BEA ホーム | 製品 | デベロッパ・センタ | support | askBEA |
![]() |
![]() |
|
![]() |
e-docs > WebLogic Integration > DI トピック > Data Integration プラグイン ユーザーズ ガイド > Data Integration プラグインの使用 |
Data Integration プラグイン ユーザーズ ガイド
|
Data Integration プラグインの使用
この章の内容は以下のとおりです。
Data Integration プラグインを使用するデータ変換
Data Integration プラグイン(Data Integration plug-in) は Business Process Management (BPM) 機能の実行、非 XML ドキュメントから XML ドキュメントあるいはその逆方向への変換機能を提供します。変換を実行するには、次の手順に従います。
図2-1 [タスクのプロパティ] ダイアログボックス
図2-2 [アクションを追加] ダイアログ ボックス
XML からバイナリへの変換
XML からバイナリへの変換を実行する手順は以下のとおりです。
図2-3 [Translate XML to Binary] ダイアログボックス
バイナリから XML への変換
バイナリから XML への変換を実行する手順は以下のとおりです。
図2-4 [Translate Binary to XML] ダイアログボックス
イベント データの処理
Data Integration プラグイン(Data Integration plug-in)には、バイナリ データを XML に変換する、またはイベント処理のフロント エンドで事前に処理することで、バイナリ データによってワークフローを開始させる機能が用意されています。この機能は イベント ハンドラ と呼ばれます。イベント ハンドラは JMS メッセージがトピックにパブリッシュされると実行されます。
Data Integration プラグイン(Data Integration plug-in) で事前処理されるメッセージには、3 つの JMS プロパティが必要です。
最初の 2 つの JMS メッセージ プロパティは、イベント ハンドラにアドレッシングされるすべてのメッセージ用の定数です。3 番目のプロパティには、メッセージ内のバイナリ データを記述する MFL ドキュメントの名前が含まれます。
注意: WLPI EventDescriptor の中で参照される MFL ドキュメントは、リポジトリに格納されている必要があります。
リスト2-1 は、イベント ハンドラに処理させるメッセージを構築するためのコード例です。
コード リスト 2-1 イベント ハンドラのコード例
byte[] bindata = ... the binary data ...
pub = sess.createPublisher(topic);
BytesMessage msg = sess.createBytesMessage();
msg.writeBytes(bindata);
msg.setStringProperty("WLPIPlugin", "com.bea.wlxt.WLXTPlugin");
msg.setStringProperty("WLPIContentType",
"binary/x-application/wlxt");
msg.setStringProperty("WLPIEventDescriptor", “mymfldoc”);
pub.publish(msg);
サーブレット サンプル アプリケーションでは、このコードで構築されたメッセージがイベント ハンドラで処理される様子を見ることができます。サーブレット サンプルの実行方法については、サーブレット サンプルの実行 を参照してください。
データ変換パフォーマンスの向上
Data Integration プラグイン(Data Integration plug-in)には、MFL ドキュメント インメモリ キャッシュの管理と監視、イベント ハンドラのデバッグを有効または無効にするためのコンフィグレーション パネルが用意されています。このパネルを使用することで、インメモリ キャッシュと変換オブジェクト プールを調整して、データ変換のパフォーマンスを向上させることができます。
注意: MFL ドキュメントに行う更新を有効にするためには、MFL ドキュメント インメモリ キャッシュを消去する必要があります。
コンフィグレーション パネルにアクセスする手順は以下のとおりです。Business Process Management 固有のアクションの詳細については、Business Process Management を参照してください。
図2-5 [プラグインのコンフィグレーション] ダイアログボックス
図2-6 Data Integration プラグインの [コンフィグレーション] ダイアログボックス
Data Integration プラグイン(Data Integration plug-in)により、標準の BPM 機能の編集や表示機能が拡張されます。これらの機能は、バイナリ データを表示、編集するための Format Tester の Hex Editor コンポーネントによって提供されます。
変数型と Data Integration プラグイン
Data Integration プラグイン(Data Integration plug-in)には、バイナリ データを編集、表示するときに使用できる Binary Data 変数型が用意されています。Binary Data 変数はバイナリ データの論理セットのコンテナとして機能し、追加の表示機能があります。変数は、Data Integration プラグイン(Data Integration plug-in)に用意されているアクションを呼び出してバイナリ データをやりとりするプログラムによって使用されます。また、Workflow Instance Monitor がバイナリ変数の内容を表示、編集するときにも使用されます。
カスタム データ型と Data Integration プラグイン
WebLogic Integration には、ユーザに独自に必要なデータ型に適したカスタム データ型を作成できるユーザ定義データ型機能が用意されています。ユーザ定義データ型機能を使用すると、Data Integration の実行時エンジンにカスタムのデータ型をプラグインできます。いったんプラグインされたユーザ定義のデータ型は、特徴や機能の面で組み込みデータ型と区別できません。
ユーザ定義データ型の設定
Data Integration プラグイン(Data Integration plug-in)で使用されるユーザ定義データ型は、CLASS ドキュメントとして WebLogic Integration リポジトリに格納されます。実行時に、Data Integration プラグイン(Data Integration plug-in)は必要に応じてリポジトリからユーザ定義データ型のクラスを読み込みます。さらに、Data Integration プラグイン(Data Integration plug-in)は、アクティブ テンプレートをサポートするのに必要な MFL およびクラス ファイルをエクスポートし、これによって別の Business Process Management インスタンス上でテンプレートをそのままインポートできます。クラス ドキュメントは、次のどちらかの方法を使用してリポジトリに格納できます。以下の節では、それらのメカニズムについて説明します。
Format Builder の使い方
Format Builder を使用してユーザ定義データ型をリポジトリに公開するには、次の手順を実行します。
Repository Import ユーティリティの使い方
リポジトリ インポート ユーティリティを使用して、ユーザ定義データ型を含めて Java クラス ファイルをインポートする手順は以下のとおりです。
wlxt.repository.url=server_url
java com.bea.wlxt.repository.Import filename
注意: Repository Import ユーティリティでは、ユーザ定義データ型だけでなく任意の Java クラス ファイルをリポジトリにインポートできます。この機能は、ユーザ定義データ型が、com.bea.wlxt.bintype.Bintype クラスの拡張ではない追加のクラス ファイルに依存する場合に便利です。
WebLogic Server クラスタ化 のサポート
Data Integration プラグイン(Data Integration plug-in)は、WebLogic Server クラスタ化環境でも正しく機能します。クラスタ化環境では、プラグイン管理者は常にクラスタの 1 つのノードだけに接続されます。管理者が発行するコマンドは、クラスタ内の別のノードに伝播します。
クラスタ内のサービス間の通信は、JMS トピックを使用して処理されます。JMS トピックは、WebLogic Integration 環境内のクラスタ内の異なるノード上の通信に使用されます。
クラスタ化のための Data Integration プラグインの設定
クラスタ化機能を利用する場合には、Data Integration プラグイン(Data Integration plug-in)を以下のように設定する必要があります。
com.bea.wlxt.cluster.BroadcastTopic
<EJBComponent Name=”wlxt-cluster”
DeploymentOrder=”99”
Targets=”[server_name]”
URI=”wlxtmb.jar”
/>
注意: config.xml ファイルへの変更を有効にするには、サーバを再起動する必要があります。
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
||
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |