Oracle ERP CloudでのBI Publisherレポートへのドリルダウン・プロセスの説明

Oracle Fusion Cloud Enterprise Performance ManagementからOracle Business Intelligence Publisherレポートにドリルダウンする方法の概要を次に示します

  1. ドリルのターゲットとして使用するBI Publisherレポートを定義します。これには、問合せ抽出、データ・モデルおよび必須パラメータが含まれます。

    詳細は、次を参照してください:

  2. 元のBI Publisherレポートに基づく必要なパラメータが含まれたドリルダウンBI Publisherレポートを作成します。

    イメージはカタログ・ページを示します。

    たとえば、「通貨」や「請求書」を含める場合があります。

    イメージは「通貨」および「請求書」パラメータを示します

    結果には、通貨および請求書詳細のパラメータを使用したCloud EPMからのドリルスルーで使用される「請求書詳細」レポートが示されます:

    イメージはBI Publishレポートのドリルダウン結果を示します。

  3. データ統合で、BI Publisherレポート・データ・ソースを使用するアプリケーションを作成します。

    詳細は、Oracle ERP Cloudアプリケーションの登録を参照してください。

  4. 新しい統合を作成し、ソースとしてのデータ・ソース・アプリケーションおよびターゲット・アプリケーションを選択します。次に、残りのステップを実行して統合を作成します。

    イメージは統合の作成ページを示します。

    1. インポート・フォーマット、ロケーションおよびディメンション・マッピングを作成することにより、Oracle ERP Cloudデータ・ソースとターゲット・アプリケーション間の統合マッピングを設定します。

      ディメンションのマッピングを参照してください。

    2. ディメンションのマッピング・ページの「ドリルURL」で、ドリルスルー・レポートのパラメータを入力します。

      これらのパラメータはワークベンチから参照され、ドリルスルーを動的にします。

      イメージはドリルURLの編集ページを示します。

    3. メンバーをソースからターゲットにマップします。

      メンバーのマッピングを参照してください。

    4. ソースおよびターゲットのオプションを選択します。

      データ統合オプションの設定を参照してください。

    5. 統合を実行します。

      統合の実行を参照してください。

      統合の実行後、ソース・データがワークベンチに表示されます。

      イメージはワークベンチを示します。

  5. ホーム・ページから「ナビゲータ」をクリックし、タスクおよびレポートの「データ」(イメージは「データ」アイコンを示します。)を選択します。

  6. データの入力 ページの「ライブラリ」の下から、ロードされたソース・データを含むフォームを開きます。

    イメージはデータの入力ページを示します

  7. ドリルダウン・データを含むセルを選択します。

    イメージはデータ・ロード・ページを示します。

    セルの右上隅のアイコンイメージはドリル可能なセルを示します。は、ドリルスルー・データがあることを示します。

  8. ドリルダウン・データを含むセルを右クリックし、「ドリル・スルー」を選択します。

    イメージはデータ・ロード・ページを示します

    「ドリル・スルー」を選択することによって、Cloud EPMのデータ・フォームからOracle ERP CloudのBI Publisherレポートにドリルできます。

  9. データ・ロード・ページで、「ソースにドリル・スルー」リンクをクリックします。

    イメージはデータ・ロード・ページを示します

  10. 金額詳細ページで、金額を右クリックして「ソースにドリル・スルー」を選択します。

    イメージは金額詳細ページを示します。

  11. 詳細ページで、ドリルスルーの結果を確認します。

    イメージは詳細ページを示します。

    オプションで、詳細ページの下部までスクロールして、残高を構成する詳細をCloud EPMで確認できます。

    イメージは詳細ページの「合計」を示します。