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BEA Tuxedo 8.0 プラットフォーム・データ・シート

 

この章の内容は以下のとおりです。

 


サポートされるプラットフォーム

次の表は、BEA Tuxedo リリース 8.0 がサポートされているプラットフォームを示しています。

ベンダ

オペレーティング・システム

リリース/バージョン

Compaq

Tru64 UNIX

5.1 (Alpha)

HP

HP-UX

11.00 (32 ビット) (HP 9000 シリーズにパッチ PHKL_21039、PHKL_21684、および PHKL_21778 を適用)

Microsoft

Windows 2000

Windows 2000 (Intel)

Windows 98 (クライアントのみ)

Windows 98 (Intel)

Red Hat

Linux

6.2

Sun Microsystems

Solaris

Solaris 8 (32 ビット) (SPARC)


 

データ・シートはプラットフォームごとにあり、以下のようなプラットフォーム固有の情報が記載されています。

 


インストール・セット

インストール・セットとは、機能で関連付けられた、製品のソフトウェア・コンポーネントのセットのことです。BEA Tuxedo 8.0 では、以下の 4 つのインストール・セットが用意されています。

ユーザは BEA Tuxedo 8.0 のインストール時にインストール・セットを選択するだけでなく、選択したインストール・セットから 1 つまたは複数のソフトウェア・コンポーネントを選択解除 (削除) することでインストールをさらにカスタマイズすることもできます。

LLE および SSL には、56 ビットと 128 ビットの暗号化方式があります。LLE および SSL の 128 ビットのクライアント・バージョン・ライセンスは、米国およびカナダで使用できます。米国およびカナダ以外のユーザも、必要な認可を得て 128 ビットの暗号化が可能なライセンスを取得できます。詳細については、『BEA Tuxedo 8.0 リリース・ノート』を参照してください。

注記 BEA Jolt 8.0 では、BEA Tuxedo 8.0 でサポートされているのと同じプラットフォームがサポートされています。

 


Compaq Tru64 UNIX 5.1 (Alpha システム)

以下の節では、Compaq Tru64 UNIX 5.1 (Alpha システム) の BEA Tuxedo 8.0 に関する要件について説明します。

Compaq Tru64 UNIX 5.1 で利用できる BEA Tuxedo 8.0 のインストール・セット

BEA Tuxedo インストール・セットの説明については、「インストール・セット」の節を参照してください。

Compaq Tru64 UNIX 5.1 のハードウェアの要件

Compaq Tru64 UNIX 5.1 のソフトウェアの要件

コンポーネント

要件

C/C++ コンパイラおよび COBOL コンパイラ

C コンパイラ : Compaq C V6.3-027、C++ コンパイラ : Compaq C++ V6.2-024、COBOL コンパイラ : MicroFocus Server Express 1.0.0 (BEA Tuxedo 開発環境のみで必要)

管理デスクトップ用ツール

Netscape 4.7 (注記参照) (BEA Tuxedo Administration Console で必要)、Java 2 JRE 1.3.0 (Java 実行時環境で必要)

注記 Administration Console に 40、56、または 128 ビットの暗号化がコンフィギュレーションされている場合、Netscape 4.7 がサポートされます。暗号化を使用しない場合、Netscape 4.7 以上がサポートされます。

Java 実行時環境用の Java 2 JRE

Java 2 JRE 1.3.0-alpha1

Java 開発環境用の Java 2 Software Development Kit (SDK)

Java 2 SDK 1.3.0-alpha1

非 BEA CORBA Java クライアント

Java 2 SDK 1.3 インターフェイス定義言語 (IDL) ORB (実行時)

CORBA C++ アプリケーション用のデータベース

Oracle 8.0.5 または 8.1.6.

SSL 認証局

Verisign
Netscape

Lightweight Directory Access Protocol (LDAP) ディレクトリ・サーバ

Netscape Enterprise Server (SSL の X.509v3 証明書の取得に必要)


 

追記

Compaq Tru64 UNIX 5.1 のネットワークの要件

ソケット・ネットワーク・インターフェイスを使用する TCP/IP

Compaq Tru64 UNIX 5.1 のディスク領域の要件

Compaq Tru64 UNIX (Alpha システム) へのインストールに必要なディスク領域は、インストール時に選択するインストール・セットおよびコンポーネントによって異なります。次の表を参考にして、必要な領域の容量を見積もってください。以下に示す必要領域は概算値であり、最も近い MB (メガバイト) に切り上げられています。

コンポーネント

必要なディスク領域

フル・インストール・セット :
すべての BEA Tuxedo サーバ、クライアント、および BEA Tuxedo Administration Console (暗号化ソフトウェアの領域は含まれていません)

