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WSL(5)
名前
WSL-ワークステーション・リスナ・サーバ
形式
WSL SRVGRP="identifier"
SRVID="number"
CLOPT="[-A] [servopts options] -- -n netaddr [-d device]
[-w WSHname] [-t timeout-factor] [-T Client-timeout]
[-m minh] [-M maxh] [-x mpx-factor]
[-p minwshport] [-P maxwshport] [-I init-timeout]
[-c compression-threshold] [-k compression-threshold]
[-K {client|handler|both|none}]
[-z bits] [-Z bits] [-H external-netaddr][-N network-timeout]"
機能説明
ワークステーション・リスナは、ワークステーション・クライアントによるネイティブ・サービスへのアクセスを可能にする、システム提供のサーバです。アプリケーション管理者は、SERVERS セクションにおいて、ワークステーション・リスナ・サーバをアプリケーション・サーバとして指定することにより、ワークステーションからのアプリケーションへの結合を許可します。ワークステーション・リスナおよびワークステーション・ハンドラの処理を指定するときは、コマンド行のオプションを使用します。
サーバ関連のパラメータすなわち、位置、サーバ・グループ、サーバ ID 等のパラメータは、既に定義されたサーバ関連のコンフィギュレーション・ファイルを利用して、ワークステーション・リスナと関連付けられます。ワークステーション・リスナ専用のコマンド行のオプションを使用して、カスタマイズすることもできます。
アプリケーションの一部として WSL がブートされる度に、ある一つの周知のネットワーク・アドレスから、ワークステーション上で作業するユーザのための代替クライアントとして機能する一群のワークステーション・ハンドラ (WSH) へアクセスすることを認めることにより、多数のワークステーション・クライアントが、アプリケーションにアクセスすることが可能になります。WSH は、WSL によって、アプリケーション・ワークステーションからのワークロードに対応するために、必要に応じて動的に始動・停止されます。アプリケーション管理者に対する利点としては、少数のネイティブ・サイト・プロセス (WSH) によって、多数のクライアントをサポートすることができるため、ネイティブ・サイトでのプロセス数を減らすことができるという点、また、ネイティブ・サイトが、ワークステーション・サイトにある掲示板上の情報を維持するためのオーバーヘッドを負う必要がなくなるという点が挙げられます。
下記の WSL 専用コマンド行のオプションを使用することが可能です。これらのコマンド行のオプションは、パラメータ CLOPT の二重ダッシュ (--) の後で指定することができます。
//#.#.#.#:port_number
注記 一部のポート番号は、お使いのシステムで使用される基本トランスポート・プロトコル (TCP/IP など) のために予約されている場合があります。予約されているポート番号を確認するには、トランスポート・プロトコルのマニュアルを調べてください。
[-P maxwshport]
注記 一部のポート番号は、お使いのシステムで使用される基本トランスポート・プロトコル (TCP/IP など) のために予約されている場合があります。予約されているポート番号を確認するには、トランスポート・プロトコルのマニュアルを調べてください。
注記 リンク・レベル暗号化の値の 40 ビットは、後方互換性を維持するために提供されています。
注記 リンク・レベル暗号化の値の 40 ビットは、下位互換性を維持するために提供されています。
たとえば、MAXWSCLIENTS の値がゼロの場合など、WSL がワークステーション・クライアントをサポートするのを妨げるどんなコンフィギュレーションも、ブート時に WSL を異常終了させます。
移植性
WSL は、サポートされているすべてのサーバ・プラットフォーム上で動作する、BEA Tuxedo システム提供のサーバとしてサポートされています。
相互運用性
WSL は、相互運用性があるアプリケーションで実行できますが、BEA Tuxedo リリース 4.2 以降のノード上で実行する必要があります。
使用例
*SERVERS
WSL SRVGRP="WSLGRP" SRVID=1000 RESTART=Y GRACE=0
CLOPT="-A -- -n 0x0002ffffaaaaaaaa -d /dev/tcp"
WSL SRVGRP="WSLGRP" SRVID=1001 RESTART=Y GRACE=0
CLOPT="-A -- -n 0x0002aaaaffffffff -d /dev/tcp -H 0x0002MMMMdddddddd"
WSL SRVGRP="WSLGRP" SRVID=1002 RESTART=Y GRACE=0
CLOPT="-A -- -n //hostname:aaaa -d /dev/tcp -H //external_hostname:MMMM"
関連項目
buildwsh(1)、servopts(5)、UBBCONFIG(5)
『BEA Tuxedo アプリケーションの設定』
『BEA Tuxedo アプリケーション実行時の管理』
『C 言語を使用した BEA Tuxedo アプリケーションのプログラミング』
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