14 オンデマンド診断収集の使用
tfactl
コマンドライン・ツールを使用してOracle Trace File Analyzerをオンデマンドで実行します。
- オンデマンドの診断収集およびログ分析
tfactl
コマンドは、分析の実行時に様々なOracle Databaseサポート・ツールの組合せを使用します。 - システムおよびクラスタのサマリーの表示
summaryコマンドは、システムおよびクラスタのステータスのリアルタイム・レポートを提供します。 - ログ内のエラーの調査
Oracle Trace File Analyzerを使用して、クラスタ全体のすべてのログを分析し、最近のエラーを識別します。 - Oracle Databaseサポート・ツールを使用したログの分析
Oracle Databaseのサポート・ツール・バンドルは、Oracle Trace File AnalyzerをMy Oracle Supportノート2550798.1からダウンロードした場合のみ使用できます。 - Oracle Trace File Analyzerのメタデータの検索
tfactl search -showdatatypes|-json [json_details]
を使用して、Oracle Trace File Analyzerの索引に格納されているすべてのメタデータを検索できます。 - 診断データの収集および単一コマンドの使用によるサービス・リクエスト・データ収集
単一コマンドによるサービス・リクエスト・データ収集(SRDC)を使用すると、適切な診断データを迅速に収集できます。 - Oracleサポートへの収集のアップロード
収集のアップロードを有効にするには、Oracle Trace File AnalyzerをMy Oracle Supportのユーザー名とパスワードを使用して構成します。 - Oracle Grid Infrastructureのトレース・レベルの変更
トレース・レベルを有効にして、問題の原因を診断するために十分な診断情報を収集します。 - カスタム収集の実行
カスタム収集オプションを使用して、診断収集をデフォルトから変更します。
親トピック: 診断データの収集と問題の分類、診断および解決