87MB

サーバ・インストール・セット :
サーバのみ (暗号化ソフトウェアの領域は含まれていません)

すべてのサーバ : 69MB

ATMI サーバのみ : 22MB

CORBA C++ サーバのみ : 43MB

Jolt サーバのみ : 2MB

クライアント・インストール・セット :
クライアントのみ (暗号化ソフトウェアの領域は含まれていません)

すべてのクライアント : 29MB

/WS クライアントのみ : 8MB

CORBA C++ クライアントのみ : 20MB

CORBA Java クライアントのみ : 23MB

Jolt クライアントのみ : 2MB

Jolt クライアント・インストール・セット :
BEA Jolt クライアントのみ (暗号化ソフトウェアの領域は含まれていません)

Jolt クライアント : 2MB

管理ツール :
BEA Tuxedo Administration Console (GUI)

12MB

暗号化ソフトウェア :
56 ビットまたは 128 ビット

ATMI サーバまたは /WS クライアント・システム上の LLE のみの場合、2MB

LLE および SSL の場合、4MB


 

Compaq Tru64 UNIX 5.1 の CD-ROM のマウントとアンマウント

CD-ROM をマウントするには「CDFS」と入力します。CDFS は設定可能なカーネル・オプションです。システム・コンフィギュレーション・ファイルに次の行が必要です。

options CDFS

システム・コンフィギュレーション・ファイルにこの行がない場合は、ファイルを変更してカーネルを再構築します。

CD-ROM をマウントするには、次のコマンドを入力します。

su
mkdir /cdrom
/usr/sbin/mount -r -t cdfs -o noversion /dev/rzunit#c /cdrom

unit# は使用する CD-ROM ドライブのユニット番号、cdrom (リテラル) はマウント・ポイントです。

ほとんどの場合、新しいシステムの CD-ROM ドライブのユニット番号は 4 (/dev/rz4c) です。正しいユニット番号を確認するには、次のコマンドを入力します。

su
file /dev/rrz*c

出力される CD-ROM ドライブは RRD ディスクとして識別されます。ドライブのユニット番号は左端にあります。次に例を示します。

/dev/rrz4c:character special (8/4098) SCSI #0 RRD43 disk #32 (SCSI ID #4)

CD-ROM をアンマウントするには、次のコマンドを入力します。

umount /cdrom

Compaq Tru64 UNIX 5.1 の調整可能なパラメータ

一部の調整可能なパラメータはデフォルト値が小さすぎるので、BEA Tuxedo ソフトウェアを実行する前に Tru64 UNIX カーネルを設定し直す必要があります。

調整可能なパラメータを調整するには、以下の手順に従います。

  1. 現在の設定値が適切かどうかを判別します。

    調整可能なパラメータの現在の値が適切かどうかを判別する手順については、「UNIX システムでの IPC 資源のコンフィギュレーション」および「IPC 要件のチェック」の節を参照してください。

  2. 必要に応じて調整可能なパラメータを設定し直します。

    再設定、再構築、再起動の手順については、Compaq の doconfig (8) リファレンス・ページ、および「System Tuning and Performance Management」を参照してください。

次の表は、パラメータのデフォルトの設定、および BEA Tuxedo University サンプル・アプリケーションで使用される設定を示しています。最初はこれらの設定を使用してください。ただし、アプリケーションによっては異なる設定が必要になる場合もあります。

表 A-1 Tru64 UNIX 5.1 の University サンプル・アプリケーションでの設定とデフォルトの設定

Compaq Tru64
UNIX 名

従来の名前

デフォルト

設定

University サンプル・
アプリケーションでの設定

semmns

SEMMNS

60

(SEMMNI*2)

semmni

SEMMNI

10

16

semmsl

SEMMSL

25

25

semume

SEMUME

10

10

semopm


10

10

semvmx


32767

32767

semaem


16384

16384

msgmni

MSGMNI

50

84

msgmax

MSGMAX

8192

8192

msgmnb

MSGMNB

16384

16384

msgtql

MSGTQL

40

40

maxusers

maxusers

可変

32

maxproc

NPROC

20+8*maxusers

ユーザごとに 32 〜 72

maxuprc

MAXUP

64

(NPROC * 9) / 10


 

使用しているシステムに現在設定されている調整可能なパラメータは、/sys/conf ディレクトリのカーネル・コンフィギュレーション・ファイル (/sys/conf/machine_name) にあります。通常、このファイルにはマシン (ノード) 名と同じ名前が付いています。

パラメータを表示するには、root ユーザとしてログインし、コマンド・プロンプトで「/usr/bin/x11/dxkerneltuner」と入力します。

調整可能なパラメータの値を変更する場合は、『BEA Tuxedo のファイル形式とデータ記述方法』の DMCONFIG(5) の手順に従ってください。

これまで指定されていなかったパラメータの値を指定するには、次のような行をカーネル・コンフィギュレーション・ファイルに追加します。

semmni 256

semmni はパラメータ名、256 はその値を示します。

 


