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UBBCONFIG コンフィギュレーション・ファイルの更新

アプリケーション管理者は、最初に UBBCONFIG コンフィギュレーション・ファイルにアプリケーションのコンフィギュレーションを定義します。プログラミング環境をカスタマイズするには、コンフィギュレーション・ファイルを作成するか更新します。

コンフィギュレーション・ファイルの作成または更新を行う場合は、次のガイドラインを参考にしてください。

次の表は、プログラミング環境に影響する UBBCONFIG コンフィギュレーション・ファイルのパラメータを示しています。パラメータは機能別に分類されています。

プログラミング関連の UBBCONFIG パラメータ (機能別)

機能

パラメータ

セクション

説明

グローバル・リソースの制限

MAXSERVERS

RESOURCES

コンフィギュレーション内のサーバの最大数。この値を設定する場合は、すべてのサーバの MAX 値を考慮する必要があります。

MAXSERVICES

RESOURCES

コンフィギュレーション内のサービスの最大総数。

データ依存型ルーティング

BUFTYPE

ROUTING

指定されたルーティング・エントリが有効であるデータ・バッファのタイプとサブタイプのリスト。

リンク・レベルの暗号化

MINENCRYPTBITS

NETWORK

プロセスで使用できる暗号化の最低レベル。

MAXENCRYPTBITS

NETWORK

プロセスで使用できる暗号化の最高レベル。

ロード・バランシング

LDBAL

RESOURCES

ロード・バランシングを有効にするかどうかを示すフラグ。ロード・バランシングが有効になっている場合、BEA Tuxedo システムは要求の負荷をネットワークで分散します。

NETLOAD

MACHINES

呼び出し元クライアントからの要求をリモートに送る場合に、サービスのロード・ファクタに追加される数値。リモート・サーバ上でローカル・サーバを選択する際の基準になります。ロード・バランシングが有効になっていること (LDBALY が設定されていること) が必要です。

LOAD

SERVICES

サービス・インスタンスに対応付けられた相対的なロード・ファクタ。デフォルトは「50」。

セキュリティ

AUTHSVC

RESOURCES

システムに参加している各クライアントに対して、システムによって呼び出されるアプリケーション認証サービスの名前。

SECURITY

RESOURCES

実行するアプリケーション・セキュリティの種類。

会話型通信

MAXCONV

RESOURCES

特定のマシン上で同時に関与できる会話の最大数。0 〜 32,767 の値を指定します。SERVERS セクションに会話型サーバが定義されている場合、デフォルト値は 64 になります。それ以外の場合、デフォルト値は 1 になります。このパラメータに指定された値は、MACHINES セクションのマシンごとに上書きできます。

CONV

SERVERS

会話型通信がサポートされているかどうかを示す値。このパラメータが N に設定されているか、値が指定されてない場合、サービスに対する tpconnect() の呼び出しは失敗します。

MIN/MAX

SERVERS

tmboot(1) によって起動するサーバのオカレンスの最小数と最大数。指定がない場合には、MIN のデフォルト値は 1、MAX のデフォルト値は MIN となります。この 2 つのパラメータは、要求/応答型サーバに対しても使用できます。ただし、会話型サーバは、必要に応じて自動的に追加されます。そのため、MIN=1MAX=10 と設定されている場合、tmboot によって最初に 1 つのサーバが起動します。そのサーバが提供するサービスに対して tpconnect() が呼び出されると、システムによって 2 番目のサーバが起動します。同じように、新しいサーバが上限の 10 まで起動します。

トランザクション管理

AUTOTRAN

SERVICES

サービス・ルーチンでトランザクション・モードを開始するかどうかを示す値。このパラメータに Y が設定されている場合、別のプロセスから要求メッセージを受信すると、サービス・サブルーチンでトランザクションが自動的に開始します。

マルチスレッド・サーバ

MAXDISPATCHTHREADS

SERVERS

各サーバ・プロセスによってスレッドが追加された場合、同時にディスパッチされるスレッドの最大数。

MINDISPATCHTHREADS

SERVERS

最初のサーバの起動時に開始されるサーバ・ディスパッチ・スレッドの数。

コンフィギュレーション・ファイルは、オペレーティング・システムのテキスト・ファイルです。このファイルを実際にシステムで使用する場合は、tmloadcf(1) を実行して、バイナリ・ファイルに変換する必要があります。

関連項目

 

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