プログラムへのカスタム・オブジェクト・レコードの送信
リンクされたカスタム・オブジェクト・レコードをコンタクト・オブジェクトまたはカスタム・オブジェクト・プログラムのリスナー・ステップにプッシュします。「カスタム・オブジェクト・レコード・サービス」を使用すると、カスタム・オブジェクトをトリガーして、新規のリンクされたレコードが作成されたときにはそれを送信したり、既存のレコードのフィールド値が変更されたときにはそのレコードを送信できます。
注意: カスタム・オブジェクト・レコードをプログラムに送信する前に、プログラムを作成してアクティブ化する必要があります。
前提作業:
- プログラム・キャンバスでカスタム・オブジェクト・プログラムを作成し、リスナー・ステップをプログラムに追加します。リスナー・ステップは、カスタム・オブジェクトのレコード・サービスによってプッシュされた新しいまたは変更されたカスタム・オブジェクト・レコードをリスニングします。リスナー・ステップには、必ず、わかりやすい名前を指定して簡単に識別できるようにしてください。
リンクされたカスタム・オブジェクト・レコードをプログラムに送信する手順は、次のとおりです。
- 「オーディエンス」 にナビゲートし、「カスタム・オブジェクト」を選択します。
- 操作するカスタム・オブジェクトをオープンします。
- 「カスタム・オブジェクト」をクリックし、「カスタム・オブジェクト・レコード・サービス」を選択します。
「サービスの管理」ページがオープンします。
プッシュをトリガーするには、次の2つのレコード・サービスのいずれかに処理ステップを追加します。
- 新規データ: 登録されている新規レコードがないかカスタム・オブジェクトをチェックします。
- 変更データ: 既存のレコードのフィールド値への変更がないかどうかをチェックします。
- 「新規データ」または「変更データ」のいずれかのドロップダウン矢印をクリックし、「サービス処理の編集」を選択します。
- 「処理ステップの追加」をクリックします。
- 「ステップ」ドロップダウン・リストから「プログラムのステップに追加」を選択し、摘要を追加します。
- 「追加」をクリックします。
処理ステップが新しい「処理ステップの編集」構成ウィンドウにオープンします。
- 「ソース・タイプ」として定数を選択し、「値」として「カスタム・オブジェクト」を選択します。
- 「条件付きパラメータ」セクションで、「ソース・タイプ」として定数を選択します。「値」としてプログラム・リスナー・ステップを選択します。
- 「この処理ステップの実行」を行うかどうか、行うならいつどのように行うかを決定する次の4つのオプションから1つを選択します。
- 常時: このステップを常に実行します。
- 次の条件が満たされた場合のみ: 条件が満たされた場合、このステップが実行されます。フィールドを選択し、目的の値を構成する必要があります。
- 次のデータ参照基準が満たされた場合/満たされない場合: 特定のデータ参照条件が満たされた場合、このステップが実行されます。参照基準を追加および編集する必要があります。
- なし: このステップが実行されることはありません。ステップを削除することなく無効にするには、このオプションを選択します。
- 変更内容を保存し、「サービスの管理」ページに戻ります。
- 「新規データ」または「変更データ」(これまでのステップで構成した2つのうちのいずれか)の横にあるドロップダウンをクリックし、「カスタム・オブジェクト・レコード・サービスの有効化」を選択します。
カスタム・オブジェクト・レコード・サービスを有効にしたら、プログラムのリスナー・ステップをオープンし、「ソースの表示」をクリックして、ソースとしてカスタム・オブジェクトを検証します。カスタム・オブジェクトの名前が「アクティブ」タブの下にリストされます。