13.6.3 Oracle Rdbデータベースを使用する場合のOracle Net Servicesの構成

Oracle Rdbは、Digitalの64ビット・オペレーティング・システムで使用されるデータベースです。Oracle Rdbには独自のリスナーがあるため、クライアントはOracle Databaseと通信する場合と同じようにOracle Rdbと通信できます。

Oracle Rdbとの接続を開始するには、表13-7に示されるパラメータを使用して、Oracle Rdbデータベースに接続するネットワーク・サービス名を設定します。

表13-7 接続記述子でのOracle RDBデータベース設定

Oracle Enterprise Manager Cloud Controlのフィールド tnsnames.oraのパラメータ 説明

RDBデータベース

RDB_DATABASE

Oracle Rdbデータベースのファイル名。

サービスのタイプ

TYPE_OF_SERVICE

Oracle RDBデータベースで使用するサービスのタイプ。これは、Rdbインタフェース・ツールで使用されます。アプリケーションがOracle RdbサービスとOracle Databaseサービスの両方をサポートし、アプリケーションがこの両方のサービス間でロード・バランシングを実行する場合にのみ、この機能を使用する必要があります。

グローバル・データベース名

GLOBAL_NAME

Oracle Rdbデータベース。オプションです。

次の手順では、Oracle Rdbデータベースのクライアントを構成する方法について説明します。

  1. Oracleサーバーからサード・パーティ・システムへの接続に使用するネットワーク・サービス名を作成します。

    ローカル・ネーミングの説明についてはタスク1「ネット・サービス名の構成」、ディレクトリ・ネーミングの説明については「ディレクトリでのネット・サービス名の作成」を参照してください。

  2. Oracle Enterprise Manager Cloud ControlまたはOracle Net Managerを使用して、Oracle Rdbパラメータを設定します。

    • Oracle Enterprise Manager Cloud Controlの場合は、「Net Services管理」ページにアクセスし、リスナーに対して「ローカル・ネーミング」を選択して、「ネット・サービス名の作成」ページで「詳細」タブをクリックします。

    • Oracle Net Managerでは、「サービスの識別」セクションの「詳細」をクリックします。「詳細サービス・オプション」ダイアログ・ボックスが表示されます。

  3. 「Rdbデータベース」フィールドにOracle Rdbデータベースのファイル名を入力します。

  4. (オプション)必要に応じて「サービスのタイプ」フィールドにサービスの種類を指定し、「グローバル・データベース名」フィールドにグローバル・データベース名を入力して、「OK」をクリックします。

    tnsnames.oraファイルでは、Oracle Rdbデータベース用に構成された新規ネットワーク・サービス名が次のように更新されます。

    alpha5=
      (DESCRIPTION=
        (ADDRESS=...)
        (CONNECT_DATA=
          (SERVICE_NAME=generic)
          (RDB_DATABASE=[.mf]mf_personnel.rdb)
         (GLOBAL_NAME=alpha5)))
    

    次の例のTYPE_OF_SERVICEパラメータは、Oracle Rdbデータベース・サービスとOracleデータベース・サービスの間のロード・バランシングに使用されます。

    alpha5=
     (DESCRIPTION_LIST=
      (DESCRIPTION=
        (ADDRESS=...)
        (CONNECT_DATA=
         (SERVICE_NAME=generic)
         (RDB_DATABASE=[.mf]mf_personnel.rdb)
         (GLOBAL_NAME=alpha5)))
      (DESCRIPTION=
       (ADDRESS=...)
        (CONNECT_DATA=
         (SERVICE_NAME=sales.us.example.com))
       (TYPE_OF_SERVICE=oracle_database))