ttRepTransmitSet
このプロシージャは、実行されている接続に対する後続の更新データを、サブスクライバにレプリケートしないようにします。トランザクションを部分的にレプリケートした場合には、トランザクションの不整合がリモート・ストアで発生しやすくなるため、このプロシージャは、注意して使用してください。更新データのレプリケーションが許可されない場合、サブスクライバのストアはマスター・ストアから分岐します。
必要な権限
このプロシージャには、ADMIN
権限が必要です。
TimesTen ScaleoutおよびTimesTen Classicでの使用
このプロシージャはTimesTen Classicでサポートされていますが、TimesTen Scaleoutではサポートされません。関連ビュー
このプロシージャには関連ビューはありません。
構文
ttRepTransmitSet(transmit)
パラメータ
ttRepTransmitSet
には、次のパラメータがあります。
パラメータ | 型 | 説明 |
---|---|---|
|
|
1に設定すると、この組込みプロシージャを実行した後で、更新が接続されているサブスクライバに転送されます。(これがデフォルトです。) 0 (ゼロ)に設定すると、このコールを発行した接続でコールが発行されたトランザクションが終了するまで、更新はどのサブスクライバにも転送されません。 |
結果セット
ttRepTransmitSet
は結果を返しません。
例
アクティブ・スタンバイ・ペアのアクティブ・データベースを有効にするには、次のコマンドを使用します。
CALL ttRepTransmitSet(1);
アクティブ・スタンバイ・ペアのアクティブ・データベースを無効にするには、次のコマンドを使用します。
CALL ttRepTransmitSet(0);
関連項目
- ttRepDeactivate
- ttReplicationStatus
- ttRepPolicySet
- ttRepStateSave
- ttRepStateSet
- ttRepStop
- ttRepSubscriberStateSet
- ttRepSubscriberWait
- ttRepTransmitGet
- 『Oracle TimesTen In-Memory Database C開発者ガイド』の「ttRepDuplicateEx」