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BEA Tuxedo 8.0 プラットフォーム・データ・シート
この章の内容は以下のとおりです。
サポートされるプラットフォーム
次の表は、BEA Tuxedo リリース 8.0 がサポートされているプラットフォームを示しています。
データ・シートはプラットフォームごとにあり、以下のようなプラットフォーム固有の情報が記載されています。
インストール・セット
インストール・セットとは、機能で関連付けられた、製品のソフトウェア・コンポーネントのセットのことです。BEA Tuxedo 8.0 では、以下の 4 つのインストール・セットが用意されています。
ユーザは BEA Tuxedo 8.0 のインストール時にインストール・セットを選択するだけでなく、選択したインストール・セットから 1 つまたは複数のソフトウェア・コンポーネントを選択解除 (削除) することでインストールをさらにカスタマイズすることもできます。
LLE および SSL には、56 ビットと 128 ビットの暗号化方式があります。LLE および SSL の 128 ビットのクライアント・バージョン・ライセンスは、米国およびカナダで使用できます。米国およびカナダ以外のユーザも、必要な認可を得て 128 ビットの暗号化が可能なライセンスを取得できます。詳細については、『BEA Tuxedo 8.0 リリース・ノート』を参照してください。
注記 BEA Jolt 8.0 では、BEA Tuxedo 8.0 でサポートされているのと同じプラットフォームがサポートされています。
Compaq Tru64 UNIX 5.1 (Alpha システム)
以下の節では、Compaq Tru64 UNIX 5.1 (Alpha システム) の BEA Tuxedo 8.0 に関する要件について説明します。
Compaq Tru64 UNIX 5.1 で利用できる BEA Tuxedo 8.0 のインストール・セット
BEA Tuxedo インストール・セットの説明については、「インストール・セット」の節を参照してください。
Compaq Tru64 UNIX 5.1 のハードウェアの要件
Compaq Tru64 UNIX 5.1 のソフトウェアの要件
追記
Compaq Tru64 UNIX 5.1 のネットワークの要件
ソケット・ネットワーク・インターフェイスを使用する TCP/IP
Compaq Tru64 UNIX 5.1 のディスク領域の要件
Compaq Tru64 UNIX (Alpha システム) へのインストールに必要なディスク領域は、インストール時に選択するインストール・セットおよびコンポーネントによって異なります。次の表を参考にして、必要な領域の容量を見積もってください。以下に示す必要領域は概算値であり、最も近い MB (メガバイト) に切り上げられています。
Compaq Tru64 UNIX 5.1 の CD-ROM のマウントとアンマウント
CD-ROM をマウントするには「CDFS
」と入力します。CDFS
は設定可能なカーネル・オプションです。システム・コンフィギュレーション・ファイルに次の行が必要です。
options CDFS
システム・コンフィギュレーション・ファイルにこの行がない場合は、ファイルを変更してカーネルを再構築します。
CD-ROM をマウントするには、次のコマンドを入力します。
su
mkdir /cdrom
/usr/sbin/mount -r -t cdfs -o noversion /dev/rzunit#
c /cdrom
unit#
は使用する CD-ROM ドライブのユニット番号、cdrom
(リテラル) はマウント・ポイントです。
ほとんどの場合、新しいシステムの CD-ROM ドライブのユニット番号は 4 (/dev/rz4c
) です。正しいユニット番号を確認するには、次のコマンドを入力します。
su
file /dev/rrz*c
出力される CD-ROM ドライブは RRD ディスクとして識別されます。ドライブのユニット番号は左端にあります。次に例を示します。
/dev/rrz4c:character special (8/4098) SCSI #0 RRD43 disk #32 (SCSI ID #4)
CD-ROM をアンマウントするには、次のコマンドを入力します。
umount /cdrom
Compaq Tru64 UNIX 5.1 の調整可能なパラメータ
一部の調整可能なパラメータはデフォルト値が小さすぎるので、BEA Tuxedo ソフトウェアを実行する前に Tru64 UNIX カーネルを設定し直す必要があります。
調整可能なパラメータを調整するには、以下の手順に従います。
