ttRepStateSave

アクティブ・スタンバイ・ペアのリモート・ピア・データベースの状態を現在接続されているデータベースに保存します。現在、スタンバイ・データベース(hostName,上のstoreName)で障害が発生したこと、およびアクティブ・データベースに対するすべての更新を読取り専用サブスクライバに直接レプリケートする必要があることをアクティブ・データベースに通知するためにのみ使用されます。

必要な権限

このプロシージャには、ADMIN権限が必要です。

TimesTen ScaleoutおよびTimesTen Classicでの使用

このプロシージャはTimesTen Classicでサポートされていますが、TimesTen Scaleoutではサポートされません。

関連ビュー

このプロシージャには関連ビューはありません。

構文

ttRepStateSave('state', 'storeName', 'hostName')

パラメータ

ttRepStateSaveには、次のパラメータがあります。

パラメータ 説明

state

TT_VARCHAR(20) NOT NULL

データベースのレプリケーションの状態。このリリースでは、FAILEDとしてのみ指定できます。スタンバイ・データベースで障害が発生したことを記録すると、レプリケートされたすべての更新が、アクティブ・データベースから読取り専用サブスクライバに直接送信されるように指定されます。

storeName

TT_VARCHAR(200) NOT NULL

状態が示されるデータベース名。

hostName

TT_VARCHAR (200)

データベースが存在するホスト名。

結果セット

ttRepStateSaveは結果を返しません。

backup1というホスト上のスタンバイ・データベースstandbyで障害が発生したことをアクティブ・データベースに通知するには、次のように実行します。

ttRepStateSave('FAILED', 'standby', 'backup1');