フラット・ファイルを使用したアプリケーション・ディメンションの更新

注:

「ディメンション管理」を使用して、アプリケーションで最新のディメンションとメンバーを表示することができます(ディメンション管理を使用したディメンションの表示、作成および編集)。ディメンションを直接編集することもできます。

この項で説明しているフラット・ファイルを使用した更新は、多数の更新が必要なときに、より自動化された方法で更新する場合に有用です。

フラット・ファイルを使用してディメンションを更新する際は、そのディメンションの新しい定義を含むフラット・ファイルをインポートします(各ディメンション用のフラット・ファイルの準備)。更新を始める前に、そのフラット・ファイルを「受信ボックス」にアップロードしておく必要があります(ファイル・エクスプローラでのファイルの転送)。

フラット・ファイルを使用してディメンションを更新する方法を学習するには、次のビデオを参照してください。

video cloud png 『Oracle Profitability and Cost Management Cloudのメタデータの更新』

フラット・ファイルを使用してProfitability and Cost Managementディメンションを更新するには:

  1. Profitabilityアプリケーション・コンソールを開きます(Profitabilityアプリケーション・コンソールおよびその他のアプリケーション機能の使用方法)。
  2. 「アプリケーション」タブで、「アクション」をクリックし、「ディメンションの更新」を選択します。

    通常は、更新前分析を実行してから、「ディメンションの更新」を選択します。

  3. オプション: 更新前分析を実行します。
    1. オプション: 「更新前分析」で、「ディメンションの検証」を選択して、選択した各変更が有効であることを検証します。このオプションは、ディメンションを更新しません。すべてのディメンションが選択されると、このオプションはアプリケーション・レベルのディメンションの検証も実行します。

      検証エラーおよび影響分析の結果が「ジョブ・ライブラリ」に表示されます。

    2. 「更新前分析」で、「影響分析」を選択して、デプロイするアプリケーションと、Profitability and Cost Managementの既存のアプリケーションの比較を実行します。「影響分析」を選択すると、「ディメンションの検証」オプションが自動的に選択されます。
    3. 「OK」をクリックします。
      変更されたディメンションは検証されますが、更新はされません。次の情報が表示されます:
      • 新しいメンバー

      • 削除されたメンバー

      • 親の再設定メンバー

      • Level0を持つメンバーの変更

      • アプリケーション・アーティファクトの参照に関する影響

      検証エラーおよび影響分析の結果が「ジョブ・ライブラリ」に表示されます。

  4. オプション: 「ディメンションの更新」を選択し、変更が含まれる選択したディメンションを更新します。
    1. 「ディメンション」で、「受信ボックス」を参照し、更新するディメンションのフラット・ファイルを選択します。
    2. 「OK」をクリックします。
      例外がある場合は、ジョブ・ライブラリに報告されます。ディメンションの選択に応じて、選択したディメンション・メンバーが追加、更新または削除されるか、選択したフラット・ファイルがインポートされます。

注:

更新するすべてのディメンションのフラット・ファイルがインポートされるまで、必要なステップを繰り返します。その後、データベースのデプロイの説明に従ってアプリケーションをデプロイします。

ヒント:

Profitabilityアプリケーション・コンソールを使用してディメンションを更新するたびに、ジョブ・ライブラリにジョブ・エントリが自動的に作成され、アプリケーションの検証と更新が行われます(アプリケーション・ジョブ・ライブラリのタスクの表示)。

ディメンションを更新した後で、「ディメンション管理」またはサービス内の別の場所で更新内容を確認するには、Profitability and Cost Managementをログアウトしてから再度ログインする必要があります。