調整可能なパラメータの現在の値が適切かどうかを判別する手順については、「UNIX システムでの IPC 資源のコンフィギュレーション」および「IPC 要件のチェック」の節を参照してください。
再設定、再構築、再起動の手順については、Compaq の doconfig (8)
リファレンス・ページ、および「System Tuning and Performance Management」を参照してください。
次の表は、パラメータのデフォルトの設定、および BEA Tuxedo University サンプル・アプリケーションで使用される設定を示しています。最初はこれらの設定を使用してください。ただし、アプリケーションによっては異なる設定が必要になる場合もあります。
使用しているシステムに現在設定されている調整可能なパラメータは、/sys/conf
ディレクトリのカーネル・コンフィギュレーション・ファイル (/sys/conf/
machine_name
) にあります。通常、このファイルにはマシン (ノード) 名と同じ名前が付いています。
パラメータを表示するには、root
ユーザとしてログインし、コマンド・プロンプトで「/usr/bin/x11/dxkerneltuner
」と入力します。
調整可能なパラメータの値を変更する場合は、『BEA Tuxedo のファイル形式とデータ記述方法』の DMCONFIG(5)
の手順に従ってください。
これまで指定されていなかったパラメータの値を指定するには、次のような行をカーネル・コンフィギュレーション・ファイルに追加します。
semmni 256
semmni
はパラメータ名、256
はその値を示します。
HP-UX 11.0 (32 ビット) (HP 9000 シリーズ)
以下の節では、HP-UX 11.0 (32 ビット) の BEA Tuxedo 8.0 に関する要件について説明します。
HP-UX 11.0 (32 ビット) で利用できる BEA Tuxedo 8.0 のインストール・セット
BEA Tuxedo インストール・セットの説明については、「インストール・セット」の節を参照してください。
HP-UX 11.0 (32 ビット) のハードウェアの要件
HP-UX 11.0 (32 ビット) のソフトウェアの要件
追記
HP-UX 11.0 (32 ビット) のネットワークの要件
ソケット・ネットワーク・インターフェイスを使用する TCP/IP
HP-UX 11.0 (32 ビット) のディスク領域の要件
HP-UX 11.0 (32 ビット) へのインストールに必要なディスク領域は、インストール時に選択するインストール・セットおよびコンポーネントによって異なります。次の表を参考にして、必要な領域の容量を見積もってください。以下に示す必要領域は概算値であり、最も近い MB (メガバイト) に切り上げられています。
HP-UX 11.0 (32 ビット) の CD-ROM のマウントおよびアンマウント
CD-ROM をマウントするには、次のコマンドを入力します。
su
mkdir /cdrom
mount -F cdfs /dev/dsk/cdrom_device
/cdrom
cdrom_device
は、ioscan -f -n
コマンドの出力にリストされています。cdrom
(リテラル) はマウント・ポイントです。
CD-ROM をアンマウントするには、次のコマンドを入力します。
umount /cdrom
HP-UX 11.0 (32 ビット) の調整可能なパラメータ
一部の調整可能なパラメータはデフォルト値が小さすぎるので、BEA Tuxedo ソフトウェアを実行する前に HP-UX カーネルを設定し直す必要があります。
調整可能なパラメータを調整するには、以下の手順に従います。
調整可能なパラメータの現在の値が適切かどうかを判別する手順については、「UNIX システムでの IPC 資源のコンフィギュレーション」および「IPC 要件のチェック」の節を参照してください。
HP-UX を再設定する手順については、『HP-UX System Administration Tasks Manual』の「Setting Up a System」を参照してください。
次の表は、パラメータのデフォルトの設定、および University サンプル・アプリケーションで使用される設定を示しています。最初はこれらの設定を使用してください。ただし、アプリケーションによっては異なる設定が必要になる場合もあります。
使用しているシステムに現在設定されている調整可能なパラメータは、/stand/build
ディレクトリのカーネル・コンフィギュレーション・ファイル tune.h
(/stand/build/tune.h
) にあります。
Microsoft Windows 2000 (Intel)
