バックアップおよび障害回復

EPM Cloud環境のバックアップを作成するプロセスとはどのようなものですか。

毎日、環境のスケジュールされたメンテナンス時間に、アーティファクト・スナップショットと呼ばれるメンテナンス・スナップショットが作成されます。これには、既存のアーティファクトおよびデータのバックアップが含まれます。メンテナンス・スナップショットの概要を参照してください。

オラクル社によって本番およびテストのバックアップが保持される期間、および自分の環境へのバックアップ・スナップショットのコピー方法

OCI (Gen 2)環境では、本番環境とテスト環境のスナップショットが60日間保持されます。listBackupsおよびrestoreBackup EPM自動化コマンドを使用して、使用可能なバックアップ・スナップショットをチェックし、自分の環境にコピーします。バックアップのリストおよびバックアップのリストアREST APIを使用することもできます。

クラシック環境の場合、(本番およびテスト環境の)過去3日間の日次スナップショットと、(本番環境のみの)過去60日間の週次バックアップ・スナップショットがオラクル社によってアーカイブされます。オラクル社に、過去3日間のテスト・バックアップおよび過去60日間の本番バックアップをコピーするようリクエストできます。ただし、その期間内の特定の日付からのバックアップを使用できない場合もあります。

日次スナップショットのアーカイブ、保持および取得を参照してください。

EPM Cloud環境はどのようにリストアしますか。

メンテナンス・スナップショットを使用して、前日のアーティファクトおよびデータを復元できます。前日からリストアする場合は、アーティファクト・スナップショットを使用してリストアできます。それ以外の場合は、特定の日のメンテナンス・スナップショットを取得する必要があります。クラシック環境では、前の項で説明した制約までの古いスナップショットを提供するようにオラクルにリクエストできます。OCI環境では、必要なスナップショットを環境にコピーしてインポートできます。次を参照してください:

日次メンテナンスが開始されると何が行われますか。

日次メンテナンスの詳細は、日次メンテナンス操作を参照してください。

EPM Cloudにはどのような障害回復オプションがありますか。

Oracle Enterprise Performance Management Cloudには、環境を稼働状態にリストアするためのセルフサービス・オプションがあります。次を参照してください: