トランザクション・ステータスについて

すべてのトランザクションは、トランザクション照合にロードされたとき未照合です。その後、照合が実行されると、トランザクションにはステータスが割り当てられます。

トランザクションのステータスは、次のいずれかになります:

  • 未照合

    未照合トランザクションは、まだ対応するものがないトランザクションです。

  • サポート

    サポート済トランザクションは、対応するものがない正当な理由がある未照合トランザクションです。

    策定者は、サポート詳細で理由を入力し、トランザクションに対応するものがない有効な理由を説明します。サポート詳細は、トランザクションが照合された後もAccount Reconciliationに保持されます。

    サポート済トランザクションを照合すると、ステータスは「確認済照合」に変わります。

    サポート済トランザクションの処理を参照してください。

  • 確認済照合

    自動照合によって、トランザクションに完全一致があるか、または指定の許容差の限度内に一致があることが判断されると、トランザクションのステータスは「確認済照合」に設定されます。

    手動照合を使用する場合:

    • 照合候補が確認されると、照合候補内のトランザクションのステータスは「確認済照合」に変わります。

    • 未照合トランザクションが照合されると、トランザクションのステータスは「確認済照合」に変わります。

  • 照合候補

    照合候補は、自動照合により可能な照合として識別される照合です。自動照合プロセスのみこのステータスを設定できます。

    策定者が照合候補を確認すると、トランザクションのステータスは「確認済照合」に変わります。策定者が照合候補を破棄すると、トランザクションのステータスは「未照合」になります。

    照合候補の確認を参照してください。

  • 確認済調整

    自動照合ルールによってトランザクションが片側調整としてクリアされると、トランザクションのステータスは「確認済調整」に設定されます。

    手動照合を使用する場合:

    • ステータスが「調整候補」のトランザクションが確認されると、そのステータスは「確認済調整」に変わります。
    • 片側のみからのトランザクションが選択されて調整されると、それらのトランザクションのステータスは「確認済調整」に変わります。

    自動照合時に実行する片側調整の設定を参照してください。

  • 調整候補

    自動照合ルールによって、片側調整としてクリアするのが可能なトランザクションが識別されると、それらのトランザクションに「調整候補」ステータスが割り当てられます。自動照合プロセスのみこのステータスを設定できます。

    策定者は、調整候補を確認または破棄できます。候補が確認されると、トランザクションのステータスは「確認済調整」に変わります。候補が破棄されると、トランザクションのステータスは「未照合」に変わります。

    自動照合時に実行する片側調整の設定を参照してください。