アサーションの作成方法

アサーションを作成するには:

アサーションを実行して、変数データやプロセス・フローを検証します。アサーションを使用すると、プロセスの実行時に、XML文書全体のテスト・データ、メッセージのパート・セクション、非リーフ要素またはリーフ要素を検証できます。この検証は、値を抽出し、その値を予想値と比較して行います。

  1. 「アウトバウンド・メッセージのエミュレート方法」のステップに従って、「ワイヤ・アクション」ダイアログにアクセスします。
  2. 「アサート」タブをクリックします。

    図51-16に、このダイアログを示します:

    図51-16 「アサート」タブが選択された状態の「ワイヤ・アクション」ダイアログ

    図51-16の説明が続きます
    「図51-16 「アサート」タブが選択された状態の「ワイヤ・アクション」ダイアログ」の説明
  3. 「追加」アイコンをクリックします。

    「アサートの作成」ダイアログが表示されます。

  4. 表51-10に示すように、ダイアログの上部で、実行するアサーションのタイプを選択します。この操作で入力メッセージのみがサポートされる場合は、「入力のアサート」ボタンが有効になります。この操作で入力メッセージと出力メッセージの両方がサポートされる場合は、「入力のアサート」「出力のアサート」ボタンの両方が有効になります。

    表51-10 アサーションのタイプ

    タイプ 説明

    入力のアサート

    インバウンド方向のアサーションを作成する場合に選択します。

    出力のアサート

    アウトバウンド方向のアサーションを作成する場合に選択します。

    コールバックのアサート

    コールバックのアサーションを作成する場合に選択します。

    フォルトのアサート

    フォルトをアプリケーション・フローにアサートする場合に選択します。

  5. 実行するアサーションのタイプに応じて、表51-11に示す各項を参照してください。

    表51-11 アサーションのタイプ

    アサーションの対象 参照先
    • 文書のパート・セクション

    • 非リーフ要素

    • XML文書全体

    パート・セクション、非リーフ要素またはXML文書全体に対するアサーションの作成

    リーフ要素

    リーフ要素に対するアサーションの作成