以下の節では、Microsoft Windows 2000 の BEA Tuxedo 8.0 に関する要件について説明します。
Windows 2000 (Intel) で利用できる BEA Tuxedo 8.0 のインストール・セット
BEA Tuxedo インストール・セットの説明については、インストール・セットを参照してください。
Windows 2000 (Intel) のハードウェアの要件
Windows 2000 (Intel) のソフトウェアの要件
追記
Windows 2000 (Intel) のネットワークの要件
Microsoft Windows 2000 で提供される TCP/IP (32 ビットの Winsock)
Windows 2000 (Intel) のディスク領域の要件
Windows 2000 (Intel) へのインストールに必要なディスク領域は、インストール時に選択するインストール・セットおよびコンポーネントによって異なります。次の表を参考にして、必要な領域の容量を見積もってください。以下に示す必要領域は概算値であり、最も近い MB (メガバイト) に切り上げられています。
Windows 2000 (Intel) の調整可能なパラメータ
BEA Tuxedo ソフトウェアを実行する前に、プロセス間通信 (IPC) パラメータの再設定が必要になる場合があります。[BEA Administration] ウィンドウの [IPC Resources] ページを参照してください。IPC パラメータを再設定する手順については、「システムのパフォーマンスを最大化するための IPC 資源のコンフィギュレーション」および「IPC 要件のチェック」を参照してください。
Microsoft Windows 98 (Intel)
以下の節では、Microsoft Windows 98 の BEA Tuxedo 8.0 に関する要件について説明します。
Windows 98 (Intel) で利用できる BEA Tuxedo 8.0 のインストール・セット
BEA Tuxedo インストール・セットの説明については、「インストール・セット」の節を参照してください。
Windows 98 (Intel) のハードウェアの要件
Windows 98 (Intel) のソフトウェアの要件
追記
Windows 98 (Intel) のネットワークの要件
Microsoft Windows 98 で提供される TCP/IP (32 ビットの Winsock)
Windows 98 (Intel) のディスク領域の要件
Windows 98 (Intel) へのインストールに必要なディスク領域は、インストール時に選択するクライアント・インストール・セットおよびコンポーネントによって異なります。次の表を参考にして、必要な領域の容量を見積もってください。以下に示す必要領域は概算値であり、最も近い MB (メガバイト) に切り上げられています。
Red Hat Linux 6.2 (Intel IA32 (x86))
以下の節では、Red Hat Linux 6.2 の BEA Tuxedo 8.0 に関する要件について説明します。
Red Hat Linux 6.2 (Intel) で利用できる BEA Tuxedo 8.0 のインストール・セット
BEA Tuxedo インストール・セットの説明については、「インストール・セット」の節を参照してください。
Red Hat Linux 6.2 (Intel) のハードウェアの要件
Red Hat Linux 6.2 (Intel) のソフトウェアの要件
追記
Red Hat Linux 6.2 (Intel) のネットワークの要件
ソケット・ネットワーク・インターフェイスを使用する TCP/IP
Red Hat Linux 6.2 (Intel) のディスク領域の要件
Red Hat Linux 6.2 (Intel) へのインストールに必要なディスク領域は、インストール時に選択するインストール・セットおよびコンポーネントによって異なります。次の表を参考にして、必要な領域の容量を見積もってください。以下に示す必要領域は概算値であり、最も近い MB (メガバイト) に切り上げられています。
Red Hat Linux 6.2 (Intel) のCD-ROM のマウントおよびアンマウント
CD-ROM をマウントするには、次のコマンドを入力します。
su
mkdir /cdrom1
mount -t iso9660 -r /dev/cd_device
/cdrom1
cd_device
の値を確認するには、次のコマンドを実行します。
dmesg | grep -i cd
Linux では、次のように表示されます。
cd_device device_description
