「照合結果」画面には、一致の候補が表示され、受入れ、却下またはスキップできます。
照合を実行すると、一致の候補が画面に表示されます:
画面には次のセクションが含まれています:
「要求アイテムの照合」パネル
「要求アイテムの照合」パネルには、この要求に対して実行した照合結果セットがデータ・ソース別に表示されます。データ・ソースの異なる要求アイテムが要求に含まれている場合は、各データ・ソースに対して照合を実行でき、結果が「要求アイテムの照合」パネルに表示されます。照合結果セットをクリックすると、そのデータ・ソースからの一致にビューが切り替わります。
Note:
照合ワークベンチから移動した場合(たとえば、要求ビューに戻った場合やビューポイントを閉じた場合)でも、照合結果セットは保持されます。各照合結果セットには、一致の候補がある要求アイテムの合計数と、受入れ、却下およびスキップされた一致の候補がある要求アイテムの数が表示されます。
このパネルから、次のアクションを実行できます:
「サマリー」セクション
「サマリー」セクションには、照合に使用されたアプリケーション、ノード・タイプ、データ・ソース、要求の一致アイテム数と不一致アイテム数、および照合の実行時間が表示されます。アプリケーション、ノード・タイプまたはデータ・ソースをクリックして、そのオブジェクトを検査できます。
Note:
各照合結果セットは、アプリケーション、ノード・タイプおよびデータ・ソースに固有です。したがって、要求に複数のデータ・ソースからの要求アイテムが含まれている場合は、各ソースの一致候補を確認するために、各データ・ソースに対して個別の照合を実行する必要があります。
「照合結果」セクション
「照合結果」セクションには、選択した照合結果セットの一致候補が表示され、一致を受入れ、却下またはスキップできます。照合ルールで使用されたプロパティは、太字で強調表示されます。
候補が複数の照合ルールの基準を満たす場合は、その候補に対して1つの結果が返され、関連付けられた照合ルールが表示されます。各ルールの照合スコアも表示されます。たとえば、上のスクリーンショットでは、StreamVault Media候補は、名前と記号、名前のみおよび記号のみの3つの照合ルールの基準を満たしています。
Note:
照合ルールが「自動受入しきい値」以上である場合(照合ルールの作成、編集および削除を参照)、候補は自動的に「受入済」とマークされ、その他の候補は「却下済」とマークされます。一致の候補を確認して、このステータスを変更するか、変更を適用する前に保持するプロパティを選択できます(マージ中に保持するプロパティの選択を参照)。
複数の照合ルールが「自動受入しきい値」以上である場合は、照合スコアが最も高いルールが受け入れられます。ルールの照合スコアが同じ場合は、優先度が最も高い(つまり、「ルール順序」が最も低い)ルールが受け入れられます。照合ルールの作成、編集および削除を参照してください。
照合ルールが「自動除外しきい値」以下である場合、照合結果に一致の候補は表示されません。
「照合結果」セクションには、次の情報が含まれます:
前述の例では、"Pure"という名前の最初の行および"Stream"という名前の5番目の行が取込要求アイテムです。
列 | 説明 | 例 |
---|---|---|
名前 | 一致の候補の「名前」プロパティ。
Note: 照合に「名前」プロパティが使用された場合は、列ヘッダーに情報アイコンが表示されます。 |
Pure要求アイテムには、一致の候補にPureHarvest Foods、PureStream TelecommおよびPureHealth Diagnosticsが含まれます。 Stream要求アイテムには、一致の候補にStreamVault Media、StreamLine Networksおよびルール基準に一致するその他の名前が含まれます。 |
照合に使用される追加のプロパティ | 照合ルールで「名前」以外のプロパティが使用されている場合、それらは情報アイコン付きの列として列ヘッダーに表示されます。 | 前述の例の照合ルールで使用されたその他のプロパティは次のとおりです:
|
照合結果 |
取込要求アイテムには、一致の数が表示されます。 一致の候補には、「確認」が表示され、これはノード・タイプのノードが要求アイテムと一致する可能性が識別されたことを示します。 |
要求アイテムの行には、一致の数(3および5)が表示され、一致の候補の行にはすべて、可能性がある一致の候補として識別されたことを示す「確認」が「照合結果」列に表示されます。 |
照合ルールおよびスコア | 次の情報が表示されます:
照合スコアリングの詳細は、FAQ 照合スコアはどのように計算され、どのように使用しますか。を参照してください |
両方の取込要求アイテムには記号のみ照合ルールが100の信頼度レベルで表示されています。これは、一致の候補が照合ルールの基準に完全に一致していることを示します。
候補では、名前と記号および名前のみルールに低い数値が表示されています。これは、これらの候補が照合ルールの基準の一部のみに一致しているため、候補の信頼度レベルが低いことを示します。 |
ステータス | 次の情報が表示されます:
|
Pure候補のうち2つはステータスが「保留中」になっています。これは、これらがまだ受入れも却下もされていないことを示します。一方、PureStream Telecomm一致の候補は「スキップ済」になっています。 Stream候補では、最初の候補のステータスは「受入済」です。これにより、他のすべての「保留中」の一致候補のステータスが「却下済」に自動的に更新されました。 |
アクション | 一致の候補を受入れ、却下またはスキップできます。照合結果の確認および変更の適用を参照してください。 | 各一致の候補に対して「受入れ」、「却下」および「スキップ」ボタンが表示されます。 |
照合詳細
「照合詳細」セクションには、要求アイテムと一致候補の両方のプロパティが、比較できるように左右並びで表示されます。
ドロップダウン・メニューを使用して、ソース・ノードのビューポイントを(階層ビューポイントの場合は親も)選択します。
要求アイテムの更新されているプロパティは黄色でハイライト表示され、取込要求アイテムと既存のターゲット・ノード間のプロパティ値の違いは等しくない(≠)記号で示されます。
「ソース・ノード」列または「ターゲット・ノード」列のラジオ・ボタンを選択することで、一致の候補のソース・プロパティ値またはターゲット・プロパティ値を保持できます。「保持」列は、プロパティの値がソース・ノードまたはターゲット・ノードのどちらから取得されたかを示します。マージ中に保持するプロパティの選択を参照してください。
Note:
表示されるプロパティおよびデフォルトの保持設定は、ノード・タイプとデータ・ソースに対して設定された生存ルールに基づきます。生存ルールの作成、編集および削除を参照してください。