HP-UX 11.0 (32 ビット) (HP 9000 シリーズ)

以下の節では、HP-UX 11.0 (32 ビット) の BEA Tuxedo 8.0 に関する要件について説明します。

HP-UX 11.0 (32 ビット) で利用できる BEA Tuxedo 8.0 のインストール・セット

BEA Tuxedo インストール・セットの説明については、「インストール・セット」の節を参照してください。

HP-UX 11.0 (32 ビット) のハードウェアの要件

HP-UX 11.0 (32 ビット) のソフトウェアの要件

コンポーネント

要件

オペレーティング・システム

HP-UX 11.0 (32 ビット) (パッチ PHKL_21039、PHKL_21684、および PHKL_21778 を適用)

注記 PHKL パッチは HP-UX 11.0 に対する拡張であり、BEA Tuxedo 8.0 によって生成される大容量のメッセージ・キューの処理を可能にします。これらのパッチは、この機能を利用するよう特別に設計された再コンパイル済みアプリケーションに対して、SysV IPC MSGMNB メッセージ・キューの容量制限を 16 ビット (ushort) から 32 ビット (int) に増加させます。

Java ユーザは Java 2 パッチの適用も必要です。Java 2 パッチは http://www.hp.com/products1/unix/java/infolibrary/patches.html で入手できます。

C/C++ コンパイラおよび COBOL コンパイラ

C/C++ コンパイラ : HP aC++ B3910B A.03.13、COBOL コンパイラ : MicroFocus Server Express 1.0.0 (BEA Tuxedo開発環境のみで必要)

管理デスクトップ用ツール

Netscape 4.72 (注記参照) (BEA Tuxedo Administration Console で必要)、Java 2 JRE 1.3.0 (Java 実行時環境で必要)

注記 Administration Console に 40、56、または 128 ビットの暗号化がコンフィギュレーションされている場合、Netscape 4.72 がサポートされます。暗号化を使用しない場合、Netscape 4.7 以上がサポートされます。

Java 実行時環境用の Java 2 JRE

Java 2 JRE 1.3.0-BETA2 (HotSpot)

Java 開発環境用の Java 2 Software Development Kit (SDK)

Java 2 SDK 1.3.0-BETA2 (HotSpot)

非 BEA CORBA Java クライアント

Java 2 SDK 1.3 インターフェイス定義言語 (IDL) ORB (実行時)

CORBA C++ アプリケーション用のデータベース

Oracle 8.1.6 以上

SSL 認証局

Verisign
Netscape

Lightweight Directory Access Protocol (LDAP) ディレクトリ・サーバ

Netscape Enterprise Server (SSL の X.509v3 証明書の取得に必要)


 

追記

HP-UX 11.0 (32 ビット) のネットワークの要件

ソケット・ネットワーク・インターフェイスを使用する TCP/IP

HP-UX 11.0 (32 ビット) のディスク領域の要件

HP-UX 11.0 (32 ビット) へのインストールに必要なディスク領域は、インストール時に選択するインストール・セットおよびコンポーネントによって異なります。次の表を参考にして、必要な領域の容量を見積もってください。以下に示す必要領域は概算値であり、最も近い MB (メガバイト) に切り上げられています。

コンポーネント

必要なディスク領域

フル・インストール・セット :
すべての BEA Tuxedo サーバ、クライアント、および BEA Tuxedo Administration Console (暗号化ソフトウェアの領域は含まれていません)

89MB

サーバ・インストール・セット :
サーバのみ (暗号化ソフトウェアの領域は含まれていません)

すべてのサーバ : 71MB

ATMI サーバのみ : 20MB

CORBA C++ サーバのみ : 50MB

Jolt サーバのみ : 2MB

クライアント・インストール・セット :
クライアントのみ (暗号化ソフトウェアの領域は含まれていません)

すべてのクライアント : 31MB

/WS クライアントのみ : 7MB

CORBA C++ クライアントのみ : 22MB

CORBA Java クライアントのみ : 25MB

Jolt クライアントのみ : 2MB

Jolt クライアント・インストール・セット :
BEA Jolt クライアントのみ (暗号化ソフトウェアの領域は含まれていません)

Jolt クライアント : 2MB

管理ツール :
BEA Tuxedo Administration Console (GUI)

12MB

暗号化ソフトウェア :
56 ビットまたは 128 ビット

ATMI サーバまたは /WS クライアント・システム上の LLE のみの場合、2MB

LLE および SSL の場合、4MB


 

