このフォームを使用して、取得した繰延税金資産/負債の税率変更金額に対する税引前、税効果および利益と損失(P&L)の調整を入力できます。今年度の取得は、「取得」フォームの「一時差異」および「繰延税金」列に入力できます。取得金額の結果であるすべての税率変更は、システムで計算されます。
システム内の税率変更調整は、利益と損失(P&L)費用として記録されます。P&Lに影響を与えない税率変更に対してP&Lを調整するには、「取得」フォームに変更を入力します。
シナリオ例
- ホーム・ページで、「取得」カードをクリックして、取得(国)フォームを開きます。取得 - 税金入力および税率変更の影響 - 取得合計という新しい2つの取得列が表示されます。
- POVを定義します。「適用」をクリックします。
- Temp 1シナリオで、税引前、税金入力および税率変更の列に取得値を入力します。Temp 2およびTemp 3シナリオにも同様に値を入力するか、または空のままにすることもできます。ユーザーが税引前金額にのみ値を入力し、税金入力に金額を入力しないと、同じ勘定科目は繰延税金に影響を与える税金になりません。その場合、税率変更は、期末残高が期末レートと一致するように計算されます。
- 「保存」をクリックして、入力したデータを保存します。フォームの「アクション」で、「連結」を選択してから「起動」をクリックします。
- 「ナビゲータ」 > 「パッケージ」 > 「一時差異」の順にクリックします。
- 必要な行と列を展開します。「取得」列にデータがあることを確認できます。
- 「繰延税金」タブをクリックして、税効果データおよび税率変更を表示します。
- 「繰延税金転記DTNR」タブをクリックして、同じ値を表示します。
- 「ナビゲータ」ウィンドウで、「税引当(国)」の下にある「TAR」をクリックします。次の点に注意してください:
- 取得の税率変更の影響は繰延費用として表示される必要があり、繰延税金資産または繰延税金負債として逆仕訳されます。
- 取得および取得の税率変更の調整は、繰延税金資産または繰延税金負債として開始し、取得合計列で逆仕訳される必要があります。
- 「ナビゲータ」ウィンドウで、「ETR」 > 「税引当(国)」の下にある「国のETR」をクリックします。
- 繰延税金費用合計行を展開します。
- 税率変更合計行を展開して、税率変更 - 取得のデータを確認します。
- 同様に、「連結ETR」タブをクリックして、税率変更 - 取得のデータを確認します。
関連項目: