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WebLogic Server コマンド リファレンス

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EXISTS_POOL

指定された名前の接続プールが WebLogic Server ドメインに存在するかどうかを調べます。このメソッドを使用すると、動的接続プールがすでに作成されているかどうかを調べ、作成する動的接続プールに固有の名前を付けることができます。

構文

java [ SSL の引数 ] weblogic.Admin 
[-url URL]
[ ユーザ資格の引数 ]
EXISTS_POOL -poolName connection_pool_name

引数

定義

-url [protocol://]listen-address:listen-port

管理サーバのリスン アドレスとリスン ポートを指定する。

セキュア リスン ポートを指定する場合は、セキュア プロトコルを指定する必要がある。

値を指定しない場合、コマンドでは、t3://localhost:7001 が想定される。

詳細については、表 1-3 の -url エントリおよび「プロトコルのサポート」を参照。

-poolName

接続プールの名前。


 

次のコマンドでは、指定した名前のプールが存在するかどうかが調べられます。

java weblogic.Admin -url AdminHost:7001 -username weblogic
-password weblogic EXISTS_POOL -poolName demoPool

 


WebLogic Server MBean を管理するためのコマンド

以下の節では、WebLogic Server MBean を管理するための weblogic.Admin コマンドについて説明します。

MBean タイプの指定

アクセス、表示、または変更する MBean を指定するには、すべての MBean 管理コマンドで -mbean 引数または -type 引数が必要になります。

-mbean 引数を使用すると、MBean の単一のインスタンスを操作できます。

-type 引数を使用すると、指定したタイプのインスタンスであるすべての MBean を操作できます。MBean のタイプとは、MBean がそのインスタンスとなるインタフェース クラスのことです。すべての WebLogic Server MBean は、weblogic.management.configuration パッケージまたは weblogic.management.runtime パッケージで定義されているいずれかのインタフェース クラスのインスタンスです。コンフィグレーション MBean の場合は、タイプによって、インスタンスが管理 MBean またはローカル コンフィグレーション MBean のどちらであるかもわかります。すべての WebLogic Server MBean インタフェース クラスの詳細なリストについては、weblogic.management.configuration または weblogic.management.runtime パッケージの WebLogic Server Javadoc を参照してください。

-type 引数に指定する値を決定するには、次の手順に従います。

  1. MBean のインタフェース クラスを見つけて、クラス名から MBean サフィックスを削除します。weblogic.management.runtime.JDBCConnectionPoolRuntimeMBean のインスタンスである MBean の場合は、JDBCConnectionPoolRuntime を使用します。
  2. ローカル コンフィグレーション MBean の場合は、名前に Config を付加します。たとえば、weblogic.management.configuration.JDBCConnectionPoolMBean インタフェース クラスのインスタンスであるローカル コンフィグレーション MBean の場合は、JDBCConnectionPoolConfig を使用します。対応する管理 MBean には、JDBCConnectionPool を使用します。

MBean 管理コマンド

表 1-7 に、MBean 管理コマンドの概要を示します。

表 1-7 MBean 管理コマンドの概要 

コマンド

説明

CREATE

管理 MBean インスタンスを作成する。このコマンドは実行時 MBean では使用できない。ローカル コンフィグレーション MBean の作成には使用しないことをお勧めする。

CREATE」を参照。

DELETE

MBean インスタンスを削除する。

DELETE」を参照。

GET

MBean のプロパティを表示する。

GET」を参照。

INVOKE

MBean が基底のリソースに公開する管理操作を呼び出す。

INVOKE」を参照。

QUERY

指定するパターンと WebLogicObjectName が一致する MBean を検索する。

QUERY」を参照。

SET

指定した MBean インスタンスの指定したプロパティ値を設定する。このコマンドは実行時 MBean では使用できない。

SET」を参照。


 

 

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