HP-UX 11.0 (32 ビット) の CD-ROM のマウントおよびアンマウント

CD-ROM をマウントするには、次のコマンドを入力します。

su
mkdir /cdrom
mount -F cdfs /dev/dsk/
cdrom_device /cdrom

cdrom_device は、ioscan -f -n コマンドの出力にリストされています。cdrom (リテラル) はマウント・ポイントです。

CD-ROM をアンマウントするには、次のコマンドを入力します。

umount /cdrom

HP-UX 11.0 (32 ビット) の調整可能なパラメータ

一部の調整可能なパラメータはデフォルト値が小さすぎるので、BEA Tuxedo ソフトウェアを実行する前に HP-UX カーネルを設定し直す必要があります。

調整可能なパラメータを調整するには、以下の手順に従います。

  1. 現在の設定値が適切かどうかを判別します。

    調整可能なパラメータの現在の値が適切かどうかを判別する手順については、「UNIX システムでの IPC 資源のコンフィギュレーション」および「IPC 要件のチェック」の節を参照してください。

  2. 必要に応じて調整可能なパラメータを設定し直します。

    HP-UX を再設定する手順については、『HP-UX System Administration Tasks Manual』の「Setting Up a System」を参照してください。

次の表は、パラメータのデフォルトの設定、および University サンプル・アプリケーションで使用される設定を示しています。最初はこれらの設定を使用してください。ただし、アプリケーションによっては異なる設定が必要になる場合もあります。

表 A-2 HP-UX 11.0 (32 ビット) の University サンプル・アプリケーションでの設定とデフォルトの設定

HP-UX 名

従来の名前

デフォルト

設定

University サンプル・
アプリケーションでの設定

shmmax

SHMMAX

67108864

0x40000000

shmseg

SHMSEG

12

32

shmmni

SHMMNI

100

512

semmns

SEMMNS

128

(SEMMNI*2)

semmni

SEMMNI

64

NPROC*5

semmap

SEMMA

semmni+2

1

semmnu

SEMMNU

30

(SEMMNI / 2)

semume

SEMUME

10

64

msgmni

MSGMNI

50

NPROC

msgmap

MSGMAP

2+msgtql

MSGTQL + 2

msgmax

MSGMAX

8192

32768

msgmnb

MSGMNB

16384

65535

msgssz

MSGSSZ

8

128

msgtql

MSGTQL

40

(NPROC * 10)

msgseg

MSGSEG

2048

(MSGTQL * 4)

maxusers

MAXUSERS

32

200

nproc

NPROC

20+8*maxusers

(MAXUSERS * 3) + 64

maxuprc

MAXUPRC

50

(NPROC * 9) / 10

maxfiles

NFILES

60

15 * NPROC + 2048


 

使用しているシステムに現在設定されている調整可能なパラメータは、/stand/build ディレクトリのカーネル・コンフィギュレーション・ファイル tune.h (/stand/build/tune.h) にあります。

 


Microsoft Windows 2000 (Intel)

以下の節では、Microsoft Windows 2000 の BEA Tuxedo 8.0 に関する要件について説明します。

Windows 2000 (Intel) で利用できる BEA Tuxedo 8.0 のインストール・セット

BEA Tuxedo インストール・セットの説明については、インストール・セットを参照してください。

Windows 2000 (Intel) のハードウェアの要件

Windows 2000 (Intel) のソフトウェアの要件

コンポーネント

要件

C/C++ コンパイラおよび COBOL コンパイラ

C/C++ コンパイラ : Visual C++ 6.0 SP4 (フル (開発) インストールで必要。クライアントのみ、またはサーバのみのインストールでは不要)、COBOL コンパイラ : MicroFocus Net Express 3.1

また、ActiveX クライアント・アプリケーションを実行するクライアント・システムでは、Visual C++ 6.0 SP4、Visual Basic 6.0、または別の OLE Automation 開発ツールのいずれかが必要になります。

BEA Application Builder ヘルプ用のインターネット・ブラウザ

Netscape 4.0 以上。このブラウザは、BEA Application Builder で使用されるオンライン・ヘルプのみで必要です。この GUI は、BEA Tuxedo 8.0 のインストール時に ActiveX クライアントを含めると、システムにインストールされます。

管理デスクトップ用ツール

Netscape 4.7 (注記参照) あるいは Internet Explorer 4.7 または 5.0 (BEA Tuxedo Administration Console で必要)、Java 2 JRE 1.3(Java 実行時環境で必要)

注記 Administration Console に 40、56、または 128 ビットの暗号化がコンフィギュレーションされている場合、Netscape 4.7 がサポートされます。暗号化を使用しない場合、Netscape 4.7 以上がサポートされます。

