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コンフィギュレーション・ファイルの GROUPS セクションの作成方法
GROUPS セクションでは、複数のサーバを論理的にグループ化することができます。グループ化したサーバを使用すると、リソース・マネージャにアクセスしたり、サーバ・グループの移行を簡単に行うことができます。コンフィギュレーション・ファイルの GROUPS セクションでは、サーバ・グループが定義されています。アプリケーション・サーバをマシン上で実行するには、マシンに対して少なくとも 1 つのサーバ・グループを定義する必要があります。ただし、マシンに対してサーバ・グループが定義されていなくても、アプリケーションの一部にグループを含め、そのサイトから管理コマンド tmadmin(1) を実行できます。
トランザクションに関与しない非分散型のシステムでは、グループのコンフィギュレーションは比較的単純です。各グループに対して、グループ名をグループ番号および論理マシン ID にマッピングするだけです。分散トランザクション・システムをサポートする柔軟性も備えられています。
次の表では、GROUPS セクションの各パラメータを説明し、参照先へのリンクやその他の情報を示します。
ATMI の GROUPS セクションの例 以下は、ATMI 環境のコンフィギュレーション・ファイルの GROUPS セクションの例です。 CORBA 環境の GROUPS セクションの例 以下は、Tuxedo CORBA University の Production サンプル・アプリケーションの UBBCONFIG ファイルにある、GROUPS セクションの例です。この例では、UBBCONFIG ファイルの ROUTING セクションにある RANGES 識別子で指定されたグループを識別し、設定する必要があります。 Production サンプルでは、ORA_GRP1、ORA_GRP2、APP_GRP1、 および APP_GRP2 の 4 つのグループが指定されています。ここでは、これらのグループを設定し、実行するマシンを識別しなければなりません。 上の例は、ORA_GRP1、ORA_GRP2、APP_GRP1、 および APP_GRP2 グループの設定方法を示しています。GROUPS セクションのグループ名と、ROUTING セクションで指定されたグループ名の対応については、「University Production サンプル・アプリケーションのCORBA ファクトリ・ベース・ルーティング」を参照してください。ルーティング機能を正しく動作するには、両方のグループ名を一致させる必要があります。また、アプリケーションでグループを設定する際にグループ名を変更した場合は、ROUTING セクションにも反映しなければなりません。 注記 BEA Tuxedo ソフトウェアに収録されている Production サンプル・アプリケーションは、1 台のマシンで実行するように設定されていますが、LMID パラメータでほかのマシンを指定することにより、複数のマシンで実行するように設定することもできます。この方法は、RESOURCES セクションで MODEL MP パラメータが指定されていることを前提としています。 関連項目##EVBGRP1 LMID=SITE1 GRPNO=104
DEFAULT:TMSNAME=TMS_SQL TMSCOUNT=2 LMID=SITE1
BANKB1GRPNO=1 OPENINFO="TUXEDO/SQL:APPDIR1/bankdl1:bankdb:readwrite"
BANKB2GRPNO=2 OPENINFO="TUXEDO/SQL:APPDIR1/bankdl2:bankdb:readwrite"
BANKB3GRPNO=3 OPENINFO="TUXEDO/SQL:APPDIR1/bankdl3:bankdb:readwrite"*GROUPS
APP_GRP1
LMID = SITE1
GRPNO = 2
TMSNAME = TMS
APP_GRP2
LMID = SITE1
GRPNO = 3
TMSNAME = TMS
ORA_GRP1
LMID = SITE1
GRPNO = 4
OPENINFO = "ORACLE_XA:Oracle_XA+Acc=P/scott/tiger+SesTm=100+LogDir=.+MaxCur=5"
CLOSEINFO = ""
TMSNAME = "TMS_ORA"
ORA_GRP2
LMID = SITE1
GRPNO = 5OPENINFO = "ORACLE_XA:Oracle_XA+Acc=P/scott/tiger+SesTm=100+LogDir=.+MaxCur=5"
CLOSEINFO = ""
TMSNAME = "TMS_ORA"
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