Oracle Essbaseは、アナリティクス、レポートおよびコラボレーションに実証済で柔軟なクラス最高のアーキテクチャを使用するビジネス・アナリティクス・ソリューションです。 Essbaseは、組織内のすべての事業部門において、ビジネス・ユーザー、アナリスト、モデラーおよびディシジョン者に即座に価値をもたらし、生産性を向上させます。
Essbaseには、サービス管理者から付与された資格証明を使用してアクセスします。
Essbaseにアクセスするには、次の情報が必要です。
Essbase Webインタフェースにログインすると、「アプリケーション」ホーム・ページが表示されます。
ユーザーまたはサービス管理者として、必要となる様々なツールおよびタスクにアクセスできます。
ユーザーおよび管理者は、Essbase Webインタフェースからコンソール・アクションにアクセスできます。 次の太字の用語は、コンソールにリストされるオプションを表します。
非サービス管理者のユーザーの場合、次のことができます。
サービス管理者の場合、次のことができます。
使用するOracle EssbaseインスタンスのURLをサービス管理者から取得します。 URLの基本形式は次のとおりです。
https://IP-address:port/essbase
デフォルトのSSLポートは443です(スタックの作成中に変更された場合を除く)。
例:
https://192.0.2.1:443/essbase
Smart ViewクライアントなどのEssbaseコンポーネントおよびREST APIには、独自のURLがあります。
サンプルのSmart ViewクライアントのURL:
https://192.0.2.1:443/essbase/smartview
有効な資格証明を持っている場合、Smart Viewにアクセスできます。 Smart ViewのURLを構成することもできます。 「Essbaseに接続」を参照してください。
検出URLの末尾には/agent
が追加されています。 これを使用してMaxLクライアントにログインしたり、Oracle BIやOracle Data VisualizationからEssbaseにアクセスできます。 例:
https://192.0.2.1:443/essbase/agent
次に示すのは、REST API URLの例です:
https://192.0.2.1:443/essbase/rest/v1
コンソールでは、デスクトップ・ツールをダウンロードして、管理、インポートおよびエクスポートに使用できます。 これらのツールを使用して、ローカル・クライアント・コンピュータを設定します。 Essbaseとの相互作用の多くは、ローカル・マシンから開始されます。 コンソールで指定された最新のバージョンを使用していることを確認してください。以前にダウンロードした古いバージョンは適切に動作しない可能性があります。
コマンドライン・ツール(CLI)-共通のEssbase管理タスク用のコマンド・ライン・インタフェースを提供します。
「コマンドライン・インタフェースのダウンロードと使用」を参照してください。
ライフ・サイクル管理(LCM)-Essbase 11gのオンプレミスのキューブとアーティファクトを、Essbase 19cにインポートできるようにバックアップします。
「LCMユーティリティを使用したオンプレミス・アプリケーションの移行」を参照してください。
移行ユーティリティ-Essbaseアプリケーション、キューブ、アーティファクトおよびユーザーをEssbaseインスタンス間で移動するためのコマンド・ライン・インタフェースを提供します。
「移行ユーティリティを使用したCloud Serviceアプリケーションの移行」を参照してください。
エクスポート・ユーティリティ-既存のキューブから、キューブとそのアーティファクトをインポートするために使用できるアプリケーション・ワークブックを作成します。 Essbase 11gのオンプレミスのキューブをEssbase 19cに移行するには、これを使用します。
「クラウドにインポートするためのオンプレミス・キューブのエクスポート」を参照してください。
Smart View for Essbase-データ分析用のMicrosoft Officeインタフェースを提供します。 これは、Essbase用のすぐに使用可能な問合せインタフェースです。
キューブ・デザイナ拡張機能-フォーマットされたアプリケーション・ワークブックからEssbaseキューブをデプロイします。 キューブ・デザイナは、Essbaseキューブのデスクトップ設計を可能にするSmart Viewのアドインです。 Excelワークシートの表形式データからキューブをデプロイすることもできます。
「キューブ・デザイナの設定」を参照してください。
Essbase Maxlクライアント-Essbase管理タスクのスクリプティングを有効にするため、LinuxおよびWindowsクライアントを提供します。 MaxLは、Essbaseキューブとアーティファクトを管理する言語ベースの管理インタフェースです。
「MaxLクライアントを使用したEssbaseの管理」を参照してください。
Essbaseクライアント-Essbase C APIのライブラリを提供します。
Essbase Java API-Essbaseクライアント・ツールのJavaでの開発を可能にし、Essbase Java APIのライブラリ、サンプルおよびドキュメントを提供します。