注記 Internet Explorer ブラウザを使用していて問題が発生した場合は、Netscape ブラウザを使用してください。

Java 実行時環境用の Java 2 JRE

Java 2 JRE 1.3.0-C

Java 開発環境用の Java 2 Software Development Kit (SDK)

Java 2 SDK 1.3.0-C

非 BEA CORBA Java クライアント

Java 2 SDK 1.3 インターフェイス定義言語 (IDL) ORB (実行時)

CORBA C++ アプリケーション用のデータベース

Oracle 8.1.6 以上

SSL 認証局

Verisign
Netscape

Lightweight Directory Access Protocol (LDAP) ディレクトリ・サーバ

Netscape Enterprise Server (SSL の X.509v3 証明書の取得に必要)


 

追記

Windows 2000 (Intel) のネットワークの要件

Microsoft Windows 2000 で提供される TCP/IP (32 ビットの Winsock)

Windows 2000 (Intel) のディスク領域の要件

Windows 2000 (Intel) へのインストールに必要なディスク領域は、インストール時に選択するインストール・セットおよびコンポーネントによって異なります。次の表を参考にして、必要な領域の容量を見積もってください。以下に示す必要領域は概算値であり、最も近い MB (メガバイト) に切り上げられています。

コンポーネント

必要なディスク領域

フル・インストール・セット :
すべての BEA Tuxedo サーバ、クライアント、および BEA Tuxedo Administration Console (暗号化ソフトウェアの領域は含まれていません)

83MB

サーバ・インストール・セット :
サーバのみ (暗号化ソフトウェアの領域は含まれていません)

すべてのサーバ : 54MB

ATMI サーバのみ : 21MB

CORBA C++ サーバのみ : 37MB

Jolt サーバのみ : 2MB

クライアント・インストール・セット :
クライアントのみ (暗号化ソフトウェアの領域は含まれていません)

すべてのクライアント : 42MB

/WS クライアントのみ : 13MB

CORBA C++ クライアントのみ : 24MB

CORBA Java クライアントのみ : 24MB

Jolt クライアントのみ : 2MB

ActiveX クライアントのみ : 13MB

Jolt クライアント・インストール・セット :
BEA Jolt クライアントのみ (暗号化ソフトウェアの領域は含まれていません)

Jolt クライアント : 2MB

管理ツール :
BEA Tuxedo Administration Console (GUI)

11MB

暗号化ソフトウェア :
56 ビットまたは 128 ビット

ATMI サーバまたは /WS クライアント・システム上の LLE のみの場合、1MB

LLE および SSL の場合、3MB


 

Windows 2000 (Intel) の調整可能なパラメータ

BEA Tuxedo ソフトウェアを実行する前に、プロセス間通信 (IPC) パラメータの再設定が必要になる場合があります。[BEA Administration] ウィンドウの [IPC Resources] ページを参照してください。IPC パラメータを再設定する手順については、「システムのパフォーマンスを最大化するための IPC 資源のコンフィギュレーション」および「IPC 要件のチェック」を参照してください。

 


Microsoft Windows 98 (Intel)

以下の節では、Microsoft Windows 98 の BEA Tuxedo 8.0 に関する要件について説明します。

Windows 98 (Intel) で利用できる BEA Tuxedo 8.0 のインストール・セット

BEA Tuxedo インストール・セットの説明については、「インストール・セット」の節を参照してください。

Windows 98 (Intel) のハードウェアの要件

Windows 98 (Intel) のソフトウェアの要件

コンポーネント

要件

C/C++ コンパイラ

ActiveX クライアント・アプリケーションのみを実行するクライアント・システムでは、Visual C++ 6.0 SP4、Visual Basic 6.0 SP4、または別の OLE Automation 開発ツールのいずれかが必要になります。それ以外の場合は、クライアントのみのシステムでは追加のコンパイラ・ソフトウェアは不要です。

BEA Application Builder ヘルプ用のインターネット・ブラウザ

Netscape 4.0 以上。このブラウザは、BEA Application Builder で使用されるオンライン・ヘルプのみで必要です。この GUI は、BEA Tuxedo 8.0 のインストール時に ActiveX クライアントを含めると、システムにインストールされます。

管理デスクトップ用ツール

適用されません。

Java 実行時環境用の Java 2 JRE

Java 2 JRE 1.3.0-C

Java 開発環境用の Java 2 Software Development Kit (SDK)

適用されません。

非 BEA CORBA Java クライアント

Java 2 SDK 1.3 インターフェイス定義言語 (IDL) ORB (実行時)

CORBA C++ アプリケーション用のデータベース

適用されません。

SSL 認証局

Verisign
Netscape

Lightweight Directory Access Protocol (LDAP) ディレクトリ・サーバ

Netscape Enterprise Server (SSL の X.509v3 証明書の取得に必要)