device_description
の値として、複数のフィールドが表示される場合があります。たとえば、次の出力では、デバイスの説明は 3 つの フィールドから構成されます。
hd20 Sony CDU-55 ATAPI
各項目の説明は次のとおりです。
hd20
は cd_device
の値です。Sony CDU-55 ATAPI
は device_description
の値です。CD-ROM をアンマウントするには、次のコマンドを入力します。
umount /cdrom1
Red Hat Linux 6.2 (Intel) の調整可能なパラメータ
Red Hat Linux のカーネル・パラメータには、BEA Tuxedo 8.0 ソフトウェアの実行に十分な値があらかじめ設定されています。パラメータの設定値を変更する場合は、Red Hat Linux のマニュアルを参照してください。
Sun Microsystems Solaris 8 (32 ビット) (SPARC)
以下の節では、Sun Microsystems Solaris 8 (32 ビット) (SPARC) の BEA Tuxedo 8.0 に関する要件について説明します。
Solaris 8 (32 ビット) (SPARC) で利用できる BEA Tuxedo 8.0 のインストール・セット
BEA Tuxedo インストール・セットの説明については、「インストール・セット」の節を参照してください。
Solaris 8 (32 ビット) (SPARC) のハードウェアの要件
Solaris 8 (32 ビット) (SPARC) のソフトウェアの要件
追記
Solaris 8 (32 ビット) (SPARC) のネットワークの要件
トランスポート層インターフェイス (TLI) ネットワーク・インターフェイスを使用する TCP/IP
Solaris 8 (32 ビット) (SPARC) のディスク領域の要件
Solaris 8 (32 ビット) (SPARC) へのインストールに必要なディスク領域は、インストール時に選択するインストール・セットおよびコンポーネントによって異なります。次の表を参考にして、必要な領域の容量を見積もってください。以下に示す必要領域は概算値であり、最も近い MB (メガバイト) に切り上げられています。
Solaris 8 (32 ビット) (SPARC) の CD-ROM のマウントおよびアンマウント
Solaris Volume Management ソフトウェアにより、CD-ROM は自動的に /cdrom/cdrom0/s0
上にマウントされます。
Solaris システムでは CD-ROM をアンマウントする必要はありません。ただし、CD-ROM ドライブをオープンする場合はコマンドを実行する必要があります。CD-ROM ドライブをオープンするには、/
(ルート) に移動し (cd
)、「eject
」と入力します。
Solaris 8 (32 ビット) (SPARC) の調整可能なパラメータ
一部の調整可能なパラメータはデフォルト値が小さすぎるので、BEA Tuxedo 8.0 ソフトウェアを実行する前に Solaris カーネルを設定し直す必要があります。
調整可能なパラメータを調整するには、以下の手順に従います。
調整可能なパラメータの現在の値が適切かどうかを判別する手順については、「UNIX システムでの IPC 資源のコンフィギュレーション」および「IPC 要件のチェック」を参照してください。
カーネルを再設定する方法については、Solaris の systune(1M)
リファレンス・ページを参照してください。
次の表は、パラメータのデフォルトの設定、および BEA Tuxedo University サンプル・アプリケーションで使用される設定を示しています。最初はこれらの設定を使用してください。ただし、アプリケーションによっては異なる設定が必要になる場合もあります。
使用しているシステムに現在設定されている調整可能なパラメータは、/etc
ディレクトリのカーネル・コンフィギュレーション・ファイル (/etc/
machine_name
) にあります。通常、このファイルにはマシン (ノード) 名と同じ名前が付いています。
スレッドをサポートしているプラットフォーム
次の表は、プラットフォームによるスレッドのサポートを示しています。
注記 使用しているプラットフォームでスレッドがサポートされていない場合は、アプリケーションで (1) スレッドを使用しない、または (2) すべての BEA Tuxedo システム・コールを介するスレッド・アクセスをシリアル化する、のいずれかの対応を行う必要があります。
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