テープ・バックアップ・ジョブ・コンポーネントの管理
テープ・バックアップ・ジョブ・コンポーネントの作成後、ジョブ要件に基づいてプロパティを定期的に変更したり、不要になったときに削除する必要が生じることがあります。
この項には次のトピックが含まれます:
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Enterprise Manager Cloud Control
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PL/SQLパッケージDBMS_RA
Cloud Controlを使用したメディア・マネージャ・ライブラリの管理
テープ・バックアップ・ジョブ要件に基づいて、メディア・マネージャ・ライブラリの既存のプロパティを編集してパラメータを更新できます。
このメディア・マネージャに関連付けられているすべてのテープ・バックアップ操作が完了し、このライブラリの一部として指定されたパラメータが不要になった後で、既存のメディア・マネージャ・ライブラリを削除できます。
図9-2 メディア・マネージャ・ページ

メディア・マネージャ・ライブラリを編集するには、次の手順に従います。
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「リカバリ・アプライアンスのホームページへのアクセス」のステップを完了します。
リカバリ・アプライアンスのホームページで、「リカバリ・アプライアンス」メニューから「メディア・マネージャ」を選択します。
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メディア・マネージャ・ページで、編集するメディア・マネージャ・ライブラリを選択して「編集」をクリックします。
メディア・マネージャ・ライブラリの編集画面が既存のライブラリ・パラメータとともに表示されます。
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「最大チャネル」の数を変更します。
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「OK」をクリックします。
メディア・マネージャ・ライブラリを削除するには、次の手順に従います。
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「Cloud Controlでのリカバリ・アプライアンスへのアクセス」のステップを完了します。
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「リカバリ・アプライアンス」メニューから、「メディア・マネージャ」を選択します。
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既存のメディア・マネージャ・ライブラリのリストから、削除するメディア・マネージャ・ライブラリを選択します。
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「削除」をクリックします。
このライブラリの削除の確認を求めるメッセージが表示されます。
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「はい」をクリックします。
Cloud Controlを使用した属性セットの管理
この項では、Cloud Controlを使用して属性セットを編集または削除する方法について説明します。
属性セットを編集するには:
メディア・マネージャの属性セットの既存のプロパティを編集し、ジョブ固有のレベルでテープ・バックアップ・ジョブ設定を変更できます。
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「Cloud Controlでのリカバリ・アプライアンスへのアクセス」のステップを完了します。
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「リカバリ・アプライアンス」メニューから、「メディア・マネージャ」を選択します。
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属性セットのリストから、編集する必要のある1つの属性セットを選択します。
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「プールID」、「メディア管理ベンダーのパラメータ」および「メディア管理ベンダーのコマンド」の値に必要な変更を加えます。
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「OK」をクリックします。
属性セットを削除するには:
関連付けられているすべてのテープ・バックアップ・ジョブが完了し、属性セットで指定されたジョブ・パラメータが不要になった後で、既存の属性セットを削除できます。
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「Cloud Controlでのリカバリ・アプライアンスへのアクセス」のステップを完了します。
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「リカバリ・アプライアンス」メニューから、「メディア・マネージャ」を選択します。
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「属性セット」セクションで、削除する属性セットを選択します。
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「削除」をクリックします。
この属性セットの削除の確認を求めるメッセージが表示されます。
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「はい」をクリックします。
DBMS_RAを使用したSBTライブラリの管理
この項では、DBMS_RA
を使用してSBTライブラリを編集または削除する方法について説明します。
SBTライブラリを編集するには:
SBTライブラリを削除するには:
DBMS_RA
PL/SQLパッケージの特定のプロシージャを呼び出すことで、SBTライブラリを削除できます。
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SQL*PlusまたはSQL Developerを使用して、リカバリ・アプライアンス管理者としてリカバリ・アプライアンスのメタデータ・データベースに接続します。
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削除するSBTオブジェクトの名前を指定して、
DELETE_SBT_LIBRARY
プロシージャを実行します。BEGIN DBMS_RA.DELETE_SBT_LIBRARY( lib_name => 'OSBSBT'); END;
関連項目:
DBMS_RAを使用した属性セットの管理
この項では、DBMS_RA
を使用して属性セットを編集または削除する方法について説明します。
属性セットを編集するには:
DBMS_RA
PL/SQLパッケージの特定のプロシージャを呼び出すことで、SBT属性セットの1つ以上の属性を変更できます。
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SQL*PlusまたはSQL Developerを使用して、リカバリ・アプライアンス管理者としてリカバリ・アプライアンス・データベースに接続します。
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変更するSBT属性セットの名前および属性の新しい値を指定して、
UPDATE_SBT_ATTRIBUTE_SET
プロシージャを実行します。プロシージャ・コールから除外された属性は、変更されません。
属性セットを削除するには:
DBMS_RA
PL/SQLパッケージの特定のプロシージャを呼び出すことで、SBT属性セットを削除できます。
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SQL*PlusまたはSQL Developerを使用して、リカバリ・アプライアンス管理者としてリカバリ・アプライアンス・データベースに接続します。
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削除するSBTオブジェクトの名前を指定して、
DELETE_SBT_ATTRIBUTE_SET
プロシージャを実行します。
関連項目: