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このトピックでは、BEA Workshop for WebLogic Platform で RosettaNet 参加者ビジネス プロセス ファイルを使用して、RosettaNet 会話のパブリック参加者ビジネス プロセスを構築する方法について説明します。
RosettaNet は主要企業が参加するコンソーシアムであり、産業界全体に渡るオープン e ビジネス プロセス規格を作成および実装するために活動しています。これらの規格により、共通の e ビジネス言語の構築し、グローバル規模でのサプライ チェーン パートナ間のプロセスの連係を図ります。RosettaNet は、Uniform Code Council, Inc. (UCC) の子会社です。RosettaNet については、次の URL にアクセスしてください。
このトピックでは、RosettaNet PIP3A4 に基づき、「パブリック」、「参加者」のダブルアクション ビジネス プロセスを重点的に説明します。「開始者」ビジネス プロセスには、RosettaNet コントロールを使用します。これは、会話で RosettaNet メッセージの送受信を行うメソッドを提供します。
RosettaNet 参加者ビジネス プロセスは、RosettaNet 会話のパブリック参加者ビジネス プロセスを構築するための土台になります。このファイルは、RosettaNet 参加者ビジネス プロセスの構築に必須ではありませんが、RosettaNet 開始者ビジネス プロセスと簡単に統合するために必要となるノードおよびビジネス プロセス アノテーションを含んでいます。
RosettaNet 参加者ビジネス プロセスは、RosettaNet メッセージ交換を構築できるプロセス タイプの例として使用する目的で用意されています。ファイルは次のノードで構成されています。
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RosettaNet 参加者テンプレートのノードをカスタマイズする方法については、「RosettaNet 参加者ビジネス プロセスのカスタマイズ」を参照してください。
このビジネス プロセスは、ダブルアクション アクティビティ (非同期) コレオグラフィにモデル化されており、『RosettaNet Implementation Framework Core Specification』 (version V02.00.01) で指定されています。このコレオグラフィについては、次の URL を参照してください。
RosettaNet 参加者ビジネス プロセスのカスタマイズ
RosettaNet 参加者ビジネス プロセス ファイルを使用すると、パブリック参加者ビジネス プロセスを作成できます。RosettaNet 参加者テンプレートは PIP3A4 に基づいていますが、その他の PIP にも使用できます (PIP スキーマやアノテーションの PIP 識別情報などに多少に違いがあります)。
注意 : | この名前は、@jpd:rosettanet アノテーションの pip-name 属性のデフォルト値として使用されます。プロダクション モードで RosettaNet 参加者ビジネス プロセスを実行する前に、pip-name 属性を有効な PIP コードに変更する必要があります。詳細については、「RosettaNet 参加者ビジネス プロセスのカスタマイズ」を参照してください。 |
BEA Workshop for WebLogic Platform は新しい RosettaNet 参加者プロセス Java ファイルを作成し、デザイン ビュー ペインに表示します。
RosettaNet 参加者ビジネス プロセスのカスタマイズ
RosettaNet 参加者ビジネス プロセスを作成したら、関連する RosettaNet 会話用にカスタマイズする必要があります。一般的なカスタマイズの作業は以下のとおりです。
実装要件に応じて、参加者ビジネス プロセスに追加のカスタマイズが必要になる場合があります。
RosettaNet 参加者ビジネス プロセス ファイルでは、次のデフォルト アノテーションを指定します。
@jpd:rosettanet protocol-name="rosettanet" protocol-version="2.0"
pip-name="processName
" pip-version="1.0" pip-role="Seller"
これらのプロパティは、ビジネス プロセスの開始ノードを選択したときに表示される [アノテーション] ビューで設定します。次のプロパティを見直して (必要に応じて) 編集します。
注意 : | [アノテーション] ビューがデザイン ビューに表示されない場合は、BEA Workshop for WebLogic Platform メニューから [ウィンドウ![]() ![]() |
これらのアノテーションの詳細については、http://edocs.bea.com/wli/docs92/wli.javadoc/com/bea/wli/jpd/RosettaNet.html を参照してください。ビジネス プロセス プロパティのコンフィグレーションの詳細については、「ビジネス プロセス言語」を参照してください。
デフォルトでは、RosettaNet 参加者ビジネス プロセスには、Client Request ノードが Receive Message という名前で含まれており、開始者からの着信 RosettaNet 要求メッセージを処理します。response
および callback.sendReply
メソッドでは、添付ファイルとその Java データ型の指定が必要な場合があります。データ型は、着信メッセージの内容と一致する必要があり、次の値のいずれかになります。
注意 : | 型付き XML データや型付き MFL データを添付ファイルにすることもできますが、その場合は対応する XML Bean クラス名や MFL クラス名をパラメータ内で指定する必要があります。 |
データ型の詳細については、「データ型の操作」を参照してください。
パブリックおよびプライベートのビジネス プロセスはさまざまなドキュメント形式をよく使用します。パブリック ビジネス プロセスは関連付けられた PIP スキーマを使用します。プライベート プロセスは、独自の ERP フォーマットなど、内部プロセス (XML またはバイナリ) が要求するフォーマットを使用します。プライベート ビジネス プロセスが PIP フォーマットを使用しない場合は、パブリック ビジネス プロセスは PIP フォーマットから、プライベート ビジネス プロセスで使用されているフォーマットにデータを変換する必要があります。
データ トランスフォーメーションのコンフィグレーションには、以下を行う必要があります。
RosettaNet パブリック参加者ビジネス プロセスを作成したら、それを、開始者の要求をプライベートに処理する「プライベート」参加者プロセスにリンクする必要があります。BEA Workshop for WebLogic Platform には、他のビジネス プロセスと通信する以下のようなさまざまな方法を提供しています。
この参加者ビジネス プロセスでは、開始者から応答ドキュメントに対して応答を待っている間にタイムアウトが発生した場合は、参加者は障害通知 (PIP0A1) を開始者に送信する必要があります。PIP0A1 の詳細については、次の URL にアクセスしてください。
開始者に障害を通知するには、PIP0A1 を実装する独立した開始者ビジネス プロセスを作成し、開始者ビジネス プロセスを開始する必要があります。
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