バースティング定義を作成するための簡単なステップ

表13-1 バースティング定義の作成方法

タスク 実行するサブタスク 詳細

新規バースティング定義の作成

3つの方法で新しいバースティング定義を作成できます。

  • Narrative Reportingにログインします。

    ライブラリのシステム以外のフォルダで「追加」 追加をクリックし、メニューからバースティングを選択します。

  • Narrative Reportingホーム・ページでバースティング バースティング・アイコンをクリックします。

  • Narrative Reportingの「ようこそ」パネルで「作成」をクリックし、バースティングを選択します。

新規バースティング定義の作成

バースティング・アーティファクトの選択

レポートまたはブックを選択できます。

バースティング・アーティファクトの選択

バースティング視点の設定

レポートまたはブックのバースティングPOVディメンションを設定できます。

バースティングPOVを設定するには:

  • バースティングPOVディメンションでは、POVディメンションおよびバースティング操作を実行するために必要なメンバーを選択できます。

  • グローバル視点(POV)では、レポートまたはブック内で定義されているディメンションのメンバーを選択できます。

バースティング視点の設定

ターゲット配布ファイルの使用

ターゲット配布ファイルは、対応するEメール・アドレスおよびライブラリ権限に対するユーザーまたはグループとともに、バースティングするメンバーのリストを定義するカンマ区切り値(CSV)ファイルです。

ターゲット配布ファイルを使用して、次のいずれかを実行できます。

  • PDF出力ファイルが添付されたEメールを外部ユーザー、システム・ユーザーおよびグループに送信します。

  • システム・ユーザーおよびグループに対するライブラリ・アクセス権限を設定します。

  • ローカル・ファイル・システムからCSVファイルをアップロードします。

  • サンプルのターゲット配布ファイルを使用して、独自のターゲット配布ファイルを作成します。

  • ライブラリからCSVファイルをアップロードできます。ターゲット配布CSVファイルをバースティング定義とともに保存するオプションがあります。それ以外の場合は、ライブラリ・ファイルにリンクされます。

ターゲット配布ファイルの選択

レガシー配布ファイルの使用

レガシー配布CSVファイルを使用して、Financial Reportingで以前に使用されていたレガシー・バースティングCSVファイルを利用できます。

バースティング定義の「レガシー配布ファイルの使用」で、ローカル・ファイル・システムからレガシーCSVファイルをアップロードできます。

レガシー配布ファイルの設定

Financial ReportingバースティングCSVファイルの詳細は、Hyperion Financial Reportingユーザーズ・ガイドを参照してください。

配布形式の選択

レポートをバースティングすると、PDFまたは静的な(Smart Viewでリフレッシュ不可) Excelワークブックに公開できます。ExcelまたはPDFの配布形式を指定します。

配布形式の選択

成功通知の定義

成功通知を使用して、バースティング定義が正常に実行されたことを特定の受信者に通知できます。

  • システム・ユーザーおよびグループにEメールを送信できます。

  • 指定された受信者に外部Eメールを送信できます。

成功通知の定義

失敗通知の定義

失敗通知を使用して、バースティング定義の実行が失敗したことを特定の受信者に通知できます。

  • システム・ユーザーおよびグループにEメールを送信できます。

  • 指定された受信者に外部Eメールを送信できます。

失敗通知の定義

バースティング定義のEメール・チャネルの構成

生成された出力ファイルをEメールで送信するには、これらのステップを実行します。

  • ターゲット配布ファイルを使用していない場合は、配布リストを作成します。

  • 出力ファイルが添付されたEメールを送信するための一意の添付名を指定します。

  • 件名およびメッセージ本文を使用して、指定された受信者へのEメールを作成します。

  • ノート: 生成されたレポート・ファイルを外部Eメール・アドレスに送信できます。

Eメール・チャネルの構成

バースティング定義のライブラリ・チャネルの構成

出力ファイルをライブラリに公開するには、これらのステップを実行します。

  • ターゲット配布ファイルを使用していない場合は、システム・ユーザー・リストを作成します。

  • 出力ファイルをライブラリに公開するためのアーティファクト名を指定します。

  • ライブラリでルート・フォルダを選択します。

  • 公開された出力を格納するパス階層情報を設定します。

ライブラリ・チャネルの構成

ユーザーの管理

次の構成設定で、システム・ユーザーおよびグループを追加または除去できます。

  • 成功通知

  • 失敗通知

  • Eメール・チャネル

  • ライブラリ・チャネル

ノート: ライブラリ・チャネルには、外部Eメール・アドレスを指定できません。

ユーザーの管理

バースティング定義の保存

すべての設定を確認し、必要な変更を追加して「保存」をクリックします。

バースティング定義の保存

バースティング定義処理メニューの操作

  • バースティング定義の検証

  • データ・ソースの管理

  • バースティング定義の実行

バースティング定義処理メニューの操作

バースティング定義でのプロンプトの使用

プロンプトが含まれているレポートまたはブックを使用できます。

バースティング定義でのプロンプトの使用

複数のデータ・ソースでのバースティング定義の使用

複数のデータ・ソースが含まれているレポートまたはブックのバースティング定義を作成できます。

単一のPOV選択で複数のデータ・ソースが反映されるように、データ・ソース全体に共通ディメンションが組み込まれます。

複数のデータ・ソースでのバースティング定義の使用

サンプル・バースティング定義ファイルのレビュー

サンプルをガイドラインとして使用して、独自のバースティング定義ファイルを作成します。

サンプル・バースティング定義ファイルのレビュー

バースティング定義に対するアクセス権限の設定

バースティング定義に対するロールおよびアクセス権を設定できます。

バースティング定義に対するアクセス権限の設定