CkptFrequency
CkptFrequency接続属性は、TimesTenがバックグラウンド・チェックポイントを実行する頻度を秒単位で制御します。
チェックポイントの条件に使用されるカウンタは、各チェックポイントの開始時にリセットされます。
CkptFrequencyとCkptLogVolumeの両方の属性が0より大きい値に指定されている場合、チェックポイントは2つの条件のいずれかがTrueになったときに実行されます。ttCkptConfig組込みプロシージャによって設定される値は、これらの属性によって設定される値を置換します。
バックグラウンド・チェックポイントの進行中にアプリケーションでチェックポイント処理の実行を試みる場合、TimesTenは、バックグラウンド・チェックポイントが終了するまで待機してから、アプリケーションのチェックポイントを実行します。
TimesTen Scaleoutを使用していて(Durability = 0)、Durability=0で各間隔に少なくとも1つ以上のエポックが発生するようにする場合は、EpochIntervalをCkptFrequencyの値より小さい値に設定します。
この属性の値は「スティッキー」で、値が明示的に変更されないかぎり、データベースのロードからアンロードまで維持されます。デフォルト値はデータベースの作成中にのみ使用されます。後続の初期接続では、データベースに保存された既存の値がデフォルトで使用されます。
この属性の値が0より大きい場合、チェックポイントが失敗すると、TimesTenは30秒に1回チェックポイント処理を試行します。ファイル・システム領域の不足のためにチェックポイントの失敗が発生した場合、領域が使用可能になり次第、手動でチェックポイント処理を実行することをお薦めします。チェックポイントが成功した後は、バックグラウンド・チェックポイント処理は設定したスケジュールに戻ります。
必要な権限
インスタンス管理者のみがこの属性の値を変更できます。
TimesTen ScaleoutおよびTimesTen Classicでの使用
この属性は、TimesTen ClassicとTimesTen Scaleoutの両方でサポートされています。設定
CkptFrequencyは次のように設定します。
| 属性の設定場所 | 属性の表示 | 設定 |
|---|---|---|
|
CまたはJavaプログラム、あるいはUNIXおよびLinuxシステムのTimesTen Classicの |
|
TimesTenがバックグラウンド・チェックポイントを実行する頻度を秒単位で入力します。デフォルトは この属性に値を指定しないと、TimesTenはバックグラウンド・チェックポイントを実行しません。既存のデータベースに対しては、TimesTenは保存された値を使用します。 |
|
Windows ODBCデータソース・アドミニストレータ |
該当なし |