 

追記

Windows 98 (Intel) のネットワークの要件

Microsoft Windows 98 で提供される TCP/IP (32 ビットの Winsock)

Windows 98 (Intel) のディスク領域の要件

Windows 98 (Intel) へのインストールに必要なディスク領域は、インストール時に選択するクライアント・インストール・セットおよびコンポーネントによって異なります。次の表を参考にして、必要な領域の容量を見積もってください。以下に示す必要領域は概算値であり、最も近い MB (メガバイト) に切り上げられています。

コンポーネント

必要なディスク領域

クライアント・インストール・セット :
クライアントのみ (暗号化ソフトウェアの領域は含まれていません)

すべてのクライアント : 42MB

/WS クライアントのみ : 13MB

CORBA C++ クライアントのみ : 24MB

CORBA Java クライアントのみ : 24MB

Jolt クライアントのみ : 2MB

ActiveX クライアントのみ : 13MB

Jolt クライアント・インストール・セット :
BEA Jolt クライアントのみ (暗号化ソフトウェアの領域は含まれていません)

Jolt クライアント : 2MB

暗号化ソフトウェア :
56 ビットまたは 128 ビット

ATMI サーバまたは /WS クライアント・システム上の LLE のみの場合、1MB

LLE および SSL の場合、3MB


 

 


Red Hat Linux 6.2 (Intel IA32 (x86))

以下の節では、Red Hat Linux 6.2 の BEA Tuxedo 8.0 に関する要件について説明します。

Red Hat Linux 6.2 (Intel) で利用できる BEA Tuxedo 8.0 のインストール・セット

BEA Tuxedo インストール・セットの説明については、「インストール・セット」の節を参照してください。

Red Hat Linux 6.2 (Intel) のハードウェアの要件

Red Hat Linux 6.2 (Intel) のソフトウェアの要件

コンポーネント

要件

C/C++ コンパイラおよび COBOL コンパイラ

C/C++ コンパイラ : gcc バージョン egcs-2.91.66 または 19990314/Linux (egcs-1.1.2 リリース)、COBOL コンパイラ : MicroFocus Server Express 1.0.0 (BEA Tuxedo開発環境のみで必要)

管理デスクトップ用ツール

Netscape 4.7 (注記参照) (BEA Tuxedo Administration Console で必要)、Java 2 JRE 1.3.0 (Java 実行時環境で必要)

注記 Administration Console に 40、56、または 128 ビットの暗号化がコンフィギュレーションされている場合、Netscape 4.7 がサポートされます。暗号化を使用しない場合、Netscape 4.7 以上がサポートされます。

Java 実行時環境用の Java 2 JRE

Java 2 JRE 1.3.0

Java 開発環境用の Java 2 Software Development Kit (SDK)

Java 2 SDK 1.3.0

非 BEA CORBA Java クライアント

Java 2 SDK 1.3 インターフェイス定義言語 (IDL) ORB (実行時)

CORBA C++ アプリケーション用のデータベース

Oracle 8.1.6.

SSL 認証局

Verisign
Netscape

Lightweight Directory Access Protocol (LDAP) ディレクトリ・サーバ

Netscape Enterprise Server (SSL の X.509v3 証明書の取得に必要)


 

追記

Red Hat Linux 6.2 (Intel) のネットワークの要件

ソケット・ネットワーク・インターフェイスを使用する TCP/IP

Red Hat Linux 6.2 (Intel) のディスク領域の要件

Red Hat Linux 6.2 (Intel) へのインストールに必要なディスク領域は、インストール時に選択するインストール・セットおよびコンポーネントによって異なります。次の表を参考にして、必要な領域の容量を見積もってください。以下に示す必要領域は概算値であり、最も近い MB (メガバイト) に切り上げられています。

コンポーネント

必要なディスク領域

フル・インストール・セット :
すべての BEA Tuxedo サーバ、クライアント、および BEA Tuxedo Administration Console (暗号化ソフトウェアの領域は含まれていません)

87MB

サーバ・インストール・セット :
サーバのみ (暗号化ソフトウェアの領域は含まれていません)

すべてのサーバ : 69MB

ATMI サーバのみ : 22MB

CORBA C++ サーバのみ : 43MB

Jolt サーバのみ : 2MB

クライアント・インストール・セット :
クライアントのみ (暗号化ソフトウェアの領域は含まれていません)

すべてのクライアント : 29MB

/WS クライアントのみ : 8MB

CORBA C++ クライアントのみ : 20MB

CORBA Java クライアントのみ : 23MB

Jolt クライアントのみ : 2MB

Jolt クライアント・インストール・セット :
BEA Jolt クライアントのみ (暗号化ソフトウェアの領域は含まれていません)

