統計関数

Essbaseの統計計算関数は、相関、標準偏差、中央値、モード、ランク、差異などの高度な統計値を計算します。これらの関数は、販売やマーケティング・アプリケーションでよく使用されます。

表3-14 統計関数

関数 戻り値
@CORRELATION 2つの並列データ・セット間の相関係数
@COUNT 指定したデータ・セット内のデータ値の数
@MEDIAN 指定したデータ・セットの中央値
@MODE 指定したデータ・セットのモード(最も頻繁に発生する値)
@RANK 指定したメンバーのランク(ソートされたデータ・セット内の位置)、または指定したデータ・セット内の値の中の指定した値。
@STDEV 指定したデータ・セットの標準偏差
@STDEVP 母集団全体で計算された、指定したデータ・セットの標準偏差
@STDEVRANGE 指定したデータ・セット全体の指定したメンバーのすべての値の標準偏差。指定したmbrNameは、標準偏差が計算されるサンプルを取得するために範囲リストと交差します。
@VARIANCE 母集団のサンプルに基づく、指定したデータ・セット(expList)の統計的分散
@VARIANCEP 母集団全体に基づく、指定したデータ・セット(expList)の統計的分散