この項の手順を使用して、Oracle Fusion Cloud Enterprise Performance ManagementのREST APIに関連する問題を解決します。
適用対象
Planning、Planningモジュール、フリーフォーム、Financial Consolidation and Close、Tax Reporting、Account Reconciliation、Profitability and Cost Management、Enterprise Profitability and Cost Management、Oracle Fusion Cloud Enterprise Data Management、Narrative Reporting、Sales PlanningおよびStrategic Workforce Planning。アイデンティティ・ドメインの検索
REST APIを実行するとき、アイデンティティ・ドメインを正しく指定していることを確認します。
次のいずれかの方法を使用して、アイデンティティ・ドメインを識別します:
https://epm-exampleDomain.epm.dataCenter.oraclecloud.com/epmcloud
というURLでは、アイデンティティ・ドメイン名はexampleDomain
です。Cloud EPMのパスワード変更後のスクリプト実行の失敗の解決
oraclecloudadmin_ww@oracle.com
から定期的なパスワード期限切れの警告が送信されます。パスワードを変更した後、古いCloud EPM資格証明を使用してスクリプトを実行すると、失敗します。
暗号化されたパスワード・ファイルを使用してスクリプトを実行する場合は、新しいパスワードが反映されるように、encrypt EPM自動化コマンドを使用してパスワード暗号化ファイルを更新します。スクリプトでプレーン・テキストのパスワードを使用する場合は、パスワードを更新してください。
資格証明の確認
REST APIを使用して環境にサインインできない場合は、ブラウザまたはEPM自動化を使用して、REST APIで使用している資格証明を使用して環境にサインインします。サインイン試行が失敗する場合は、ログインの問題の解決を参照してください。
IP許可リスト使用可能環境でのアプリケーション・スナップショットのコピーAPIの失敗の解決
現在の環境でIP許可リストが構成されている場合、アプリケーション・スナップショットのコピーAPIの発行中にエラーが発生する可能性があります。これを修正するには、Cloud EPMのデータ・センターおよびリージョンのアウトバウンドIPアドレスを参照して、アプリケーション・スナップショットのコピーAPIパラメータで指定したソース環境のアウトバウンドIPアドレスを特定し、それを現在の環境の許可リストに追加します。現在の環境が配置されているIdentity Cloudサービスでネットワーク・ペリメータを使用している場合は、ソース環境が配置されているデータ・センターまたはリージョンのアウトバウンドIPアドレスをこのネットワーク・ペリメータに追加することも必要です。あるいは、データ・センターまたはリージョンのアウトバウンドIPアドレスをネットワーク・ペリメータにのみ追加し、現在の環境では許可リストを設定しないことを選択することもできます。
IP許可リスト使用可能環境でのSFTPからのコピーおよびSFTPへのコピーAPIのエラーの解決
SFTPサーバーでIP許可リストが有効になっている場合は、Cloud EPM環境をホストするOCIリージョンのアウトバウンドIPアドレスをSFTPサーバーのIP許可リストに追加する必要があります。使用できるアウトバウンドIPアドレスについては、Cloud EPMのデータ・センターおよびリージョンのアウトバウンドIPアドレスを参照してください。
お問合せ
ブラウザまたはEPM自動化を使用してサインインできるが、REST APIを使用してサインインできない場合や、REST APIを使用してサインインできるが、APIの使用中にエラーが報告される場合は、Oracleサポートにお問い合せください。