Jolt クライアント : 2MB

管理ツール :
BEA Tuxedo Administration Console (GUI)

12MB

暗号化ソフトウェア :
56 ビットまたは 128 ビット

ATMI サーバまたは /WS クライアント・システム上の LLE のみの場合、2MB

LLE および SSL の場合、4MB


 

Red Hat Linux 6.2 (Intel) のCD-ROM のマウントおよびアンマウント

CD-ROM をマウントするには、次のコマンドを入力します。

su
mkdir /cdrom1
mount -t iso9660 -r /dev/cd_device /cdrom1

cd_device の値を確認するには、次のコマンドを実行します。

dmesg | grep -i cd

Linux では、次のように表示されます。

cd_device device_description

device_description の値として、複数のフィールドが表示される場合があります。たとえば、次の出力では、デバイスの説明は 3 つの フィールドから構成されます。

hd20 Sony CDU-55 ATAPI

各項目の説明は次のとおりです。

CD-ROM をアンマウントするには、次のコマンドを入力します。

umount /cdrom1

Red Hat Linux 6.2 (Intel) の調整可能なパラメータ

Red Hat Linux のカーネル・パラメータには、BEA Tuxedo 8.0 ソフトウェアの実行に十分な値があらかじめ設定されています。パラメータの設定値を変更する場合は、Red Hat Linux のマニュアルを参照してください。

 


Sun Microsystems Solaris 8 (32 ビット) (SPARC)

以下の節では、Sun Microsystems Solaris 8 (32 ビット) (SPARC) の BEA Tuxedo 8.0 に関する要件について説明します。

Solaris 8 (32 ビット) (SPARC) で利用できる BEA Tuxedo 8.0 のインストール・セット

BEA Tuxedo インストール・セットの説明については、「インストール・セット」の節を参照してください。

Solaris 8 (32 ビット) (SPARC) のハードウェアの要件

Solaris 8 (32 ビット) (SPARC) のソフトウェアの要件

コンポーネント

要件

C/C++ コンパイラおよび COBOL コンパイラ

C/C++ コンパイラ : Forte C++ 6 (以前の Sun Visual WorkShop C++)、COBOL コンパイラ : MicroFocus Server Express 1.0.0 (BEA Tuxedo開発環境のみで必要)

管理デスクトップ用ツール

Netscape 4.7 (注記参照) (BEA Tuxedo Administration Console で必要)、Java 2 JRE 1.3.0 (Java 実行時環境で必要)

注記 Administration Console に 40、56、または 128 ビットの暗号化がコンフィギュレーションされている場合、Netscape 4.7 がサポートされます。暗号化を使用しない場合、Netscape 4.7 以上がサポートされます。

Java 実行時環境用の Java 2 JRE

Java 2 JRE 1.3.0

Java 開発環境用の Java 2 Software Development Kit (SDK)

Java 2 SDK 1.3.0

非 BEA CORBA Java クライアント

Java 2 SDK 1.3 インターフェイス定義言語 (IDL) ORB (実行時)

CORBA C++ アプリケーション用のデータベース

Oracle 8.1.6 以上

SSL 認証局

Verisign
Netscape

Lightweight Directory Access Protocol (LDAP) ディレクトリ・サーバ

Netscape Enterprise Server (SSL の X.509v3 証明書の取得に必要)


 

追記

Solaris 8 (32 ビット) (SPARC) のネットワークの要件

トランスポート層インターフェイス (TLI) ネットワーク・インターフェイスを使用する TCP/IP

Solaris 8 (32 ビット) (SPARC) のディスク領域の要件

Solaris 8 (32 ビット) (SPARC) へのインストールに必要なディスク領域は、インストール時に選択するインストール・セットおよびコンポーネントによって異なります。次の表を参考にして、必要な領域の容量を見積もってください。以下に示す必要領域は概算値であり、最も近い MB (メガバイト) に切り上げられています。

コンポーネント

必要なディスク領域

フル・インストール・セット :
すべての BEA Tuxedo サーバ、クライアント、および BEA Tuxedo Administration Console (暗号化ソフトウェアの領域は含まれていません)

87MB

サーバ・インストール・セット :
サーバのみ (暗号化ソフトウェアの領域は含まれていません)

すべてのサーバ : 69MB

ATMI サーバのみ : 22MB

CORBA C++ サーバのみ : 43MB

CORBA Java サーバのみ : 68MB

Jolt サーバのみ : 2MB

クライアント・インストール・セット :
クライアントのみ (暗号化ソフトウェアの領域は含まれていません)

