ルールのSQLプロパティの概要
データのソースでRDBMSなどの外部システムへの接続が必要な場合は、SQL問合せを使用してリレーショナル・データベースからデータを抽出するように、「SQLプロパティ」でEssbaseロード・ルールを設計します。
SQLベースのロードでは、SQL問合せを使用してリレーショナル・データベースからデータを抽出し、目的に応じて定義したルールを使用してEssbaseにロードします。
開始前に、外部ソースへのアクセスが、次のいずれに基づいているかを特定します。
-
Essbaseで確立した事前定義済の接続およびデータソース
-
外部データ・ソースへの接続文字列
この情報の確認後に、Essbase Webインタフェースにログインして、ロード・ルールに応じたSQLベースの接続を定義します。
-
既存のルールを開くか、新しいルールを作成します(「ルールのアクセスと編集」、「新しいディメンション構築ルールの作成」または「新しいデータ・ロード・ルールの作成」を参照)。
-
「ソース・プロパティ」をクリックします。
-
「SQLプロパティ」をクリックします。
-
次の「プロパティ」のカテゴリのうち、目的のソース・データに最適なものを特定します。
Essbaseで確立した接続とデータソースを使用して事前定義された接続の場合は、「データソース」を選択し、接続とデータソースを使用した外部データへのアクセスを参照してください。
Essbaseサーバーで構成したODBCドライバに依存する接続の場合は、「ODBC (DSNレス)」または「SQLデータ・ソース(DSN)」を選択して、「ODBC接続を使用したデータ・アクセス」を参照してください。
OCI
が含まれている接続文字列に依存する接続の場合は、「Oracle Call Interface (OCI)」を選択し、「Oracle Call Interfaceを使用したOracle Databaseへのアクセス」を参照してください。