オラクル社への問合せ

前述のトラブルシューティング・ステップを完了した後も、問題が修正されない場合は、次の要因を確認してからオラクル社にお問い合せください:

  • アプリケーションへの最近の変更

    アクティビティ・レポートの次の表を、ルールが良好に機能していた以前の日付のアクティビティ・レポートの使用可能な情報と比較します。この比較は、2つの日付の間で行われたアプリケーション設計の変更を識別するのに役立ちます:

    • アプリケーション・サイズ
    • Essbase BSOキューブ統計
    • 期間別の上位5件の連結ジョブおよび換算ジョブ
  • 計算の使用に関する最近の変更(たとえば、実行時プロンプトの異なる値、ユーザー変数または代替変数の変更など)、およびルールの使用に関する最近の変更(たとえば、同時ユーザーの増加)。
  • フィードバックの提供ユーティリティを使用して、Oracleサポートが問題を特定して修正する際に必要な情報を収集します。オプションで、オラクルへのスナップショットの送信に同意します。フィードバックの提供の送信資料の作成を参照してください。
  • フィードバックの提供ユーティリティで作成された参照番号を示す技術的サービス・リクエストを送信します。技術的サービス・リクエストの送信を参照してください。

    サービス・リクエストで、次の質問に回答します:

    1. この問題が最新の月次更新後に発生するようになったかどうか。
    2. 問題が最初に検出されたのはいつですか(必須)
    3. この問題を引き起こす可能性のあるアプリケーションまたは使用方法に最近変更はありましたか。
    4. 残っているメタデータ検証エラーはありますか。はいの場合、それらをクリアできない理由は何ですか。
    5. Financial Consolidation and Closeの管理計算スクリプトの検証警告の解決にリストされている、挿入ルールに関するすべての警告を修正しましたか。
    6. 問題が発生しているユーザーはどの程度いますか(すべて、1人、一部)。この問題が発生しているユーザーが一部のみである場合、この問題が発生していないユーザーとどのような点が異なりますか(わかる場合、アクセス・レベル、セキュリティ割当てなど)。
    7. Oracle Hyperion Financial Managementから移行しますか。
    8. これはクリティカルな停止か。

    サービス・リクエストで次のものをオラクル社に提供してください:

    • このガイドの各項に基づいて実行したトラブルシューティング・ステップの結果を識別する文書。
    • 連結が期待どおりに機能していたまたはパフォーマンスが期待どおりであった最後の時点の環境のスナップショット(可能な場合)。
    • POV
    • ユーザーおよび代替変数
    • 予想および実際のパフォーマンス・パラメータ(たとえば、連結の予想時間と実際の時間)