すべてのクライアント : 29MB

/WS クライアントのみ : 8MB

CORBA C++ クライアントのみ : 20MB

CORBA Java クライアントのみ : 23MB

Jolt クライアントのみ : 2MB

Jolt クライアント・インストール・セット :
BEA Jolt クライアントのみ (暗号化ソフトウェアの領域は含まれていません)

Jolt クライアント : 2MB

管理ツール :
BEA Tuxedo Administration Console (GUI)

12MB

暗号化ソフトウェア :
56 ビットまたは 128 ビット

ATMI サーバまたは /WS クライアント・システム上の LLE のみの場合、2MB

LLE および SSL の場合、4MB


 

Solaris 8 (32 ビット) (SPARC) の CD-ROM のマウントおよびアンマウント

Solaris Volume Management ソフトウェアにより、CD-ROM は自動的に /cdrom/cdrom0/s0 上にマウントされます。

Solaris システムでは CD-ROM をアンマウントする必要はありません。ただし、CD-ROM ドライブをオープンする場合はコマンドを実行する必要があります。CD-ROM ドライブをオープンするには、/ (ルート) に移動し (cd)、「eject」と入力します。

Solaris 8 (32 ビット) (SPARC) の調整可能なパラメータ

一部の調整可能なパラメータはデフォルト値が小さすぎるので、BEA Tuxedo 8.0 ソフトウェアを実行する前に Solaris カーネルを設定し直す必要があります。

調整可能なパラメータを調整するには、以下の手順に従います。

  1. 現在の設定値が適切かどうかを判別します。

    調整可能なパラメータの現在の値が適切かどうかを判別する手順については、「UNIX システムでの IPC 資源のコンフィギュレーション」および「IPC 要件のチェック」を参照してください。

  2. 必要に応じて調整可能なパラメータを設定し直します。

    カーネルを再設定する方法については、Solaris の systune(1M) リファレンス・ページを参照してください。

次の表は、パラメータのデフォルトの設定、および BEA Tuxedo University サンプル・アプリケーションで使用される設定を示しています。最初はこれらの設定を使用してください。ただし、アプリケーションによっては異なる設定が必要になる場合もあります。

表 A-3 Solaris 8 (32 ビット) (SPARC) の University サンプル・アプリケーションでの設定とデフォルトの設定

Solaris 名

従来の名前

デフォルト

設定

University サンプル・アプリケーションでの設定

shmsys:shminfo_shmmax

SHMMAX

131072

67108864

shmsys:shminfo_shmseg

SHMSEG

6

100

shmsys:shminfo_shmmni

SHMMNI

100

300

semsys:seminfo_semmns

SEMMNS

60

5048

semsys:seminfo_semmni

SEMMNI

10

5029

semsys:seminfo_semmsl

SEMMSL

25

2000

semsys:seminfo_semmap

SEMMAP

10

5024

semsys:seminfo_semmnu

SEMMNU

30

1024

semsys:seminfo_semume

SEMUME

10

128

msgsys:msginfo_msgmni

MSGMNI

50

1024

msgsys:msginfo_msgmap

MSGMAP

100

2048

msgsys:msginfo_msgmax

MSGMAX

2048

65535

msgsys:msginfo_msgmnb

MSGMNB

4096

65535

msgsys:msginfo_msgssz

MSGSSZ

8

256

msgsys:msginfo_msgtql

MSGTQL

40

2048

msgsys:msginfo_msgseg

MSGSEG

1024

8192

maxusers

maxusers

32

200

max_nprocs

NPROC

10+16*maxusers

(MAXUSERS*3)+64

maxuprc

MAXUP

max_nprocs-5

(NPROC * 9) / 10

semsys:siminfo

semusz


1024

semsys:siminfo

semvmx


32767

semsys:siminfo

semaem


16384


 

使用しているシステムに現在設定されている調整可能なパラメータは、/etc ディレクトリのカーネル・コンフィギュレーション・ファイル (/etc/machine_name) にあります。通常、このファイルにはマシン (ノード) 名と同じ名前が付いています。

 


スレッドをサポートしているプラットフォーム

次の表は、プラットフォームによるスレッドのサポートを示しています。

プラットフォーム

スレッドのサポート

Compaq Tru64 UNIX 5.1 (Alpha システム)

あり

HP-UX 11.0 (32 ビット) (HP 9000 シリーズ)

あり

Microsoft Windows 2000 (Intel)

あり

Microsoft Windows 98 (Intel)

あり

Red Hat Linux 6.2 (Intel IA32 (x86))

あり

Sun Microsystems Solaris 8 (32 ビット) (SPARC)

あり


 

注記 使用しているプラットフォームでスレッドがサポートされていない場合は、アプリケーションで (1) スレッドを使用しない、または (2) すべての BEA Tuxedo システム・コールを介するスレッド・アクセスをシリアル化する、のいずれかの対応を行う必要があります。

 

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