検証によってデータの整合性が確保されます。次の検証がOracle Financials Cloud一般会計アプリケーションに対して実行されます。これらのすべてにOracle Financials Cloud一般会計ソース検証タイプがあります。
これらのOracle Financials Cloud一般会計の検証に加えて、システム検証および一般的な検証がアプリケーションのノード、階層、ビューポイントおよびプロパティに対して実行されます。システム検証および一般的な事前定義の検証を参照してください。
注:
次の表で、スコープがビューポイントの検証には、階層セットにバインドされたビューポイントに対して、バインドされたビューポイントの検証が実行されます。検証名 | 説明 | スコープ | レベル |
---|---|---|---|
重複(共有ノード) | ツリー・バージョンにリーフ・レベルで重複ノードが含まれていますが、「重複ノードを許可」が選択されていません。
注: ロールアップ・レベルでの重複ノードはOracle Financials Cloud一般会計アプリケーションでは許可されません。 |
ビューポイント | ツリーまたは階層セット |
同等のノード | 要約フラグがFalseに設定されているノードが、必要なすべての関連ビューポイントの少なくとも1つの場所にありません。関連ビューポイントの構成を参照してください。
注: 複数の関連する階層ビューポイントで構成されたリスト・ビューポイントがある場合、関連する階層ビューポイントのいずれかでノードが欠落していないか確認するために、リスト・ビューポイントに対してこの検証を実行する必要があります。 |
関連ビューポイント | ツリーまたはノード・セット |
最大深さチェック | ノードのレベルを「最大深さ」よりも大きくすることはできません。最大深さが-1の場合、検証は実行されません。 | ビューポイント | ツリーまたは階層セット |
最大長のノード名テキスト/数値 | ノード名が最大文字長を超えています | ノード | 値またはノード |
最小/最大ノード名テキスト | ノード名がテキスト範囲内にありません。
注: 最小値または最大値(あるいは両方)として数値が入力されているかぎり、「値のタイプ」がテキストの場合に数値の名前が許可されます。 |
ノード | 値またはノード |
最小/最大ノード名数値 | ノード名が数値範囲内にありません。
注: 「値のタイプ」が数値の場合、テキスト名は許可されません。 |
ノード | 値またはノード |
複数のルート・ノード | 複数のルート・ノードが存在しますが、「複数のルート・ノードを許可」が選択されていません。 | ビューポイント | ツリーまたはノード・セット |
ノード開始日/終了日 | 値セット内でノードの終了日プロパティは開始日プロパティよりも後です。 | ノード | プロパティ |
数値のノード名 |
|
ノード | 値またはノード |
親の「Summary」フラグ | 親ノードで子を許可するには、要約フラグを設定する必要があります。 | ノード | ツリーまたは階層セット |
要約フラグおよび転記を許可プロパティ | 要約プロパティと転記を許可プロパティの両方が有効になっています。一度に1つのみ有効にすることができます。
ノードに子がある場合は、要約を有効にする必要があります。 転記を許可が有効である場合、ノードは子を持つことができません。 |
ノード | プロパティ |
子が欠落したサマリー・ノード | 階層ビューポイントで、サマリー・ノードとしてマークされているノードに1つ以上の子がありません。 | ノード | ツリーまたは階層セット |
ツリー・ラベルはサマリー・ノード上のみ | ツリー・ラベルが、要約フラグがTrueに設定されていないノード上に存在します。 | ノード | プロパティ |
大文字のノード名 | 名前には小文字が含まれており、「大文字」が選択されています。 | ノード | 値またはノード |
ゼロ埋め | 名前に最大文字長よりも少ない文字が含まれており、「値のタイプ」が数値であるか、「ゼロ埋め」が選択されています。 | ノード | 値またはノード |
Oracle Financials Cloud一般会計の無効な文字、先頭文字および値
Oracle Financials Cloud一般会計アプリケーションを登録すると、無効な文字、先頭文字および値の検証が、Core.Name
プロパティに対して自動的に構成されます。これらの文字および値のリストは、Enterprise Structures and General Ledgerの実装のEssbaseの文字および語に関する制限を参照してください。
これらの値を編集するには、プロパティ・パラメータを編集します。たとえば、アプリケーションまたはノード・タイプのCore.Name
プロパティのプロパティ・パラメータを編集することで、追加の無効な文字や無効な先頭文字(&
など)を追加できます。プロパティ・パラメータの編集を参照してください。