修正処理の作成

修正処理を使用すると、メトリック・アラートおよびイベントに対する自動的なレスポンスを指定できます。修正処理により、メトリック・アラートに対して決められたレスポンスを自動的に実行できるため、時間を節約でき、エンド・ユーザーに対して顕著な影響が出る前に問題を処理できます。

修正処理にはジョブ・システムと共通する多くの機能があります。デフォルトでは、修正処理はメトリック・アラートがトリガーされたターゲット上で実行されます。この他の方法として修正処理を、各タスクが別のターゲットで実行されるような複数のタスクを含むように指定できます。修正処理の成功または失敗に対する通知を受け取ることもできます。

修正処理はターゲットのメトリックしきい値に関連付けられているため、修正処理を定義できるのは、そのターゲットに対してOPERATOR以上の権限を付与されている場合です。警告およびクリティカルのしきい値双方について、別々の修正処理を定義できます。修正処理は、特定のユーザーの資格証明を使用して実行する必要があります。そのため、修正処理を作成または変更する場合は、変更した処理を実行するための資格証明を常に指定する必要があります。

修正処理は、モニター対象のターゲットに対する個々のメトリックについて定義します。次の各項では、修正処理の設定方法と、修正処理の実行の詳細を表示する手順について説明します。