2 ServiceNowチケッティング・コネクタのインストールおよびアンインストール
この章の構成は、次のとおりです。
ServiceNowチケッティング・コネクタの前提条件
次の前提条件が満たされていることを確認してから続行してください。
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ServiceNow SOAP Webサービスは、Oracle Enterprise Managerからアクセス可能である必要があります。
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インシデントを管理するための適切な権限を持つServiceNowアカウントが存在する必要があります。 (各テンプレートに必要な権限の詳細は、表5-1を参照してください。)
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BASICAuth
スクリプトをServiceNowの「Script Includes」に追加します(Enterprise Manager ServiceNowコネクタをサポートするためのServiceNowの構成を参照)。 -
HTTPS用SSLの有効化の説明に従って、「Root Certificate Authority - Entrust.net Certification Authority (2048)」証明書を追加します
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ServiceNowチケッティング・コネクタの最新バージョンは、Enterprise Manager Cloud Control 13cに事前にインストールされており、「自己更新」からダウンロードする必要はありません。 インストールするコネクタが事前にインストールされていない場合は、「自己更新」からコネクタをダウンロードできるように、My Oracle Support優先資格証明を設定する必要があります。 「自己更新」からコネクタをダウンロードする必要があるかどうかを判断するには、次のステップを実行します。
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「設定」メニューで、「拡張性」、「自己更新」の順に選択します。
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「自己更新」ページで「管理コネクタ」を選択し、使用可能なコネクタのリストを表示します。
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必要なServiceNowコネクタがここにリストされない場合は、My Oracle Support (MOS)優先資格証明を設定する必要があります。
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My Oracle Support優先資格証明を設定するには、次のステップを実行します。
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Enterprise Managerの「設定」メニューで「My Oracle Support」を選択し、「資格証明の設定」を選択します。
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ユーザー名とパスワードの情報を入力して「適用」をクリックします。
ノート:
Enterprise ManagerインストールとMy Oracle Supportとの間にインターネット接続が存在する場合は、これらのMy Oracle Support資格証明が必要です。 接続が存在しない場合、詳細は、Enterprise Managerがオフライン・モードの場合のコネクタのインストールを参照してください。
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ServiceNowチケッティング・コネクタのインストール
この項では、コネクタをダウンロードおよびインストール(適用)する方法について説明します。 Enterprise Managerストア内のすべてのコネクタは、「自己更新」ページでダウンロード可能です。
ServiceNowコネクタはEnterprise Manager Cloud Control 13c用に事前にロードされているため、ほとんどの場合、必要な操作はコネクタの適用だけです。 これまでにコネクタが削除された場合は、「自己更新」からコネクタをダウンロードする必要があります。
コネクタをダウンロードする必要があるかどうかを判断するには、次のステップを実行します。
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Enterprise Managerの「設定」メニューで、「拡張性」、「自己更新」の順に選択します。
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「自己更新」ページから、「管理コネクタ」を選択し、使用可能なコネクタをリストします。 表リストでServiceNowコネクタを検索します。 表示されない場合は、コネクタのダウンロードに指定されているコネクタをダウンロードする必要があります。
この項の内容は次のとおりです。
コネクタのダウンロード
ServiceNowコネクタをダウンロードするには、次の手順を実行します。
詳細は、Oracle Enterprise Manager Cloud Control管理者ガイドの自己更新の設定の項を参照してください。
ノート:
オフライン・モードで自己更新を設定することもできます。 詳細は、Oracle Enterprise Manager Cloud Control管理者ガイドのオフライン・モードでの更新の適用の項を参照してください。
Enterprise Managerがオフライン・モードの場合のコネクタのインストール
セキュリティの厳しい環境など、状況によっては、Enterprise ManagerとEnterprise Manager Updateストアとの間でインターネット接続を確立できない場合があります。 このような状況では、コネクタをオフライン・モードでインストールするようにEnterprise Managerを設定できます。
Enterprise Manager Updateストアへの接続で引き続き必要なファイルを取得する必要があるため、インストール・プロセスでは、インターネットにアクセス可能なコンピュータがサイトに存在する必要があります。 このコンピュータにダウンロードしたファイルは、ファイアウォールを越えたところにあるコンピュータに転送できます。
Enterprise Managerがオフライン・モードの場合にコネクタをインストールするには、次の手順を実行します。
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最終的にコネクタをデプロイするシステムから、Enterprise Manager Cloud Controlオフライン・モードに設定します。
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「設定」メニューから、「プロビジョニングとパッチ適用」を選択し、「オフライン・パッチ」を選択します。
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「オンライン設定とオフライン設定」ページで、「オフライン」を選択します。
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「設定」メニューで、「拡張性」,、「自己更新」の順に選択します。
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「自己更新」ページで、「更新の確認」をクリックします 更新のカタログ・ファイルをダウンロードできるOracleサイトへのURLを含んだメッセージが表示されます。
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インターネット接続可能なコンピュータで、指定されたURLからカタログ・ファイルをダウンロードします。
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ダウンロードしたカタログ・ファイルを、コネクタをインポートする予定のOMSホストまたは管理エージェント・ホストにコピーします。
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Enterprise Managerにカタログ・ファイルをインポートします。
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カタログ・ファイルがOMSホストにある場合:
emcli import_update_catalog -file="file" -omslocal
説明:
-file
: コネクタ・アーカイブ(*.zip
)へのダイレクト・パスです-omslocal
:-file
オプションに示されたパスが、Enterprise Managerサーバーに直接アクセス可能であることを示します -
カタログ・ファイルが別のホストにある場合:
emcli import_update_catalog -file="file" -host="hostname" [-credential_set_name="setname"] | -credential_name="name" -credential_owner="owner"
例2-1は、カタログ・アーカイブをインポートするためのサンプルを示しています。
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「自己更新」ページの表で、「管理コネクタ」をクリックします。
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コネクタの更新ページで、ダウンロードできるインポート済更新を選択します。 「ダウンロード」をクリックします。
更新をダウンロードできるOracleサイトへのURLを含んだメッセージが表示されます。
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インターネットに接続されたコンピュータから、前述のURLを使用して更新をダウンロードします。
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ダウンロードしたファイルを、コネクタをデプロイする予定のOMSホストまたは管理エージェント・ホストにコピーします。
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ダウンロードしたコネクタ・アーカイブをEnterprise Managerにインポートするには、次のコマンドを実行します。
emcli import_update -file="<path to *.zip file>" -omslocal
説明:
-file
: コネクタ・アーカイブ(*.zip
)へのダイレクト・パスです。-omslocal
:-file
オプションに示されたパスが、Enterprise Managerサーバーに直接アクセス可能であることを示します
例2-1 カタログ・アーカイブのインポートのサンプル
emcli import_update_catalog -file="/u01/common/p9348486_112000_Generic.zip" -omslocal
マスター・カタログ・ファイルp9348486_112000_Generic.zipをインポートします。 ファイルはOMSホスト上に存在している必要があります。 複数のOMSが設定されている場合、リクエストは、どのOMSでも処理できます。そのため、ファイルは、リクエストを処理するOMSからアクセス可能である必要があります。 これは、すべてのOMSインスタンスからアクセス可能な共有の場所にファイルを保存しておく必要があることを意味します。
emcli import_update_catalog -file="/u01/common/p9348486_112000_Generic.zip" -host="host1.example.com" -credential_set_name="HostCredsNormal"
ホストhost1.example.comに存在するマスター・カタログ・ファイルp9348486_112000_Generic.zipをインポートします。 ホストはEnterprise Managerの管理対象ホスト・ターゲットである必要があります。このホストの管理エージェントは稼働中でなければなりません。 ホストhost1.example.comの優先非特権資格証明は、リモート・ファイルを取得するために使用します。
ServiceNowコネクタのアンインストール
コネクタをアンインストールするには、まず、コネクタのすべての定義済インスタンスを削除して、「自己更新」ページからコネクタを削除する必要があります。
- 「設定」メニューで、「拡張性」、「管理コネクタ」の順に選択します。
- 削除するコネクタのインスタンスを選択してから、「削除」をクリックします。
- 「確認」ページで、「はい」をクリックします。
- コネクタのすべてのインスタンスが削除されるまで、ステップ2と3を繰り返します。
- 「設定」メニューで、「拡張性」,、「自己更新」の順に選択します。
- 「タイプ」列で「管理コネクタ」リンクをクリックします。 管理コネクタの更新のリストが表示されます。
- 削除するコネクタをクリックし、「アクション」を選択してから、「削除」を選択します。 「更新の削除」ウィンドウが表示されます。
- 「削除」をクリックしてコネクタを削除します。 確認を求めるポップアップ・ウィンドウが表示されます。
- 「OK」をクリックして確認し、コネクタを削除します。