ttRepStateSet

このプロシージャは、アクティブ・スタンバイ・ペアのデータベースのレプリケーション・スキームの状態を設定します。現在、ttRepStateSetはデータベースの状態をACTIVEに設定するためにのみ使用できます。これは、アクティブ・スタンバイ・ペアでアクティブな役割を果たすことを示します。ttRepStateSetは次の状況でのみ実行されます:
  • データベースでCREATE ACTIVE STANDBY PAIRコマンドが実行され、それ以降は障害が発生していない場合。

  • データベースが現在STANDBY状態で、アクティブ・スタンバイ・ペアの他のデータベースでttRepDeactivateプロシージャが使用されてその状態がACTIVEからIDLEに変更された場合。

  • データベースがローカル・トランザクション・ログからリカバリした直後で、停止前はACTIVE状態であった場合。

必要な権限

このプロシージャには、ADMIN権限が必要です。

TimesTen ScaleoutおよびTimesTen Classicでの使用

このプロシージャはTimesTen Classicでサポートされていますが、TimesTen Scaleoutではサポートされません。

関連ビュー

このプロシージャには関連ビューはありません。

構文

ttRepStateSet('state')

パラメータ

ttRepStateSetには、次のパラメータがあります。

パラメータ 説明

state

TT_VARCHAR(20) NOT NULL

データベースのレプリケーションの状態。このリリースでは、ACTIVEと設定する必要があります。ストアをACTIVEに設定すると、アクティブ・スタンバイ・ペアのアクティブ・データベースとして指定されます。

結果セット

ttRepStateSetは結果を返しません。

データベースのレプリケーションの状態をACTIVEに設定するには、次のように実行します。

CALL ttRepStateSet('ACTIVE');