストアに対応するサーバーDSNの作成および構成を行います。詳細は、「サーバーDSNの定義」を参照してください。
  5. クライアント・マシン上で、サーバーDSNに対応するクライアントDSNの作成および構成を行います。「UNIXでのクライアントDSNの作成および構成」および「WindowsでのクライアントDSNの作成および構成」を参照してください。
  6. TimesTen Client接続属性を設定します。詳細は、『Oracle TimesTen In-Memory Database APIリファレンス・ガイド』のデータ・ストア属性に関する説明を参照してください。
  7. Cクライアント・アプリケーションの場合は、『Oracle TimesTen In-Memory Database C開発者およびリファレンス・ガイド』のオプションのリンクに関する説明に従ってリンクします。

リリースが異なるTimesTen ClientおよびTimesTen Serverの構成

TimesTen 6.0クライアントからは、すべてのパッチ・レベルの6.0 TimesTen Serverに接続できます。TimesTen 7.0以上のインスタンス用の-insecure-backwards-compatオプションがttendaemon.optionsファイル内に設定されている場合、TimesTen 6.0クライアントからは特定の条件下でTimesTen 7.0以上のサーバーに、TimesTen 7.0以上のクライアントからは特定の条件下でTimesTen 6.0以上のサーバーに接続できます。